【PS2】D.C.〜ダ・カーポ〜 the Origin レビュー
発売元 | Sweets (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2008-02-14 |
価格 | 7140円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon / YouTube |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
こそばゆい学園恋愛アドベンチャー PC版で人気を博した恋愛アドベンチャーゲームがPS2で登場だ。 ストーリーやキャラクターは、PC版の魅力を忠実に再現!話題を呼んだ感動のストーリーはもちろん、PC版と同じ声優陣が担当し、PC版をプレイした人でも再び楽しむことが可能だ。 |
- 総合ポイント
- 70
- (難易度)
- 2.00
- レビュー数
- 1
スコアチャート
GOOD!
・枯れない桜、主人公の持つ能力など、独特な世界観
・かわいい女の子とすぐ仲良くなれる
・場面ごとに効果的に使われている音楽
・うまくまとめられたシナリオ
BAD/REQUEST
・極端に男性好み化した女性像
・現実離れしたストーリー
(上記の2つは、独特な世界観という良い面の裏返しでもあります)
・ブチブチと途切れる音楽
COMMENT
ダ・カーポシリーズは、アニメも含めてこれが初めてです。
桜が枯れずに1年中咲いていたり、主人公が特殊な能力を持っていたり、世界観が独特ということでオリジナリティーは4点です。いわば、夢の中の世界をプレイしている、というような感覚でした。女性像が非常に男性好み化していて、すぐに仲良くなれてしまうという点も、夢の中にいる感覚を強くしています。より現実的なシナリオを求める方には、あまり向かないかもしれません。ファンタジー性と現実性は表裏一体であり、自分はより現実的なシナリオが好きなので、それがそのまま良い点と悪い点に反映されています。
ファンタジー性が強いと結末が各ルートによって発散しがちですが、全体的にうまくまとめられていて好印象でした。また美春編が予想外に良かったので、ストーリーと満足感は4点にしました(美春編は思わず涙してしまいました)。
音楽は、全般的に場面に合っており、挿入歌も効果的に使われていて良かったのですが、ブチブチと針飛びのように途切れることが多いのはマイナスです。美春編での音楽の使い方が自分好みだったので、サウンドは4点にしました。
このゲームは、原作のPC版に忠実に移植されたものということですが、そのためか18禁ゲームの匂いの残る場面がいくつかありました。声優陣は、みんな良く合っていて個人的には満足でした。追加シナリオが豊富で声優も異なる”プラスシチュエーション”が2003年に既に発売されているとのことですが、そちらの方もプレイしてみたいと思います。