【PS3】XBLAZE CODE : EMBRYO レビュー
発売元 | アークシステムワークス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2013-07-25 |
価格 | 7140円(税込) |
レーティング | 【C】15才以上対象 セクシャル 犯罪 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:蒼き運命のアドベンチャー ■ プレイ人数:1人 |
- 総合ポイント
- 68
- (難易度)
- 1.50
- レビュー数
- 2
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 4pt | 2pt |
65pt
GOOD!
ストーリーのテンポがとても良い。
後述のグラフィックも相まって、ストーリーの展開やキャラの会話がテンポ良く進むので、途中で飽きることなく楽しめました。
単なるテキストADVではなく、アニメのような演出のあるグラフィック。
キャラはしゃべる際に口パクするだけでなく、目線なども変化します。
ちょっとした会話でも、顔のアップや対話しているような立ち位置などの演出もされているので、見ていて飽きません。
登場するキャラもとても個性的で良かった。
ちょっとクセのある感じのキャラもいますが、悪く感じるというほどでもないので、良い意味で個性的なキャラばかりです。
BAD/REQUEST
エンディングが少々説明不足で、腑に落ちないところ。
ネタバレ防止のため詳細は省きますが、せっかくストーリーがテンポ良く進んできたのに、エンディングの内容があまり印象に残るようなものではありませんでした。
TOiシステムによる、ストーリーが変化する選択肢の選び方が分かりづらい。
何気ないことが書かれた記事でも、それがストーリーの攻略に作用されてしまうので、初見では分かりづらい。
世界観の説明について作中内でもいろいろ明記・開設されているものの、ブレイズブルー作品をプレイ済みの方でないと把握しづらい。
初心者でもストーリーについて行けないことはないのですが、やはりシリーズ作品をプレイ済みの方でないと完璧な理解は難しいと思います。
COMMENT
32型液晶TV・HDMI端子使用。
ブレイブブルーシリーズは今作が初プレイです。
以前からブレイブブルーシリーズには興味があったのですが、たまたま今作が新品500円ほどで売られていたこともあって、今作からプレイしました。
シリーズ作品について全くの無知の状態からのプレイですが、意外と楽しめました。
アニメを観ているような感じでテンポ良く進むストーリーや演出が相まって、思っていた以上に楽しくプレイできました。
しかし、シリーズ作品をプレイしていないと分からない要素もあります。
あくまでもシリーズ作品が好きな方向けの作品なので、私のようなシリーズ初心者が本来手を出すものではないと思います。
とはいえ、初心者であっても楽しめる要素はあるので、シリーズ作品が好きな方ならプレイして損はないと思います。
(点数には加味していませんが)今作は新品でも安く売られていることが多いので、いまから今作を購入するなら新品でも良いと思います。
Amazonレビュー
レビュー日: 2015-09-06
プラチナも結構メンドクサイですが、20時間ほどで行けた記憶。
GOOD!
人気格闘ゲーム「BLAZBLUE」シリーズの派生作品。本編より百年以上前の現代日本を舞台に少年が様々な出来事に巻き込まれていく。
「BLAZBLUE」派生作品という事で、「蒼の魔導書」「魔素」などBLAZBLUE世界観に登場する単語も出てきますが、TIPSなどで解説されるため初めての方でも置いてけぼりにはならないようになっています。
一般的なノベルゲームのような立ち絵ではなく、アニメのように動いたりするので「遊ぶアニメ」と形容するのが似合うスタイル。実際のBLAZBLUEのストーリーモードもそれに近い形なので違和感無く見ることができるでしょう。
また、ロード時には「AOS」としてこれまでのあらすじを登場人物の語りで振り返ることができ、「前回のあらすじ」として復習するだけでなく、1場面に複数用意されているため様々な人物から1場面を振り返るなど多角的な視点を見せてくれるのが面白かったです。
ゲーム中は様々な情報が主人公の持つ端末「TOi」に配信されますが、そのTOiの「機能」などもうまくゲーム・ストーリーに破綻なく絡ませている所はうならされました。
狙ったルートに入れるかはともかく、本編ストーリーはよほどのことが無い限りバッドエンドにならないなど初心者にもやさしめ。ギャグルートの方が難易度高いと思ったほど(まあギャグですから)。
セーブ・ロード時間もそこまで長くなかったので高評価。
BAD/REQUEST
キャラクターのクセはどの人物も個性豊かですが、主人公の篝橙八は居候という身ということもあり控えめな性格ですが、一方で「他人が傷つくのを見たくない」という思いがあるあまり、時に止める力がないにも関わず身体を張って争いを止めようとし結局自分が負傷するということも多いです。「悪人であろうとも誰に対しても優しい」「博愛主義」という見方もできますが、作中の言葉を借りるなら「マヌケバカ」「死にたがり」とも言えます。
プレーしていて「なんでだよ!」という行動も多く、結構好き嫌いの分かれる人物ともいえる主人公を受け入れられるかがこのゲームの大きなポイントかもしれません。
最も、その心境の変化や成長を楽しむのもこの作品の魅力の1つです。
本編に対しいずれもエンディングはエピローグ程度にあっさり目。この辺りは想像だったりあるいは続編だったりという事でしょう。
COMMENT
PSPlusで入手。かなり前に始めてすぐに放置していましたが、一度やると一気にやってしまいました(記録を見たら3年2ヵ月のブランクでした)。
BLAZBLUEシリーズで知識を持ってからというのは理想ですが、そうでなくてもストーリーとして面白い、そして少し切ない物語になっています。
続編「LOST:MEMORIES」も機会があればやってみたいです。