【PS3】ARMORED CORE VERDICT DAY(アーマード・コア ヴァーディクトデイ) レビュー
発売元 | フロム・ソフトウェア (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2013-09-26 |
価格 | 6800円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 セクシャル 暴力 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:メカカスタマイズアクション&リアルタイムストラテジー ■ プレイ人数:1人(オンライン同時戦闘:1〜10人) |
- 総合ポイント
- 73
- (難易度)
- 3.09
- レビュー数
- 11
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 3pt | 1pt | 1pt | 3pt | 2pt |
36pt
GOOD!
マッチングシステムの変更とロード時間の短さで、対人は快適になった印象です。以下に分けて書こうと思います。
【新パーツ】
CE属性の手持ちマシンガンや武器腕など、前作になかったカテゴリーが追加されています。特に武器腕は使用時に変形が入り格好良いです。(奇妙な変形しますが・・・)
【ロード時間】
ロード時間が短く、サクサクと進む印象です。ロード中の画面は流石に見飽きますが、この短さなら全く苦になりません。
【マッチング】
対人のマッチングですが、前作と違い攻撃と防御に分かれてのマッチングではありません。今は発売後で多くの人が居るので前作と比べるには時期が早いですが、マッチングのシステムは改善されていると言っていいと思います。
BAD/REQUEST
目立ったのは薄味のストーリーと水増しの新パーツです。
【ストーリー】
パッケージ裏にはこう書いてあります。「全60種のストーリーミッション」と・・・。蓋を開ければ対AC(1〜2機)戦や小型敵機20機撃破などの、物語も何もない数分のサブミッションの最後にストーリーの登場人物に「またAC相手か、最近多いな」と一言言わせてストーリーと数えているだけです。ストーリーは10ミッションで他50はストーリーとカウントしていいものではありません。しかもその10ミッションですら中身はスカスカ、一つ3分で終わります。このゲームは対人モノで、ストーリーはチュートリアルくらいの判断をしました。難易度も、初見で内容の確認と敵スキャンを済ませ、組み直してからの二回目でサブクエスト(1分以内にクリアなど)とSランク取れる生温さ。もっと試行錯誤するのがこのシリーズでしょう……。あの前作とすら比べ物にならない薄っぺらさです。
【パーツ】
パーツの多くが前作のパーツで、改造パーツという「同じモデル使って数字いじってパーツ数水増し」が新パーツ扱いです。アセンの幅は広がったのかもしれませんが見た目が似たようなものばかりでつまらないです。
COMMENT
シリーズは「3」から買っていて、前作も発売日から三ヶ月ほどプレイしました。前作の感想は「もうこのシリーズ買うのは辞めよう」だったのですが、改善を信じ購入。が、今作の感想も「二度と買うものか」です。過ちを繰り返した自分に腹が立ちます。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt | 4pt |
73pt
GOOD!
【グラフィック】
前作のVと比べ、画面が見やすくなっている。
Vのときは画面が全体的に薄暗く、マップによってはかなり暗いところがあった。そしてスキャンモード時は画面が青白っぽくなり、さらに視界が悪くなっていた。
だけど今作のVDでは画面が明るくなり、スキャンモード時の画面も格段に見やすくなっている
さらにはロボットの質感やエフェクトが改良されており、Vよりメカっぽさが増し、カッコよくなっている。
【マッチング】
Vで不評だったマッチングシステムだが、VDでは「えっ?」と思うほど良くなっていた
前作では防衛側で待機する人がいなくて、侵攻側に人数が偏っていた
そのため、領地戦を開始しても対人戦にならずに、侵攻側が相手の領地を荒らすだけの空き巣襲撃ばかりだった。
しかしVDではわざわざ防衛側で待機する必要がなくなったので、空き巣襲撃はめったに起きない。
対戦を始めると、だいたい10秒程でマッチする。Vではマッチングに10〜30分は掛かっていたのに・・・。
Vより頻繁に対人戦が起きてるため、傭兵登録をすると1分と掛からずに依頼がくる。
【パーツ】
まだちょっとバランスが安定してないパーツもあるが、これもVより良くなっている。
