オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 5pt | 3pt | 4pt | 4pt | 2pt |
75pt
GOOD!
BGMの出来は秀逸で、さすが阿保さんと感嘆しました。
初代のアレンジもたくさんあって良かったと思います。
BAD/REQUEST
やはり今までと毛色が違い、どろどろしたものが少ない、というのが一部のメモオフファンにとって受け入れがたいかもしれません。
COMMENT
今までとは少し毛色の違うメモオフです。
とにかく新作が出たことが一番私は嬉しかったですね。
今後も期待のシリーズだと思います。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 1pt |
69pt
GOOD!
・10曲もあるボーカル曲
出演者の歌うボーカル曲があるゲームが、個人的には好きです。それが10曲もあり、少し凝った試行もあり、BGMもなかなか良かったので、サウンドは4点です。
・快適なシステム
KIDから引き継がれたシステムは相変わらず快適。選択肢のところでセーブしても、状況がわかるようにロードしてくれるのはとても親切。ということで、快適さは4点。
・まとまりのあるシナリオ
メインヒロインのストーリーをベースに、サブヒロインのストーリーが組み立てられているのは好印象。全体的にもまとまりがある。また、女性視点を取り入れたことで、本編ルートにも厚みが増しているということで、満足感は4点。
BAD/REQUEST
・マンネリ感の残るシナリオ
良くも悪くもメモオフらしいエンドに、がっかりする事が多々ありました。オリジナリティーは2点にしました。
・女性視点ルートの効果が薄い
良いところにも書いたように、女性視点を取り入れた効果が本編にも現れているので、改めて女性視点のみのルートが存在しても、その効果は薄いように感じました。
・あるヒロインの声
役に合わせて高い声で演技されている(と感じた)ヒロインがいますが、”作られた声感”がずっと抜け切れなくて、あまり感情移入ができない場面がありました。
COMMENT
今回プレイしていて、まず感じたことは、気まずさや重苦しさといった雰囲気がうまく演出されているということです。こんな微妙な感じが演出されているにも関わらず、ステレオタイプ的なエンディングが多かったのは、個人的には残念でした。”ヒロインA狙いだったけどやっぱりヒロインBエンド”とか、そんな微妙なエンドも演出できたんじゃないかと思います。
次に、今までのメモオフに比べて、女性視点的な記述が多いと感じました。それもそのはず、その後に女性視点ルートが控えていたのですから。女性視点のシナリオを作ることで、本編シナリオに厚みが増したのは成功だと思います。しかしその後で、同じストーリーの女性視点シナリオを公開することが必要であったかどうかは、今回は微妙なところだと思います。
サブヒロインを攻略している時は、メインヒロインのストーリーをうまく使っていると感じました。そのため、感情移入もすんなりできたような気がします。サブヒロインのシナリオを、別々のライターが勝手に書いていたらこうはなりませんので、全体を強力にまとめようとする意思が感じられて、とても好印象でした。
出演者の皆さんの歌が予想外にうまくて満足でした。個人的には、クロエこと後藤邑子さんの演技がとても良かったです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 2pt |
71pt
GOOD!
