【PS4】ダイイングライト レビュー
発売元 | ワーナー エンターテイメント ジャパン (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2016-04-21 |
価格 | 8208円(税込) |
レーティング | 【Z】18才以上のみ対象 暴力 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:サバイバルホラーアクション ■ プレイ人数:1人(オンライン:4人 / ゾンビモードDLC適用時:最大5人) 【ダイイングライト:ザ・フォロイング エンハンスト・エディション】 ■ 発売日:2016/04/21 └ 価格:6,428円 本編とDLC、拡張パックなどをまとめた商品です。 【ダイイングライト】 ■ 発売日:2015/04/16 └ 価格:8,208円 |
- 総合ポイント
- 55
- (難易度)
- 2.73
- レビュー数
- 15
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 1pt | 2pt | 1pt | 4pt |
41pt
GOOD!
●【オリジナリティー】オープンワールドの荒廃したゾンビだらけの都市を自由に走り回り、とある任務の為に生き抜くといったゲーム。このようなゲームは他にもあるみたいですが、私はオープンワールドといえばファンタジーなRPGしか知らなかったので、個人的にではありますがオリジナリティーは感じました。「道路→ドア→建物内」といった通常の移動をより強化?し、家の壁、塀、車・バスの側面、崖といった、「壁という壁」のふちにほぼ全てつかまってぶら下がり、駆け上がる事ができ、ごちゃごちゃした街を恐ろしい程スムーズかつスピーディに移動できる。これはとっても爽快感がありました。また、昼と夜の概念が存在し、昼はゾンビ共もおとなしめで割と一方的にボコボコにできますが、夜は活発になり、夜専用(というか暗闇専用)の強力なゾンビが登場し、逆に一方的にボコられるので、見つかり次第逃げる事になります。この強力ゾンビ、一度見つかると上記の通りの家の壁を駆け上がり、屋根から屋根へと飛び移り、屋内を駆け抜ける主人公の超脚力で逃げ回っても、背後にぴったり付いてくる程の追跡力を誇ります。スリルが半端ナイです。おそらく初見では意味もわからずやられてしまい、それ以降空が夕暮れに染まってくると「やべ!もう日が暮れる!安全地帯に・・ああー遠い!やばい!!」と思う事請け合い。・・ですが、夜間は主人公がスキルを取得する為の経験値が2倍となります。うまくできてるなーと思いました。
●【グラフィックス】絵はとても綺麗です。昼・夜ともに空気感がでており、日中の暑さが肌で感じるかのように臨場感たっぷり。廃墟と化した一般家屋や店舗内は埃がただよい、板でふさがれた窓からかすかに日の光が入り、廃墟好きな人は歩いてるだけでも楽しいはず。
●【音楽】特に耳に残るものはないものの、夜間的に発見され追跡中のBGMは非常に焦らされるものであり良かったです。街を歩いている時は若干音楽はあるものの、基本自然環境音に近いのも作品の雰囲気にあっていると思います。
●【熱中度】ストーリーがわかりやすく、映画のようで良かったです。正直下記のBAD項目のせいで途中でもうやめようと思ったのに最後までやったのは、ストーリーが気になった事が大きいです。サイドクエストもストーリー性があるものは意外な結末だったりクスッときたりと楽しかったです。
●【快適さ】細かい所ですが、冷蔵庫やタンスなどを漁った時に、自動でアイテムの方へ視界が動き、アイテム取得ボタンを押すだけなのは地味ながら便利につくってあるなーと感心しました。
BAD/REQUEST
×【熱中度】
→ゾンビ共を一掃した時や、移動がものすごくスムーズにいっている時などは時間を忘れて楽しんでましたが、やはりオープンワールドの宿命なのが、やってる内に移動がだるくなってきます。建物から建物に移動するパルクールアクションがウリですし、もしファストトラベルを搭載してしまうとゾンビに出会う事すらなくなってしまうのでしょうがないと思いますが・・せめて各地の安全拠点から本拠点への一方通行かつ、ゲーム中の一日に一回だけでもいいのでファストトラベルが欲しかった。
