【PS2】ペルソナ4 レビュー
発売元 | アトラス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2008-07-10 |
価格 | 7329円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon / オリジナル・サウンドトラック |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:RPG ■ プレイ人数:1人 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 5pt | 5pt | 5pt | 5pt | 4pt | 3pt |
96pt
GOOD!
オリジナリティ
・殺人事件の犯人推理を主軸にした秀逸なストーリー。「ペルソナ」「シャドウ」「マヨナカテレビ」といった非現実性が、推理に不確定要素を加えるエッセンスとなっています。またキャラ同士の細かいやりとりも楽しく、下手な漫画より密度の高い学園モノ展開も見せてくれます。王道学園モノ+サスペンス、この二つの素材をRPGで炒めた作品は他にないと思います。
・前作3から登場しオリジナル要素の強かった日常シュミレーター部の不満点が大よそ解消されたこと(イベントのボリュームアップ、パーティキャラ全員のコミュ搭載、コミュ/バトル/ストーリー間の連動性が増した、作業的でいまいち面白味にかけた主人公の日常ステータス要素の駆け引き性・本編介入度が増した…etc)
グラフィックス
・他とは一線を画す特徴的かつオシャレなグラフィック、インターフェイスデザイン。
・アニメーションの作画レベルの大幅アップ。量・質ともに満足です。
・登場キャラの書き分けがすごい。ゲーム内で美人とされるキャラはパーツが整っていて文句なしで美人。ゲーム内でとりたてて美人でない設定の恋人候補キャラも、パーツバランスはズラしつつもギリギリ「アリ」だなと思える範囲で美人。美人もかわいくない設定のキャラも同じレベルにしか見えないデザインが多い中で素晴らしいと思います。勿論女性だけでなくサイコな若者から老人まで全てのキャラが特徴的で絵になります。
・物凄く小さなことですが、キャラの喜びが表現される時の、お花がぱあぁと広がるアニメーションがかわいすぎる
音楽
・相変わらずオシャレなBGM。唯一違和感を感じた戦闘BGMについても、4〜5回の戦闘で慣れてしまい、最終的には一番のお気に入りになりました。非ボーカル曲の中にも印象的な曲が多いです。前作も5点レベルでしたが、今回もほぼ同レベルにあると思います。ペルソナシリーズのBGMはホント最高です。
熱中度
・戦闘の妙味。常に全滅の危険と隣りあわせの戦闘。ボス戦のバランスも程よく、RPGに無くてはならない緊張感と、撃破後の達成感を久しぶりに堪能しました(自分は3から入ったペルソナビギナーなので、女神転生系に慣れてる人はまた違った感想を抱くかもしれません。※ノーマルでのプレイです)
・ストーリーの後半の怒涛の展開が素晴らしかったこと。止め時が見つからず、眠い目を擦りながら最後の20時間、突っ走りました。ここまで熱中しゲームをプレイしたのは、社会人になってからは初めてかもしれません。たたみ掛けてくる展開の大波と、収束時における伏線の鮮やかな回収っぷりには感動すら覚えました。
満足感
・一週70〜80時間級のプレイ時間。今作はただ「だらだら長い」わけでは無く、イベントがぎっしりつまっていて面白く「いい意味で長い」ゲームだと感じました。
・個性的かつ人間味溢れる仲間たち。発売前の情報ではパッと見「仲間が3に比べて地味だなあ」と感じていたのですが、蓋をあけてみたら「こいつら最高!」(笑)言動に一貫性がないキャラが皆無で、パーティキャラみんなに感情移入できました。こういったキャラクターの魅力もまた大きな満足感につながったと思います。
・爽やかでしんみりするエンディング。バッドEND、ノーマルEND、真END、すべてが印象的で、がんばって最後までクリアして良かったなーと心から思いました。
快適さ
・オリジナリティと被りますが、前作の不満点が大きく解消されたのは○(場所移動のスキップ追加、自由行動が「放課後→夜→深夜」の3ステップから「放課後→夜」の2ステップになりテンポが良くなった…etc)
