【PS3】仮面ライダー バトライド・ウォーII レビュー
発売元 | バンダイナムコゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2014-06-26 |
価格 | 7690円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 暴力 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:バイク&ヒーローアクション ■ プレイ人数:1人 |
- 総合ポイント
- 55
- (難易度)
- 2.25
- レビュー数
- 4
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 2pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt |
63pt
GOOD!
本作はシリーズ2作目と言うことで、主に1作目と比較しながらレビューします。
・アクション部分の進化
前作では一部のライダーにしかなかったキャンセル技能(動作中のアクションを中断する技)が「ライダーキャンセル」として全員に搭載されています。
これにより必殺技発動後の硬直をキャンセルして、よりコンボがつなげやすくなりました。
それ以外にも、龍騎やウィザードなどは必殺技の際にカードの装填、リングをかざす動作が省けるようになり、通常技→必殺技の流れをスムーズに出せます。
前作で使いづらかったウィザードが見違えるように良くなっています。
・ライダー&フォームなどの追加
本作から鎧武勢のライダー、ディケイド激情態が追加されています。どのライダーも使いやすいキャラクターで、使っていて楽しいです。龍玄がアシスト限定なのが残念ですが・・・。
既存ライダーではクウガのアメイジングマイティ、電王のウィング、オーズのブラカワニ、そして本作の目玉の一つである劇場版限定フォームなどの追加もされて良かったです。
またフォーム追加がないライダーも、必殺技の追加(□ボタン長押しでファイズのクリムゾンスマッシュ、カブトのクロックアップなど)がされ、ブレイドやバースはAP、メダルの消費量をレベルアップで減らせるようになり、使いやすさがアップしています。
キバエンペラーフォームのバッシャーフィーバー追加はずっと待っていたので嬉しかったです。
・アシストシステム
アシストキャラを一人設定し、好きな時に呼び出せるシステムで、プレイアブルキャラクター、サブライダーを選べます。これでより共闘感が出せるようになっています。
ファイズのオートバジンが出るとは思ってなかったので良いサプライズでした。
・龍騎の変化
個人的に本作と前作で一番変わった印象があるライダーです。
前作では通常技でソードベントをデフォルトで使っていましたが、本作では素手かソードベントを切り替えられます。
龍騎サバイブになると前作には無かったガードベント、ファイナルベントが追加されています。バイクの轢き逃げが出来ない仕様のため、完全再現とは言えないものの、前作でソードベント、シュートベントしか無く残念と感じていたのでとても嬉しかったです。
・本人ボイスの追加
最新作の鎧武勢はもちろん、ファイズの半田健人さん、エターナルの松岡充さん、イクサ(音也)の武田航平さんなどの一部キャラクターをオリジナルキャストにしてくれたのは良かったです。
・その他
カスタムサントラは各ライダーのフォーム毎に設定できるので、フォームテーマ曲のあるライダーは多く曲を設定できようになりました。
また前作はレベルアップすることで、必殺技やフォームを習得していく仕様でしたが、本作では一部を除き最初から全て使用できるようになっています。必殺技、フォーム習得の為のレベルアップ作業と感じなくなり、初プレイから色々なアクションを楽しめます。
個人的に前作から一番良くなった部分であると感じました。
ストーリーを一通りクリアすると前作の各ライダーのストーリーミッションを出来るようになるので、これも良いサプライズでした。
BAD/REQUEST
悪い点、というより悪くなった点を挙げます。
・フィギュアの仕様変更
ライダーに装備するとステータスアップ等の効果があるアイテムで、
ゲーム内のポイントをつかってショップで手に入れることができます。
