オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt |
80pt
GOOD!
まず前提として龍が如くシリーズは一切プレイしておりませんのであしからず
ゲームシステム、シナリオ、サウンド等すごくいい感じにまとまってますね、キムタクはこの際置いといてオープンワールド系では
かなりレベルの高い感じがします。
後シナリオも入りやすいので続きが気になって一気にやってしまいました
BAD/REQUEST
これと言ってあんまりないのですが一部ミニゲームが難しい感じですかねー
他には個人的にガールフレンド関係は蛇足なような気もしました、一応ヒロインぽい人がいるのに他にも現地妻作ってる感じがどうにも
COMMENT
最初に述べたように龍が如くシリーズはまったくの未経験で探偵物&オープンワールドに惹かれて購入
DLCが救済用で別課金必須じゃないのも高ポイントですね、次回作にも期待です
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt |
80pt
GOOD!
脚本が龍が如く0を担当した方ということもあり、ストーリーはとても素晴らしいかったです。すっかり引き込まれてしまいました。
中盤くらいまではメインストーリーとサイドケースをバランんすよくやりましたが、後半はメインが気になりクリアしてしまいましたが、
クリア後にはシリーズお馴染みの「プレミアムアドベンチャー」でコンプリートできます。
サブストーリーはどれも楽しく飽きることなくできました。
後、探偵アクション(尾行、聞き込み、鍵開け、変装)とても楽しめました。
ミニゲームもどれも楽しめましたが、特に、VRスゴロクは面白かったです。
是非、続編期待しています。
BAD/REQUEST
特にないですが、カラオケが出来なかったのが残念ですね。
後、舞台が神室町じゃなくても他の場所でもよかったかなと思いました。
龍が如くシリーズで神室町を歩くと変化があって面白いんですが、ジャッジアイズは別の場所を続編では期待したいです。
COMMENT
PS4pro
動機、龍が如くシリーズが大好きなので購入しました。
キムタクというキャラが良かったです。
テレビでみてるかっこいいキムタク、テレビではみれない笑えるキムタク、
両方みれてよかったです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 5pt | 5pt | 5pt | 4pt | 2pt | 4pt |
83pt
GOOD!
◆万全のキャスティング、ゲームデザイン
主演は元SMAPの木村拓哉。
21世紀の大河ドラマ常連・谷原章介。
無名塾出身の個性派俳優・滝藤賢一。
バラエティから映画までこなす熟練俳優・中尾彬。
幅広いファン層を持つ電気グルーヴボーカル・ピエール瀧(ただし新装版には未出演)
龍が如くシリーズおなじみの東京神室町を舞台にしつつも、これまでのやくざ社会とは一線を画す
探偵と法曹の世界観を描いたリーガルサスペンスアクションというジャンルの開拓とキャスティングの
力の入れようには頭が下がる。主題歌を歌う[ALEXANDROS]のアルペジオもまた
従来の龍が如くのイメージから一新させることにも一役買っているだろう。
◆全く新しいゲームデザイン
先述したように本作はリーガルサスペンスアクションである。
探偵・弁護士の二足の草鞋を履く主人公の仕事は、猫の捜索や浮気調査、殺人事件の弁護まで幅広い。
ゲーム界隈でのマンネリ化が叫ばれるいわゆる「おつかいクエスト」をそれらにあたっての
必要な証拠・証言・証人集めとして見事に転嫁させているジャンルであると評価する。
◆ドラゴンエンジンを利用して「あの木村拓哉」を操作できる。
バトル・ゲームデザインはおおむねこれまでの龍が如くシリーズのそれと変わっていない。
