【PS2】トリノホシ 〜Aerial Planet〜 レビュー
| 発売元 | 日本一ソフトウェア （オフィシャルサイト） |
|---|---|
| 発売日 | 2008-02-28 |
| 価格 | 7140円（税込） |
| レーティング | 【Ａ】全年齢対象 (CERO について) |
| ショップ/リンク | Amazon |
| タギングトップ3 |
   |
| タイトル概要 |
■ジャンル：SFスカイアドベンチャー 惑星表面の98%が海のコニウス・ブルー調査基地。陸地は大洋に点在しているわずかな島々のみ。宇宙事故から救命ポッドで着陸したプレイヤー・ヒューゴーは，グライダーを使って調査基地を目指す。島と島を旅するために，鳥の習性を利用・研究しつつ共に行動をする。鳥の鳴き声で群れを探し，鳥の様子で天候の変化を察知。また，鳥の食べ物から自分の食料を確保する知識を得なくてはならない。島の自然をじっく観察しながら推測し，目的地に向かって雄大な景色に魅了されながら突き進もう。(転用元:GDEXより) |
- 総合ポイント
- 82
- (難易度)
- 3.33
- レビュー数
- 9
501人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 5pt | 2pt | 3pt | 5pt | 5pt | 3pt | 4pt |
84pt
416人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 5pt | 2pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt |
75pt
GOOD!
ゲームシステムが斬新で楽しいものだった。グライダーに乗り鳥と共に飛び旅をする。まさしくそのまんまのゲーム。
こういったのんびりゲームにありがちな単調さは、グライダーの操縦の難しさやクエストの謎解きにより解消されていて、飽きがこない。新たな島を探索する時の刺激はたまりません。
BAD/REQUEST
グラフィックは現在のゲームの水準より下。特にグライダーで飛ぶ地形はポリゴン。
ゲームの要の鳥も図鑑で姿は見れるものの、飛んでいる時はグライダーが危なっかしくて全然見てる暇がない。絶対墜落しない自動操縦モードでもあれば、見ていられるのに。キャンプ地の鳥パネルはがっかりした。
ゲームそのものの宣伝がほとんどされていない。はじめ、タイトルの字だけ見て、何かのギャルゲーと勘違いしていた。
COMMENT
ゲームシステムが新しいせいか、まるで試しに池に石を投げて反響を確かめているような、完成度の低さがそこかしこに見られます。けれど、この未完成度でもゲームシステムのアイディアがとてもよく、他の完成されたゲームと同じくらいに十分楽しめます。もし、続編が出るのなら、飛躍的に質の伸びるシリーズになると思います。
427人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 5pt | 4pt | 3pt | 4pt | 5pt | 4pt | 3pt |
86pt
GOOD!
オリジナリティ･･･題材にグライダー１つで未知の星一つを横断するというサバイバル要素、今までなかった展開は文句なしでしょう。
また、全ての鳥や食料に自分で名前を付けられたり、鳥に関するコメントも好き勝手に付けられる自由度もこの手のっぷり。
グラフィックス･･･３Ｄテクスチャは荒いので−1しているが、それを補って余りある空間表現、三人称視点で複数の鳥を連れて飛んでいる時の美しさはちょっとした疑似体験です。
キャンプシーンでの立ち画も個人的にはツボでした。
音楽･･･良くも悪くもない･･･場面にあった曲が普通に入ってはいるが、コレといって印象深い曲はなかった。
熱中度／満足感･･･実際に星を横断するのには３ルートあるのだが、
いずれも違った展開で３つとも攻略したいと熱くさせてくれる展開が続く。
快適さ･･･風の影響をモロに受けに煽られたりもするのだが、それはむしろ操作性を損なうというよりも、グライダーらしさを出せていて○。
操作も最初は難しく感じるが、理不尽な部分は無く、慣れてしまえばむしろ爽快。
ロードに時間がかかるのは気になるが、そのロードはステージ開始時＆再開ロード時くらいなので、普通にやる分にはあまり気にならないかも。
BAD/REQUEST
グラフィックス･･･良いところでも書いたけど、テクスチャが荒い。
音楽･･･盛り上がるには盛り上がる曲選だが、いまいちパッとしない。
熱中度・快適さ･･･ルートが少ない／リセット後のロードが長い等、やり込み要素はある物の、やり込みには向いてないかも。３ルートは熱中出来るのですが、３ルートあるとはいってもストーリーはそれ以上の分岐が無いので、３ルート終わってしまえばそこで冷めてしまうかも。
COMMENT
鳥を引き連れて大空を飛ぶという演出にパッケージ観て購入したのですが、
それを裏切っての傑作でした。
マイライブラリに永久保存確定かな？
ＳＦでありながらも、グライダーと宇宙服で星横断という演出もバリ俺好み。
難易度はやや高めなので、アドベンチャーやフライト系のゲームに慣れていない人は苦戦するかも。
とりあえず、カールは俺の嫁
415人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 4pt | 2pt |
91pt
GOOD!
