【PS2】φ(ふぁい)なる・あぷろーち2 〜1st priority〜 レビュー
発売元 | プリンセスソフト (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2008-02-28 |
価格 | 7140円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon / YouTube |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
恋愛アドベンチャー 2004年に発売され,テレビアニメも放送された恋愛アドベンチャーゲーム(ADV)『Φなる・あぷろーち』の続編が登場。2月14日のバレンタインデーの日,主人公は1人の少女に出会う。外すと爆発するという指輪を主人公にプレゼントし,いきなり許嫁宣言。主人公の児玉愛(まこと)は平凡な1日から,突如パニック&婚約生活が始まる。さらに次から次へとやってくるトラブルの渦に巻き込まれながら,ホワイトデーまでに平穏な日々を送ることができるだろうか?コマンドを選んでストーリーを進める中,時には涙することも。 |
- 総合ポイント
- 45
- (難易度)
- 1.67
- レビュー数
- 3
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 2pt | 2pt | 2pt | 3pt | 2pt |
45pt
GOOD!
正直言って、ものすごく良い所というのは見当たりません。
・絵柄は前作と似ているが、ヒロインの設定やストーリーは前作とかぶらないようになっている。
・主人公以外フルボイスで、メインヒロインの声優は無名だが演技は○。他のヒロインは有名どころばかり。
このくらいでしょうか。
BAD/REQUEST
メインヒロインが無理やり主人公の許婚にさせられるという、前作とは正反対のシチュエーションになっていますが、この手のゲームとしての真新しさはほとんどありません。主人公はギャルゲーのお約束とはいえ、同年齢の異性と一つ屋根の下、憧れのアイドルが突然自分の許婚になるという状況にも、ありえないほど冷静で達観しているので雰囲気が出ていません。シナリオのボリューム自体もあまりなく、学園生活も含めて特に大きなイベントは起らず、見た目に反して淡々と話が進みます。後半の各ヒロインの個別ルートでも大きく盛り上がるということはなく、あっさり終わってしまうという印象です。主人公はかなり複雑な家庭環境の中にあり、これを活かせばもう少し長くて面白いシナリオになるのにと思います。エピローグもかなりあっさりしていて、主人公を取り巻く環境がどうなったのかがあまりわからないのが不満でした。
グラフィックス面は前作からほとんど進歩しておらず、イベントCGは差し分の割合が大きくなっていてセコさを感じます。音楽に関しても特に良いと感じたものはなく、エンドロールが歌なしなのでさみしいです。
COMMENT
ヒロインたちはそれなりに魅力的だとは思いますが、シナリオのボリュームがないのが残念です。ただ、あまり時間をかけずにさっさとクリアしたいという人にはオススメできます。
このクオリティーならば、前作の1年半後くらいに発売すべきだったと思います。
個人的にはコウさんを攻略したかったです(笑)。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 2pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt |
55pt
GOOD!
キャラクターの絵は余り癖も無く受け入れ易いと思います。
前作のことがちらりと。(ほんとにちらり)
まったり話が進むところ
BAD/REQUEST
音楽があまり印象に残らなかった...
全体的にストーリーが短い。
ルートによっては主人公とヒロイン、お互いにどこを好きになったのか分からない
COMMENT
個人的は好きでした。
が、上にあげたようなマイナスな部分もあり定価で買うには...ですかね。
GOOD!
1はやったことがありません。アニメで何話か視聴した程度です。
正直特にない、と言い切るのもあんまりなので強いて言えば、主人公の取り巻く環境が無駄にドロドロしてる部分が結構斬新。あまりシナリオに活きてはいませんが。
システム部分もコレといって不備が見当たらないのでその辺は安心できると思われます。
BAD/REQUEST
他の方も言っている通り、拍子抜けするほど話が短い。僕は短いと知ってて購入したんですが、その覚悟を上回るほど短く感じました。昨今ギャルゲーならプロローグか前振りぐらいのところで突然終わっちゃう感じ。
突然人気アイドルとの婚約、というイベントひとつで最後まで話を引っ張るので余計に話が短く感じます。てっきり共通ルートでの掴みイベントだと思っていただけに尚更です。
初回プレー時は、ようやくキャラクターの人となりを理解したところで主人公が告っちゃうのでびっくりしてしまいました(エンディングにボーカル曲も流れないので、ひょっとしてノーマルエンドか?と思ってしまったほど)。あっさり、と言えば聞こえはいいでしょうが、どう贔屓目に見てもボリューム不足は否めません。
また、ヒロイン達の横の繋がりも乏しい為、個別ルートに入ったヒロイン以外は単なる端役と化して次第に煙のようにフェードアウトしてしまいます。もうちょっと出張って欲しかった。
COMMENT
中古で二千円で買ったのに損した感じが・・・。
好きな声優さんが出ているとか、絵が好み、といった理由なら買って満足するかもしれませんが、このゲーム単体で満足するのは結構難しいかもしれません。過度な期待は厳禁です。
ギャルゲーをやり慣れた方にはオススメできません。それでも購入を考える方は、短編小説を読むような気持ちでプレーした方が精神的によろしいかと。
(分かりにくい例えで言うとサクラ大戦4をやるような感じで)