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【PS4】龍が如く6 命の詩。 レビュー

発売元 セガゲームスオフィシャルサイト
発売日 2016-12-08
価格 8845円(税込)
レーティング 【D】17才以上対象 セクシャル 暴力 ギャンブル 犯罪 (CERO について)
ショップ/リンク Amazon
タギングトップ3
タイトル概要 ■ ジャンル:アクションアドベンチャー
■ プレイ人数:1人

総合ポイント
62
(難易度)
1.85
レビュー数
13
スコアチャート 龍が如く6 命の詩。レビューチャート

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90-100
【60点以上】
61.5%
【標準偏差】
14.32


1人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
3pt 4pt 3pt 3pt 4pt 3pt 2pt
総合点
68pt

GOOD!

シリーズでは毎回驚かされるが、今回の舞台はより磨きのかかったリアルさでもはや現実の街と変わんないよ。看板一つまでもがリアルに再現されてて、ほんとこれゲーム?って思えるほどの作り込み。しかもこのなかをシームレスで移動できるのですごすぎる。芸能人とのコラボも世界を崩しことなくうまく溶け込んでいるだろう。たけしや竜也がこんなに龍の世界にマッチするとか思わなかった。
ストーリーは好みによるわけだが、及第点以上の水準に達していると思われる。最後まで退屈に感じることはなかった。
人物描写なども優れているし、ゲーム展開も戦闘などやりやすくてよかった。

BAD/REQUEST

すとーりーは細々したとこでアラが目立つし、何よりそこを知りたいのにって箇所が欠けていたりしてそこは力不足か。
町なども一部が丸々削除されていたりと、龍ごとくの従来のファンを失望せるようなところが目についた。
音楽はこれも今まで通りにあんまり印象に残らない。
ボリュームも不足、タイアップとの件で予算がそっちに流れすぎてしまったのか、これまでよりも早々に終わってしまった。
トロコンも今回は異常に早く完了してしまった。

COMMENT

ここまで続けたシリーズをこの水準で完成させてきたのにすごい。特に今回は町のリアルさにビビったけれども、ゲームのボリュームがやや物足りなかったのでもっとこの世界に浸っていたかったなーってのが正直にところだ。興味を持った人は初代からプレイしよう。いっぱい出てるので、かなり長期にプレイを楽しめる。

 
プレイ時間:05時間以上15時間未満(クリア済)
両奈の中へさん  [2016-12-30 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

1人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
3pt 4pt 3pt 4pt 4pt 4pt 2pt
総合点
76pt

GOOD!

・従来のシリーズより美麗になったグラフィック
 街のグラフィックがよりリアルになり、入り組んだ地形の街を歩いているだけで楽しい

・シームレス化による快適さ
 シームレス化したことにより戦闘も移動も快適

・豊富なミニゲーム
 相変わらず豊富なミニゲーム。
 ガンシューティングである素潜り漁やライザップ、ライブチャットが特に楽しかった

・サブストーリーの面白さ
 シリーズ恒例のサブストーリーの幅広さは健在。
 特に0で登場したポケサーファイターが再登場するイベントは笑えて泣けるのでお気に入り

BAD/REQUEST

・メインストーリーの残念さ
 多くの人がもっとも批判するポイントに挙げている通り、メインストーリーは残念な出来。
 遥の行動も納得できないしラスボスも威厳がない。
 ただ「尾道の秘密」はトンデモで好き。

・ボリュームの減少
 あらゆる部分のボリュームが減少し、神室町も行ける場所がかなり減っている。
 特にヒートアクションがかなり減って戦闘の見た目が単調になったのは残念

COMMENT

質があがってボリュームが減って総合的にはトントンみたいな出来
プレイ時間的なボリュームはむしろいままでが詰め込みすぎていたから今作程度でもいいのだが、マップの広さとヒートアクションが減ってしまっていたのはけっこう辛い。
メインストーリーに関しては、微妙なところだが総合してみると良作にはなっている。

   
プレイ時間:30時間以上60時間未満(クリア済)
うなぎさん  [2016-12-30 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

2人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
3pt 4pt 4pt 4pt 3pt 3pt 3pt
総合点
68pt

GOOD!