自分が飛んでるようなきぶんになれるゲーム。
いままでになかったジャンルです。
餌の食料システムとかあって豊富です。
5ポイントをつけた点は自分が飛んでるような気分になれるゲームだからです。
BAD/REQUEST
初音ミクの特典はいらないような気が・・・・
なぜ初音ミクなのか？ですが・・
ほかは特に気になる点はありませんでした。
COMMENT
このゲームはかなりおすすめできます。
今までやってきたゲームで変わったジャンルがやってみたい人に
おすすめです。
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GOOD!
まず、挙げておくべき点は、『ストーリー』です。
パッケージからは全く想像できない、重く絶望的なシナリオ。
背景が美しいのに、プレイ中はその孤独感と焦燥感に押しつぶされそうになります。
しかし、それを乗り切っての飛行・ゴールは感動に値します。
次に、プレイにやりがいがあり、非常に熱中できる点。
飛行難易度は風の影響下で相応に高く、戦術も自分にゆだねられる点が多いので考えながら飛ばなければならない。
さらに、サバイバルにより『生命活動の危機感』をひしひしと感じる。
失敗をすれば、明確に『死』と表記される点も賞賛したい。
そして、次第に目的意識を強く持ち始める主人公にシンクロすれば熱中すること請け合い。
オリジナリティとして、鳥の生態系に追従する形での空の旅というのは面白かった。
コニウス・ブルーという惑星の設定も去ることながら、
鳥の声を使い、共に飛び、困難を潜り抜けるという感覚が秀逸。
このゲームの満足度に大きく貢献しているのが、『達成感』。
『乗り越える』という要素が、ゲームの本質とプレイの本質に密接に関わり合い、その越えている瞬間・越えた瞬間の衝撃は、プレイしてみないと分かりません。
BAD/REQUEST
グラフィックに関して言えば、3D技術が低く、地形が平たく感じる。
さらに、キャンプ地の鳥がカードイラストという手抜き。
鳥たちが地形を無視して飛ぶという酷いプログラムになっている。
サバイバルによる食料集めに四苦八苦して、優雅に飛べないとやきもきする場合がある。
この場合は、こういう辛らつなゲームなんだと割り切るべきですが・・・・
マップのロード時間が1分強あり、ゲーム再開、もしくはやり直しがつらい。
イベント時の会話が飛行中にあり、降下不能・マップ使用不可・画面が文章枠に覆われる、といった危険要素満載。
ボイスなし。
フラグ管理が煩雑で、先回りプレイが一切できない。
引継ぎ後の難易度低下が著しいため、Aルートを初回に通らなかった場合、達成感と感動が薄れてしまう。
初音ミクの歌は完全におまけ。歌詞もゲームにリンクしていない。
COMMENT
プレイ後、思う事は、
「全然『トリノホシ』じゃなかったなぁ、でも非常に楽しかった、
この戦々恐々とする感覚と、飛ぶ怖さ、生きるツラサ、まさしく成長ゲー」
クオリティの低さは否めませんが、十分な良作。
フライトシミレーション＋サバイバルと思うべきです。
その（難易度的・シナリオ的な）苦難を乗り越える強固な意志があれば、感動という恩恵を受けられるでしょう。