→ストーリーは良かったのですが、いわゆる「おつかい」感が濃く、「AさんにあってBをしてきてくれ→BをしてほしかったらCにいってDを持ってこい」とファストトラベル無しの広大なフィールドをあちこち駆け回る事になり、移動の多さからマップを開いて次の目的地が遥か遠くだと飽きがでてくる。物語中盤あたりで「話長くね・・まだ終わらないの?」と正直思ってしまった。
×【快適さ】この項目が個人的に一番気になった所
→字幕が見づらい。文字がアホみたいに小さい上、背景と同化し、もう本当に読めない。とある会話では画面全体が青く染まり読みやすいのだが、普通の会話の時もそうするか文字を大きくして欲しかった。安全地域での会話やムービー中の会話ですらこれなので、戦闘中のリアルタイムの字幕などもはや読めという方が無理なレベル。
→ロードが長い。フィールドからダンジョンに入るように、ロードを挟む移動がある際にその度にロードが入る。フィールド→屋内ならまだギリ許容できるが、屋内→フィールドの場合数えてみたら40~50秒程かかっていた。
→移動に関して
・細かいキーコンフィグが無く、R1でジャンプ、L3押し込みでダッシュというなんとも不思議なコントロールが最後までつらかった。特にダッシュがやりづらく、敵から急いで逃げなくてはならない場面で道の角を曲がった時や大ジャンプ後などにダッシュが切れて普通の歩行になってしまい「あーもう!」とイライラしてしまう場面が多くあった。
・オープンワールドで基本どこでもいけるのだが、一部登れない・進めない場所がある。それは別かまわないが、見た目でわかりづらい。どう考えてもいけそうなのに縁につかまれず、ピョンピョン跳ねてる間にゾンビにぼこられるとこれまたイライラしてしまった。
・どこにいくのかわかりづらい。例えばマップを開いて目的地を見たとき、目的地が建物内のとある部屋の隅だった時、目的地表示が建物の玄関ではなく、そのままその場所が表示され、更にそれが別の入り口から進んだ先の地下なのか、2階なのか、屋上なのかが地図からではさっぱり読み取れず、目的地建物の外周をゾンビを気を配りながらぐるぐる周るのは中々のストレスだった。とうとう行き方がわからずクリアできなかったサイドクエストもあった。
・主人公は建物を登る事には長けていても、降りる事にはもうこれクソであり、高い建物からおりたくて、屋根の隅にいって視点を下に向けても「ぶらさがる」いったコマンドが表示されず、大ダメージor即死覚悟で飛び降りるしかなく、実際それで何度も即死するとこれまた血管がぶち切れそうになった。落下ダメージを置けない緩衝地点はある場所もあるが、普通に降りるコマンドも搭載してほしかった。
・主観視点により足場の距離感がわかりづらい。主観視点を辞めろとか背後視点にオプションで変えられるようにしろとそういう事ではなく、普通のストーリー上で通る道にアクション苦手な人がコントローラーぶんなげたくなるような道を作るなと。物語終盤のとある地点では同じ場所で落下→即死を繰り返しスタッフへの怒りは最高潮に。
×戦闘に関して
→敵と主人公の戦闘力(機動力)に差がありすぎる。通常のゾンビ相手ならむしろそれは逆だが、強化ゾンビ相手だと被弾無しはかなり難しい。
また、(特に序盤)武器を普通に戦うには物量に対して敵の体力も攻撃力も高すぎる。中盤で武器が強化されて楽になってきたなと思っていると、終盤にかけて敵もアホみたいに強化されて波のように大量に押し寄せられると対処しきれない。だからこそ元々街に設置された罠や各種アイテムを使うのだろうが、それをもってしてもつらい場面が多々あった。(ちなみに私は難易度簡単(普通?)でやっていたが正直それでもきつかった。
→各敵がうざすぎる
・通常ゾンビ:序盤はまさに雑魚敵といった感じだが、終盤にかけて移動スピードがあがり、さらに火炎瓶で黒コゲにしても生存し、防弾チョッキを装備して最高性能の武器ですら数発耐え抜きとってもうざい。
