【PS3】バイオハザード6 レビュー
発売元 | カプコン (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2012-10-04 |
価格 | 7990円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象 セクシャル 暴力 犯罪 (CERO について) |
ショップ/リンク | セブンネットショッピング / Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:サバイバルホラー ■ プレイ人数:1〜2人(オンライン:2〜4人) |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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2pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 1pt | 3pt |
51pt
GOOD!
☆ボリューム。
前作の5がボリューム不足だったせいもあるのだろうが、今作の6はかなりのボリュームがあると思いました。
4つのシナリオで総プレイ時間は30時間くらいあるでしょうか。
やりごたえは十分あると思いますよ。
☆ゾンビ。
これはレオンとエイダのシナリオだけだが、ゾンビが復活してるのはシリーズのファンとしては非常に嬉しい。
バイオ=ゾンビって思ってる人は決して少なくないでしょうしね。
レオンの序盤は昔ながらのバイオの雰囲気があって楽しめました♪
☆コーププレイ。
通常は2人協力、一定の箇所だとクロスオーバーで最大4人でコーププレイできる。
「5」もそうでしたが、今作はコープの方が絶対面白いです。
ボイチャやスカイプ等があれば最高ですね。
BAD/REQUEST
★ボリューム。
良いとこでも書きましたが、逆に長いなぁと思えるチャプターが多い気がしました。
初見だと1時間以上かかるものも少なくない。
もう少しチャプターを区切れなかったのかなぁと少し残念。
★カメラ視点。
ネットでの反応はもちろん、友人も何人か酔ったって人がいました。
確かにキャラが近いと思うし、画面が結構上下左右にぶれるので当然かなぁと。
自分は大丈夫でしたけど・・・(´・ω・`)
酔うまではいかないまでも、操作中に注目する場所に強制的に視点が移動するところでは「これはあかんやろ」って思いましたね。
後、急ぐ場面でも演出なのでしょうけど、カメラアングルが悪いなぁって箇所がいくつかありましたね。
★操作性。
・QTE。
「4」や「5」でもあったQTEを再び採用、しかも今作は全編通してやたらに多い。
そのほとんどが失敗するとダメージ有りか即死。
大抵の人が戦闘でのダメージによる死より、QTEでの死のほうが圧倒的に多いことでしょう。
それからレバガチャやボタン連打はいらないと思う。
特にレバガチャは疲れるだけでホントにうざい。
きっと「7」も出るでしょうから、QTEを無くせとまでは言わないので改善してほしいですね。
・武器チェンジ。
「5」では速やかに使いたい武器にかえれたのに、今回は持ってる武器がやたら多いし、十字キーの左右で順番に武器を移動させないといけないので素早くチェンジができない。
シナリオ開始の前に使う・使わない武器を選択できれば良かったのに・・・。
・カバーアクション。
大抵の物陰でカバーアクションができますが正直使いにくいです。
「4」や「5」等のシンプルな操作で十分だったのでは?
乗り出して撃とうとしても、キャラに近い側まで照準が届かなかったりw
★コスチューム。
今までのシリーズにはほとんど入ってたコスチュームチェンジ要素がない。
マーセの方では一定スコア達成で違うコスのキャラが選べるようになりますが、正直自分は本編で新しいコスでプレイしたかったです。
まぁ、ここらへんはこれからのDLコンテンツに期待って感じでしょうか。
★敵のスナイパー。
個人的に今作で一番うざい敵はスナイパーです。
猛ダッシュしてても凄い命中精度で当ててきますw
COMMENT
シリーズでは1、2,3、ベロニカ、リメイク1、0、4,5クリア済み。
オペラク途中放棄w
巷で言われてる程悪いゲームではないと思います。
ただ、いろんなゲームから様々な要素をもってきすぎて、それらがうまくまとまらず消化不良を起こしてる感じですかね。
発売日を送らせてでも、もっとしっかり調整するべきだったかと。
オンライン環境が整ってて、ボイチャ等で意思疎通できる友人等がいれば十分楽しめると思います。
ホントはオンオフ問わず楽しめないといけないんですけどね(´・ω・`)
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 2pt | 3pt |
71pt
GOOD!