■先例されたグラフィック

PS4特化になっただけあり
グラフィックは、すごい向上しております


■作りこまれた街並み

歴代シリーズでも
風景は作りこまれていましたが

今作では
今まで通過できなかったような
何気ない裏道や脇道、室内エリアから屋上までへの道など
些細な場所まで入り込めるようになった他

現実では当たり前の光景とはいえ
道行く車道を、ちゃんと車が走るようになっていたり

実際の街を歩いてるかのような、リアル感がグッと増した



■全シームレス化


戦闘に入る演出もそうですが

扉を開けて、店に入る
という行為も

暗転→データロード→MAP切り替え
などの間を挟まず

「扉を開けたら、そのまま店内フロアにシフト」

と、屋外と屋内が地続きになっており
実にスムーズなシームレス化がなされている


■破壊しまくれる器物


道端にある自転車や看板など
歴代シリーズでは、背景オブジェクトに過ぎなかった多くのものに
物理演算処理が施されており

体当たりなど、攻撃することで、動かしたり破壊することが可能に

それは
コンビニ内部にある商品棚も例外ではなく
そこで乱闘を行った日には、なんとも凄惨な光景が…(笑

BAD/REQUEST

■複雑な親心

桐生さんと同じく娘を思う親心みたいのが
歴代シリーズをやってると、まぁありましてね、うん

色々とショックも受けるわけですよ…


■俳優モデル起用の多様化


そこまで不満でもないのですが

4辺りから
俳優を声優に起用するのみでなく
本人をモデルとしたキャラを登場させることが多くなり

今作では、主要キャラの大半が
それで占められている

まぁ映画やドラマとして見れば不思議じゃないですが

「龍が如くのために作ったキャラ」
という意味での、オリジナル性が損なわれる側面もあり

そのポジションのキャラを
俳優モデルのキャラに託しちゃって良いの?

と、思ってしまった部分も…


■サブイベントの大幅削減


メインに合わせ
サブイベントも全て
フルボイス化された影響なのか

今作は、ややサブイベントの総量が少ない気がする(全50ほど)

歴代シリーズだと
後半10章以降に跨るほど
幅広くサブイベントが分配されてたのに(全80近く)

今作は中盤までに
ほぼ全てのイベントフラグが出し切られてしまう

あと、恒例の闘技場や修行もない


■真島・冴島・大吾が空気


桐生さんメインの最終章という節目にあって
シリーズ通して長く付き合ってきた彼らに、ほぼ出番がない

真島の兄さんとの決闘も
シリーズの恒例行事だったのに…

まぁそこを踏まえての
「クランクリエーター」SP参戦なんだろうけど
ストーリーとは無関係ですからねぇ…


一応、秋山さんについては、割と見せ場があります


■ダッシュ移動のボタン押し仕様


今作では
どれだけスティックを強く傾けても
歩く以上のことはせず

×ボタンを押しっぱなし状態にして
初めてダッシュができる

公式曰く「作りこんだ景色を、まったり眺めて貰うために決めた」とのことですが

やはり話が進むと
町のサブイベ巡りなどで土佐周りしたり
あちこち動き回ることになるので、ダッシュする機会が多くなり

それだけに、常にボタン押しっぱという状態は、やや辛い(指が痛い…

設定で
移動タイプの切り替えが
できるようにして欲しかった


■障害物に弱い投げ技


物理演算の影響なのか
ジャイアントスイングなどの振り回し技は
壁や障害物に当たると強制的に中断され、投げ飛ばす前に終わる

なので、狭いエリアで戦うと
すぐ物にぶつかり、1回転すらできないことも(笑

COMMENT

ついに
ひとつの区切りを迎えた
龍が如くシリーズ

随分と昔に公式の方で
「遥が成人になった時点でシリーズは終わり」
的なことを言ってた気がしますが

まさか、本当にその時を迎えるとは…って感じですね


しかし悪い点に挙げたように

シリーズ節目の作品にも関わらず
お馴染みのキャラが総出演できなかった+空気扱いだったのが、ちと残念

まぁ桐生さんの主役回が終わっただけで
同シリーズ系統の作品でもあれば、まだ見せ場があるかもですが

   
プレイ時間:30時間以上60時間未満(クリア済)
武士のハートさん  [2016-12-30 掲載]

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3人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
4pt 4pt 4pt 3pt 3pt 4pt 2pt
総合点
69pt

GOOD!