前作ではゲームを進めていくとショップにフィギュアが入荷したり、サバイバルモードのロード1つをクリアして手に入れたりする仕様でしたが、
本作はサバイバルモードのロード1つをクリアして「フィギュアがショップに入荷する」仕様になっています。
クリアしてもフィギュアはランダムに入荷されるので、サバイバルモードを繰り返しクリアしても、当たるフィギュアがダブることがほぼ100%あります。
そのサバイバルモードもゲームをある程度進めないと開放されないので、序盤はフィギュアを入荷させることも出来ません。
サバイバルモード以外では、ライダーのレベルを50まで上げるとそのライダーの最強フォームフィギュアが「ショップに入荷されます」。
せめて手に入るくらいだったらまだ良かったのですが・・・。
フィギュア自体も、前作と比べ効果が小さくなっているので、フィギュアをつけてもライダーが殆ど強化されません。中にはつけても何の変化もしない観賞用のフィギュアまであります。本当に強くなるフィギュアは高ランクのごく一部のみです。
フィギュアは前作と同じ仕様で問題なかったと思います。
・サバイバルモードと難易度
難易度はEASY~HELLまでの5段階になってそれ自体は問題ありません。
ただしサバイバルモードになるとその難易度は格段に跳ね上がります(特に敵の攻撃力が3倍に増加するダメージサバイバル、自分はレベル1の状態+敵の攻撃力が5倍になるファイナルサバイバルなど)
もちろん遊ぶステージの難易度自体も設定されているので変更できません。
レベルを上げていても一撃でやられることもあります。
アクションが得意な人は常に緊張感を持ってプレイできますが、苦手な人はクリア出来ないような作りになっています。
前述しましたが、フィギュアはサバイバルモードのロードを1つクリアしないと手に入れることはできず、高ランクのフィギュアは高難易度のロードをクリアしないと出てきません(そのうえ出てくるフィギュアはランダム)。
フィギュアを全部集めたい人にとって、これはかなりきついと思います。
・ロードの長さ
前作でも長く感じて気になっていましたが、本作では更に長くなっているように思います。長く感じない人はおそらくいないでしょう。
ミッション失敗→再挑戦でも一度長いロードがあり、高難易度のミッションになるとこの機会は増えるので、イライラすることもしばしばあります。
・フィルムエネルギーの仕様
フィールドを進んでいくと、敵を倒して「フィルムエネルギー」を0にしないと他のエリアに進めないというのがあります。
これが何回もあるステージも存在する為、作業に感じてしまいます。
しかも一部のステージでは敵があまり出てこないことがあるので、
敵を倒さないといけないのに敵が出てこないという事態に陥り、「フィルムエネルギー」を0にするのに時間が非常にかかります。
・映画ステージの再現度
本作のウリの一つである各ライダー劇場版のステージ。
作品ごとの出来にムラがあります。
第二期平成ライダー(ダブル~鎧武)の作品やディケイドなどはまだ良いのですが、
アギト~キバまでの作品では前作からの使いまわしの部分が目立っており、作り込みが甘く感じます(前作をしていない人は使いまわしをあまり感じないと思いますが)。
劇場版の敵ライダー(牙王やコーカサス、リュウガなど)がいる作品はまだしも、ファイズや響鬼のようなただ雑魚キャラを倒していくだけというのはひどいです。
クウガは劇場版が無い為仕方がない、もしくは何らかの措置があるのではと思っていたのですが、何のフォローもないので1人だけ浮いてしまっています。
・BGMについて
GOODでも挙げたカスタムサントラですが、前作同様音楽が切り替わらないバグがあります。ディケイドにいたっては、セッティングした音楽と違う音楽が流れます。
ステージによってはBGMがゲーム内の音楽で固定されている部分が多々あり、流したい音楽が流れないことがあります。そのBGMも特に耳に残るようなものではありません。
大きな不満ではありませんでしたが、固定する必要性も感じなかったのでBADとしました。
・バイク、トラップについて
基本操作は前作と変わらないバイクなのですが、壁にぶつかると90°ターンする謎の仕様があります。これが起こる度にバイクが急停止し、行きたい方向と逆に向くことが多いので戻すのに一々手間がかかります。