70時間プレイしての感想。シリーズは4と5をプレイ。
・3人のストーリーに加え隠しシナリオが用意されている。各シナリオクリアするのに4〜6時間分ほどのボリュームがある。
・レオン編のホラーな雰囲気。正直バイオ4・5はホラーゲームと言うより殲滅ゲームという印象が強いが、レオン編に関しては暗い学校やパニックになる街などなかなかのホラー演出だった。
・基本アクションの増加。スライディング・突進攻撃・バックステップ・クイックショット・カウンターなど、アクションが大幅に増えた。前作までは基本的に「撃つ⇒格闘攻撃」のワンパターンだったが、今作では各状況に合わせてさまざまなアクションを起こせるようになり、戦闘の自由度が上がった。さまざまなアクションを行い、試行錯誤するのが楽しい。
・映画的な迫力ある動きがゲームでできる。ボスから逃走する、ジェットスキーで雪崩から脱出する、飛行機を操縦してしまうなどなど。
・優秀なナビがワンボタンで表示できる。手間を取らさずほぼ道に迷わない。オンライン時に迷っても安心。
・シナリオ4つそれぞれに違うステータス・メニュー画面のデザインがかっこいい。(操作しづらいが)
・マーセナリーズでもスキルポイントをためることができる。いい記録がでなくてもプレイする意味がある。
・ロード時にアドバイスがでるのはありがたい(○ボタンで項目を変えられるし)
・シングルプレイにて、バイオ5で苦心した相方CPUへの負担が大幅に減少。弾を渡さなくても弾切れを起こさない、まったくダイイング状態にならない、自分がダイイングになっても割と早く助けてくれる。
・オンラインプレイにて死亡回数が共有されない(相方が死んだら相方のみ死亡回数が増える)。なので相方が死にまくっても自分はSランクを取ることが可能。
・PS3のゲームを初プレイする時、ゲームデータのインストールをしなければならなく、すぐにゲームをしたいのに待たされるということがあるが、今作はゲームプレイの裏でインストールしているらしく、一切時間を取られなかったのは素晴らしい(MGS4は見習ってほしい、今度改良版がでるようだが)。
BAD/REQUEST
・武器を捨てることができない。そのせいで物語終盤には武器があふれ、それに伴い弾丸があふれ、回復アイテムが取れなくなってしまったりする。また武器切り替えも左右での切り替えのため、とっさに使いたい武器を選ぶことができない。
・銃を撃ってくる敵の存在。遠くから複数人が撃ってくる。こちらも銃のみで応戦することもできるが、その方法で応戦していればすぐ弾切れになってしまうため、接近し格闘攻撃に持ちこまざるをえない。銃を持っている敵に接近するものだから必然的にダメージをうけることとなる。クリス編ではヘビ戦以降弾切れが頻発した。さらにスナイパーは難易度ノーマルでも体感90%の確率で当ててくるので脅威の一言。
・コンバットゲージの存在やアクションが増えたが、使いこなすのに時間がかかった。慣れたと感じたのは4つのシナリオを終えてからだった。
・ゲームの背景が書かれているファイルがゲーム内で読めない(いわゆる住人の日記が存在しない)。ゲーム内で読んでこそ雰囲気が出ると思うのに。さらにエンブレムを集めないと解放されないので隠しシナリオをクリアしたのにも関わらずファイルが半分も集まっていない。
・カバーアクション。身を乗り出すために左スティックを動かさなければいけないのは操作しづらい。
・這い上がるイベント時の謎の「L1」「R1」コマンドイベント。説明不足でどうボタンを押せばいいのか全く分らず、いろいろ試してやっとやり方が分かった。
・シナリオをクリアしても任意の武器を選んでチャプターセレクトといったことができない。またコスチュームも変えられない。
・クリスとジェイク編でもゾンビも出してほしかった。
COMMENT
バイオ4・5に続く本作だが、しっかり進化してきていると思う。
他の人の評価を見ているとQTEがのきなみ不評のようだが、自分は全く気にならなかった。演出の一環で済ませている自分がいる。4・5ではプリレンダムービー時にもQTEがあったが(あの時はムービーですら気を抜けなかった)、今回はなくなったのでマシになったのでは? カメラワークも全くなんとも思わなかったり。
自分はゲームに対し、一週目よりも周回プレイでの快適さを求めるので、その観点から言えばのきなみ評価は良い。
ゾンビを相手にさまざまはアクションを駆使して戦えるのが楽しく、さらに4つのシナリオと7人の操作キャラクターが使えるため、長く遊ぶことができる。アイテム回りに難があるが、それも良い点を見れば些細に思える。
銃を撃って敵を倒すことが好きな人よりも、戦いに自由度を求めている人にオススメです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 2pt | 1pt | 2pt |
49pt
GOOD!