・走りゾンビ:今作ウザさ第2位。ゾンビとは思えないものすごい速度を走ってきてアーアー叫びながらこちらの攻撃を回避しながら連続攻撃してくる。「大きな音をたてると出現するので急いで逃げる事」とのチュートリアルの通り、ガスボンベなどを爆発させると、どこか遠くで扉をぶちあけて出現する音が聞こえこちらに走ってくるのだが、音をたてた地点から、音をたてた時点で即行で逃げ、入り組んだ路地の家の中の隅の部屋の角にしゃがんでいようが、音たててしまったら最後、プレーヤーの近辺にポップし、私レーダーもってるんですwと言わんばかりに正確に部屋に飛び込んできて、「今のお互いの位置関係なら、ここの角曲がって、この家入ったら絶対見失うだろ」という逃走経路だろうと難なく追跡する。更に終盤にもなるともうコンセプトは崩壊し、音たてようがたてまいがその辺からわらわらと複数で突撃してくる。こうなるともはや出現=被弾確定のようなもので、最初こそ恐怖だったのが終盤はもう憎悪と殺意とイライラしか沸かず発狂しそうになった。
・巨人ゾンビ:でかいハンマーのような鉄骨をもった大型ゾンビ。動きこそ緩慢だがたたきつけ攻撃で地面に衝撃波がでてプレーヤーを吹き飛ばす。それは別にいいのだが、この衝撃波の当たり判定が滅茶苦茶で明らかに叩きつけた地点から数メートル離れていても当たる!更にハンマーが天井など当たって弾かれているのに衝撃波は発生し当たる!元々はボス的な感じで出たのに後半は強化され複数ででて面倒くささが半端ない。
・ゲロゾンビ:遥か遠くからゲロはいてくる。ゴルゴ並の精度で。近づくとマシンガンのごとく連射してくる。こいつも発見される=被弾確定レベル。この敵に限った事ではないが、一度発見されると屋内に逃げ込もうが敵はロックオンしたままなので吐きかけたゲロが家の外壁で爆発したのが、壁貫通して当たる。うざい。
・自爆ゾンビ:今作うざさ第一位。近づくと自爆し、なんと即死。この辺なら大丈夫だろうと離れていても体力半分けし飛ぶ程のダメージを受ける。見た目も太っといて良くみれば通常ゾンビと判別可能だが、わらわらと雑魚ゾンビと一緒にでてこられると判別が難しく、しかも主観視点なので後ろからこられるともう詰みである。更にドアを開けた狭い屋内に潜んでいる事が多く、慎重にすすんでいようが、敵に追われて焦って飛び込んだ先であろうが、こちらが発見した時にはもう間に合わずにほぼ即死確定である。更に更に自爆で音をたてる為、上記走りゾンビが寄ってくる。走りゾンビの量が増える物語後半は地獄である。
・人間:場合によってはうざさ一位。人間とは思えないタフさを誇り、火炎瓶で全身黒コゲの大やけどにしても、そのまま襲いかかってくる。マシンガンをもったやつも登場し、こちらも銃器をもっていない場合2秒程で蜂の巣にされ、はっきりいって無理である。例にもれず一度発見されるとこっちが隠れようが位置がばれっぱなしなのでこっちからは視界に見えてないのに、ガンガン銃弾を浴びせてくる上、撃ちながら突撃してくるとこっちをロックオンしたまま移動撃ちされるので、まるでFPSでオンライン生身の人間相手をしてるかのように被弾する。
×システムに関して
→上記の移動での落下死、敵の波状攻撃・即死攻撃でのイライラを最高潮に加速させる要素、それがデスペナルティである。なんと死ぬとレベルアップの為に溜めた経験値が減る。レベルアップまであと80000exp、ちまちま300とか1500とか溜めに溜めたポイントがただ一度のミスで一度に3000ポイントとかマイナスされるので、まさに溜まったものではない。戦闘、というか生存に緊張感を持たせるためなのだろうが、上記の敵共のせいで常にイライラしている為、コンテニューの時に素直に反省できない。
×武器強化がしづらい。このゲーム、武器に耐久値が設定されており、いずれはぶっ壊れ、素材に分解するか店で売るかしかできなくなる。その為、「武器に割と貴重品である強化アイテムを装備し強化した」武器がぶっ壊れると強化アイテムごと使い物にならなくなるので、物語序盤・中盤で後から後から更に強力な武器がでてくる状況では気軽に強化アイテムなど使えるはずもない。高額なお金を要求されてもいいから、強化アイテムは取り外させて再利用したかった。