・一週目に関しては「不快だ」と一度も感じませんでした。このことが何より快適だったという証左になるかと思います。
BAD/REQUEST
ほとんどありません。
強いてあげるなら、ですが・・・
できれば修正してほしかった点が1つ
・イベントスキップが出来ず、二週目が少し億劫(快適さ−1)
小さな点が2つ(もう重箱の隅をつつくレベル)
・当面の犯人が○○だった点。推理モノは犯人が意外であれば意外であるほど、核心に近づくたびに「まさか彼が!?」とアドレナリンが出るものです。このゲームも犯人が意外といえば意外なのですが、この意外性は某ゲームが既に通ってしまった道(オマージュなのかな?)なので、そのキャラの登場時から犯人候補として意識しまい、驚きが半減してしまいました。ただ、これは古いゲームをプレイしてる世代だからこその不満点なので、10代の方には全く関係ないことでしょう。
・堂島氏に関し、コミュレベルをMAXまで上げている状況を作っても、イベントで信用されず失望されるシーンがあること。ストーリーとの兼ね合いで、仕方のない部分もあるとは思いますが「コミュMAXの絆ってそんなもんなのかな」と少しだけ寂しくなりました。「父親ヅラが出来てたと思ってた自分が間違ってた」という台詞を、もう少し柔らかく、葛藤をのぞかせる表現に変えるだけでも印象がかわったかもしれません。
COMMENT
短い開発時間でよくもまあ・・・(感動)
「全世界崩壊の危機」「主人公に架せられた宿命」…このゲームにはRPGにありがちな超巨編ノリは皆無です。ですがある意味この手のシナリオを凌ぐほど密度のあるストーリーだったと思います。クリア直後は、心地いい満足感と同時に「も終わってしまったんだ(もうちょっとこの世界にいたいのに)」という喪失感もすさまじかったです。
いろいろあって今作についてはFESの予定はないようですね。でも、もう一回だけ騙されてみたい気もします(笑)
長々と書いてきましたが、とにかくただ一言、素晴らしいゲームでした。今のところ文句なしで今年ナンバーワンです。ネガティブ思考な自分にしては傾倒っぷりが酷いので感覚がおかしくなってしまったのかと、ブログや掲示板で他の方の評価を隈なく確認してしまったほどです。ホント自信をもってオススメできます。(僕と同じSFC世代にありがちな、「ゲームはドットだ」「ボイスなどプレイヤーの想像力を奪うだけ」などという懐古気味の方はすこし辛い部分があるかもしれません。そこだけはご了承を)
最後にひとつだけ。
デュアルショック対応のコントローラーでプレイすることをオススメします。クリア後にネットで「その」情報を知り、少しショックを受けました。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 4pt | 5pt | 5pt | 5pt | 4pt | 2pt |
95pt
GOOD!
5点とした中で、オリジナリティ、熱中度、満足感については、全て同じ理由です。
本作のセールスポイントの一つにもなっていた「二転三転する推理劇」。この一言に尽きます。
探偵ゲームなどにはそこまで詳しくないのですが、それと従来のメガテン、ペルソナの要素を合致させた所を素直に評価したいです。
熱中度に関しては、特別以外の何物でもありませんでした。
普段はメガテンには、悪魔との戦いや共存を望んでいたので、このようなケースは初めてでした。
いい意味で期待を裏切られました。
オリジナリティは今までのRPGやメガテンになかった概念を
熱中度は次の展開や、伏線の消化などへの渇望を
満足感はそれら全てが納得のいく結果に終わったと言う事を
それぞれ評価して、5点とさせていただきました。
音楽の方は、アトラスのゲームと言う事で…と思っていたのですが
今回も期待通り、素晴らしい曲が揃っていました。
場を盛り上げるにはこの上ない効果を演出していたように思えます。
3より女神転生に近い曲が多かった一方で、笑わせてくれる効果音(ファンファーレ)なども耳に残りました。
他にも、仲間の操作や登場キャラクターの性格、団結力など、3で不評であろう部分は根こそぎ改善されていたように思えます。
ストーリーのところどころに挟まれる小ネタもいちいち楽しめます。クマ最高!