しかしプレイヤーはあの木村拓哉演じる「八神隆之」となって龍が如く特有の豪快で大味なバトルに、
バカバカしくも面白おかしいサブストーリーに、プレイスポットに興じることが出来るのだから、
90年代から彼を知る年代のファン層としては彼になりきったような感情移入ができるだろう。
◆新作でも光る作曲陣の仕事
BGMの担当は龍が如くシリーズに引き続いて庄司英徳氏。
これまでの極道たちの命のやり取りを表現した切迫感ある曲と違い、
大都市を駆け巡る一人の探偵による街のケンカや黒幕たちとの対決を表現した垢ぬけた作曲は一言でかっこいい。
BAD/REQUEST
◆ストーリーの詰めが甘かったように感じる。
リーガルサスペンスアクションというだけあってストーリー内では証言集めや法廷でのやりとりの場面が
多く見られる。犯罪の証拠を集めて法廷で立証するというプロセスは素人なのでよく分からないが
終わってみればストーリーの大半はラストに対峙するラスボスの正体を掴み、阻止することに
重きが置かれているようであった。そのためストーリーの発端と中盤に発生する、とある事件の
冤罪を証明する法廷での場面においてはその掘り下げが弱かったように思える。
◆いまいち盛り上がらないクライマックス
この開発陣のこだわり?としてラストは夜の高層ビルの屋上、ないしはそれっぽい場所でのバトルというのが
定番のプロットなのだが今作はそうではなかった。歴代作品のプレイヤーとしてはちょっと物足りなかった。
◆難易度が高い
当方ハードモードでのクリアにあたり、気になった点がバトルシーンでの難易度の高さである。
ハードなのだから難しくて当然なのかもしれないが、龍が如くシリーズの問題点として
多数の敵と遭遇すると否応なしにタコ殴りに遭う点が挙げられる。
今作は一度の通常戦闘に3~6人程度(もっといるかな?)の敵と遭遇するが、敵の攻撃が激しいと
対面している敵の対応をする間もなく背後からでもお構いなしに攻撃を加えてくる。
その結果、開始時体力バーが満タンでも戦闘が終わるころには半分ないしは瀕死、回復アイテムをガバガバ使って
ようやく切り抜けられた、という人も多いのではなかろうか。
◆今作一番の困ったちゃん「致命傷」システム
「致命傷」は敵の銃撃や特殊な攻撃方法を持つボスキャラの攻撃を受けると発生し、体力バーが減少する。
減少した部分の体力は回復アイテムや食事では回復せず、神室町の端っこにある闇医者の治療を受けるか、
彼が販売するアイテムを使用しないと治癒できない。このときの料金が2~12万円とやや高額であるため、
歯ごたえのある戦闘が味わいたいと思っても、致命傷のせいで思い切った戦闘が楽しめなかった。
◆プレイスポットをサブストーリーに組み込むのはやめてほしい
とあるサブストーリーには一部マージャンやポーカーなどのプレイスポットを行うものが存在する。
テーブルゲームが苦手な自分にとってルールの知らないこれらのギャンブルは大きな障害であった。
COMMENT
難易度:ハードモード
サブストーリー:すべてクリア済み
クリア時間:50時間程度
総評としてはリーガル要素薄めの「サスペンスアクション」であった。
長年とりあえず殴って進展、解決というキャラを描いてきたのでその辺を突き詰めることが難しかったであろうことは
作中の八神隆之の無茶な調査手法の端々にも現れていた。だがそんな一見、荒唐無稽でむさいところも
龍が如くスタジオの魅力であり、男が真似したくなる男、木村拓哉だからこそいい感じにさっぱりと見せてくれた印象がある。
ゲームとしての難易度は総じて高いものの、それもこれも主人公が探偵事務所という一個人事業主であることを勘案すれば
銃撃されてもピンピンしている極道の元組長の人外っぷりに慣れさせられていたことを実感するゲームとなった。
GOOD!