×難易度高すぎってレベルじゃないミニゲーム:「チャレンジ」という名で、「何分以内に~に辿りつけ」やら「何分以内に敵を~体倒せ」のようなミニゲームがあるのだが、イカれた難易度で設定してある。私はゲーム開始地点から一番近くにあり、ミッション名からしても一番最初にやるのであろうミニゲームをやったが(ちなみにミニゲーム達成難易度は「普通」)、初プレイで結構厳しいなと思い、他の方がアップされた動画を参考にしてクリアしようとしたが、動画をみせて頂いて愕然、ミスを一度も許さないスーパープレイ動画のような内容であった。「個人でやるのは諦めたから、攻略動画を見よう」ではなくて『攻略動画を見て、諦めた』は人生初である。しかもネットを見て回るに更に鬼畜なミッションもあるそうで。どう考えてもスタッフがノーミスで出来るまでやったか、コンピューターで自動操作でやってでた最速タイムをそのまま制限時間にしたとしか思えない程である。こういうのって普通何人かがやったタイムの平均より少し高めか低めに設定するのでは・・
×ピッキングの難易度:扉や宝箱に鍵がかかっており、キーピックでこじあけるという状況があるのだが、鍵開け難易度なるものが4段階存在し、難易度3・4に当たるやつがPS4のアナログスティックでやるのには無理があるように感じた。左スティックでキーピックが正しく入るポイントをひたすら探すわけだが、最高難易度ともなると数mmの穴を通すようなレベルで、「左スティックを左にちょいはじくように倒す→開きそう→更に左にちょいと→まったく合わない→じゃあ右かと右にちょいと倒す→まったく合わない→左に戻す→開きそう→右に倒す→キーピック折れる」みたいな事をやってるとハゲそうになる。さらに腹立たしいのが時間とキーピック数本をつぎ込みながら、明けてみるとその辺のゴミ箱に落ちてるものと同じものがデカイ箱に2個入ってるだけだったりするのと、このキーピックであける箱の数が多すぎる事!「またキーピックかよ!あーもう・・カチャ!やっと開いた・・コーヒーとひもかよ!!そんなすぐ使いそうなもんなんで敵の本拠地で厳重に鍵かけておいてんだよ!」「(クエスト終了後)君に返しきれない恩義ができたね。せめてものお礼にこの部屋のアイテムは全部もってってくれ。」→キーピック→「じじいこらああああああ!!」ってな感じでもう終盤はめんどうくささが勝ち、「どうせ開けても大したもんはいってないんでしょ」と完全スルーでした。
×オンライン:これはゲームというよりプレーヤーのせいですが・・協力プレイをすればホストは放置のままでその場から永遠に動かず、他のゲストがいるとしてもそれぞれが好き勝手に意味もなく走り周るだけであったり、そもそもジェスチャーやチャットがないので意思疎通もできず、対人モードでは(片方のプレーヤーが強力なゾンビを使って戦う)まったくセッションできない上、やっとの思いで遊べたと思えば入った瞬間に降参か回線切断され・・。まともで出来たことないです;
COMMENT
【満足感】エンディングを迎えた時は、「クリアした~!」:「はぁ・・やっと終わった・・これで解放される;」=3:7 といった感じでした。ストーリーの結末が気になったし、オープンワールドでゾンビ共相手にサバイバル!という行為自体は当然楽しいのでクリアしましたが、合間合間にちょっかい出してくる各種ウザポイントで、正直中盤以降はムービー以外はため息ついてるか血管切れそうになってるといった具合でした。
プレイ中は「あーもうだめだ、これまごうことなきクッソゲーだわ」と何度も思いながらも最後までやれたのは、これがクソゲーではないからだと思います。ネット上での他社様方の評価は良いですし、その意見についても納得できます。ただ(下手糞な私の本当に個人的な感想ですが)上記BADのポイントがピンポイントで癇癪虫に突き刺さり、割とイライラする事が多かったです。
店頭でパッケージが目にとまり、「お!オープンワールドの廃墟の街でゾンビ相手に生き延びる!?おもしろそうじゃん!」と感じた人は「買い」だと思います。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 2pt | 2pt | 3pt | 3pt | 2pt |
55pt
GOOD!
