【PS4】ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~ レビュー
発売元 | コーエーテクモゲームス (オフィシャルサイト) |
---|---|
発売日 | 2015-11-19 |
価格 | 7344円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 セクシャル (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:錬金術再生RPG ■ プレイ人数:1人 |
- 総合ポイント
- 87
- (難易度)
- 1.86
- レビュー数
- 21
スコアチャート
Amazonレビュー
レビュー者: Kazuoh
レビュー日: 2017-03-22
レビュー日: 2017-03-22
アトリエシリーズ初心者向けといった感じの本作。
まずシリーズお馴染みの日数制限、周回要素が廃止され、エンディングは一つだけになりました。
これにより、時間を気にせずに採集+調合を行えるようになりました。
シリーズ経験者からすれば、やり込み要素が減ったというマイナス要素と捉えられますが、ゆっくりと錬金術に浸れるのも面白いです。
錬金術面ではパズル要素が導入されました。パズルの出来で特性などを付加させる事が出来ます。
難易度はそこまで高くありませんので、パズルと聞いて敬遠なさらないでください。
アイテム作りに試行錯誤する楽しみが出来た一方でホムンクルスに自動でアイテムを生産・採集してもらう事が出来なくなりました。
※量販店はありますのでご安心を。
一度の錬金で作られる量も決まっており、手間が増えた感もあります。
アイテムの数が少ない、採集品のレベルを上げる方法が非常に面倒といった問題も。
戦闘は通常の行動に加え、攻撃スタンス、防御スタンスを毎ターン選びながら戦うものになりました。
序盤は連携攻撃が強力で攻撃一辺倒ですが、後半はスタンスの使い分けをする必要が生まれ、『そこそこ』の戦略要素があります。
ただ正直、戦闘難易度は低いです。序盤は苦戦するかもしれませんが、中盤以降はスイスイ進みます。
ストーリーは王道なもので、万人向けするタイプです。
各キャラクターは個性はありますが、際立った感じはなく、不快に感じるような者はいません。
今までのシリーズ通り、町で主要人物に話しかけるとイベントが発生しますが、発生するかどうか見分けるものがないのは残念です。
仲間に採集品等を上げる事で好感度が上がりますが、お礼としてアトリエにプレゼントを渡しにくるイベントがテンポを悪くしているのも残念。
やり込み面ですが、ラスボス撃破後に登場するボスは数体います。
しかし過去作のボスと比べて弱い部類に入ります。そこは難易度をいつでも変更可能なので調整して楽しむしかありません。
ボスは登場させるのに運要素が絡み、私の場合は出すのに1時間ほどかかりました。
時間無制限の為、品質を最大まで上げるなり、アイテム作りのやり込みは面白いですね。
グラフィック面はさすがに過去作に比べ、進化していますが、相変わらず、質が高いとは言いにくいものです。
敵キャラも色を変えて水増ししたものが非常に多いのが残念でした。イベントスチルも少ないです。
音楽はやはり良いですね。戦闘も良いですが、ドールメイクの音楽が素晴らしい。満足です。
注意して欲しい点として、かなり3D酔いしやすいです。これまで酔った事がなかった私も最初は少しやられました。
慣れると全然気にならなくなりましたが、ここは覚悟しておいたほうがいいです。
トロフィーの難易度は低いです。時間制限がありませんので気楽にいけます。一部取得不可能になる可能性のものがあったり、
無料のDLCが必要だったりと、注意する必要はありますが。
本作は最近のシリーズ作品の中では難易度が低く、極めて入門向けの作品となっております。
非常に遊びやすく、のんびりとした雰囲気で楽しめるRPGです。
やや物足りなさはありますが、アイテムづくりの楽しさはトップクラスです。
プラスで配信されたタイトルで買いにくいかもしれませんが、買って損はしない作品だと思います。
まずシリーズお馴染みの日数制限、周回要素が廃止され、エンディングは一つだけになりました。
これにより、時間を気にせずに採集+調合を行えるようになりました。
シリーズ経験者からすれば、やり込み要素が減ったというマイナス要素と捉えられますが、ゆっくりと錬金術に浸れるのも面白いです。
錬金術面ではパズル要素が導入されました。パズルの出来で特性などを付加させる事が出来ます。
難易度はそこまで高くありませんので、パズルと聞いて敬遠なさらないでください。
アイテム作りに試行錯誤する楽しみが出来た一方でホムンクルスに自動でアイテムを生産・採集してもらう事が出来なくなりました。
※量販店はありますのでご安心を。
一度の錬金で作られる量も決まっており、手間が増えた感もあります。
アイテムの数が少ない、採集品のレベルを上げる方法が非常に面倒といった問題も。
戦闘は通常の行動に加え、攻撃スタンス、防御スタンスを毎ターン選びながら戦うものになりました。
序盤は連携攻撃が強力で攻撃一辺倒ですが、後半はスタンスの使い分けをする必要が生まれ、『そこそこ』の戦略要素があります。
ただ正直、戦闘難易度は低いです。序盤は苦戦するかもしれませんが、中盤以降はスイスイ進みます。
ストーリーは王道なもので、万人向けするタイプです。
各キャラクターは個性はありますが、際立った感じはなく、不快に感じるような者はいません。
今までのシリーズ通り、町で主要人物に話しかけるとイベントが発生しますが、発生するかどうか見分けるものがないのは残念です。
仲間に採集品等を上げる事で好感度が上がりますが、お礼としてアトリエにプレゼントを渡しにくるイベントがテンポを悪くしているのも残念。
やり込み面ですが、ラスボス撃破後に登場するボスは数体います。
しかし過去作のボスと比べて弱い部類に入ります。そこは難易度をいつでも変更可能なので調整して楽しむしかありません。
ボスは登場させるのに運要素が絡み、私の場合は出すのに1時間ほどかかりました。
時間無制限の為、品質を最大まで上げるなり、アイテム作りのやり込みは面白いですね。
グラフィック面はさすがに過去作に比べ、進化していますが、相変わらず、質が高いとは言いにくいものです。
敵キャラも色を変えて水増ししたものが非常に多いのが残念でした。イベントスチルも少ないです。
音楽はやはり良いですね。戦闘も良いですが、ドールメイクの音楽が素晴らしい。満足です。
注意して欲しい点として、かなり3D酔いしやすいです。これまで酔った事がなかった私も最初は少しやられました。
慣れると全然気にならなくなりましたが、ここは覚悟しておいたほうがいいです。
トロフィーの難易度は低いです。時間制限がありませんので気楽にいけます。一部取得不可能になる可能性のものがあったり、
無料のDLCが必要だったりと、注意する必要はありますが。
本作は最近のシリーズ作品の中では難易度が低く、極めて入門向けの作品となっております。
非常に遊びやすく、のんびりとした雰囲気で楽しめるRPGです。
やや物足りなさはありますが、アイテムづくりの楽しさはトップクラスです。
プラスで配信されたタイトルで買いにくいかもしれませんが、買って損はしない作品だと思います。
GOOD!