・なんといっても過去最高のボリューム。4組の主人公に加えて、マーセナリーズ、エージェントハントなど、やりごたえ充分。
・グラフィック。逃亡シーンなどの表現は映画さながら。
・新アクション。緊急回避、クイックショット、ダッシュなどは過去のバイオシリーズにないスピード感があって良かった。
・グロテスクなクリーチャー。レポティッツァ、ブラッドショット、ラスラパンネなどのクリーチャーはまさに異形なモンスターな感じで良かった。
・新キャラクター。ジェイク、シェリー、ピアーズらの新キャラクターは個性的で良かった。
・ストーリー。4組の主人公でストーリーが進行し、どれも通じているのが斬新だった。特にエイダ編で謎が明らかになっていく様子が良かった。
BAD/REQUEST
ハッキリ言って沢山あります。
・体力システム。体力が6つのブロックで形成されているので、どんなに軽い攻撃でも大抵は体力の1/6を減らされてしまう。
・起き上がりに無敵なし。そのため、一度転ばされて敵に囲まれると、そのままハメ殺されてしまうケースがある。ある意味リアルかもしれないが、何も出来ずの転ばされ続けるのは不快。
・持ち物全般。基本的に持ち物制限がうっとうしすぎる。アイテムBOXが存在しないので、終盤になると、ハーブをとるのに弾薬を捨てたりしなけらばならない場面などが出てくる。預けられないのであれば無制限でいいのでは?
武器の切り替えも非常に不便。十字キーの左右で交換するのだが、武器が多くなると何度も押さなければ目的の武器に交換できない。5の時のようなシステムで良かったのに何で変えてしまったのだろうか。
・爽快感のない初見殺し満載のQTE。さんざん言われてるがQTEが全く面白くない。基本的に即死回避のQTEが多いのだが、初見では、ほぼ反応が間に合わないような物が山ほど出てくる。成功しても全く爽快感がない。比較として「龍が如く」のQTEはキャラを自然に動かすような感覚の入力で、テンポも良く、成功すると敵に大ダメージのようなあくまでアクセントとして用いてるので爽快感がある。QTEは、あくまでゲームを有利に進められる程度の物であるべきだと思う。難しくする意味がない。
・一つのチャプターが長すぎる。あの場面やりたいな〜と思っても随分前からやり直さなくてはならない。
・レオン編の不満。一部のステージが暗すぎる。その上ゾンビが気配を消して地面に伏せているので、一部の場所では知らなければ確実にダメージを受けるような場所がいくつもある。掴まれただけで1/6のダメージを確実に受けるので凄い理不尽に感じた。ビックリさせたいだけなら掴まれただけならダメージは無くても良かったと思う。あとロープ登りのQTEは説明不足すぎ。
・クリス編の不満。とにかく弾が足りない。敵や味方は景気良くマシンガンを撃ちまくるのに、こっちは弾を節約しながらナイフや体術を駆使しなければならない。あとスナイパーがうざったすぎる。コッチがスコープを拡大してやっと見えるような位置からバンバン当ててくる上に、コッチの狙撃はブレブレ。
・ジェイク編の不満。ボス戦の爽快感のなさ。途中で格闘戦になるのだが、格闘コンボが半端な当たり方でイマイチ爽快がない。しかも追いつめた後のQTEで失敗するとゲームオーバー。脱出のQTEもダラダラしすぎ。
・ストーリー。どうにも納得いかない部分が多い。主にクリスとヘレナの扱い。詳しくは書きませんが、クリスが今までのシリーズのクリスと同一人物と思えないほど別人。好きなキャラだったので、扱いがひどすぎてとにかくガッカリした。ヘレナは全然魅力を感じないキャラ。やったこともヒドイし、終わり方も全く納得できない。
