【PS4】GOD EATER 2 RAGE BURST レビュー
発売元 | バンダイナムコゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2015-02-19 |
価格 | 7171円(税込) |
レーティング | 【C】15才以上対象 暴力 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:ドラマティック討伐アクション ■ プレイ人数:1人(オンライン:1~4人) |
- 総合ポイント
- 54
- (難易度)
- 1.83
- レビュー数
- 6
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 2pt | 2pt | 2pt |
52pt
GOOD!
※主に前作GE2からの変化を中心に書きます
◆ストーリー
拠点内における会話の内容が大きく変わり、前作よりも登場人物たちやその時起きている出来事とのつながりを感じやすくなった。
◆グラフィック
神機パーツや衣装などのディティールが細やかになった。
PS4版はミッション中の表示物のサイズも調整されており、若干画面が見やすくなった…と思う。たぶん。
◆システム
神機パーツ強化、NPCの性能、報酬をある程度コントロール出来る機能の追加など、全体的に見直されている。
PS4版はロード時間や処理落ちもかなり改善されている。
BAD/REQUEST
◆ストーリー(GE2編)
前作で突っ込みどころが多かった場面や展開(一部の人物の頓珍漢な言動・行動など)が幾つもそのままになっている。
該当箇所はほぼカットシーンなので、作り直す手間をかけたくなかったためだと思われる。
大筋を変えずに違和感だけを取り払う方法は幾らでもあったはずなので、これには少しがっかりした。
◆ストーリー(RB編)
大多数の方がケチをつけたであろう本作のオチに関しては、私としては特に不満はない。
ただ、“やりたい展開”のためだけに設定や伏線を配置し、御都合主義とデウス・エクス・マキナによって
強引にそこへ持っていく手法はそろそろ改めた方がいいと思う。
また、螺旋の樹の「探索」と称しても従来のゲーム内容には一切変化がないこと、パッケージにも載っている
ブラッドレイジやクロムガウェインの存在感が薄いことも気になった。
◆グラフィック
本作で追加されたフィールドの構造がとにかく煩わしい。やけに薄暗かったり、背景と地形の色が同系統で視認性が悪かったり、
傾斜や起伏がキャラクターの動作に干渉して攻撃が不発したりする。
また、非物理属性攻撃ヒット時のエフェクトが派手すぎる。場合によっては敵の姿がまるで見えなくなることもある。
◆システム
刷新されたものもそうでないものも追加されたものも全てが中途半端。
UIも操作性もゲームバランスへの影響も何もかもが未完成。手抜きの鑑みたいな出来。
完全版とは思えないテキトーさである。
特に売りにしているはずのブラッドレイジが酷い。
諸悪の根元はその準備段階といえる誓約にある。
・選択操作がリアルタイムに戦闘が繰り広げられるアクションゲームである本作と絶望的に噛み合わない
・「ダメージを与えるためにダメージを与える」というコンセプトがそもそもおかしい
・誓約ごとの履行難易度と攻撃倍率の上がり幅の調整が足りていない(難しいのに大して上がらない、またはその逆)
・命懸けの戦闘で一か八かに賭けるという行為への違和感
・無理矢理説明付けようとして余計に訳がわからなくなっている設定
まとめると、誓約を無くして「一定時間無敵+一部アクション強化」程度に留めておけばよかったものを、
扱いにくさと一定条件下における分不相応な壊れ性能が仇となってただのピーキー武装に成り下がってしまっているのがこのシステムの悪い点。
インフラでは遠慮しあって誰も積極的に使おうとしないという有り様。
公式がこのようなモノを推すのは如何なものか。
◆バグ、設定ミス、誤植の多さ
完全版とは思えない以下略。
最後の更新であるver.1.30時点でプレイに支障をきたすほどのバグやミスは無くなったと思われるが、それまでがあまりにも酷すぎた。
不意のアプリケーションエラーに悩まされたプレイヤーは私だけではあるまい。
一方で文章中の誤植やミッション報酬などの細かいミスの方はほぼ放置されたままで、公式要望フォームから指摘しても修正されず。
COMMENT
前作までは全てプレイ済み。
発売日にVita版を予約購入し、先日PS4購入をきっかけにPS4版も買った。結論を言えば、値段分は楽しませてもらった。
だが、「シリーズ作品の正統続編」で「前作の不満をもとに作られた完全版」としての本作は決して及第点とは言い難い。
問題箇所の修正もせずに必要かどうかもよく判っていない要素を次々と付け焼き刃のように足していった結果なのだから当然だが、
バグや誤植の確認までザルなのにはさすがに呆れた。まるで「チェックの余裕もないほどに完成を急いでいた」とでも言うよう。
本作「だけに」集中して取り組んでくれていたらもう少しどうにかなったのではないかと思う…。
続編? たぶん買いますよ、また裏で別作品とか作ってなければね(笑)
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 1pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt |
53pt
GOOD!