TEだけじゃなくKEにも多少強くなる追加装甲付きのパーツやシールドが新しく登場したので、微妙に撃たれ強くなった。その他にも、プラズマミサイルというTE属性の追尾型ミサイルも追加されたので、両腕・両ハンガーにTE属性の武器を装備しなくても、ショルダーにプラズマミサイルを装備すれば、TE攻撃ができるようになる
これはかなり便利なので、僕も愛用してます。
さらに武器腕と呼ばれる、武器と腕が一体化してるパーツが復活。
ほぼネタに近いが、使いこなせれば意外と使えます。ちなみにVDの武器腕は、最初から腕と武器が一体化してるわけじゃないので、普通の武器も持つことができる。
というかこの武器腕の動き考えた人、変態すぎますね(笑)
いや、バカにしてるわけじゃないけど、これはねぇよ(笑)
【ミッション】
ストーリーは10、サブミッションは50と、前作に比べミッション数は減りました
それにストーリーミッションも、前作のように長くないのでパッと見、ボリュームは減りました。
ただ難易度が少し高くなり、味方UNACが敵に回ったりなど状況変化があるので、手応えがあります。数だけ多かった前作とは違って、味がありますね。
BAD/REQUEST
【グラフィック】
全体的に良くなってはいるけどやっぱり微妙なのが、攻撃を受けた時に出るノイズとブレ。
ガトリングなどで撃たれてると、何が起こってるのかわからなくなる。
【処理落ち】
戦闘が激しいと動きが少しカクカクします。
けど、ものすごくスローになったり、画面が止まってしまうことはないですね
【オーバードウェポン】
これは前作のほうが使いやすい。いや、オーバードウェポンを使ってる時はなんともない。
画面も見やすくなったし使いやすくはなってる
ただ、使い終わった時がヤバいですね、ENが0になります
ENがないとブーストは勿論、TE兵器が使えなくなるので、ただ的になるしかない
おかげで今作では使う気になれません(笑)
【初心者お断り】
もともと複雑だったゲームがさらに複雑になり、対戦で強い人は明らかに動きが違い、AIのように正確に攻撃をしてきたり、色々と初心者に厳しい作りになっています。
ただ、慣れれば面白い。
COMMENT
前作とは比べものにならないくらい、進化してます。
本当はVDは買う予定なかったんですけどね、武器腕の動画を見たらやりたくなり、発売日に買ってしまいました。
正直、前作のVは有料のβテストで、VDが製品版と言っても過言ではないかと
ここまで良くなっているとは思いもしませんでしたよ、本当に。
これはVをやっていないとわからない良さですね〜
まぁ初心者には難しいし、オススメできる内容じゃない
操作に慣れなくて無理!!、ミッション難しくて無理!!、対戦に勝てなくて無理!!と、諦めやすい人には無理無理な内容ですが、僕は頑張って続けて、強くなっていくところがまた、ACVDの面白いところだと思います。
Amazonレビュー
レビュー日: 2016-06-06
他のレビューにオンライン対戦がひどいとありますが、まずは良いチームに加入できることが重要です。
自分は運良く同じかそれ以上ほどのチームと巡りあえて、skype通話をしながら模擬戦を繰り返すうちに、中級者程度なら勝てるぐらいまで成長できました。
正直ここまでくれば自然と戦闘の仕方が分かるようになり、自分自身でどんどん上達していくのを感じれるようになります。
めぼしいチームがなければ是非私たちのチーム
「初心者の巣窟」へ! (チーム名は気にしてはいけない)
GOOD!
・UNAC(僚機システム)
今までのACでも僚機システムはあったが、正直弾除け程度の使い道しかなかった。
今回の僚機であるUNACはやたらと強い。戦力として計算できるので、従来の機体構成を吟味してミッションクリアなり高評価を狙うという遊びに加えて、UNACを使った戦術を考えるという楽しみができた。
初期状態でも強いが、AIのロジックを弄ることで相当細かく動作をいじれる。
ロジックを弄り、動作テストで思い通りに動いた時は感涙モノである。
・補給がなくなった。
前作のやたら長いだけという印象が強い補給システムがなくなって、
一つのミッションがV以前の作品と同じくらいの長さになった。
・武器成長がなくなった。
めんどくさいだけだった武器成長がなくなり、
3ポイントを威力、リロード、弾速に振り分けるタイプになった。
素早い敵には弾速を上げる、固い敵には威力をあげる、雑魚が多いときはリロード性能を上げて効率化を図る等、色々と面白い。
一つのパラメータを上げると他が下がるのであえてポイントを全部振らないという選択肢が取れるのもいい。
・オンラインのマッチングが早くなった。
何を改善したのか、それとも単に人が減ってシステムが効率化したのか知らないが、とにかくやたらとマッチングが早くなった。
BAD/REQUEST
ボイスチャット推奨のオンラインゲームにして対人戦に魅力を感じなかった。
・評価されるのが結果だけ
対戦しても個人スコアがなく基本的に勝ち負けの結果しかわからない.
