オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt |
75pt
GOOD!
シリーズ未プレイです。
●オリジナリティ・熱中度・満足度
戦闘システムがすばらしいの一言に尽きます。
敵の強さに対する攻撃と回避と防御のバランス感覚が絶妙で、最初は敷居の高さを感じますが、慣れてくればそれが悪魔を撃破する手応えにかわって、面白いです。
レベルが上がり、用意周到に仲魔を準備すれば力押しもできますが、凶悪な大ダメージ技を連発される事も多く、エンカウント率も高く、経験値稼ぎも必要で、かなり多くの戦闘をこなさないと行けないにも関わらず終始ダレる事がありませんでした。
上手くなると、華麗な剣術と体術で敵を翻弄するイケメンなライドウを自分が動かしているという、何とも言えない満足感があります。
敵も多彩な攻撃方法で、しかも画面内をワープしながら縦横無尽に動き回りますが、仲魔が瞬時にワープして追尾&攻撃を行うので、敵を見失い難いところも良いです。
ガードしていればガードの向きに関係なく精神攻撃なども含めた全方位からの攻撃をガードできるのも扱いやすくスピーディーでストレスの無い戦闘が実現できている要因だと思います。
クリアすると、敵が堅くなったり、その他色々と難易度があがって2周目に再挑戦できるKING葛葉ライドウモードもあり、更にやりごたえあり。
●ストーリー
特定の登場人物の質問に対するライドウの選択の結果によってLaw、Neutral、Chaosの属性が設定されていて、それによってストーリーの進行が微妙に変化します(全体的には一本道ですが、登場人物の台詞や使役できる仲魔に差が生まれます)。
Lawが良く、Chaosが悪いとかそういう話ではないのは女神転生っぽい所です。なので、3っつの内どれがベストエンドという訳でも無いようで、ストーリーの枝葉全部を把握したければ最終的には3週する事になります。
帝都と田舎を又にかけ、征くはライドウ。
行く手を阻むは未来を掛けた人の業。
敵を切り伏せ己が掴む未来は果たして……。
一本道ながら、盛り上がるところは盛り上がります。
登場人物は憎めない奴ばかりで、気持ちの良いラストでした。
●サウンド
オープニングテーマが良いですね。
魔神登場の音楽も好きです。
全体的にまとまってて良いんじゃないかなと思います。
BAD/REQUEST
●ストーリー進行上のサポート不足とストーリー進行の仕掛けの不満
探偵手帳があるのに、実際に書かれているのは「○○とは?」といった用語解説が殆ど。推理とか、次の行動(イベント先)を促すヒントが殆ど手帳に書かれないのはいかがなものか。
おかげで、ふんふんと聞いていて「あれ? で、これからどうすりゃいいの?」
と途方に暮れる事がサブストーリーを含めて何カ所もありました。
しかも、読み飛ばしたり、3日空けて再開しようとしたときに細かい指示やヒントを貰える人が居ません。手帳にも書かれません。名も無き神社の前の人がちょっとくっちゃべるぐらい。
●属性分岐が「性格判断+悪魔オマケ付き」にしかなってない
オブリビオンほど細かく指示して行動として促してくれとまでは言いませんが、台詞ではなく、実際の行動の結果として属性変化するイベントがもっと、見た目にハッキリと自覚できるぐらい大量に欲しかったです。
これでは、RPGではなくYES/No性格判断です。ラストに到達した時のその属性であるが故に巻き起こる感情に「深さ」が全く足りません。
別件依頼が、お使いとか気になるところ総当たりという推理も減ったくれもないものばかりでつまらなかったので、そういった選択を行動で迫る話ばかりにして欲しかったです。
●会話メッセージ表示に「一瞬で表示」がない。
