オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 5pt | 3pt | 4pt | 1pt | 1pt |
66pt
GOOD!
キャラが増えた事が何より嬉しい。しかも、新キャラはどれも個性的で他と被りが無い。特に卑弥呼は改革的。
やっぱり、これだけ大ボリュームなゲームなのに、無双シリーズ特有のワラワラ感が保たれていて凄い。
効果音も巧妙で、属性付けて一気に敵を倒した時は爽快感がある。
やり込み要素も、作業的になる事もあるが、気に入ってないキャラを育てきった時の達成感は高い。
ムービーも増えて、ムービー好きの自分にとっては嬉しい。中間のムービーが他シリーズより短い気もするけど。
会話が増えたのも嬉しい、キツい戦闘では気休めにもなる。
合流と連合のシステムが自分にとっては良かった。序盤でピンチになれば、すぐに仲間の元へ駆けつけ、回復するまで味方に任せる。等、一人プレイでも共闘している感じを味わえる(逆に、LV上げとかでは邪魔になるけど)。それに苦戦中の味方に駆け寄れば全快するのも良い。
□音楽□
色々な作品のに加え、独自の音楽も入って台詞の無い時でも気分が高揚する。
効果音も最高。新キャラの中では、義経や清盛(通常攻撃のフィニッシュ等)、太公望が攻撃を当てていて面白かった。
BAD/REQUEST
処理落ちだけは無視せずにはいられない。特に赤壁とかは酷い。
ボタンに攻撃付いて来てないので、イライラする。後、戦況メッセージが
最初に場所が表示され2秒くらい後からメッセージが出ることがある。
後、ドラマティックモードは酷い。真・三國無双4猛将伝の外伝モードみたいな仕組みなら良かったけど、ずっと固定だから高難易度で挑む時はどうでも良い奴の育成に手間が掛かる。
それに、敵がフリーモードとかより強化されていて、尚更面倒臭い。
でも、それなりにストーリー性があり『一話完結」には恥じない出来(例外有)。
難易度の低下は少し不満があった。戦国無双2をやりすぎた所為か、ガードが緩くて拍子抜ける(序盤は助かった気もするけど)。
COMMENT
全体的には良い出来。やり込み要素も深い。ストーリーの所々に前作に関連する所もある(五右衛門と魏延の会話等)けど、前作を持っていない友人もノリで楽しめる会話だった。
まぁ、『キャラとかより皆の会話を楽しみたい!』と言う人や『全てのキャラを使いまわしたい!』という人にはお勧め。
逆に『自分のお気に入りのキャラで個性的なステージを楽しみたい!』という人には不向きかもしれない。
今度は、キャラの数よりシステムやグラフィックに重点をおいてほしい。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 1pt |
66pt
GOOD!
・コーエーオリジナルの設定&ストーリで、多くの三国戦国キャラの駆け引きが楽しめる。
オロチのストーリがあるのも良かった。
・PS2最高レベルの敵の多さで、それを一気に吹き飛ばす爽快感は気持ち良い。
前作より敵を纏めて吹き飛ばせる気がした。
・相変らず音楽がどれもカッコ良い物ばかり。
過去の曲も入れられており、ファンには嬉しい要素。
・イベントの数が増えており、前作より各キャラのやり取りが楽しめる。
三国×戦国が売りの世界観だけに、こういうのは多ければ多いほうが良い。
・武器の強化が比較的自由にでき、弱いキャラクターでも爽快感が楽しめる。
・合体技がカッコ良い。組み合わせによって専用の技が出ることも。
3人チームだと言う事を上手く利用した、面白いシステムだと思う。
・ロードが早い。全体的にサクサク進む印象。
BAD/REQUEST