龍が如くスタジオの最新作です。龍が如く6の出来がアレすぎたので極2は余裕でスルーだったのですが、体験版をプレイしたら楽しかったので購入しました。
〇キムタクを始めとしたキャスティング
まずはやはりここに触れなければならないでしょう。
本作の主人公であるキムタク演じる八神探偵は元弁護士で頭も切れる、喧嘩も強いし度胸もある、しかも男前という超ハイスペック。特に喧嘩は桐生ちゃんのように完全に人間離れした強さです。しかしまぁ、キムタクなんだし、それくらい当然だよなぁ?と、「主役がキムタクである」というだけで納得してしまえるだけの強烈な説得力があります。DLCを導入するとバトル中に気弾を撃ったりパワーゲ〇ザーを出したり更に人間離れしてしまいますが、キムタクならカメ〇メ波くらい出せてもおかしくないので問題なし(?)。
また悪役のピエール瀧さんが非常に良い。凶悪で強力、恐ろしくて憎たらしい奴なんだけどどこか憎み切れないところがある……みたいなキャラを演じますが、本当にいい味を出しています。ピエール瀧さんだけでなく本作の俳優さんは全員素晴らしいです。
ちなみに本職の声優でないかたが声を演じると、特に戦闘中の掛け声とかが微妙になることが多いですが(例:大誤算)、本作ではそれも全く問題ありません。
〇バトル
桐生ちゃんは腕力に物を言わせたパワースタイルでしたが、本作の八神はカンフーを基本にしたアクションスタイルとなります。壁を蹴っての三角飛びや相手を飛び越えて背後に回るなど、桐生ちゃんで実現するのは難しかったであろう軽快なアクションも多数搭載されています。個人的には「発勁」が気に入りました。威力も高いし命中時のエフェクトが気持ちいい。ヒートアクションにあたるEXアクションも、一部過去作からの使いまわしはありますがそれも微々たるもので、どれも派手で良いです。
そんな主人公の高いポテンシャルに合わせて本作は敵もやや強めです。雑魚敵が攻撃を食らいながら反撃してこちらのコンボに割り込んでくるのは当たり前。序盤は精々金属バットや鉄パイプくらいだったのが、終盤では当然のように日本刀や銃で武装して襲いかかってきます。それに対して我らが八神は基本素手(または自転車、看板など)で戦います。武器の携帯はできませんし、バットなどはともかく敵の落とした刃物や銃は拾えません。さすがにキムタクが刺したり撃ったりするのはまずいという判断でしょうか。その割にはビルの屋上から投げ落とすEXアクションがありますが……。ま、まあ、技の説明にも「死んでない」って書かれてるし、セーフです、セーフ(錯乱)。
またデモ中でもカンフーアクションを色々とやってくれて、そこも面白かったです。
〇サイドケース等
メインストーリーは大真面目ですが、ケツに針を刺されて「ふぬーっ!」とか言ったり、裸の大男を追いかけて街中を走り回ったりと、サイドケースは大分ギャグに振りきってます。キムタクもよくここまでOKしたなと思うくらい。さすが被り物をしてコントをやったりしてただけのことはあります。桐生ちゃんはとにかくぶっ飛ばして解決、終わり!って感じのが多かった印象ですが、本作では依頼の解決方法のバリエーションが豊かでそこも良かったと思います。
〇フレンド
仲良くなった住人と街中ですれ違うと挨拶してくれます。その際に立ち止まるとこちらも軽く手を挙げて挨拶できます。欲を言えば「よう」とか「こんちわ」とかの一言でいいので何か喋ってほしかったですが、「街に根差した探偵」というのを表現するのに一役買ってると思います。
BAD/REQUEST
〇偏りすぎな探偵アクション
変装、潜入、尾行などの探偵アクションが楽しめますという謳い文句ですが、変装や潜入は数えるほどしかありません。その代わりに尾行がとにかく多い。そしてこの尾行があんまり楽しくありません。単調で微妙です。
〇部屋の模様替え等
クローゼットの上などにUFOキャッチャーで取ったぬいぐるみや質屋で買ったアイテムを配置して模様替えができる……のですが、自由度があまり高くないです。ていうか入り口近くはともかく、クローゼットの上は高すぎて配置したアイテムもあんまり見えません。模様替えができること自体は決して悪いことではないので、もうちょっと練り込んでほしかったです。
〇ガールフレンド
