【PS4】KILLZONE SHADOW FALL レビュー
発売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2014-02-22 |
価格 | 7245円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象 暴力 犯罪 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:FPS ■ プレイ人数:1人 |
- 総合ポイント
- 49
- (難易度)
- 2.50
- レビュー数
- 10
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
82pt
GOOD!
ロンチFPS全て購入しました。BF4にも近々記載するので検討している方の助けになれば幸いです。早めに記載する分解釈が雑かと思うのであくまで個人のレビューとして見ていただければ助かります。
・オリジナリティ
FPSにオリジナリティを求めるのは酷ですがロンチの段階の比較対象となるCOD、BFとは操作感・世界観・仕様もろもろ全く違うので住み分け出来ています。SFなので独特な未来世界になっています。光学迷彩やテレポ、ドローンなどSFらしいものや非現実的な演出の美しいステージなどがあります。動きは重めでサクサクとは動けませんがそれはそれで丁寧に立ち回る必要があります。色んな意味で初心者にオススメです。初心者が触って上達するにも3候補で最も向いてるかと思います。
・グラフィック
世界観はSFもので、魅せてくれるような風景や演出が多いです。映像美自体はBF4を凌ぐと個人的には思います。人間の顔以外はPS3のムービー以上のレベルの画質で動作する上に高fpsで滑らかに駆動。BF4よりも綺麗とは書きましたがSFなので演出が特殊です。別の意味で壮大で優美です。どっちもどっちで画質に何の不満もありません。KZが綺麗に対しBFがリアルというところでしょうか。
・サウンド
BGMは緊張感があるものでGOOD。銃声は架空のものなので過度な期待はしても仕方ない。音の定位や反響などは意外と微妙だが不満に思うほどでもない。そして声優が豪華。自分は声優とかに疎いのですがそれでもわかるような有名声優さんが声を吹き込んでいます(早期限定)
サザエさんに出てるアナゴ君やドラゴンボールのセルなどの声を担当している若本さんやメタルギアでお馴染みのスネークの声の大塚さん。などなど8名の方が声を吹き込んでいます。
・熱中度
個人的に大きく悪い点は触った感じないのだが肌には合わず満点はつけれません。しかしマルチでは始めから最低限のアンロックは済まされており、最初から立ち回りの選択肢が豊富です。これは他のゲームもぜひ見習ってもらいたい。やり込み要素も多く、トロフィーは程よい難易度。PS4でもトロフィーの貴重度といって、全ユーザの何%がそのトロフィーを所持しているかというのが表示されます。超レアなものを獲得したくなるなど熱中要素は間違いなく存在します。まぁこれはPS4の利点になるんですが程よい難易度ということでGOODとします
・満足度
大きな不満がなく、動作も安定していて満足を落とす部分はあまりない。やり込み要素もあり、初心者配慮も良質な部類。BOTによるトレーニングもあり、初心者は本当に始めやすいかと思います。ちょっと興味がある人は綺麗な映像を観光がてらやるってだけでもいいかもしれません。レベル差によるアドバンテージは多少ありますがFPSの中では無いに等しい部類で本当に素晴らしい。もちろんFPS経験者でも何の問題もなく楽しめます。
・快適さ
挙動は安定しておりロードは対戦以外はあまりない。タッチパッドを使うことになるが無理矢理な感じでもなく不満はないが、ボタン配置のカスタム幅が少なすぎるので満点はつけれませんでした。
・難易度
キャンペーンは最高難易度でも簡単な部類。取り敢えず最高難易度やってみて無理なら下げる程度のスタンスで問題ないレベル。初心者でもなんとかなります。BOTトレーニングは強さをMAXとしても弱すぎる。ですがゲームを覚えれる程度には役にたつでしょう。
・マルチ