<システム>
まずなによりもコレだろう。こういったノベルゲーを遊ぶにあたって必要な物がほぼ揃っているので、プレイ中は非常に快適だった。しっかりとシリーズの遺伝子が受け継がれていたので安心出来た。
<音楽>
どの曲も今作がメモリーズオフであるということをはっきりと理解出来る、雰囲気にあった、控えめで、どこか懐かしさすら感じさせるものばかり。ボーカル曲が豊富なのも◎
<サブヒロインのシナリオ>
長さはそれぞれだが、どのシナリオも綺麗に纏まっていた。キャラクターも魅力的で、何よりもシリーズ最高峰のスペックを誇る主人公が、その性能をいかんなく発揮していたのが好印象。
<メモリーズオフであること>
一度、開発会社が駄目になったというニュースを見た時には「これが本当のメモリーズオフか」などと思ったものだが、こうしてしっかりとシリーズ最新作が発売されたのはファンとしては嬉しい限り。
BAD/REQUEST
<メインヒロインのシナリオ>
これはもう擁護のしようがない。特に後半に入る前のあの視点変更。あれを蛇足と言わずして何というのだろうか。先に何が待っているか分かり切っている上に、それほど捻られた内容でもないシナリオで読み直しをさせられてもダレるだけだ。その後も想像を絶するグダグダが続き、閉口させられる。ついつい全スキップのボタンを押したくなったのは私だけだろうか。
<挑戦的なシナリオのなさ>
3、4、5で見せていた出来不出来は兎も角、こういう内容を持ってくるのは流石だなと思わせるシナリオがなく、新鮮な驚きがなかった事。ネタバレになるから詳しくは書けないが、主人公とりりすの関係にもう一工夫あれば大分と印象が変わったのではないだろうか(いっそ昼メロ的な)。
COMMENT
シリーズ最新作としての使命は十分に全う出来ただろう。先述したようにメインヒロインのシナリオは残念極まりないが、それに目を瞑れるくらいには他の部分に力が入っていたし、何よりもシリーズ最新作がこうして無事に発売出来たということを喜びたい。この調子ならば7や8とシリーズが続いて行く事にも期待を持てるだろう。もし後日談的な作品を制作するのであれば、是非、佐賀亨という人物をもっと描いて欲しい。今作だけで終わらせるには実に惜しいキャラである。
今後とも、この長く続くシリーズが脈々と受け継がれていくことを願いたい。
GOOD!
●快適な環境
オートプレイしながら早送りできます。ロードもスキップも結構早い。
「終了」でシステムデータを上書きしていれば、「Last Game」から前回
の続きを簡単に始められるなど快適な環境周り。もう少しカスタマイズ
ができれば文句なしでしたが。よって「快適さ」は4点です
●サウンド
ボーカル曲が各キャラあって、味が出てていい感じです。テーマ曲や
普段のBGMも心地よくて、シリーズ従来のクオリティを感じました。
よって「サウンド」は4点です
●グラフィックス
立ち絵はパターンが豊富なので良いです。距離感も上手く演出してたし。
イベント絵も構図が刺激的なものがいくつかあり、魅力的でした。
ただ背景が古臭い印象を受けるものが多いのがマイナスでした。よって
「グラフィックス」は標準の3点かな
●サブヒロインのシナリオ
強引な展開もありましたが、どれもヒロインとの仲が深まっていく過程
を丁寧に描いていて、ラストは爽やかな気持ちにさせてくれました。
綺麗にまとまっていたので、どのヒロインも魅力的に感じました
BAD/REQUEST
●よくある設定
主人公とメインヒロインの関係がベタで、共通ルートもよくある展開。
主人公もやる時はやる男だが、普段は中学生みたいなウブな反応だし、
無難すぎて個性が感じられない。メインヒロインも従来のメモオフ
と比べると、シナリオのせいで魅力が足りない気がする
●メインヒロインのシナリオ
このルートでの主人公は、恋愛に対して鈍感・優柔不断な面が顕著に
現れている。話を引っ張るためだと思うが、先が読めるため段々
プレイ熱が冷めてくる。特にあの視点変更は蛇足だった…。よって
「熱中度」は2点。上記の点も考慮して「オリジナリティ」も2点です
以上のことからメモオフの最新作でありながら、従来のメモオフの
レベルまで達していないと感じたので、「満足感」は2点です
COMMENT
前の投稿の方が指摘したとおり、従来のシリーズとはカラーを一新した
感じですね。それがGOODと感じた部分もあったけど、BADの方が多く
感じました。KIDの頃とは製作会社が違うので仕方がない面もあるけど。
これはシリーズファンでも人を選ぶ作品と言えるでしょう。
従来のメモオフの真ルートはシナリオ的に一番良くて、メインヒロインの
隠された魅力が発揮されていたので作品レベルの底上げになってました。
ところが今作の真ルート(それに値するルート)はウーンな印象のため、
ビミョーな満足感になってしまった。
よほどのファンで、中学生レベルの純情物語に耐性がある人向けかな