・処理落ちが酷い、前作のようにステルス兵になるよりはマシだが、売りのはずの爽快感が減っている。
・逆にキャラが多すぎる。使わない、使う気すらないキャラが半分くらい居る。
・新キャラの人選が微妙。納得できたキャラは、ダッキ繋がりで太公望だけ。
孫悟空や卑弥呼、源平らを選んだ理由が知名度くらいしか見当たらない。もしそうなら短絡的すぎる。
・難易度の低下。最高難易度まで簡単になりすぎ。
・三国キャラの弱体化。元々、三国<<<戦国のキャラ性能なのにさらに酷くなった。
・合体技のキャラの組み合わせが少ない。面白いと思うので、もっと色々なパターンが欲しかった。
・ストーリが短い。もっとじっくり語れば面白そうなストーリなのに、端折りすぎて魅力が無い。
COMMENT
良く言えば安定、悪く言えばマンネリ。ですがマンネリを打破しようと工夫をした点は見られます。
期待以上とはいきませんでしたが、それなりに楽しめる内容でした。
コーエーの作るIFストーリやキャラクターは好きなので、各シナリオの1周目は凄く楽しかったです。
ただ全てのシナリオをクリアし、好きなキャラを出し終え、そのキャラを強くしたら、残るはどうでもいいキャラの強化だけになり、一気に飽きてしまいました。
キャラが多い事は一つの魅力ですが、多すぎて弊害が出てるように思えます。
もっとストーリを長くして、シナリオ上でキャラを強化できるだけのボリュームがあれば良かったと思いました。
今だと、キャラとストーリのボリュームのバランスが合ってなく、ゲームを最後まで楽しめない感じになっています。
まあ5のような事は無いので、無双好きなら買って失敗は無いと思います。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 2pt | 2pt | 3pt | 4pt | 3pt | 2pt |
65pt
GOOD!
コーエーのものは敷居が高いのか、自分が単にヘタレなせいかどうにもとっつきが悪かった。
だが「魔王再臨」はとてもやりやすくなかなか面白い。三国+戦国+オロチによるドリームマッチだが、アクションもの好きだがコーエー系のものが苦手な方にはよき無双の入門になるだろう。94キャラもいるのはやはり壮観で、キャラ造形もいろいろ異論あろうがフルヴォイスも相俟ってレベルは高いと言っていい。
難易度も『易しい』〜『激難』まで選べるが、『易しい』でやれば死ぬことが逆に難しい(笑)と思います。中には条件を達しないとゲームオーバーになるのもあるが、さほど難しくはないです。
難易度を上げた方がいい武器が入手できる、というのは無双シリーズ共通なようですが『易しい』や『普通』でやって武器属性を増やしたりレベル上げすれば最後まですすめると思われます。
BAD/REQUEST
各プレイヤー武将の熟練度が確認しずらい、とかストック経験値が上限があるといった不満はあるが、何といっても処理落ち(スローになる)がきついところだ。最初これは何かの演出か?と思った位である。そのためPS2版は手放しXBOX360版に乗り換えました。
COMMENT
PS2レビューの場で恐縮ではあるが、360版の方がグラフィックもサウンドも向上している上バグも修正されています。しかし完全修正ではなく、画面一杯に敵味方モブ状態になると処理落ちはあるが、PS2であった特定のステージでの処理落ちはなくなってます。
PS3版(無双OROCHI Z)はこれと初めの無印ができプラスαな内容でバグも完全払拭されているようです。
360やPS3を持ってればそちらで…と言えば簡単だが、PS2環境しかない方々も多くおられるはずなので廉価版で出す際は修正したヴァージョンでリリースして欲しいです。
GOOD!