BAD/REQUEST
戦闘開始時に装備するペルソナを固定にできるようにして欲しかった。
ミックスレイドがなくなってしまっている。
フィレモンを出して欲しかった。
女神転生シリーズであの敵が出るとは…(あの方が敵とは…)。
何れにせよ、致命的なものはありませんでした。
COMMENT
所謂真エンディングまでプレイしました。
3は何度もしたいというゲームではなかったのですが、
今回は何度でも楽しめるようなゲームに仕上がっています。
マルチエンディングな上に、推理小説にありがちな、全てを理解した上で伏線を楽しむという楽しみ方もあります。
ペルソナで一番好きなのは2罰でしたが、今回はそれに匹敵する出来だったように思えます。
また、現代社会の闇にもメスを入れていた部分が興味深かったです。
否応なくある事件を思い起こさせるキャラとか…不謹慎ですが、唸らされる部分もありました。
次回作、デビルサマナーや真シリーズも含めて楽しみにしています。
FES…追加ディスクは結構ですので。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 4pt | 5pt | 5pt | 5pt | 4pt | 2pt |
95pt
GOOD!
・オリジナリティー
コミュニティー、戦闘システムや
戦闘後のシャッフルタイム、三体以上のペルソナの合体など、
他のRPGにはないシステムが多いと感じた。
・グラフィックス
特に気になる箇所はなかった。
個人的に途中に入るアニメが良かったと思う。
・音楽
良曲揃い。
特に戦闘曲が素晴らしい。
他にも世界観にマッチしている曲が多い。
・熱中度
主人公のレベル・ペルソナのレベル・コミュニティーレベルを上げたり、
ペルソナの収集・合体などやり込み要素は多い。
またストーリーも良くできているのでかなり熱中できると思う。
・満足感
もちろん満足した。
ペルソナシリーズは初プレイで不安だったが、
プレイしてみて「買ってよかった」と感じた。
・快適さ
これといって目立つロードはなかった。
また操作関係でも不便と感じることはない。
・難易度
簡単すぎず、難し過ぎないちょうどいい難易度。
またRPGが得意な人はプレイする際に「EXPERT」を選び、
苦手は人は「BEGINNER」を選ぶといいと思う。
BAD/REQUEST
・快適さ
良い所にも書いた通り、目立つロードはないが
割とちょこちょこロードが入るような気がした。
COMMENT
ペルソナシリーズは初プレイでしたが、買ってよかったです。
RPG好きな人、買おうか迷っている人は買うことをオススメします。
GOOD!
グラフィックはいいですよ河原の夕焼けなど綺麗で見とれてしまいます
次世代機を持ってる人は不満に思うかもしれませんがPS2でこれは綺麗なほうです
音楽ですが本当にいいです。ほんとにゲームの音楽か?と思うほどおしゃれでいい曲が多いです
戦闘BGM、ダンジョンのBGM、ED
どれも良すぎます、特にEDは感動できます
熱中度ですがかなりはまりましたね
発売日に買ったんですが夢中で進めてしまいました
止め時がわからなくなるほどはまるので注意です
快適さ
前作はいちいち歩いて帰っていたんですが今作はショートカットボタンが搭載されて一瞬で街に出ることができます
ロードもだいぶ短くなっていてストレスが溜まることなくプレイできると思います
その他
P3が好きだった人には間違いなく楽しめると思います
前作で不満だった点が全て改善されてるので
先の気になるストーリー、相変わらずおしゃれなBGM、アトラスゲー独特の鬼畜難易度
ペルソナ合体の奥深さとはまり度
最高でした。
BAD/REQUEST
難易度が高い
これは僕としてはいい点だと思うんですが初心者の方にはかなりきついと思われます
わりと序盤からかなりの難易度なので挫折してしまう人も多いかもしれません。
行事のイベントがあっさりしすぎだった気がします
イベントを見るだけでなくマップで歩き回ったりしたかった
12月から3月に一気に飛ぶんで正月イベントやバレンタインデーイベントがありません。
前作あった衣装チェンジがない
これはFESの布石でしょうか
COMMENT
傑作ですね前作で不満が多かった点をきっちり改善しています
なんといっても音楽ですね。目黒将司さん凄いです。サントラ買います
難易度が高いのでRPGファンにもお勧めできるしP3が好きだった人には間違いなく楽しめる出来です