依頼の中で知り合った女性と恋仲になることができますが、どこぞの屋根ゴミほどではないにしても四股ができてしまいます。四股かけるかどうかはプレイヤー次第なのでそれは別にいいんですが(良くない)、問題はそうして彼女になった後です。こっちから連絡して一緒にプレイスポットで遊べるだけで、他に何もありません。こちらからしない限り向こうからは一切連絡してくれません。本当に付き合ってるの? ……ビルの管理人さんから探偵事務所の冷蔵庫に料理の差し入れを貰えるという要素があるんですが、それをガールフレンドからってことにすれば良かったのではないかと思います。正直、こんな仕様ならこのガールフレンドの要素はいらなかったです。
〇トロフィーコンプを阻む敵
過去作でもありましたが本作でもあります。「ぷよぷよでライバルを全員撃破する」。本っっっ当に腹が立つ。本編中の要素やミニゲームでならまだしも、ミニゲームですらない「別ゲーム」でどうして本作のトロコンを阻まれなければならないのか。ならばせめてもっと条件を緩めてほしい。ていうかせめてコンティニューさせてくれ。私は幸い突破できましたが、このぷよぷよのせいでトロコンを諦めてしまった人も中にはいるでしょう。
もうぷよぷよは二度とやりたくないです。ていうかスペースハリアーとかファンタジーゾーンとか、過去作で収録したことがあるゲームはもう全部いらない。
〇QTE
チェイスと一部のボス戦にしかなく、また入力の猶予もかなりあって簡単なのですが、そもそもいらないです。
〇ストーリー
BADに書くほど悪いというわけでもないんですが、GOODに書いた要素と比べると見劣りするレベルなのでこちらに。
殺人事件の調査から始まり、次第に過去の事件まで含めた大きな事件に発展していく……という内容ですが、次から次へと事件が起きて先の展開がとても気になります。ですが強引な展開や無理矢理に感じる部分があったり、実際の死因と検死結果に齟齬があったりと、ミステリーやサスペンスとして考えるとかなりお粗末なところがあるのが残念です。といってもいつもの如くシリーズからすればかなりマシな部類に入るので、あくまでもサスペンス「風」のストーリーとして楽しむ分には問題ないかと思います。
それと別に本作だけの問題ではないのですが、発売前に公開されたPVで終盤はおろかエンディングの場面まで流してしまっているのはどうかと思います。実際にその場面まで辿り着かなければそれがエンディングの場面だとはわからないから問題ないという意見もあるでしょうが、実際私は初見プレイで「そういえばPVのあれとあれの場面を見てないな、多分あれがエンディングだから、ここから先はこんな流れになるんだろうな」と予測できてしまっていました。またPV中に、黒のレインコートの人物が殴られて呻き声を出す場面があります。この人物の正体がストーリーにおいて非常に重要で、私はわからなかったですが、耳の良い人ならその声だけで正体が予想できてしまっていたのでは? これがストーリーなんかどうでもいいアクションゲームなら別に構わないのかもしれませんが、一応サスペンスを名乗るならもっと気を遣ってPVを作成するべきではないかと思いました。
〇「こりゃうまい」
料理を食べたときのボイスですが、全然うまそうに聞こえないというかむしろまずそう。唯一、ここだけは録りなおしてほしかったです。
COMMENT
〇味方
戦闘中にサイドケース等で仲間になったキャラがランダムで加勢に来てくれるという要素がありますが、そいつが戦闘終了後に毎回同じ台詞を言ってから立ち去ります。結構な頻度で加勢に来てくれるのですが、そのたびに戦闘後に5秒ほど余計に待たされることになるので、これが結構ウザいです。……が、アップデートで改善されました。これからプレイする予定の人はアップデート推奨です。
全部入りのDLC購入済み。サイドケースも全てクリアして約80時間かかりました。不満もありますがそれを差し引いても満足できる出来でした。
クリアするだけなら簡単ですが、トロコンを目指すとなると難所がいくつかあるので(個人的にはドローンレースのタイムアタックとぷよぷよの二つが壁)、それなりに時間をかける必要があると思います。逆に言えば数少ない難所さえ乗り切れればあとは時間をかけるだけでトロコン可能だと思います。
ストーリー等を追加するDLCは難しいそうなので、それならば是非ともジャッジアイズ2を制作してほしいです。そう思える良作でした。