オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 5pt | 4pt | 5pt | 5pt | 4pt | 2pt |
93pt
GOOD!
■グラフィック
グラフィックは秀逸。作りこまれた町並みは勿論、特に人物の肌などの質感は感動すら覚えました。喜怒哀楽やこまかな表情など、また発音による口の動きなど本当にびっくりしました。
感情の表現がすごいおかげで、どのシーンも人物のやり取りにも臨場感が増し、本当に深みが出たと思います。CGでここまで表現できるとは思わなかった・・・
グラフィックは洋ゲーに押されていると思っていたのですが、これほどのものが日本でも作れるのは本当に脱帽です。現時点で最高レベルのグラフィックだと思います。
■ストーリー
友情や絆、信念など男心をくすぐられる要素がいっぱい詰まっており、ストーリーも感動でした。
桐生一馬と真島吾郎がいつストーリーで絡むのか、衝突するのかをドキドキして進めていましたが、まさかあんな風にそれぞれにうまくスポットを当てたクライマックスになるとは・・・
二人の極道がこの夜に伝説の幕を開けるといったナレーションもあり、後半に連れて盛り上がりも最高です。^^
一馬と錦の絆のシーンにも泣けますが、物語の核心を知っていたり、カギとなる人物に一番近い真島の方が本作では本当の主人公かもしれません。
■キャラクター、人物の演技
何人かは本職の役者さんや声優さんを使っておられるだけあって、やはり演技はすごいです。
特に3人の若頭補佐、ハマり役でした。^^
阿波野のダンスとか面白かった。
今作だけで終わってしまった人もいるので、これは本当に残念。
■バトルと能力強化
他の方にも書かれていましたが、バトルのテンポがよく、バトルしていて楽しいです。
ザコキャラのセリフも面白いので、ついつい始めは絡みまくります。
また、型もいくつかあり、アクションのバリエーションもあるので奥が深いです。演出のたびに万札や500円玉が舞ったりするのは見ていて爽快。
ストーリーが進めばザコキャラでも強くなってくるので、能力強化システムでバランスをとるのはいいと感じました。
■シノギがはまる
神室町の不動産経営、蒼天堀のキャバクラはミニゲームとしても結構きちんと作られていて、はまります。
また、そのためにサブストーリーをいくつかした方が攻略しやすくなるのはいいアイデアだと思いました。
シノギがあるおかげで、他のお店を買ったり、提携したりするために神室町や蒼天堀を隅々まで探索したり、あるお店の子と絆を深めたりとこの手にありがちな作業ゲームにならないように工夫していると感じました。
特にキャバクラ経営はかなり力が入っていてキャバ嬢を育てたりするのは楽しいです。
■ミニゲーム
ビリヤード、ボウリングをはじめ、花札やマージャン、セガの体感型ゲームなどミニゲームは多く、またどれも完成度は高いです。^^
BAD/REQUEST
■シノギの説明が少し不親切?
最初、シノギ画面での操作があまりわかりませんでした。
キャバ嬢がサインを出したときに「△」ボタンを押すのはすぐに気づきましたが、会計時に「△」を押すのは結構後の方になってからだったような気がします。
また、不動産経営、キャバクラ経営どちらでもウィンドウ画面で選択されている店舗(不動産)やテーブル(キャバクラ)がどれか分かりづらかった・・・
特にキャバクラはキャバ嬢がサインを出してからすぐに対応する必要があるため、今選択しているカーソルがどこか瞬時に分かりにくい時もあり慣れないうちは間に合わなかったことも・・・
キャバクラの通常営業でクリアしたエリアを選択するのに何か意味あるのかとか、不動産経営でクリアしたエリアに付けるマネージャーやガードマンの能力枠が右端の能力でも問題ないのかとか細部で今でも分からない部分も。
説明が少なめなので、ちょっとわからない部分がありました。
■キャバクラ経営に対して不動産経営が作業になりがち・・・
効率よく稼げるという意味では不動産経営の方が多いですが、シノギ中にミニゲームとして遊べるキャバクラ経営に対して、不動産経営の方はマネジメントを設定してあとは回収完了を待つのみ・・・出歩くと結構時間を食うので、事務所で回収→マネジメント→再度回収待ちを繰り返すこともありました。
人員もサブストーリーで増やすことができるとはいえ、キャバクラ経営のように育てる要素もあれば良かった。
キャバクラ経営が結構面白かっただけに、不動産経営の方は本当におまけのミニゲームに感じました。
■後半になるとバトルが面倒・・・
最初は道行く人すべて喧嘩上等でバトルしてましたが、後半効率よくシノギで稼げるようになると、街中でのバトルが結構煩わしくなります。
その対策としてお金をばらまいたり、アイテムである程度防げるようにはなるのですが、それでもバトルも避けられないことも。