○ダメージが数値で表示されるようになった
これが個人的に一番のGOODポイントでした。これまではヒット時のエフェクトでダメージの通り具合はわかりましたが、数値で表示されると「この技ってこんなに強かったのか!?」と改めて驚くことも多く、本作の特徴の一つであるブラッドアーツととても相性が良いと感じました。こんなの要らんという人は表示を消すこともできます。
○ストーリー(笑)
本来はBAD項目に挙げるべきなのでしょうけど、あまりにも酷すぎて逆に笑えてしまったのでこっちに書きます。本作のストーリー(RBからの追加分)を簡単にまとめると、「仲間を助けよう!でも助けると世界が滅びてしまう(いや助けなくても滅びるんだけど)!じゃあどうすればいいのかなんて誰も何も考えてないけど諦めなければきっと何とかなるからノープランで突入!やったー奇跡が起きて仲間も世界も救われたー(棒)」こんな感じです。クソゲー好きにはたまらない逸品と言っていいでしょう。この狂いっぷりはグランディア3(笑)を彷彿とさせます。とはいえこちらはキャラクターの復活を最優先にしてストーリーを構築した、無理矢理なのはわかっているけど敢えてそうしたんだ(それを差し引いても変な笑いしか出てこないご覧の有様ですが)という養殖モノの匂いがするので、天然モノのグランディア3(笑)には及ばないですけど。
○新武器のヴァリアントサイズ
最初はなんだこれ弱ぇ……という印象でしたが、使い方がわかってくると一気に化けました。使い勝手も他の武器とまた違ったものになっているので、新鮮で楽しいです。
BAD/REQUEST
○武器能力の表示
武器や装甲には攻撃力以外に火・氷・雷・神の四属性のパラメータが設定されています。前作まではそれが数字での表示でしたが、本作から×や○などで表示されるようになりました。簡素化ということなのでしょうが、数値表示のほうがわかりやすかったです。
○パーソナルアビリティ
前作のようにキャラクターエピソードをこなして仲間にスキルを覚えさせていく方式ではなく、ミッションで獲得したポイントを消費してスキルを覚えさせるようになりました。自由に育てられると言えば聞こえはいいですが、はっきり言って面倒くさい。キャラクターの数が非常に多いのも面倒くささに拍車を駆けています。
○スキルインストール
ミッションクリア時に必ず3つ遺された神機というものが手に入ります。それによって好きな武器に好きなスキルを合成することができるようになりますが、毎回3つずつ手に入るのですぐに所持数がとんでもないことになります。今後のアップデートでソート機能が追加されるそうですが、そんなの最初からつけてくれよと……。またこれによって武器毎の個性が殺されてしまうのもどうかと思います。便利は便利なんですけれども。
○複合コア廃止の弊害
不評だった複合コア(個人的には要求数が多すぎるだけでシステム的には嫌いじゃなかったのですが)が廃止されて、武器の強化にはそれぞれ既定のアラガミ素材が必要という形に戻りました。が、最初はともかく後半の方の武器はやれあっちのアラガミのこの素材、こっちのアラガミのこの素材……と色々な種類の敵の素材を要求されるようになり、それはまだいいんですが、戦いたい敵と素直に戦えるミッションの数が少ないのが問題です。大抵は乱戦、ここまではいつも通りですが、酷い時にはサバイバルミッション(いわゆる連戦。一回一回が長い)の最後にしか出てこない敵の素材を要求されることもあります。乱戦ばっかりの仕様についてはもう何も言いたくありませんが、せめて素材を要求される敵とは素直に戦えるようにしてくれと……。
○オペレーターの音声
現状ではなぜかコントローラーのマイクから再生される以外の選択肢がありません。私は普段ヘッドホンでプレイしているので、全ての音声をヘッドホンから聞きたければ端子を直接コントローラーにぶっ刺す必要があり面倒です。これもアップデートで変わるようですが、……なんでこんな程度のことが最初からできないの?