・ホラー的な演出が皆無。「カギをとったら窓からリッカーが飛び込んでくる」みたいなベタなビックリするイベントが欲しかった。ハッキリ言って全然驚く所も怖い所も無かった。
COMMENT
アクションゲームとしては一定の面白さがあるのだが、どうにも欠点が多すぎる。テストプレイをやったのか疑問な部分がいくつもある。欠点を直せば非常に良いゲームになりそうなので、とても残念。
サイバイバルホラーと銘打つならグロテスクなクリーチャーを出すだけでなく、プレイヤーを驚かせたり、ジワジワくるような怖さを演出して欲しい。アクションアドベンチャーゲームとしての完成度はどうしてもアンチャーデッド等のゲームに比べると劣る。「バイオハザード」のブランドを活かした今後のシリーズに期待します。
Amazonレビュー
レビュー日: 2013-06-17
しかし今作は弾薬に苦労することは殆どない上に、スキルの利用でパートナーが無制限に回復アイテムを使ってくれるのでこちらがゾンビになったかのような戦法がとれ、高難易度でも通常の敵との交戦で死ぬことはほぼありません。
その反面QTEの多用によりイベントシーン内でミス操作をすると残りの体力等に関係なく死にます…。
この仕組みによってイベント下での操作を覚えた二週目以降では殆ど苦労することもなく、非常に味気のないものになってしまいました。
長く続くシリーズ物は各々の好みもあり、万人に受けるゲームを作ることは不可能に近いと思いますが、次作では今回集まったユーザーの意見を参考にし、新しいバイオハザードの魅力を作り上げることを願っております。
GOOD!
・ストーリー
賛否両論があるのだと思いますが、ストーリーそのものは面白かったと思います。全てのシナリオをクリアして初めて全貌が見えるというシステムも好きでした。次のシナリオをプレーしたいという気持ちにさせられました。
・ムービー
ゲームの中のムービーを見るのが好き、という個人的な趣味の部分もあるのですが、ストーリーを追っていくうえで、とても面白かった。よりストーリーにも感情移入できるのでこの部分は次回以降も今回くらいのボリュームがあっても良いと思います。
画質については詳しいことはわかりませんが、素人の目から見てる限りでは「きれいな映像だなぁ」と思って見てました。
BAD/REQUEST
・QTE
これで死ぬことが多いです。クリス編の巨大生物から逃げ回る場面では、死にすぎていい歳して久しぶりにコントローラを投げてしまいました…。これがあるせいで2周目に突入するのをためらっています…。5のときはまだ許せたのですが…。
・死なない敵、しつこい敵
同じ敵が復活して何度も襲ってくる→倒す(一定時間ダウン)→また襲ってくるのループは苦痛。絶対に死なない敵が何度も出てくることで、「あーつまんない、飽きた」と思ってしまいました。
これも2周目に突入したくない大きな理由の一つです。
敵の数が増えても全然問題ない(むしろドキドキ感という意味では歓迎)と思うのですが…。
・全てが中途半端
操作性が悪い。バイオハザード以外のTPSと比べたら残念な出来だと思う。武器の選択やカメラワーク等、物足りなさを感じました。
COMMENT
難易度は人によって個人差があると思うので、私的には少し難しい気もしましたが、気にはなりません。
ただ、とにかく「QTE」と「同じ敵と戦っている時間の長さ」に辟易しました。
昔のバイオを感じさせるステージがあり、シリーズで初めて動きながら撃てるようになった等、面白い試みもあったのですが、肝心のアクションでイライラしたのが非常に残念でした。
8000円で買うゲームではないという感想です。