バトルそのものはいろいろ考えられているので、この辺はある程度仕方ないのかなとも思いますが。^^;
■服装やアイテム
CP交換所でもらえるアイテムはあるとはいえ、基本服装が少ないのが残念。
キャバ嬢と同じように主人公もスーツ以外に服装やアクセサリーをもっと変えられたりすればよかったなと思います。
■テレクラ
最初はテレクラにはまりましたが、何回もすると作業ゲーになってしまうというか。会話の内容もほとんど同じで、会いに行くタイミングも一緒なので分かってしまえばダレてしまうのも早かったです。
同じハズレに何回も当たってそれも楽しいっちゃ楽しいんですが、後になってくるとただ単にだるくなるような・・・。
COMMENT
細部に関してはやや不満点もあるものの、グラフィック、ゲーム性、ストーリーどれをとっても最高の出来だと思います。
グラフィックはもとより人物の感情表現は特に最高で、これほど命を吹き込まれたCGは見たことないです。
絡み合うストーリーや人物など本当によく練られた作品だと感動しました。
下手な映画よりもよっぽど笑えますし、切なくて泣けます。
前作までの登場人物の若かりし頃の話も盛りだくさんなので、シリーズのファンにとってはとても楽しめますが、私は初めての人にもシリーズをやるきっかけとして十分楽しめるゲームだと思いました。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 1pt | 3pt | 2pt | 2pt | 1pt | 2pt |
39pt
GOOD!
シリーズは『龍が如く1&2 HD EDITION』のみプレイ(『1』をクリア、『2』を途中まで)。
その為、『1』との比較も多いです。
・グラフィック
俳優も大胆に使用し、人物の表情は時にリアルであった。
また、フィールドの作りこみは素晴らしいと思う。
バトル時のカメラ演出は良。
・音楽、演出
バトルでの豪快な画とSE、DUALSHOCK4の振動を生かした演出は爽快さを助長。
声優には一部問題があるし、俳優をそのまま起用するのは悪手だが、主要キャラなどは問題ないし、全体で世界観を壊してはいないので許容範囲。
・ゲーム性
バトルスタイル切り替えでややメリハリがあるようになった。
「ストーリー」を追っていくだけでもなかなかボリュームがある。
寄り道はハマる人にはハマるであろう要素多。
・快適さ
シリーズ初心者向けにヒント機能が多く示されるオプション切り替えあり。
・その他
AV女優とのタイアップ企画はなかなかに挑戦的。
BAD/REQUEST
・グラフィック
最新ハードとしては物足りない。正直、本作でのムービー画のレベルが現在はプレイ画面(操作中)では当たり前で、時代遅れ気味。ムービー以外の画は、のっぺりとした表情、つやのない服装など、時にかなり劣化を感じてしまう。
また、挙動が不自然なのは『1』からほとんど進化していない。
あとはイベントシーンでの、口パクもしない紙芝居演出は意味不明。
・バトル、動き
多少マシにはなったが、今回もつまらない。
挙動が軽すぎる(バトル時に限らず移動中も常に)。重力を感じない。カメラ(移動時の)の補正もブレ気味で気になって仕方がない。
ロックオンは付けるべき。一対多数戦で攻撃を受けることが当たり前のバトルのなにが面白いのかわからない。
アクション面は本当にセンスがない。『1』で何も面白いと感じなかった面から特に進化した部分がない。
・街、サブイベント
NPCにやたらぶつかる。それと共にDUALSHOCKの凄い振動で気持ち悪くなってくる。
スタミナの概念は移動時には必要ないのでは。
サブイベントの数は多いが、内容はギャグ重視でやることもさほどなく、つまらない。
なのにやや強制的に発生するので面倒。
・快適でない部分
手動セーブ。イベントシーンが長いのもあり、短時間プレイしづらい、かも。
また、セーブが微妙に長く、システムデータと分割されているので尚更。上書き確認は毎回の必要がないだろう。
「シームレスに展開しないバトル」は時代遅れで、かなりテンポが悪く感じた。
・その他
主題歌が耳障り且ついきなり大音量なのは問題。
COMMENT
シリーズのファンではありませんが、ps4国内タイトルで評価が高いのが何処でも目についたので気になって購入。
最新ハードのゲーム内容だとは思えない粗さが駄目でした。
バトルのつまらなさと挙動の軽さでゲンナリし、手動セーブにも我慢していましたが中盤で投げました。
80年代に何の興味も感慨もないのでいまいち入り込めなかったのも要因です。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 4pt | 3pt | 1pt | 2pt | 1pt | 2pt |
37pt
GOOD!