相変わらずリアルな街
いつものおなじみの神室町。今回も細かく描かれていて、『ああ、また龍が如くの世界に入ってきたなぁ』と思わせます。主観モードで歩いているとまるでリアルの街を散歩しているよう。スマホで写真も撮れます。通行人によってはピースしてくれたりもします

シームレス化
従来の戦闘では、雑魚戦がはじまると人垣ができて限られた範囲での戦闘でしたが、今回はどこまででも移動できます。逃げる事も可能です。コンビニの中まで引っ張りこんで中の商品棚をきれいさっぱりさせることも可能。爽快です。

戦闘
動きが滑らかになり、リアル感が増しました。その分かヒートアクションが減少、地味化しましたが、個人的にはよりリアルで好きです。戦い方もヒートアクション主体からアルティメットモード主体になるでしょう。育て方によるかもしれませんが、過去作とくらべて1回ごとの戦闘がサクサク進められる気がします。

キャラクター
今回も多くの新規キャラが出てきます。それぞれいい味出してます。また過去のようにカタカタ・・・とセリフが流れるだけでなくちゃんとフルボイスでしゃべってくれるので雰囲気が出てます。

ミニゲーム
龍が如くといえば寄り道とミニゲームですね。今回ライブチャット、クランクリエイター、素潜り漁、スナック、草野球など追加されましたがどれもそれなりに楽しめました。特にライブチャットは際どいですね。家族の前ではできません。伝説の極道、堂島の龍と呼ばれた元東城会会長4代目桐生一馬がライブチャットで盛り上がってる姿をみると笑えます。

BAD/REQUEST

マップの縮小とその他要素の減少
一番気になる事はこれでした。5では5都市で遊べたのに対し今回は2都市。広島は過去に登場したマップより狭く、神室町もこれまで行けていたチャンピオン街、ホテル街、賽の河原等に行けません。修行もありませんし、カジノもありません。闘技場もありません。天啓もありません。武器防具作成もなくなり武器を持ち歩く事も無くなりました。今回追加のミニゲームはありましたが代わりに多くのミニゲームが無くなりました。膨大なコンテンツが龍が如くの売りだったと思うのですが少し寂しいです。

キャラクター
まずシリーズ人気キャラである真島、冴島、大吾はほとんど出ません。花屋も古牧も出ません。それ自体はそれほどこだわらないのですが・・・代わりのインパクトのあるキャラがいれば。GOODでも書きましたが新キャラは良いキャラだと思います。しかし彼らの穴埋めができるほどかといえばそうでも無いのです。個人的には過去作の郷田、峯、渡瀬など、ベタでもいかにも強くて威厳がある絶対的な存在が欲しかったです。漢気はあるがイマイチ弱い、威厳があるが戦えない、権力はあるが見た目が弱い、強いが貫禄が無い、勢いはあるが無鉄砲など、どこか足りないのです。結局ラスボスも足りませんでした。


説明不足
あちこちで不評を目にしますがやはり原因は遥でしょう。5からそうですが、彼女の行動が大胆で強引、短絡的で突発的すぎます。序盤からいきなり疑問だらけです。終盤でさらに驚かされます。何故その土地へ行ったのか?もともとどう生活するつもりだったのか?彼女の身辺、心境の変化は?ほとんど描かれずに、納得のいく展開が無いままいきなり結果を突き付けられます。そしてそれらは最後まで描かれる事はありません。これでは古参のプレイヤーほど不満を抱くのではないでしょうか?もう少し納得のいく理由付けが欲しかったです。

COMMENT

12345プレイ、クリア済。0、極、その他ナンバリングは未プレイです。
6はプラチナトロフィーまでゲットしました。

どうしても過去作と比べてしまうのですが、すべてにおいて今一歩足りないというのが率直な感想です。5ではコンプに200時間ほどかかりましたが、今作は80時間足らずで達成されました。これがさらに次回作へ続いてボリュームアップするなら自作も期待できるとは思いますが最終章と謳っている手前、果たしてどうなのでしょう。個人的には龍が如くシリーズは大好きなので仮にタイトルが変わったとしてもこういったゲームは作り続けて欲しいところです。