○PS4で出す意味
無い。グラフィックも正直vita版とそれほど差があるようには思えません。
……あ、コントローラーはこっちのほうが持ちやすいと思います。
○あざとすぎるカメラアングル等
vita版のほうで他のかたも触れていますが、カットシーンのカメラアングルがあざとい。やたらローアングルかつケツのアップ。画面の半分をケツが占拠するという場面が何度あったか。ケツだけでなく、お前の乳には全自動乳揺らし機でも入ってんのかと言いたくなるくらいおっぱいも不自然なほどばいんばいん揺れまくります。ラスボス戦のとある場面なんてあざとすぎて爆笑してしまいました。別にそういうあざとさがあること自体は問題ありません。こっちだって最初からそういうゲームだというのは百も承知で買っています。でも、こういうのはギャグとかどうでもいい日常の場面でやるべきであって、仮にも切羽詰ったシリアスなシーンでやるようなことじゃないでしょう?(本作のストーリー全体がそもそもギャグみたいなモンじゃねえかというツッコミはともかくとして)むしろシリアスな場面ほどこういう無意味にあざといシーンが多かったように思います。スタッフが悪ノリしてる感がビンビンに伝わってきます。こういう空気の読めなさ加減はヒロイン詐欺で炎上している某ゲームを思い出させます。開発が違ってもさすがはバンナム、同じ穴の貉ということでしょうか。
COMMENT
まぁせっかくPS4でも出るんだし、そっちのほうがグラフィックも綺麗だろうからという理由でPS4版を発売日に購入。体験版からセーブデータ引継ぎでいいのかな?と始めたら最初からスタートすることになってしまい(普通にコンティニューを選べば難度7からスタートできるそうです)、チマチマ進めてようやくストーリークリアまで漕ぎ着けました。
今作の目玉であるブラッドレイジについては、少々期待外れでしたがまぁこんなものかなと。無敵状態で大暴れできるのはいいんですが、持続時間が30秒と短いのとBGMが専用のものに変わってしまうのが難点。
また新キャラのリヴィ、赤ずきんといい大鎌といい、どう考えてもrwbyのパクリ……。性格は全然違いますが、名前もわざと似せているとしか思えないですし、開発の中にファンでもいるんでしょうか。そういえば本作中にやたらリヴィ凄い、リヴィ偉いと持ち上げるキャラがいましたが、あのキャラが開発スタッフの投影……いやいやさすがに考えすぎでしょう。
ストーリー等はぶっ壊れていますが、相変わらず戦闘は楽しいのでクリア後もプレイしています。クリアまでは最初からはじめてしまったこともあり約50時間もかかってしまいましたが、今後も無料アップデートが予定されているそうなので更に長く遊べそうです。戦闘に関してだけは次回作も期待しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt |
54pt
GOOD!
新武器の鎌はいままでとはタイプが随分異なり、遊ぶぶんには狩ってる感がでて楽しい。また、任務同行可能キャラの大幅な増加やブラッドレイジによる高速戦闘は好評価。
BAD/REQUEST
相変わらず色違いばかりで敵に求めているものが反映されていない、無駄に面倒な仕様の敵を増やしたなど、正直ニーズが分かってない。ストレス解消のゲームなのに毎回即死ダメ飛んできてまともにバースト維持もできないなど、狩りの快適さではなく面倒くささが目立つ。
COMMENT
前作がヌルかっただけに難易度は上がったが、こちらの防御や攻撃力を下げたり、相手の攻撃力を上げ即死級ダメがきたりと、「そうじゃない」感がハンパない。そういう難易度の上げ方は前作の+99とかと変わらない感じで正直微妙。
ゴッドイーターは無印以外プレイしてきており、総じて好みだが今作は厨二病満開、ストーリーも正直微妙と感じた。他の人がどう感じたかはわからないが…
また、新要素の鎌は扱いづらく火力、手数共にいまひとつで正直趣味の領域。これ追加した意味あったのかな…
受け渡しバースト化でLV3まで持ってけない、NPCが受け渡してくれない、グラフィックとか敵のエフェクト凝りすぎて処理ができておらずカクカクしたりフリーズしかけたりするなど、開発にもう少し力を入れてほしかったかな。
狩ゲーとしてはまずまずだと思うが、正直なところ新品買ってまでやるほどではなかった。
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-05-17
着けるスキルでも戦い方がかなり変化し、
強過ぎず、弱過ぎずのNPCとバトルは討鬼伝とはえらい違いです。
ただ、マルチはダメですね…落ちる落ちる
GOOD!