・PS4だったので、道路の水たまりの描写や、車や背景の質感等、グラフィックは○
・シノギ自体は個人的に○ 特に今回のキャバクラ経営は楽しかった
・中盤までのシナリオ構成は良かった 先の展開が気になり眠れないほどだった(世良が初登場する辺りまで)
・初めて真島でカラオケをしたときは、思いっきり笑ってしまった。
・初作ファンとして、錦と共闘できるシーンがあったのはとても嬉しかった。
BAD/REQUEST
・闘技場の一部と武具探索、素材集めなどに運要素が絡み過ぎていること。
運が良いとあっさり、悪いとひたすらお祈り作業 どちらにしても、手に入れた!などという達成感がない。
・操作性、視点の悪さ。
主にバトル中、強制的にある程度自動で敵を狙ってしまうので、狙った相手に攻撃しにくく、囲まれたときなど非常にストレス。
狭い路地や、通行人に囲まれてる環境での戦闘は視界が非常に悪く、画面酔いするレベル。
・盛り上げまくった割にお粗末な結末、ストーリー。
※以下ネタバレ注意※
・・・・・・(ネタバレにより削除しました)・・・・・・。
・バブル期の日本を描く!といううたいこみに対して「1988年当時の日本」を知る身としては、あまりにも時代設定上、矛盾を感じてしまう。当時を再現している部分と、そうでない部分が当たり前に共存していて違和感というか、中途半端な印象が強い。
・成長システムがだるい
成長箇所を選択して○長押し~が地味に長ったらしくて不快でした。
・お金と経験値が統合されたシステムが微妙。
他社作品で馴染みのあるシステムだったので、自分に合ってるかと思ったのですが、個人的には龍が如くのシステムには全く合わないと感じました。以前までは麻雀や花札などでお金を貯めて、良い装備を買って~などと楽しんでいたのですが、成長に必要な金額に対して、買えるものが安すぎて、買う喜びが一切ありません。そのため、ミニゲームをしよう、という気も起きなかった。しっかりバランスを考え、手に入る額を減らし、且つ成長に必要な額ももっと減らすべきだったと思います。
・すぐ飽きてしまった
シリーズ経験者だからという面が強いとは思うのですが、今作はアイテム収集の楽しみやミニゲームの必要性が非常に欠如しており、一度クリアしたら一切やる気が出なくなってしまいました。
COMMENT
シリーズ通してプレイしてきた者の意見として、個人的に4や5、オブジエンドの様な多人数主人公作品がどうにも馴染めず、また、ひとつの時間軸であれこれ詰め込むシナリオに無理を感じていたので、「主人公が2人」「設定が初作より過去」というところで非常に期待していましたが、正直内容としては非常にがっかりでした。
ただ、「シリーズをやってきた故の飽き」も当然ありますので、シナリオ重視しない方や、龍が如くシリーズをあまりやってない方にはとてもボリューミーな作品かと思います。
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-03-26
特に良かった新要素が神室町マネーアイランドですね。宣伝などではシノギ や 不動産王モードなどとも言われていますが、その名の通り神室町中の物件をゲーム内で莫大に手に入る資金で次々と購入し、人員を配備して運営していくモードです。これが特に画期的で、今までのシリーズでやや消化不良気味だった美麗な街グラフィックや使い捨て程度に終わっていたサブストーリーが余す所なく有効活用されていたのには、龍が如くの新たな可能性を感じました。
具体的に説明すると、これまでただの背景にしか過ぎなかった「入ることの出来ない」店舗が、グラフィック通りの名前で物件として売り出されているのです。また、今まで一回限りの登場で終わっていたサブストーリーのキャラクターが、マネージャーやアドバイザーなどのスタッフとして雇用が出来るようになったのです。もちろんそれぞれの個性も細かく設定されていて、ストーリーを忘れてのめり込んでしまいました。笑
寄り道し過ぎてまだプレイ途中ですが、評判に劣らない素晴らしい出来になっていると思います。買って損はないのではないでしょうか。
GOOD!