ネガティブな意見も書いてしまいましたが、シリーズを通してプレイされてる方も、新規で過去作へ遡って良く方も十分楽しめる内容だとおもいます。

   
プレイ時間:60時間以上100時間未満(クリア済)
もふもふさん  [2016-12-27 掲載]

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Amazonレビュー

レビュー者: RyuRyu
レビュー日: 2017-01-03
※メインストーリークリア(1週目HARD、2週目LEGEND)、サブストーリー全制覇、トロフィーコンプリートした上でのレビューです。プレイ済みであること前提で書いていますのでネタバレを含みます。ご注意ください。

龍が如くを初代からリアルタイムで追いかけてきた一人です。

シリーズとはもう11年もの付き合いになり、桐生や遥、歴代主人公たち、その他主要人物たちの変化・成長していく姿を見守るのが年に一度の楽しみになっていました。
特に今作であさがおの子供たちが成長した姿で登場したのには感慨深い気持ちになったかたも多いと思います。

ですが、私のようにリアルタイムで(またはそれに相当する情熱を持って)追いかけ続けてきたシリーズファンであればあるほど今回のクオリティ(特にストーリー)には黙っていられなかったのではないでしょうか。(シームレス化やグラフィック、声優・俳優陣の演技などの素晴らしい点も"いくつか"ありましたが)

Amazonのレビューも一通り拝見しましたが、シリーズファンの皆様が感じた不満点や感想など、今作への正当な評価もあらかた出揃っているように感じました。露骨な☆5評価も目立ちますが、シリーズを本当に愛していた方々や、しっかり今作をプレイしていると分かる方々の評価に関しては、私も概ね同意見です。

その上で、まだ書かれていないかもしれない事、そして私が個人でやり込んで、さらに冷静に内容を評価するためにあえて時間を置いて考えた上で「やはりこれは書かなければならない」と思ったことを書いていきたいと思います。(あくまで一個人の感想なのでご了承ください。)

◆オープニングがない

まず、今作はオープニングがありません。いきなり始まります。
今までオープニング映像を見て、これからどんな物語が待っているのかということを想像しながらゲームを始めるのが楽しみのひとつだったのに、今回はそれが見事に無くなっています。この時点で私の中での評価ががくっと下がりました。

◆バトルシステムの退化

先行体験版の頃から違和感はあったとはいえ、新しいバトルシステムの可能性に期待していたのですが、皆さんが仰っているようにバトルは進化しているどころかさらに退化しています。

3~5、または維新や0の時のように、無双も夢じゃないぐらいの完成されたバトルスタイルがあって、その上での敵の調整ならバランスが取れているのでまだ納得のしようがありますが、今作はプレイヤー側の性能がわざとらしく下げられているので、ただの理不尽になっています。

しかも、今作はその辺のチンピラであってもガードされればモーションを途中で中断させられてしまいます。

また、リアリティを追求しすぎた弊害なのか、壁際だと投げモーションを途中でピタッとやめてしまうようになっていたり、ところどころ余計に不自然になっている点も無視できません。物理演算(物とか人が飛んだりする具合)も乾いた笑いが出てしまうレベルです。

その割に、
・敵はこちらの初段をほぼスウェイで回避しながら後出し
・アルティメットヒート状態であろうとこちらの攻撃に割って入ってくるスーパーアーマー
・終盤のボスは強制ダウンに持ち込む掴み技でゴリ押してくる

といった具合に敵の理不尽設定は過去作から引き継いでしまっていて、お世辞にもバランスが取れているとはいえないものになっています。

さらに、追い討ちの極みすら廃止になるほどヒートアクションの種類も減って、アルティメットヒート状態で追い討ちを入れられる気絶時間も短すぎたりと、挙げ出したらキリがありません。

あと、チンピラのなんともなさそうなジャブをくらっただけで「ぬうわあ!!」と大げさに声をあげる桐生はなんとかできなかったんでしょうか。古牧流の技もほとんど使えなくなっていたりで、桐生のようで実は桐生ではないんじゃないかという、そんな違和感が終始拭えませんでした。

◆新しいサブ要素の大半が蛇足だった

正直に言うと、今まで恒例になっていた要素をなくしてまで今回新しく追加された要素がほしかったかと言われたら、私は(後述の一部を除いて)迷わずNOと答えます。

例えば、キャバクラも5や0の時は返答の選択肢を選びながら会話を聞いているのが純粋に楽しかったのに、今回は会話も大して盛り上がらないので全く楽しいと思えず、ただただ苦痛でしかなかったです。キャバ嬢のフェイスキャプチャーもげんなりするレベル。一体なんのためのキャバ嬢オーディションだったんでしょうかね?