PS4版を購入しました。
□シナリオ・キャラクター・世界観・BGM
ゲーム全体の雰囲気は非常に穏やかで、殺伐さや緊迫した空気などは全く感じられません。
シナリオを読み解くにあたって難しい事を考えなくても良く、かといってシナリオに中身がないわけでもありません。
ファンタジーの日常物に冒険要素を足した感じでしょうか、BGMも相まって独特な世界観を形成していると思います。
シナリオラインもわかりやすく、次にやれる事の選択肢が複数用意され、プレイヤーがその中から好きな物を選ぶタイプです。
逆に言えば緊張感のあるシナリオを求めている方には残念ながら合わないと思います。
公式サイトでBGMが視聴できるのでそちらを開いてみれば大体の雰囲気は一発でわかります。
BGMはシリーズを代々担当してきた方で、この世界観に合った秀逸な、且つ主張しすぎないBGMを作って下さってます。
アトリエシリーズを推す上では自分の中では一番のセールスポイントだと思っています。
□システム
RPGの戦闘に加え、このシリーズは調合システムが売りです。
フィールドで拾った素材を集め、錬金術で一つのアイテムを作り出す、この一連の流れはシリーズのキモでもあり、
アトリエの存在価値と言っても差し支えないぐらいの物です。
集めた素材から特性を抽出しアイテムを作り出すのですが、その特性次第によっては作ったアイテムの効果が跳ね上がったり、
また特別な効果をつけ足したり(攻撃アイテムに状態異常効果・回復アイテムに蘇生効果等)と自由度が高いシステムです。
今作でも調合システムはしっかり洗練されており、主人公が成長するにつれて凄まじいアイテムを作り出したり、
プレイヤーがシステムに慣れるにつれて、一度作ったアイテムでも再度作り直すと全く違った効果を叩き出せたりと嬉しい事も様々。
□快適性
制作会社がアトリエシリーズばかりを作り続けてきただけあって、快適性自体はかなり洗練されてきています。
PS4版ですがロード時間はまずないようなものです、雑魚戦闘の移行なども1秒かかりません。
街のあちらこちらにイベントがあるのですが、一々歩く必要はなくゲームを進めればエリアジャンプですぐさま飛べるようになります。
広いフィールドやイベントのあるマップに移行する時だけ3秒ほどかかりますが、逆に言えばそれだけです。
とにかくゲームを通してストレスを感じない作りにされています。
また、シリーズにあった時間制限もなくなっています。
急いでプレイする必要もなく各々が自分に合ったペースで攻略が出来ますし、
作った使用アイテムもゲームを進めれば補充されるようになります。
この部分でアトリエシリーズを疎遠していた人にはお勧めできる点です。
□熱中度
上述した錬金術システムですが、パズル要素も相まって非常に時間が過ぎるのが早いです。
シナリオに沿って要求されるアイテムを作る→フィールドに出て採取する→合間にイベントが発生する
のサイクルが一切中弛みする事がなく、且つテンポ良く展開されるので辞め時がわかりません。
もちろんこれ以外にも戦闘ばかりしたり、自分の好きなアイテムを作り出したり、酒場の依頼をこなしたり、
強敵に挑んだりとやれることは多いです。
システム的に辞め時が見つからないタイプの熱中度だと思います。
BAD/REQUEST
□グラフィック
キャラクターは非常に良いのですが、外の背景やオブジェクトがまだ惜しい所があります。
ここに関してはもう少し何とかなる部分だと思います。
気にならないといえば気にならないのですが、そのため4点とさせていただきました。
ただし室内のオブジェクトはよく出来ています。
□ウワサシステム
酒場でウワサを聞くと、特定のフィールドで一時的にイベントが発生するのですが(強敵が出現・レアなアイテムが採取できる)
このウワサにランダム性があるので、特定のウワサが欲しい時に何度も酒場に通うのは大変だったりします。
この点で快適性は4点になりました。
COMMENT
2015年11月22日時点でのアトリエシリーズ最新作です。
アトリエシリーズは基本的に2部作か3部作で区切りがつけられており、これはその第1作目です(続くかはわかりません)
基本的に1作1作でシナリオが完結しているので、アトリエデビューしたいという方に本作はうってつけだと思います。
シリーズ物ですが今まで通りなら長くても3部作ですので、シリーズ物のシナリオを追うのは苦手、と言う人でもお勧めです。