■ストーリー
素晴らしいの一言です。
龍が如くは1が秀逸だと思っていて、
それ以降は少し惰性の感覚が拭えなかったのですが、
今回は、1を凌ぐレベルの面白さでした。
ファンだから味わえる面白さもあるのだと思いますが、
入門編としても、オススメできる作品となっています。
■キャラクター
相変わらず、一人ひとりキャラが立っています。
単に有名俳優陣を使っているというだけではなく、
しっかりとその世界にうまいこと絡み合っていて、
龍が如くにより深みを与えてくれるキャラクターばかりでした。
今後、出てくる機会が無い?と思うと、寂しくなります。
■真島がかっこいい
個人的に、今回の主人公は真島です。
まだ、狂気的になる前の真島で、刈上げではなく、長髪で髪を括っているスタイルで、
言動的、見た目的にも、今までで一番かっこいい真島だと思います。
最初のキャバレーでの登場シーンは、度胆を抜かれました。
え!?これがあの真島の兄さん!?って感じで。
ストーリー的にも、かなりかっこよく描かれ、今までも好きでしたが、今回はNO1だと思います。
シリーズでは、元に戻ってしまうので、
もう二度と、今回のようなかっこいい真島が見れないと思うと寂しいです。
そろそろ、あの刈上げやめてもいいのではないでしょうか…。
桐生は反対に、笑えるシーンが多かったです。いや、かっこいいシーンも多いのですが。
あと、ヒロインが可愛いです。これも作品1です。(遥には悪いけど…)
今後の絡みも、期待せざるを得ません。
■バトルのテンポ
バトルに入る時と、リザルトのテンポが、格段に良くなっています。
毎回、ここについては気になっていたので、
今までで一番大きな改変がなされていて、とてもスムーズでした。
敵を攻撃している最中に、ガンガンお金を落とす表現は、
テンポもいいし、爽快感もあるし、とても良いなと思いました。
欲を言うなら、KO演出(ネガポジ表現)は、後1秒短くしてほしいです…。
■バブルシステム
今回のシステムで大きく違うのは、金が全てだという点です。
プレイする前は、レベルアップにもお金がかかって、
金欠になって、ストレスになるのでは…と危惧していたのですが、
むしろ逆で、ガンガンお金が溜る爽快感のほうが勝っていて、
お金を使うストレスは、ほぼありませんでした。(序盤は除く)
このシステムの得に素晴らしい点は、すべてが繋がっているという点です。
というのも、今までは、たとえばサブストーリーとか、やってもやらなくても良い、
というスタンスだったと思いますが、サブストーリーをやればやるほど、
マネーゲームが有利になり、マネーゲームが有利になると、
自分にたくさん投資できて強くなれるという、すべてに無駄がありません。
ただ、バブル時代だからこそできるシステムなので、
今後のナンバリングでは無いと思うと、非常に残念で仕方ありません。
■マネーゲーム
桐生は不動産、真島はキャバクラで金を稼ぐシステムです。
6章以降から始まるのですが、ストーリーそっちのけではまってしまいます。
とにかくやればやるほどお金が溜っていくので、中毒性が半端ないです。
最終的には、10分で10億以上稼げるようになります。(不動産の場合)
展開的にも、四天王みたいな敵がそれぞれいて、
一人ひとり倒していくという、熱い感じになっていて、楽しみながらお金を稼げます。
これのおかげで、無駄に多い店舗に意味が出たのも評価できる点です。
■サブストーリー
いつも、笑わせてもらっていますが、今回も秀逸です。
特に今回は、今後のストーリーに絡むのもちょいちょいあるので、
ファンは特に楽しめるものとなっていると思います。
もちろんナンバリングネタ以外も豊富で、ポケサー(要はミニ四駆)とか、
それだけでゲームが作れるのではっていうクオリティで楽しめました。
時代を反映した話も、いろんな意味で面白かったです。
■お金ばらまき
ある章から、お金をばらまくことで、ザコバトルを回避できます。
6章以降、クエストやカツアゲ君以外のザコバトルは、ほとんど意味がありません。
経験値がもらえるわけでもなく、お金も雀の涙ほどなので。
今までも、後になればなるほど、ザコバトルがうっとおしかったのですが、
バブルという設定とも相まって、金で解決できるのは、いいシステムだと思いました。
今後も、バブルではないものの、似たようなシステムを取り入れてほしいです。
■カツアゲ君
カツアゲ君とは、極端に強いザコで、負けると全額持って行かれるという、
一見、恐ろしいシステムです。
ところが、攻略法が分かってしまえば、逆に利用して大金を稼げるという、
夢のようなシステムで、最終的には、カツアゲ君を見る度、心が躍ります。
(最初は恐怖の対象でしたが、180度変わります)