猫カフェも猫にエサをあげて集めるだけですし、バーチャファイターとかぷよぷよも結局トロフィーのために軽く触っただけで、やり込もうとは思えませんでした。

ライザップも最初こそ楽しかったですが、それも本当に最初だけです。それこそゲームに入れるんじゃなくて、タイアップCMでよかったんじゃない?という程度のものでした。

本編中のハルトをあやすミッションも、リアリティを出そうとしたのかもしれませんが、純正のコントローラーを使っていてもモーションセンサーが思うように反応しなかったりで、子育ての大変さ云々ということではなく、違うところで不愉快になるものでした。(そもそも、道のど真ん中であやし始めたりする時点で不自然極まりなかったのですが)

ただ、スナックで徐々に人間関係が深まっていく様子は予想以上に良かったです。クランクリエイタ-の登場人物たちは個性があっていいキャラ達でしたし、サブストーリーも、笑いあり、感動あり、ファンサービスありと良い意味で相変わらずでした。ある意味、スナックとサブストーリー、桐生会の関係者たちがクリア後の数少ない救いといっても過言ではないでしょう。(逆にクリア後はこれらの要素がなければとてもやっていられなかったです。)

◆メインストーリーの支離滅裂ぶり

他のファンの皆様も書いていらっしゃいますが、はっきり言って「シリーズを追いかけてきたファンほどやらないほうがいい」と引き止めてしまうほどひどいです。それも、5の終わりから6のエンディングまで「だいたい遥が悪い」の一言で片付いてしまうからです。(正確には遥をそんな子にしてしまった脚本にそもそもの原因があるのですが)

染谷、ハン・ジュンギといった敵ながらも男気溢れるキャラたちは、今作だけの出演というのが惜しまれるほど魅力的でしたし、広瀬一家のみんなも個性溢れるいいキャラばかりでした。南雲ももう一人の主人公といっていいほどのポジションですし、宮迫さんもすごくいい役をもらったなあと思いながらプレイしていました。

しかし、今作の問題要素ともいえる遥の行動(シナリオ)が今作の良い部分も、シリーズファンが積み重ねてきた年月や思い出すらもぶち壊しにきます。

自分のために命を張ってくれた人達のことなどお構いなしに、今作でも無責任なことをし続けて性懲りもなく周りを振り回します。5の最後のことがあったからとはいえど、アサガオの子供たちに迷惑をかけるわけにはいかないから、と勝手に家を出ておいて、旅先でヤクザの子供を産んでいるという、悪い意味での衝撃展開です。しかも中盤を過ぎた頃に、「子供と一緒に沖縄に帰ろうと思っていた」とケロッとしているかのような一面が明らかにされていました。

わざわざ桐生が身を洗いに行ってるのになぜその苦労を台無しにしてしまうのか?
それにアサガオの子供たち、特に、遥の身勝手に振り回されながらも桐生が帰ってくるまで秘密を辛いながらも守り通した、綾子の気持ちはどうなるの?とプレイしていて思わずにはいられませんでした。

ハルトの名前の件も呆れて溜息しか出ませんでした。
遥と勇太で「遥勇(ハルト)」ってなんなんでしょうか。というか読めないです、そもそも。
もし万が一にも将来別れるようなことになったらどうするつもりだったのか。いっそカタカナのほうがよっぽどマシに思えるレベルで衝撃的でした。

そして極めつけはラスボスを倒した後。
かつての由美のように、桐生が遥とハルトをラストで庇って倒れているのに、「諦めるな!」ってなんですか?
「最終章で、しかも桐生がもしかしたら死んでしまうかもしれないっていう時に、なんなの?」と一気に冷めた瞬間でした。