グラフィック:PS4の能力を活かしてある十分なグラフィックであった。画面の揺れが激しいこのゲームにおいては
このレベルで問題なく、また満足できる。
ストーリー:もう皆様慣れてしまっているゾンビ物であるが故に新鮮さは無いものの、人間側の恐怖、またモンスター側の恐怖と
双方を十分に描けていたと思う。最近のゲーム全般に対してあまり期待していない自分の状況もあるのだろうが・・・
操作性:プレイしている中では問題を感じた所はなく快適にプレイできたと思う。
場所によっては、登れる場所が見つかりにくい箇所もありはしたが、それをゾンビに追われながら探す楽しみもあるため
不満点には入らない程度だ。
システム:レベルアップシステムについてはバランスが取れていて良い。相手の強さが目立つ事なく、こちらが無双できる訳でもなく。
壁の上り下りだけでも経験値が入る為、レベル上げに困るシーンはさほど感じられなかった。また強力な武器である銃を使用すると
音に群がる敵が押し寄せてくるのは無双を防ぐ良いアイディアだと思った。
サウンド:状況に応じた緊迫感を生むサウンドは随所に見られるものの、耳に残る曲はなし。
だがある程度シーンに没頭できる程度の音楽ではあるため良いか悪いかで言えば、確実に良いの分類に入る。
BAD/REQUEST
オープンワールド、箱型ゲームに大抵言えることではあるが基本はお使いゲームである。
このゲームは多くのゲーマーが苦痛に感じる移動に楽しみを感じさせる事に成功している為
そこが他のゲームとの比較対象になると思うが、結局は飽きる。そう、飽きるのだ。
こういったゲームの特徴として挙げられるのが、マップを把握してしまい、ある程度レベルが上がってくると
作業ゲーに成り下がってしまう事が残念である。
ストーリー性を強く感じられるクエストはメインクエストを除くとやはり数えられる程であり、全ての要素をやり込み
するほど熱中度が高いわけではない。ゲーム性を楽しむものだと言われてしまえば終わりであるが
仮想世界に没頭して主人公に感情移入しながらゲームを行う私としてはもう少し世界の裏話を詳しく説明して欲しかった。
COMMENT
総評として述べるのあれば買いのゲームであると思う。
PS4が発売されてからキラーソフトと呼べるほどの大作がでていない現状では十分に楽しめる物である。
発売当初騒がれていたゴア規制に関しては、確かに血の色が緑に変更されている点は残念であるが
それが世界観を壊すほどではなく、部位欠損などはしっかりと描写されるため問題はないと感じる。
次に欲しいソフトがない場合、是非これで遊んでみて欲しい。満足はせずとも、後悔もしないだろう。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt | 3pt |
75pt
GOOD!
■オリジナリティ
オープンワールドでパルクールアクションを駆使して探索ができる。
序盤~中盤くらいまでは主人公が強すぎず、程よいスリルが味わえる。
FPS視点ですが、近接武器がメインで銃は時々使う程度。サクサクゾンビをぶった切っていける!
夜。強く早いゾンビが出てくる。昼はゾンビを狩る立場だが、夜は狩られる立場になり難易度が急上昇する。
■グラフィック
細かい所まで作りこんであり、汚染されてしまった町の雰囲気が伝わってきました。
天候の変化や時間による町の変化もとても良くできていると感じました。
■音楽
主張はそこまで強くないが、暗く絶望的な雰囲気を醸し出している。
BAD/REQUEST
■快適さ
自分が見落としているのかもしれませんが、安全地帯間のファストトラベルなどが無いため、いちいちマップを駆け抜ける必要がある。
ボマーという敵の配置が異常にうざく、誤って近接攻撃すると即死する。せめて瀕死程度のダメージにしてほしかった。
FPS視点と激しい動作のため、なかなか目が疲れる。
■その他
ストーリーが絶望的に暗い。
ラスボスの仕様。最後の最後で最高に白けた。
マルチプレイ時の意思表示手段が無い。
COMMENT
オープンワールドのゲームが好きなのでプレイしましたが、他のゲームとは大分違ったスタイルのゲームであり、新鮮で楽しめました。
マルチプレイでの意思表示手段がないので、友達とプレイする際にはボイチャを使うことを推奨します。
序盤は主人公が弱いのでストレスを感じる人がいるかもしれませんが、そこさえ乗り越えれば楽しくなってきます。
万人向けではないですが、PS4のゲームの中ではかなりお勧めできるゲームでした。
何やら規制がどうのこうのと随分盛り上がっているようですが、全く気になりませんでした。
プレイに支障があるようなものではなく、単なるゴア規制で日本ではいつものことです。気になる人は海外版をどうぞという感じ。