というのも、全額持っていかれても、リベンジで取り返すことができる上、
奪われた時よりも増えてかえってきます。要は、利子の高い銀行です。
武器とヒートアクションを連発で使えば、相手に攻撃される隙を与える間もなく、
一方的で攻撃できるので、お金を降ろしたい時は、タウリナーを買い込んで、
カツアゲ君を逆にカツアゲするというのが、カツアゲ君の正しい使い方です。
■ユキとの特別練習
キャバクラで、キャバ嬢に真島が接客練習をできるのですが、
ユキ(一人目のキャバ嬢)と行う特別練習のクオリティが高すぎます。
表情、声、会話の内容、どれをとっても秀逸で、
女の子と喋っていて楽しい感覚を味わうことが出来ました。
PS4になったことで、表現がとても豊かになったこともあり、
なんというかCGと会話している感が薄く、本当に女の子と話している感じになります。
ここだけに特化して、ドリームクラブみたいなゲームを作ってほしいと思うほどです。
ただ、クオリティが高いのはユキだけで、それ以外は微妙でした。
詳細はBADに書きます。
■テレホンカード
今まででいうところのロッカーの鍵です。
AV女優のセクシーが写真がプリントしてあるカードを集めるのですが、
ロッカーの鍵よりも、遥かに収集意欲をそそります。
■伝説スタイル
マネーゲームをクリアすると、「堂島の龍」と「嶋野の狂犬」というスタイルが解放されます。
1を彷彿とさせるスタイルで、特に真島は、最終章にかけてのストーリーと相まって、感動を覚えます。
■見た目
ゲームが面白すぎて、見た目を書き忘れそうになりますが、
PS4という事もあって、見た目はとても綺麗です。
ムービーはもちろん、特にメイン級のキャラは通常時も結構良く、
街は細部までくっきり描かれていて、よりリアルな世界が映えていました。
手前や奥がぼける表現や、水たまりの表現もとてもよかったです。
個人的には、西公園がとても好きで、
地面のタイルや電灯が、これ実際に見た事ある!という感じで、
海外のゲームでは味わえない感動がここにあるなと思いました。
■二人の主人公
4で四人、5で五人と、どんどん増えていっていましたが、
今回で桐生と真島の二人になり、さみしくなったかと思えば、まったくその逆で、
二人だからこそ深みが増して、気持ちが分散しすぎる事が無く、
どっぷりと世界に浸る事が出来ました。
増やせばいいってものでもないと、教えてくれました。
■ミニゲーム
今回で新しく入ったダンスが面白かった。
決めポーズが笑える。
■カラオケ
相変わらず笑える。
シリーズを通して、古臭い曲を歌っていた理由もわかり、納得。
■年齢
どうみても、20と24には見えない。
が、逆にそこが笑える。
BAD/REQUEST
■AV女優関連
・喋りが棒読み
うまい人もいますが、声優さんや女優さんにはかないません。
キャバクラで、ユキ以外が微妙と言った理由はここです。ひたすら寒いです。
・表情
ヒロインに比べて作りが甘すぎて、本人の良さを出し切れていません。
特に笑顔が、作った笑顔過ぎて、もう少し凝ってほしかったなと思います。
・イメージビデオ
AV女優は、AVだからこそ輝くのであって、
イメージビデオなら、グラビアアイドルのほうが100倍いいなと思いました。
ドキドキ感よりも前に、ハラハラ感のほうが強く、素直に楽しむことはできませんでした。
AV女優の人気投票という話題作りは嫌いじゃなかったのですが、
結果的には、クオリティを下げている要因にしかなっていなかったので、
次は人気グラビアアイドルか、無理だとは思いますが女優さんでやってくれれば、
隙の無い感じになったのかなと思います。
■キャットファイト
ランブルローズみたいな感じで、エロいプロレスです。
ゲームの中でも、割と大きく取り上げられていて、
相当力が入っている感じなのですが、稼げるゲームだと紹介される割には、
運要素が強すぎて、まったく稼げません。
じゃんけんシステムは100歩譲れるとしても、
ボタン連打は、いくら連打しても、負ける時があるのは納得がいきません。
運なら、そもそも連打させるなよと思います。
というか、もっと楽に稼げる仕組みにしてほしかったです。
たとえば、お気に入りの子を育てられるようにして、資金つぎ込んで強くすれば、
最終的にほぼ無敗になって、がっぽがっぽ設けられるとか。(ダビスタ的に)
見た目のクオリティが高い割には、コンテンツとして死んでいます。
非常にもったいないなと思いました。
■高速道路
細かい事なのですが、他の車が走っていない事に違和感を覚えます。
リアルさを追求するゲームだからこそ、余計にちゃちく感じてしまいます。
■絶倫君
気持ち悪いです。
楽しめる人もいるのかな?