しかも桐生のことが大好きだった、大切に想っていた遥ならハルトを抱きながらでも真っ先に駆け寄るはずなのに、そうしなかったところを見ると知らないうちに闇は深いものになっていたようです。そして最後の最後にも「がんばれ」の連呼。桐生と重ねてのあの中身のない根性論には悪意すら感じたほどです。

これを「遥は普通じゃないから」で片付けようとしているのであれば、ただ恐れ入るとしか言えません。

ただ、桐生も桐生で、秋山からハルトを連れ出すのを止められた時に「うるせえ!」と強引な手段に出ていたり、都合よくカタギといったり極道といったりで、芯がブレブレで一貫していません。

これでも言いたいことは大分抑えたほうですが、エンディングのあとの完の字を見た時に、名残惜しいながらも「そうか・・・これで本当に終わりなんだ・・・桐生さん、お疲れ様。ありがとう。」とすっきりとした気持ちになったのではなく、「今まで追いかけてきた物語っていったいなんだったの?」という虚無感しか残らなかったのは、シリーズファンとしてただ悲しかったです。

あと、極の時もそうでしたが、せっかくのいい挿入歌をこれでもかと多用されると逆に感動できません。むしろこんな粗末な使い方をしたら失礼ではないですかね。

【最後に】

以前、龍が如く極のレビューで、
「0の時のような復活を遂げるか、長年のファンも見切りをつけるか、龍が如くにとっての背水の陣になりそう」
ということを書いたのですが、残念ながら今回で後者の結果に終わってしまったようです。

ユーザーの声に真摯に向き合わずに、作り手側の偏った目線で作り続けてしまったこと、
力を入れるべきところに力を入れずに、必要のないところに力を注ぎ過ぎてしまったという、長年続いた空回り体制に原因があるのではないかと思います。

PVや公式ページなどでの主張も、やりこんだ後に見返してみると誇張表現ばかりで、グラフィック以外に関しては実際のクオリティと大きくかけ離れています。限界を超えることは超えたと思います。ゲームの限界ではなく、シリーズファンの我慢の限界を。

結局のところ、龍が如くというブランドを使ってスポンサー企業とのコネを作ったり、開発陣が近付きたいと思った人達と接触するための道具になってしまったんだなという印象しか持てなくなりました。

5のストーリーでやらかして散々言われていたのに、キャバ嬢オーディションなんかやっている場合じゃなかったはずですよね。

その気になれば脚本の監修をプロの作家のかたにお願いして、龍が如くの核となるストーリーの徹底的な練り上げだって出来たと思います。実際、0で「やれば出来る」ことを証明出来ていましたし、今作も"桐生一馬伝説、最終章"と銘打っている以上、ストーリーの完成度への期待が相当に高まることも分かっていたはずです。

今作のテーマは「親と子」でしたが、龍が如くは私達シリーズファンに「男気溢れる大人の男たちの生き様」を見せてくれていた"親"のような存在であると共に、シリーズを追いかけてきた私達と一緒に育ってきた"子"のような存在でもありました。そして私達もまた、龍が如くを追いかけながら一緒に見守ってきた"親"であり、龍が如くと一緒に育ってきた"子"でもありました。それだけに今回の半ば投げやりな作り方、終わり方は悲しみ、喪失感、そして失望感を私達にもたらしてしまいました。

良い部分も確かにありましたし、新規のかたにとっては「良かった」と映るかもしれない。ですが11年という年月を、あるいはそれに匹敵するぐらい濃い時間を積み重ねながら、時に物議を醸す内容があっても目を瞑りながら信じて見守ってきたシリーズファンにとっては違います。重みが違うのです。

某開発スタッフのインタビューで、「ファンのみなさんに"こいつら頭おかしい(笑)"と言ってもらいたくて作っていて、それが今回叶えられた」という事が言われていましたが、全く笑えません。今まで積み重ねてきたものも、信じてきたものも最後の最後に目の前で笑いながら壊されたかのような気持ちです。

このインタビューを目にした時、腸が煮えくり返るような気持ちになったと共に、「これはシリーズファンにとっても"最終章"だったんだ。もうこのシリーズから旅立つ時が来たのだ」と確信しました。

桐生さん、今までお疲れ様でした。11年にも及ぶ熱い物語の数々をありがとう。そして、さようなら。

【PS4】龍が如く6 命の詩。
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