やはりFPSの代名詞のマルチプレイ。個人的な判断ですが少々武器に優劣があるがバランス崩壊まではいかない。補助要素が豊富なため極端な突撃も極端なキャンパーも容易く対応できるため他者のプレイスタイルにイラつく事は少なく、初心者でも理不尽にやられることはない。何度も言うが初心者はFPSを覚えるという意味。初めてFPSをプレイし楽しむという意味で非常にオススメ。またウォーゾーンは好きなルールにカスタマイズ出来るのでフレンドなどと簡単に特殊ルールで遊べるのもGood。また色んなルールを抵抗なく取り入れられ、1つのルールが不利でも得意するルールで逆転ができたりもする。
BAD/REQUEST
・キャンペーン
キャラクターに魅力が少ないのは個人の主観かも知れないのでBADとはしませんが進行テンポが悪い(最高難易度でプレイしたからかもしれないが)。後半に入ると敵が特殊な能力を持つようになるが少々手間なだけであって面白みには直結しない。攻めて攻略することは可能だがゴリ押しは全く不可能である。
ストーリーの内容は個人的には微妙。まず最初は幼少期から始まってチュートリアルを終えますが時間経過が少々雑。もう少し主人公の成長を見るなり感情移入の要素が欲しかった。また話自体は2種族のいがみ合いだが展開が雑。取り敢えず現地に行ってこいって感じになる(それを敵に批難されるような誘導かもしれないが)明らかに説明不足というか過程が無さ過ぎる。
それと最近流行ってるのかバッドエンド的な終わり方。シリーズでそうなのかもしれないが「いい話だった」と感動することは難しいかと思います。まぁマルチエンドとか、次回作促しという意味不明な方向よりはマシでしょうか。
また、宣伝ではオープンワールド風なキャンペーンとあるが基本的なルートは決まっている。アプローチの仕方はプレイヤーの判断で決定はできるがオープンワールドと言うには少し足りない。が、特に求めてもいないので特別BADともしない
・マルチプレイ
バランスは壊れるほどではない。が指摘したいのはゲームの積極性を数値化したものの表示や記録がない。拠点をいくつ制圧した経験があるとか、どのくらいのペースで敵を倒すとかスコアを稼いでるとかがありません。スコアを見て臆病になるユーザーもFPSでは多いので何かしらの表示があると良かったかと思う。だが敵を探知する手段が豊富なので敵がキャンプしてても特に苦にはならず特別有効な手段でもないため何げに毎試合良い展開の試合になる。
ドローンが拠点出口に固められすぎると変な展開にややなりやすい。ただリスキル対策は良質な部類のため下品なリンチ試合は滅多にない(これはGoodか)
正直積極性表示的な部分以外これといった不満はない。
COMMENT
総評としてFPSデビューには非常にオススメ(経験者も楽しめる)。仕様が上手く働き試合展開が面白くなりやすい。また極端なキャンパーや極端な突撃ではまず活躍も出来ず得もしないため基礎を丁寧にこなす意識が高くなるような気がします。キャンペーンの話自体は個人的に微妙ですがやりごたえもあり、導入としては良いチュートリアルになってます。とにかくマルチに関するBADが少なく、これだけ良い試合展開になりやすいFPSは多くないので個人的に高く評価します。マルチは小手先よりも基礎の丁寧さで差がつきます。そういう意味でオススメ
キャンペーン最高難易度クリア
マルチ 使用兵科:全て 比率別途記載 チャレンジ達成200強
トロフィー解除約50%
デバイス:モニターFS2333 デュアルショック4使用 感度100% ヘッドホン使用
更に詳しくは自分のブログで更に細かくレビューや記事記載しています。
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-07-20
シリーズ初プレイだったので、ストーリーや世界観などはなんとなくの雰囲気だけしかわかっておりません。
はっきり言って、オススメはできないゲームです。たしかに、美麗なグラフィックで表現された景色は、発売から時間が経った今でも一見の価値はあると思います。しかしながら、ゲーム内容そのものは、不親切で遊びにくい作りになっていると感じてしまい、総合的な感想としては「普通のFPSだった」というのが正直なところです。