この仕様変更はいらなかったです。
地雷等のトラップも前作からありましたが、ゲームのテンポが悪くなるだけだと思います。ましてや今回バイクの操作性が悪くなっているので、余計にいらないと感じました。
○ボタンで地雷を回避する操作が増えましたが、バイクに乗らずに避ける方が確実です。
COMMENT
通常版を購入したため、プレミアムサウンドエディションはどうなっているのか解りません。
前作が思っていたより良かったので、本作でどれだけ進化したか楽しみにしていたのですが、正直期待以上ではありませんでした。
良くなった部分も多く、遊びやすくなった印象を受けたのも確かです。
ですがそれ以上に悪かった(悪くなった)部分が多かったので満足には至りませんでした。
次回作があるとするならば、上記のBADが一つでも多く改善されることを期待します。
ロード時間を短くさせるだけでも大きな改善になると思います。
またディケイド以前のサブライダー(2号ライダー)のプレイアブル化を強く希望します。
まだまだ使いたいライダーがたくさんいるので、追加されるだけでも大きな購買意欲に繋がります。
あとはボーナスステージ等でバイク専用ミッションなんか設けてもいいんじゃないでしょうか。せっかくバイクを用意しているのに活かせている部分が少ないので勿体ないと思います。
色々書きましたが、このシリーズはまだ続けてもらいたいです。
前作と比べ悪くなった部分が目立っただけで、本作単体でみれば決してそこまで悪くない出来だと思います。
焦らずじっくり作り込んで、不満点が良くなったバトライド・ウォーⅢが発売されることを願っています。
長文失礼しました。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 2pt | 2pt |
61pt
GOOD!
●各ライダーごとに個性のある技が繰り出せて、次々と敵をなぎ倒していける爽快感があります。
無双系のゲームが好きで仮面ライダーが好きな人はこのシステムにかなりハマることでしょう。
トロフィーも事前に条件が解禁されているので、それを意識しながら遊ぶのも非常に楽しかったです。攻撃を外しても動作のキャンセルができるので、うまい立ち居振る舞いを意識して操作できます。
BAD/REQUEST
●ロード時間が長いです。もっと短縮してほしいです。また今作は各仮面ライダーの劇場版をモチーフにしたステージがあるのですが、シリーズによっては再現度がいまいちという印象を受けるものがありました。ファイズ好きな自分からしたら、ファイズのところは特に残念でした。また個人的にはW以前のサブライダー達も操作キャラとして登場して欲しかったです。
COMMENT
自分は現在放送中の仮面ライダー鎧武が大好きでこのゲームを購入しました。無双ゲームを久しぶりにやりたいと思っていたことも購買の動機に繋がりました。無双ゲームと仮面ライダーが好きで且つロード時間が気にならないのであれば、このゲームは買って損はないと思います。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 4pt | 1pt | 1pt | 1pt | 2pt |
31pt
GOOD!
プレミアムディションに限る、ですがやはり原曲聞きながら戦うのはテンションあがります。
通常版でもカスサンで設定できますので、設定が面倒な方はプレミア版を。
後は、鎧武・バロンの出来の良さ
やはり現在放送中のライダーだけあって出来はかなりいいです。
欲を言うならフォームチェンジの時にフルーツが展開してほしかったかな
後はジンバーの不遇感を・・・
システム面はモーションキャンセルがかなりいい感じになってます。
これで龍騎・ウィザードは前作から大幅に化けて、かなり使いやすい部類になった。
BAD/REQUEST
今作は映画再現を売りにしている作品ですが、
その再現がやる気あんの?ってレベルに仕上がってます。
ウィザードなんかは城作ってもらってかなり雰囲気出てますが、
折角半田さんが出た555はライオ殲滅だけで映画再現なんてゆっちゃってます。
ブレイドも同じような形になってるのはライダーファンとしては納得いかない部分が多いです。
せめてオーガ・グレイブ辺りは敵で出てきてほしかった。
後はディケイドのカメンライド時に各ライダーの変身音が鳴らない。