■大画面でプレイが出来る!
|PS4を用いて大画面でプレイが出来ます。
|PS4コントローラの持ちやすさも相まって操作も快適!
|また、PS4なのでVitaと違ってバッテリー残量を気にしなくていい!
■PSVitaと協力プレイOK!!
|インフラモードではVitaとPS4で協力プレイが可能です。
|回線状況次第ではVitaが回線落ちしたりしますが、
|離れたフレンドと遊べるのはいいところ。
■セーブデータ共有OK!!
|外で進めたVitaのセーブデータをサーバにアップロードして、
|家ではPS4にダウンロードしてプレイ!
■今回の主人公はおしゃべり!
|叫ぶ以外にも、普通に会話したりします。すごい!主人公の存在感!
|※一部ムービーのみです。
■相変わらず良曲が多い
|ゲームはともかく、良曲の多さです。
■シェーダー処理が切り替わらない!!
|Vitaでは、一部の処理を行っている場合にHDRが止まったりします。
|PS4では、マシンスペックのお陰でそんなことは一切ありません。
BAD/REQUEST
■雑なストーリー
|前作のストーリーが良かっただけに、必要のない部分が多い。
□【クレイドル、防衛班ミッション】
|大幅に縮小されています。
□【レイジバースト本編】
|まず前作で特異点になったジュリウスをどうしても開放しようとします。
|螺旋の樹の開口、突入。そこまではよかった。
|中盤から後半にかけて、ストーリーにサバイバルミッションが含まれます。
|途中セーブも出来ない上に回復も補充できずに連戦する…失敗すれば最初から。
|螺旋の樹内部を引き続き捜索しよう→クエスト終了後にアナグラにいる(は?
|
|そして、衝撃のラストです。
|ネタバレはしません。結果的に言うと「余計なものまで帰ってくる」です。
|必要のないものがありえない形で戻ってくると、さすがに「は?」となります。
|新生*****とかもうね、最後の瞬間もダサすぎて草
■PS4で出さなくても良かったんじゃない?
|インタフェースはVitaを引き伸ばしたような感じ
|ステータスバーが無駄にデカイ、キャラクタとカメラも近くてデカイ。
|ここは修正してほしいというか、修正しろ。
|
|他にはPS4になったのでスペックもかなり上がっているはず。
|なのに、髪の毛の揺れとか衣装の揺れとかもなく。性能持て余してるよな。
|せっかくPS4で出したんだから、スペックをフルに使ったゲームにして欲しかった。
|
|ムービーでは、女の胸が尋常でないほど揺れます。人間じゃない、キモい揺れ。
|見ているだけで何故か気分が悪くなってしまう。
|
■インフラモードで回線落ち
|相手の影響もあるかもしれません。
|Vitaの場合、無線通信になるのでPS4と遊ぶとラグが発生します。
|さらに、ゲームにリジョインしようとすれば通信断発生…。
|場合によっては何も発生しないときもありますが、頻発するときは通信断を起こします。
|また、PS4自体ではLANケーブルが刺さっていても、刺さっていないと出る謎のポップアップ。
|この辺りはよく分かりません
■一部のアラガミはサバイバルでしか登場しない
|無印の時に指摘された「単体で登場するミッションがない」という件。
|たとえばカリギュラ・ルフスであったりラスボスは単体で登場せず、
|サバイバルミッションの最後に登場します。
|正直に言うと、面倒な手順を踏んでまで戦うのが非常にだるい。
COMMENT
【総評】
■おすすめ→正直言うと進められない。
■難易度 →インフラでブラッドレイジ連発なら超簡単
■グラフィック→綺麗だが、PS4の中では汚い・悪い部類。
■オリジナリティ→ブラッドレイジが爽快でいいと思われ。
■熱中度→意外と飽きやすい。ストーリーの影響もある。
■満足度→あのストーリーで満足できる人はまぁいない。
■快適さ→スキルインストールがあるので戦闘補助系はかなり楽。
次回作は出さない!
そう断言して、続編を出した結果がこれです。
もう少しまともな作品にしようと思わなかったのですかね。
グラフィックに進化なし、ストーリーは雑で適当、
後半のミッションはサバイバル詰め込んどけばいいや的な単調なもの。
目当てのアラガミがいても、単体ではなく何かしら中型か大型系が同行。
ゴッドイーターはBURSTで終わりましたね。
次回のアップデートが発表されました。
残された神機のソート機能や、それらで使わないものを再精製する機能、
PS4コントローラのスピーカーを使わない機能などが実装されます。
最初から搭載できていた機能だと思います。なぜ今更なんでしょう?