前作「無双OROCHI」は未プレイ。
無双シリーズは「戦国無双2」のみプレイ経験有り。
■プレイアブルキャラクターの多さ
総勢90人以上のキャラクラーで遊べるのは単純に凄いの一言。
とにかくパワーでなぎ倒す「力」タイプ。
素早い動きとアーツキャンセルが便利な「速」タイプ。
空中コンボで大ダメージが狙える「技」タイプ。
それぞれで異なった立ち回りが求められるので、状況に応じて考えながら操作する楽しさを味わうことができた。特に「速」タイプでテクニカルなコンボが決まった時の爽快感は言葉で表現できない程。
■武器融合・錬成システム
いわゆる最強武器である第四武器を取ってもそれ以降取得する武器が無駄にならない。強化しきった武器を持ったキャラでステージに挑んでも、今までは捨てるだけだった余剰武器は錬成することで他キャラの武器強化に。
また融合による属性付加も、個々のプレイスタイルに合わせて「どんな武器にしようかな」と思考する楽しさを生み出している。このシステムのおかげで武器収集に熱が入った。
■レベル上限99、熟練度の存在
レベルや熟練度(どれだけそのキャラで敵を倒したかの指標、増えると防御力アップ)の上限値が高いため、戦国2のようなちょっと使い込むとすぐ育成MAXというような状況になりにくくなっている。
だがその一方で、上げにくい熟練度をステージ開放条件にしており、ただの作業に繋がってしまっているのは残念。
■その他
○雑魚のわらわら感。
○「邪馬台の戦い」のBGMが秀逸。
○スチルイベント(ステージ開始前のキャラのやり取り)で掛け合うキャラが変化する場合がありついつい見てしまう。
○救援要請に応じるとその武将の体力が一度だけ全快するので助けに行く意欲に。ただピンチでもないのに呼ぶのは相変わらず。
BAD/REQUEST
■錬成作業の煩雑さ
システム自体は面白いのだがとにかく時間と手間が異常にかかる。
錬成に必要な属性を知りたい時はわざわざ戻って別画面で確認しなければならず、属性が7〜8個も必要な場合、覚えられないので紙にメモをしておくなどの作業を求められる。
武器を1人8個までしか持てないという仕様も属性管理を面倒にしている要因の一つ。また実用的な錬成は数える程しかないので、結局どのキャラも同じ錬成構成になりやすいというのも勿体無い。
■フリーモード
ステージクリアすると最初のモード選択まで戻され、その度に毎回キャラ3人を選択させ直すのは嫌がらせだろうか。ステージ終了したらストーリーモードと同様兵舎画面に戻すのが自然だろうし、キャラ選択においてはよく使うキャラの組み合わせを幾つかストックしておいて、ボタン1つで呼び出せる等の配慮が欲しかった。
■わかりづらい属性効果
衝撃波系のチャージには、攻撃範囲が広くなる「旋風」が無意味だったり、攻撃速度が上昇する「神速」を付加しすぎると攻撃判定がずれて逆に使いにくくなる場合があったり等、私のような初心者が攻略情報無しでプレイすると陥りやすい落とし穴が多い。
特に後者は製作側の単なるデバッグ不足。
■難易度
天舞未使用だったが、武将が育ってくると最高難易度「激難」でもやや易しすぎる感は否めない。勿論、使いにくいキャラが油断するとワッショイされて瀕死・即死の場面もあるのだが、基本的にこちらの攻撃力が高すぎて、即昇天しまう武将が多く張り合いに欠ける。プレイヤー側の攻撃力のインフレをもう少し抑えるべきなのでは。
■その他
○馬に乗り込む際の弓や銃がウザすぎる。数発なら耐えられる仕様にすべき。アタッカータイプに応じて馬上の有利不利があっても面白い。
○サバイバルモードにおいて一戦ごとにロードを挟むテンポの悪さ。
○「赤壁の戦い」や砦の戦闘では確実に処理落ち。
○ストーリーモード最終章をクリアすると毎回OPクレジットまで戻される。
COMMENT
いやー面白かった。無双を堪能できました。
ステージ流用やマンネリの影響で、無双シリーズのプレイ経験によって大きく評価は分かれるところでしょうが、自分が前作未プレイ・シリーズ経験も少ないこともあってかなり楽しめました。また続編とはいうものの、私のように前作のストーリーを知らなくても問題ありません。
ですが、処理落ちや不親切なユーザーインターフェースなどゲーム全体の快適性についてはかなり難ありです。
「やりこみ要素」というよりほぼ「作業」ですが、やらなきゃならないことが多いので、忘れた頃にまた引っ張り出して遊んだりしています。因みに未だドラマティック全シナリオ出せていません。熟練度上げが苦行です(汗
最後にバランスブレイカー「天舞」の存在。
自分で使用を控えたのでゲームを楽しむことはできましたけど、バランスがちょっと大雑把過ぎます。RPGで言えば、ボスを一撃で倒せるような最強武器が普通に町で買えるようなものですからね。
勿論この場合も買わなければ良いのですが、プレイヤー側が自ら縛りを設けないとバランスが崩れるというのはゲームとして明らかに調整不足。熟練度上げを頑張った人へのご褒美・隠し要素みたいな位置づけなら全く違和感はなかったのですが。
【総評】快適性に難はあるが良作。特に無双経験が少ない人はより楽しめそう。