Wのソウルメモリの特徴がエフェクトのみにしか反映できてない。
ウィザードの各ドラゴン形態が必殺技でのみしか登場しない。
ロードが鬼のように遅い
戦闘のテンポが悪い
・・・などなど言い出したらきりがありません。
COMMENT
前作はまだ一作目なので許された感がありましたが、今作は2作目。
ファンからは進化していて当然、と思われても仕方ありません。
モーションキャンセルのみは評価できますが、後はどうでもいいぐらい。
2ではなく無双の猛将伝的な感じで出しておけばまだ許されたと思います。
コアなライダーファン程、不満が爆発するような作品です。
Amazonレビュー
レビュー日: 2014-06-30
操作感は前作より改良されていて、コンボがつながりやすくなっており、
敵の軍勢をなぎ倒し続けられる攻撃を続けられるのでそのあたりはよかったです。
また、劇場版ならではのオリジナルフォーム(変身)の採用により、
オリジナルテーマソングや技のバリエーションがアップしたところも
うれしいところでした。
あと、松平健演じる「暴れん坊将軍」こと徳川吉宗が
プレイアブルキャラとして使えるのもポイントが高いです。
残念ながら人間なので、特出した必殺技はないですが、
技を決めるたびに将軍様の顔のアップ(カットイン)が入って
超必殺技に相当する「成敗」する様なんてのは、
なんとも言えない快感があり、なかなか味わえないものでした。
・・・とそんないいことづくめのように感じる仕様ながら、
ゲームとしてはつくりが甘く、難易度が高い・・・といいますか、
ボスが異様に硬い(体力値が高い)ので必殺技を連発してもなかなか倒せません。
前作であれば、ここで追加のパワーアップとなるフィギュア購入でそのあたりを
フォローできたのですが、本作でのフィギュアの入手方法がおかしなことになりました。
サバイバルモードのクリアによるランダム入手(ガチャ要素)と、
さらに入手したフィギュアをステージクリアで入手されるポイントでの
「購入」と「レベル上限解除」などの二度手間が必要なのです。
しかも、そのフィギュアでもレベルが設定されているために、
購入直後のパワーアップも特殊能力以外の上がり幅が
小さいものになっています。
そのために本編シナリオ(クロニクルモード)をクリアして
レベルアップでライダーが強くなったとしても、必殺技ゲージ増加や
コンボカウントアップなどの特殊技能がつけられないので、
ゲームのクリアが困難になっていきます。
あと、本編シナリオの面数もかなりの数がありますが、
ある程度進めると、同じボスの違う組み合わせでかつ、
前作からの使い回しと思われるステージの消化作業が始まるので、
途中から進めるのが苦痛になってきました。
これがサバイバルモードになると、パワーアップのための
フィギュアを入手するためだけの作業になります。
これを【やりこみ要素】というなら、ふざけないでほしいです。
ただでさえロード時間が半端なく長いのでゲームに集中できないし、
こんなこと楽しくもなんともありませんから。
本当に開発した人は自分で全シナリオを
プレイ(クリア)したのだろうかと疑いたくなります。
ちなみに先ほどほめた徳川吉宗も、
実は自機としてプレイできるステージが「ひとつ」しかなく、
アシストライダーも使えないので、そこも残念ポイントとなりました。
(徳川吉宗は最初からレベル99なので、負けることはまずないですが)
最後に、このゲームは「バグも多い」です。
BGMが途切れるのも当然のごとく発生します。
サバイバルモードでクリア直後にフリーズして体力値が勝手に削られ、
次のステージでは体力値が最低の状態で始まったりもしました。
今後のアップデートに期待するしかないですが、特定のキャラクターで
フォーム選択の選び方によって「ゲームデータが破損している」といわれて
ゲームがストップ(強制中断)しました。
#私の場合は「ウィザード」で「インフィニティスタイル」を選択して
#ゲームを開始すると必ず発生します。「オールドラゴン」だと発生しません。
このバグについては、ゲームデータを削除して
再インストールも数度おこないましたが、
復旧することはありませんでした。
とりあえずクロニクルモードだけはクリアしようとおもいますが、
やりこみはしないと思います。何度も言いますが苦痛なので。
GOOD!