スルーしてもいい場所なので、気になる人は気になるっていうレベルです。
■テレクラ関連
・テンポが悪い
電話を取る時の演出、最初は笑えるのですが、最終的に何度もやるので、テンポが悪いです。
また、一回にかける時間が結構長いので、ミスったときのロスが半端ないです。
(すでに攻略済みのキャラとか。違いはあるのですが、結構難しい…)
・本人当て
テレクラで成功すると、本人に会えるチャンスが貰えるのですが、
時間をかけて口説いた最後に、三択的な感じで迫られます。
電話で、「赤い服で、髪はおろしているいるから間違えないでね」等、ヒントを言ってくれるのですが、
まだ、それを当てるならゲームとして成り立つのですが、
赤い服で、髪をおろしている人が三人立っているのですので、わかるわけがありません。
上にも書いたように、一回が長いので、ロスが辛いです。
どうして、こんなシステムにしたのか、理解に苦しみます。。。
テレクラ自体、かなりシビアだと思います。
最終的には、ほんの少し声を聴いただけでわかるようになりましたが、
…まあ、失敗を乗り越えて、成功をつかみ取るという楽しみは味わえたかもしれません。
■セーブ
1の頃から変わらず長いです。
これって、なんとかならないものなのでしょうか?
■街中の移動
お約束ではありますが、相変わらず苦痛です。
CPで無限ダッシュというのはありますが、
走る速度アップというのが欲しかったです。
(大神やゼルダ無双のように、徐々に早くなるスタイル)
■クエスト発生場所
発生した後はマップに表示されますが、
発生する前は、どこで何が起こるかわかりません。
トラブルファインダーなるものがありますが、あくまでもミニマップに映らないと分かりません。
トラブルファインダー改とか用意して、
全体マップからすべてのクエスト発生場所が分かるようにしてほしいです。
どこで何が起きるかわからないワクワク感や、何かを探す楽しさは、最初しかなく、
途中から完全に作業になるので、やりこみ要素でもいいのでフォローが欲しいと思いました。
■マネーゲームのバランス
圧倒的に、キャバクラよりも不動産のほうが稼げます。
融資?というシステムにより、お金の受け渡しができるので、大きな問題にはなりませんが、
個人的にはキャバクラで、不動産レベルに稼げたらなと思いました。
それをフォローする意味での、キャバクラクリア時の報酬100億かなとは思いますが…。
■ビリヤード
以前の温泉卓球のようなセクシーさを期待していただけに残念。
別にゲームの部分の不満はありません。
ビリヤードに限らず、せっかくならお色気を生かしたミニゲームを増やして欲しかった。
■武器集め
とある料理屋で行う事が出来る武器集め。
運要素もあるし時間もかかるし、そもそも武器の重要度って低いし、
まったく楽しめませんでした。
もっと、じゃんじゃん集められるほうが、使おうかなという気になります。
COMMENT
シリーズは外伝含めて全てプレイ済み。
間違いなくシリーズ最高傑作でした。
0なんて、しょせんただのファンディスク程度だろうと舐めていましたが、
想像を遥かに超える出来に、ただただ感謝しかありません。
龍が如くは、遥あっての龍が如くだと思っていましたが、
0をクリアした今では「遥とはなんぞ」というテンションです。
最初にも書きましたが、ファンはもちろん楽しめますが、
そうでない人も、十分楽しめる作品になっていると思います。
シリーズ物の欠点として、途中から入りにくいというのがありますが、
そういった意味では、とても入りやすい「序章」かなと思います。
1への伏線が秀逸で、また1からやり直したくなりました。
特に錦…。
システム、ストーリー共に、文句なしだったのですが、
「0」だからこそ、映えた要素も多く(キャラクターの過去や、バブルという設定)
ナンバリングでは使えない武器だと思うと、
これ以上面白い続編は出ないのではないかと、不安が募ります。
この不安を、あざ笑うかのような新作を期待しています。
こんなゲームを世に出してくれて、本当にありがとうございました。