【PS4】Devil May Cry 5(デビル メイ クライ 5) レビュー
発売元 | カプコン (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2019-03-08 |
価格 | 7549円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象 暴力 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:スタイリッシュアクション ■ プレイ人数:1人(オンライン:1~3人) ■ PS4 Pro ENHANCED:PlayStation 4 Proでプレイすると一部の映像表現が強化されます 【PS Plus加入必須】オンラインマルチプレイを楽しむにはPlayStationRPlus(有料)への加入が必要です。 |
- 総合ポイント
- 58
- (難易度)
- 2.25
- レビュー数
- 4
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 4pt | 5pt | 4pt | 3pt | 3pt |
80pt
GOOD!
・いつもどおりのDMCだけあって多彩なアクションを活かした攻めやコンボはかなりの爽快感です。ネロのEXACTの猶予やダンテのRGの仕様等、細かい部分が調整されていてさらに遊びやすくなっていると思います。
・シークレットミッションはDmC同様、一度入ればメインメニューから挑戦できるのでやり直しが楽に。
・無料DLCのBPは到達済みの階層を選んでプレイできるようになった。苦手な階層を練習したり好きなボスで遊んだりできるのは嬉しい。
・BGMも相変わらずカッコいい。特にネロの戦闘曲の「Devil Trigger」は今作を代表する曲といっていいでしょう。ムービーやバトルをしっかり盛り上げてくれます。
・戦っててダルく感じるような敵はほとんどおらず、ちゃんと対策すればどの敵もスムーズに立ち回れる。ただ高難易度だと例外がいますが・・・。詳細はBADで。
BAD/REQUEST
・ロードが長い上に回数も多い。繰り返し遊ぶゲームなのでかなり気になります。
・ブルーオーブやパープルオーブの取得状況が確認できず、どのミッションで取ったかを忘れると虱潰しに探すハメになる。
・各ミッションのランク評価が不安定。適当でも容易にSランクを取れるミッションもあれば、意図的にスタポを稼ぐプレイをするかノーダメージクリアでないとSが困難なミッションもある。M10やM18は多くの人が頭を悩ませたのではないでしょうか。
・DMDでDTを引いた一部の敵が異常に硬い。与えられるダメージがDMD補正で50%、DT発動でさらに50%されることが原因なのですが、ダンテやネロならDTを引かせる間もなく瞬殺できるような攻撃手段があるので準備していけばそれほど問題はありません。問題はブイで、他の二人のような強力な攻撃を持たないのでどうしても長期戦になります。特にプロトアンジェロという敵は瀕死になると被ダメが50%になる性質があり、前述のDMD補正とDTと合わさって元の12.5%しかダメージが入らなくなるため驚異的な硬さになります。こいつ2体をブイで相手にする場面だけはダルかったです。
・今作はシェアードシングルプレイと銘打たれたオンラインプレイ要素があり、場面によっては他のプレイヤーと共闘もできるのですが、正直あまり活かされていません。他人のプレイを鑑賞しようにも妙に遠かったり、障害物で見辛かったりする場所が多く、共闘もM7とM13しかないうえM7は最後まで進めないといけないので面倒です。本編とは別にシェアードシングルプレイを満喫できるモードでもあればもっと盛り上がったであろうにもったいないです。またDmCにはあったランキング機能もない。
COMMENT
トロコン済み。最初に書いたように「いつものDMC」といった内容です。そこまで革新的な要素があるわけではないですが、もうロックマンあたりと同じで大きくゲーム性を変えなくても面白いものは面白い作品ですね。
GOOD!
グラフィック…カプコンのオリジナルエンジンで生まれ変わったキャラクターの見た目はすごくいい。4までのアニメ寄りの感じも好きだがこれもこれで良い。うまく出来ていると思います。
操作の簡易化…私は別に今までのままでも良かった派ですが、エネミーステップが簡単になったりと、間口を広げるのはとてもいいことだと思います。
BGM…今作は戦闘BGMを過去のものにすることが出来、とても満足でした。
BAD/REQUEST
リアル路線の弊害…開発のインタビューで、たとえもし映画化の話などが来てもいいように演出を洋画のような感じにすることを目指したようですが、そもそも私達プレイヤーはゲームをプレイしたいのであって、そこを阻害される要素は嫌がられるというのは普通ならわかると思うんです。
ですが実際は何回も繰り返しプレイするゲーム性の割にはミッションスタート時にいちいちムービーのための長めのロードが入ったり、コンテニューするのかどうかの選択時にも演出が入ったり、リアル寄りのグラフィックに合わせたせいかモーションにいちいち硬直があったりと、過去作と同じノリでスタイリッシュにゲームをプレイさせてくれない要素がいくつかあります。
映像作品としてみればキャラの動きがリアルっぽくていいのでしょうが、実際にゲームをプレイするともっさりと感じることも少なくありませんでした。個人的にはそこまでキャラの挙動をリアルにする必要はないんじゃないかと思っています。どうせムービー中ではメチャクチャな動きをしていたり、ゲーム中にはワープしたりするのでw
ロックオン…明らかに劣化しています。ロックオンの優先順位をプレイヤーが選択できません。前作では選択出来ていた要素でしたが。
カメラ…自動補正がすごく邪魔です。異様に低い位置に自動で動きたがるし、プレイヤーがコンフィグで設定したカメラ距離を無視して遠近を調整したりと、とにかく不快。そのせいかキャラとオブジェクト・敵キャラ(今作は特に背景と同じ色をしてる)の距離感がぱっと見でわかりにくすぎます。
COMMENT
シリーズ全作ps2ps3ps4で
プレイ済み
グラフィックがリアルっぽくかつかっこよくなったのはとても良かった点です。
次回作があればこの路線でいいと思います。
しかしそれ以外の気持ちよくプレイするという部分ではシリーズの3や4より下かなって感じです。
4の欠点だったダンテの技の貧弱さは解消されています。が、微妙な技(長ったらしい乱舞技など)が多かったり他の武器とのコンボの相性が悪かったりと、正直過去作のほうがゲームとして触ってて楽しいかなと思います。
ダンテ…多数の技(といっても乱舞技が多く使い勝手がいいとは言えない)と火力は手に入れたが、モーションのもっさり感であまり気持ちよくない。なりふり構わず火力や壊れ技(リアルインパクト・真魔人・魔剣ダンテ)でごり押す人からすれば神調整
ネロ…純粋に4のパワーアップ版。腕は任意で壊さずに切り替えれないがそれでも追加要素が遊びの幅を広げた。とっつきやすい
V…単純に練り込み不足。操作に難あり。
良くなった部分もあるけど悪くなったと感じる部分も結構あるといった感想です。個人的にはアクション部分はもっとゲームっぽくてもいいのではと思います。ゲームなんだからゲームとして触って気持ちいいを全力で目指してほしい。映像としての自然さよりも。
期待してたけどギリギリ良作っていうのが個人的な感想です。シリーズ最高傑作かと言われればノーです。とても遊びやすくなってはいますが
~最後に~
言い方はあれですが…
もうちょっと楽しい敵を作る努力をしてくださいお願いしますw