【PS3】ミスト オブ カオス レビュー
発売元 | アイディアファクトリー (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2007-03-22 |
価格 | 7140円(税込) |
レーティング | 【A】全年齢対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:戦略シミュレーション 霧に包まれた世界「アデス」を舞台にした戦略シミュレーションゲームが登場。 「アデス」には、「ゼディン王国」、「ブリテリオン王国」、「神威國(かむいこく)」などの国家から1カ国を選択し、アデス統一を目指すことになる。 各国ごとに行動していくターン制で、自国のターンには武将の強化や探索、内政など様々な行動が取ることができる。敵領土への侵攻で、フィールドパートへと移行する。フィールドパートで敵兵に攻撃をすることで、さらにバトルパートへと突入するのだ。兵の特性により、攻撃の演出が変化する。通常戦闘の他に、すべての武将には必殺技が用意されており、それを駆使する事が戦略のカギとなってくるのだ。 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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1pt | 4pt | 3pt | 2pt | 2pt | 1pt | 2pt |
39pt
GOOD!
スペクトラルフォースやジェネレーションオブカオスなどの今までのアイデアファクトリーの作品の新作品である。戦略シミュレーションで一つの国を選び大陸を統一するというゲーム。
・グラフィック
ps3だけあって二次元のアニメもとても綺麗で立体感がある。戦闘の時の兵士達も一体一体がちゃんと行動していてその点は過去の作品よりも良い。
・キャラクター
個性あふれるキャラクターがたくさん登場。武将として雇うこともできるし必殺技にムービーがついているものもいる、ほとんどの武将にはストーリーがついていて、戦闘の時に戦う人によって会話がおきたりもする。人 カエル 龍 魔族 などたくさんの人種が仲間になる。自分はこの必殺技のムービーがとても気にいって今までの作品のような一枚絵でなく完全なアニメである。
・音楽
特に耳に残ったという曲はなかったがps3となり場面場面でとても迫力のあるサウンドを楽しめる。
良いところはこのくらい・・・
BAD/REQUEST
悪いことのほうが実際多かった、アイデアファクトリーの作品だからと買ったけれどシステムに疑問を抱いて途中でやめてしまった。
・システム
システムが大問題、まず国があってもちろん君主が国を支え国のために大陸を統一しようとしているのである。だが、なんとこのゲームその君主さえ引き抜ける。勧誘というコマンドがあり勧誘を行うとたまに相手が金額を指定してきたり金をくれなどといってくる。金をあげると仲間になる。
なんだこのシステム、国のために命をかけるという奴も君主の親友、ましてや君主の娘でさえも簡単に仲間になってしまうのだ、こんなことがあっていいのだろうか。
今までのジェネレーションオブカオスにもこのようなことがあったが、君主を引き抜けたり簡単に強い奴を引き抜けたりすることはなかった。
・戦闘
領土を広げていき、相手の領土に踏み入ったり相手が自分の領土に攻め込んできたりすると戦闘となる。
一つのフィールドを指定された人数の武将を選んでマスで行動するというシミュレーションRPG的な戦闘。これがまた自分にはあわなくてその一つの戦闘だけでものすごく時間がかる。毎ターンMPみたいなものがたまっていってたまると必殺技ができるのだが、その必殺技をつかうことで相手を即死させられる。逆に相手に即死させられる。
戦略というよりも必殺技を打てる状態にしていかに先に打てるかみたいなゲームだ。
その戦闘で相手に攻撃することで兵士達が戦うシーンとなるけれど攻撃を確定するときにすでにこっちの兵士が何人やられて相手の兵士が何人やられるかがわかるので兵士達が戦うところ見る必要がない。
COMMENT
アイデアファクトリーps3に参入第1作!としてあせったのだろうか。自分には全然楽しめなかった、相手の強い武将を引き抜く→戦闘→大陸統一 といった完全に作業化されるゲームである。中古で安くなってから買ったほうが良いと思います。
Amazonレビュー
レビュー日: 2009-02-22
IFファンや気に入ったキャラがいる人、好きな声優が出ている(出演者:名塚佳織、子安武人、宮村優子 等)という人なら買いでしょう。
ただし信長の野望のようなものを期待すると物足りません。
GOOD!
・ストーリー中に選択肢があり、その後のストーリーが変化します。
・ギャラリー収集要素のお陰で何周もプレイしようという気になります。
・データロード時にしか長い読み込みがないのでとても快適にプレイできます。
・キャラクターが魅力的で、人間や魔族、天使や狼や蛙までいます。
・各キャラ個性があり、君主系だけでなくサブキャラまで細かい設定が付いてます。
・戦闘時に、特定のキャラ同士を対決させると発生する会話が数多くあります。
フィールドに入った時にも仲間同士で発生することもあります。
・過去作からのキャラも出ています(本編には絡みません、おまけです)。
・防衛戦は省略することができるので戦わずに済みます(ただし負ける場合も…)。
・チュートリアルが丁寧なので初心者でも操作が簡単に理解できます。
BAD/REQUEST
・勢力によって、ストーリーの選択肢どちらを選んでも変化が少ししかなかったり、
全く違う話になったりと、差がかなりあります(良いのかもしれませんが…)。
・「説得」というシステムで敵君主をあっさり引き抜けてしまいます。
・印象に残る音楽はありません。不快にはなりませんが、記憶にも残りません。
・PS3なのにグラフィックスがPS2並です。
・移動のキャンセルがあれば親切だったかなと思います。更に易しくなりますが…。
・状態異常の睡眠・麻痺が強すぎて、先にかけた者勝ちになってしまっています。
COMMENT
可愛い・かっこいい・面白いキャラが幅広く揃っていますので、キャラ重視の方にはオススメできます。ただし音楽や映像には期待しないほうがいいと思います。
今作は君主も序盤で引き抜けてしまうので簡単に強い軍を作れてしまいます。よく考えながらプレイしたいという方は敵キャラをぽいぽいと引き抜かず、初期メンバー中心に進めていくと丁度良い難易度かもしれません。 また、君主系ばかりを引き抜きすぎると当然戦闘時の会話も減ってしまうので、楽しさも半減してしまいます。
戦闘に慣れると、こちらはアイテム使用禁止・敵は即死アイテム使用、という条件のもと戦うのが楽しくなってきます。自分でそういった決まりを作ると面白くなるゲームかと思います。作らなければ多分、作業プレイになります。