8人入り乱れてのチーム戦で、自分が貢献してるのか、そもそも誰が何をしているのかよくわからない。勝ち負けしかわからないため、はっきり言うと活躍したと思ってもあまり達成感がない。また現状プレイヤーへの評価が勝利した数だとか、得た報酬だとか、撃破したAC数だとか質より量を重視したものしかない。
・戦闘が単調
基本的に戦闘が始まればただ正面から殴りあうしかできないようなマップが多い。
地形を活かすという概念がほとんどない。ただ障害物に隠れるとかその程度でしかない。不利な状況からの逆転というのがほぼありえず、大体どんな構成のチームでもあまり無理をしない膠着した展開が誰か死ぬまで続く。
・傭兵
おそらく暴言対策で傭兵とはコミュニケーションができない。暴言はないがコミュニケーションも取りづらいので全く連携が取れずオンラインの良さまで殺している。オペレータだけはコミュニケーションを取れるらしいが、オペレータがいるようなチームに傭兵の必要があるとは思えない。最悪なのが、チームが勝っても終了時に生き残ってなければ報酬が全く手に入らないという仕様で、どうしても慎重な立ち回りになる。結局どんな機体作っても、同じような展開にしかならない。
・試合の回転率が悪い
下手したら開始10秒で死ぬゲームの割には、勢力戦でもカスタムマッチでもマッチングから試合開始までが長い。しかもブリーフィング後に長々とアセンブルする人がいるせいでなおさら長くなる。ブリーフィング後はあらかじめ組んでおいた機体を呼び出すだけにしてほしい。
・速さだけを重視したマッチング
確かにマッチングは早い。だが4人チームが傭兵軍団とかUNAC軍団とかにマッチングされても勝負は見えてる。チーム入ってまで勝ち確の試合なんてやりたくない。
・カスタムマッチ
鍵をかける機能がないため入室した途端に蹴られることが多い。
人数待ち中にガレージに行けないにも関わらず、チーム組んでからはアセンできるので非常にテンポが悪い。バトルロイヤルは一番戦闘しなかった奴が勝ちとかルール自体が破綻してるとしか思えない。
------以下オフラインの不満------
・ストーリー
ある人物の心境の変化が全く伝わらない、いきなり殺しに来るとか突然すぎてなぜそんな行動をとるのか。個人的には前作より意味不明。
・ミッション収支の情報が足りない。
サブクエストの多くが何分以内にクリアしろというタイムアタック系のクエストなのにゲーム中でのタイム計測がない。味方被害ゼロというサブクエストがあるが、被害状況が全くわからないので、リトライ時非常に困る。
・ハードコアの残機数制限
高難度モードはリトライできる回数が制限されていて、残機数がなくなると初期状態からやり直しになる。ランキングにのるため誰でもクリアされては困るからだと思うが、ハードコア自体は面白い設定が多いので、ランキングなんてどーでもいいから残機数制限なしでやりたかった。
・領域外
領域の境界が近づかないと表示されないので、軽量級で飛び回ってると一瞬で領域外になる。特に後ろ向きに移動してると注意していても頻繁に領域から外れる、にも拘わらず相変わらず敵は領域外から攻撃してくる。
・ミッション内容
ミッションの内容が相変わらず10種類くらいの敵+ACの殲滅のみなので、メリハリがない。このミッションはスピードがないとだめ、このミッションは装甲が必要とかそういう要素が相変わらず薄い。アセンブルを変えてクリアという達成感が得られたのがラスボスと一部のサブミッションだけだった。
COMMENT
従来のアセンブルゲーム、更には今作からのAI弄りのおかげで、総合的にロボット弄りゲームとしての完成度は高いと思う。しかしオンラインゲーム部分、特に最初からチーム加入とボイスチャットでのコミュニケーションという敷居の高いコミュニティ形成を推奨してるにしては、肝心の対戦部分がお粗末すぎる。
基本的にチームは野良を楽しんでその延長上で加入するものだと思う。
このゲームの場合チームに入る前の野良プレイとして存在するはずの傭兵プレイが面白さを提供できていない。傭兵が楽しい、じゃあチームに入るかなと思えない。
正直自分で操作して対人よりも、対人で勝つのを目標にUNAC弄ってるほうが楽しめる
個人的には死んだときとても暇なので、ラウンド制とかリスポン有のモードとか、
作った機体でもっと自由に動き回れるようなモードがあればいいと思う。
マッチングは早くなったが、それでも無駄に待ってる時間が大半で対戦自体の回転率が悪くACを操作してる時間が少ない。また、死ぬと何も貰えない仕様のせいで戦術が限定されてやってて面白みがない。
もともとシリーズのオンライン対戦の接続率が低く、なんとかしようとこういうゲームになったらしいが、現状とりあえずボイスチャットさせれば接続率上がるだろうというデザインにしか見えない。
AI弄りの部分は間違いなく面白いので、ACFFのオンラインゲーという印象だった