特に、ゲーム中の指示や目標が直感的に分かりづらく、先に進めなくなってストレスを感じる場面が多かったことが、個人的なマイナスポイントです。一から十まで懇切丁寧に指示を出せとまでは言いませんが、せめて「どこで、何をすべきか」ぐらいは明確に提示してくれないと、不必要にイライラしてしまいます。
また、敵が突然湧く仕様も理不尽に感じました。本作ではタクティカルエコーという能力を使って索敵を行い、壁越しに敵の存在を感知することが可能です。したがって、このタクティカルエコーを使ってクリアリングしつつ進んでいくことになるわけですが、一度索敵して無人であることを確認して先に進むと、突然湧いてきた敵に囲まれて蜂の巣にされる、ということが多々あります。
「敵のステルス能力によって感知できない」というような理由があるならまだしも、単に「プレイヤーが特定の地点に到達するまで出現しない」といったシステム的な都合に振り回されて死亡したのでは、納得がいきません。
その他、ロード中のTIPSでしか知ることの出来ない、攻略上で重要な情報が多いことも気になる部分でした。大抵の場合、一度死亡した後のロード中のTIPSに「先に言っとけよ…」と思う情報が書かれており、やるせない気持ちになります。
とはいえ、シューティングゲームとしての基礎は丁寧に構築されており、状況に合わせてOWLと呼ばれるドローンを駆使する戦闘は本作の良い点かと思いますので、新しいゲームが出るまでの繋ぎ程度に遊んでみるのも、悪くはないんじゃないでしょうか。
GOOD!
【重厚なサウンド】
シリーズ伝統とも言える重厚で暗いサウンドは秀逸です。
【FPS苦手でもなんとかなるキャンペーン】
キャンペーンはシューターと言うよりもアクションアドベンチャーに近いです。ありがちな目標まで移動→撃ち合いの繰り返しではなく、トラップの解除や敵を倒す順番など、しっかり考えないとたちまち詰みます。もちろん撃ち合いゴリ押しもかなりの部分で可能ですが、MAPがそこそこ広いミッションが多いので攻略ルートを間違えると苦労することになります。ストーリーもしっかりしていてやりごたえ十分。ここがキルゾーンらしさでもあるのですが、完全なる架空世界の架空戦争ということで、現実世界をベースにしているものでは難しいと思われる際どい政治的描写などがしっかりされています。
BAD/REQUEST
【それほどでもないグラフィックス】
次世代機ローンチタイトルと言うことで期待しすぎた部分もありますが、思ったよりグラフィックは良くないです。光線処理や粒子表現はさすがと言ったところですが、いくらSFとはいえあまりに全てがニセモノ過ぎて興ざめです。
【凡庸なマルチプレイ】
マルチプレイをこのタイトルでやる意味は全く無いと言って良いと思います。CodやBFに飽きたらちょっと触る程度で妥当でしょうね。コミュニティが盛り上がっていないのでまず長続きしません。HS取らないとまともにキルできませんしマップがやたらと複雑で芋ばかりだし何より敵が消えたりバリア張ったりと戦術も非常に高度なものが求められます。あと、ひたすら動きが重くて辛い。重厚なリアリティと言うよりも単に鈍重なだけ。スキル使ってダッシュしてBF4のスプリントと同程度ですから馬鹿凸で走り回るタイプの人にはつまらない芋ゲー、しっかり戦術を組み立てて守りつつジワジワと攻められる中級者以上にはそこそこの良ゲーとなっています。初心者はやめておいた方が良いですね。上手い人の動画は簡単そうにやってますが、難易度はかなり高いと思って良いと思います。中級者以上向けかと。
COMMENT
次世代機最初の専用タイトルということですごく期待していましたが、グラフィックがまさかのPS3版クライシス3に毛が生えた程度とはガッカリです。明確な違いを感じられる光線処理と粒子表現は家庭用ゲーム機としては凄いんですが、既に他のタイトルでも実現していますからあえてこのタイトルを選ばなくても良い気がします。30fpsのキャンペーン部分も60fpsのマルチも全体として動きが非常に滑らかでこれはキルゾーン3よりも大幅な進化を遂げていますがいかんせん動きが重すぎて辛い。
馴染みやすいアクションアドベンチャーライクなキャンペーンと凡庸だけれどもしっかりとハードコア向けに作られたマルチプレイを併せ持つ、ちょっとアンバランスなタイトルだと思います。