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-02-10
というか、序盤にレベル上げまくってスキルを揃えないと結構キツイ難易度な気がします。
スキルさえ揃えば、敵を避けて進むアクションを最大限応用して戦えるので、前作的なゲーム『デッドアイランド』以上にカッコよくゾンビを倒していけます。
危なくなったら高い所に避難しましょう。
他の方もおっしゃってますが、ストーリーはドラマ『ウォーキングデッド』みたいなノリ。つまり “人間VSゾンビ” というより “ゾンビがあふれた地域で人間VS人間” がメインといった感じです。
個人的には全然OKでしたが、化け物ばかり相手にしたい人には残念ポイントかもしれません。
残念ポイントと言えば…個人的に三つほど気になった点があるので書いておきます。
・酔うタイプの人にはかなり厳しそうな主観視点。
振り向いた時、歩いて止まった時などに微妙な画面揺れがあります。普段ゲームで酔う事は滅多にないのですが、これはちょっと気持ち悪くなりました。
慣れれば大丈夫だったのですが、他のFPS等で酔う人は確実に酔うと思われますので注意。
・ボス戦と呼べるイベント戦闘が3回ほどあるが、基本的に武器持ちこみ不可
ストーリーの展開というか演出的に分かると言えば分かるのですが、折角「いざという時に使うぞ!」と用意していた武器をボス戦で使えないのは残念でした。
ちなみに3回のイベント戦のうち1回は嫌う人はとことん嫌うQTEだったり…
・英語音声、日本語字幕という仕様
『デッドアイランド』と違い、日本語吹き替え音声はありません。
「映画とか普段から字幕派だから全く問題なし!」…と言う方も注意が必要。
何故なら字幕サイズがかなり小さいからです。洋ゲー字幕は小さい事が多いですが、これは特に小さい(通常の映画字幕の1/5ぐらい?)
更にフォントの所為か背景に溶け込んでしまい読み難くなってしまってるシーンがチラホラ……正直、字幕読む難易度なんて上げないでほしいです…
…と、まぁ…いろんな意味で気楽に出来る難易度じゃないかもしれませんが、上記三つの問題点さえ気にならなければ かなり遊べるゾンビゲームである事は確かです。
協力プレイも出来るので、一緒にやるフレンドがいれば遊びの幅も広がります。
GOOD!
・街の中を忍者のように走ったり飛んだりよじ登ったりできる、パルクールアクションはスムーズで爽快。さすが今作の売りだけあると思う。ジャンプ、飛び移り、階段を上るなどのアクションがほとんどR1ボタンでできるので、操作が非常にシンプルでとっつきやすい。
・大量のゾンビを描写し、動かせるあたりがやはり次世代機のすごさか。アウトブレイクにより町中が荒廃した感じがよく伝わる。
・空気中のほこりや主人公の手の傷まで細かく描写されるグラフィックはすごい。背景も美麗で、高いところに登った時はまさに絶景。
・昼と夜の概念があるのも新しかった。危険を冒しての夜間ミッションや移動はスリルがある。
BAD/REQUEST
・一人称視点のオープンワールドゾンビゲームというジャンルでは、すでにデッドアイランドという作品が過去に発売されており、どうしてもその焼き直し感が否めない。設計図や素材を集めて武器を強化とか、爆走するゾンビとか爆発するゾンビとかゲロ吐きゾンビとかほとんど一緒。まあ開発元が同じだからしょうがないのかもしれないが。。。
・両手持ち武器の用途が不明。攻撃力は高いけど隙は大きいしすぐスタミナ切れるし。。個人的には有効な使い方が見いだせなかった。
・三種類あるレベルがそれぞれ24までしか設定されておらず、わりとすぐカンストする。特にパワーレベルは戦闘を繰り返してるとあっさり上限まで達し、ゾンビを狩るモチベーションが消失する。しかもパワーレベル24でスタミナが無限になるがこれはゲームとしてどうなのか。。。
・やたら高いところに登るシチュエーションが用意されているが、うまく降りる手段があまりないので帰りはほぼデスルーラーになってしまう。
・死体を漁って手に入る金が17ドルとかなのに、ショップで売ってる武器が軒並み10000ドル以上するし。。ほとんど買ったことがない。武器は拾えばいいから全く問題ないけど、逆にショップの存在意義が不明。
・ストーリーはまあゾンビものとしては至極王道で解りやすいのだが、救いのない鬱展開があるので好みが分かれるのでは。
COMMENT
難易度は易しい・オフラインで40時間プレイしてメインクエスト・サブクエストは全てクリアしました。
いろんな要素を詰め込んだできのいいゾンビゲームだと思いますが、個人的には戦闘を中心に楽しむデッドアイランドの方が好きだったかなと思います。
まあ普通に楽しめる作品ではあるので、このジャンルが好きな人なら買って損はないでしょう。