●ライダーやフォームが新しく追加され、究極ゲージを溜めることでスーパータトバ等の劇場版で登場したフォームにも変身できます。
●ライダーキャンセルが全キャラで使用できるようになりました。攻撃やコンボの繋ぎ、敵の攻撃を回避するのに重宝します。
●今作ではレベル1の状態からほぼ全ての技が使用できるかわりに、レベルアップで新たなステータスアップや特殊効果が得られるようになりました。そのため最終的には前作よりも全体的にキャラクターが扱いやすくなります。
●フィギュアに成長要素が導入されました。フィギュアにはステータスをアップする効果があり、成長させてステータスアップの効果を高めていくのが楽しいです。
●ライダーアシストというアシストキャラを設定し戦わせることが出来るシステムが追加されました。遠くから敵を牽制したり、敵の攻撃を阻んだりと有利に戦うことが出来ます。
●コンボが正常にカウントされるようになりました。というのも前作では20体以上の敵に攻撃を当てても20HIT以上とならないように、一度の攻撃でカウントされるコンボ数に上限がある謎仕様だったからです(もし無印で検証したいという方は、アギトの必殺技2長押しを当てると分かりやすいです)。更に今作では敵から攻撃を受けてもカウントがストップしなくなったためコンボ数を稼ぎやすくなっています。
●自分はプレミアムエディション版を購入したのですが原作の曲が流れるのは雰囲気が出て良いです。
BAD/REQUEST
●他のレビューでも散々言われてますがロードが長過ぎます。ことあるごとにロードが挟まれるのでゲームのテンポが悪いです。
●フリーズや音飛びのバグの頻度が前作より高いです。
●様々の面において作りが雑です。いくつか例を挙げると
・劇場版の敵キャラの内、歌舞鬼とオーガだけがいない。ファイズと響鬼のファンは残念に思いますし、特に思い入れの無い方でも中途半端なのは嫌でしょう。
・戦闘終了の条件を満たした時に即座にクリアとなる時とちょっと時間が経過してからクリアとなる場合がある。どちらかに統一してほしかったです。
・バースが超必殺技後にフォームチェンジした時、恐らく鈍重という設定からガードとジャンプが出来なくなるのですが、ライダーキャンセルだけは変身前と変わらず軽快な前転のままです。
・フィギュア選択時に選択したフィギュア枠が暗くなる。そのせいで上昇するステータスや経験値の蓄積が非常に確認しづらいです。
●フリーモードが全くフリーな感じではない。クロニクルモードでプレイキャラやアシストキャラが限定されているステージはフリーモードでも限定され、クロニクルモードとの差別化が出来ていません。
●サバイバルモードのファイナルサバイバルが難しすぎます。フィギュアの組み合わせで多少は楽になりますが、低年層にも人気があるであろうゲームで低年層向けとは思えない難易度です。
ファイナルではレベル1に戻り敵の攻撃力が5倍になる仕様なのですが、ダメージサバイバルと同じ3倍に留めるか、3倍の代わりにいっそポイズンサバイバルの時間経過で体力減少の仕様も盛り込んでくれた方がまだマシです。
●レオイマジンと恐竜グリードの投げ技が強すぎます。高威力、ガード不能、ノーモーションの三拍子揃っており、壁際に追い込まれると回避する間もない絶妙なタイミングで繰り出されてあっという間にゲームオーバーです。バットイマジンもスーパーアーマー状態になる技が多過ぎ、フォーゼの必殺技2等の相手を怯ませられない技は自分がくらうと怯みます。敵の技の性能が理不尽です。
●敵リーダーの存在は必要無いと感じました。進行上に出現するならまだしも既に通過した道に出現されると戻らなければならないためテンポが悪くなり作業感が増します。
●音量のバランスが変です。オプションで音量をMAXにしてイヤホンを装着しても一部の技のSEなどはやたら霞んで聞こえる反面、電王やDLCの鎧武極アームズの超必殺技発同時のSEは音が少し割れそうな程音が大きいです。音量を調節しようにも上げすぎればうるさくなり下げるとほとんど聞こえなくなる音があるのでどうにもなりません。
●クウガは究極状態になった時にライジングアルティメットになってほしかったです。
COMMENT
良くなったところもあれば悪くなったところは更に悪くなった、という印象です。ただ、もし続編が出たら自分はまた買うと思います。何だかんだで今までに出た仮面ライダーのゲームの中では面白い部類なので。