台詞はボイス無しだし、ボイスないので台詞を読むテンポが悪く、テンポ良く飛ばすと、どこが重要だったのか、赤文字以外はよくわからない。で、結局どこ行ってなにすりゃいいの? という変なストレスがたまります。△か○ボタン連打推奨なら、メニューで一瞬表示可能にして欲しかった。
●マップ細切れでまっすぐ進めない。
細かく視点がコロコロ変わるので、まっすぐ進めません。
酷いと、カメラの切り替えのせいで普通に角を曲がりたいだけなのに、元来た道に戻って来ちゃったり。
●悪魔会話はもうちょっと何とかならなかったのか
敵とのレベル差まったく無関係で強い敵からも弱い敵からもいきなり不意打ちで殴られて、話し方が気に入らないと殴られて、さっさと倒したいのに話しかけられて。
会話もL1+R1同時押しとかで自動で問答無用戦闘モードになる様な機能が欲しかったなあと思います。
●ヒロ右衛門は全キャラに自動でくっつけて
悪魔が「道端のアイテムを適当に拾う」というこのスキルが自動でくっつかないが為に、一々キャラ切り替えでめんどくさい事に。
気に入った戦闘キャラと一緒に歩きたいのに歩けない一番の理由になってるのが不満です。ヒロ右衛門や高嶺の花とかをくっつけた移動探索専用の悪魔つくったりするのがかなり馬鹿らしいです。
COMMENT
●グラフィック
狙ってるんだろうとは思いますが、ちょっとデザイン的に大正モダン的なマネキンという感じがします。
わざと人間くさくない造形にしているとでもいいますか。
デビルサマナーだからこれで良いのだといわれたら、まあ、そうかもとも。
●難易度
攻略情報全く無しでクリアできる難易度を1として、それを「簡単の基準」として評価しました。
メインストーリーは2章に1カ所ぐらいで、所々、妙に難しい移動先や謎解きを指示される事がありました。
自力でクリアしようとする人は、数カ所のどうしたらいいか判らない行き詰まる部分を見つけられると思います。戦闘はレベルが解決してくれる部分もあるので、よほどアクションが大の苦手という人でもない限りは、歯ごたえある戦闘が楽しめると思います。
プレイ環境:PS3+松下Viera(TH-26XL70)26インチ HDMI接続(ゲーム時の解像度不明)
1周目Law属性でクリア。クリア時間は107時間でした。
これからKINGモードで2周目突入です。
悪い点の方が字数が多くなりましたが、内容的には欠点を凌ぐ面白さをもったRPGだと思います。ペルソナ4といい、ライドウといい、今年のアトラスRPGは一体どうしたんでしょう。
悪魔にでも憑かれてるかの様な完成度に驚きを隠せません。
欠点については、どっちかというと「ライドウvsアバドン王の欠点」というよりは、「PS2ゲームの表現手法のこれが限界なんだな」という感想を強く持ちました。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
80pt
GOOD!
※始めに、前作未プレイです。
●ストーリー
主人公を含め会話にボイスを使わず、テキストのみで小説のように
表現されており、歴代女神転生シリーズ同様ご想像にお任せします
といった部分も多く楽しめました。
●戦闘
戦略性、攻撃、回避行動のバランスがよく、始めのチュートリアル
から攻撃連打のみでは厳しいのではないかと思われる難易度が好印象。
逆にかなり格上の相手でも、やりようによっては勝ててしまう辺りに
やり応えを感じました。
爽快感も十分で、物語の続きが気になるけども
もう少しレベルを上げて、仲魔を増やして強化して…
といった流れが苦痛にならず、面白かったです。
●仲魔
悪魔会話に合体時の台詞や置手紙など
グッときたり笑わせてもらったり、終始楽しめました。
総数も多く、誰を連れてどう攻略するのか
試行錯誤するのも面白かったです。
●自由度
本道とは別に豊富な別件依頼(サブクエスト)があり
序盤からうろうろ出来てしまう辺りが好印象。
BAD/REQUEST
致命的に悪い部分は思いつきませんが
仕掛けに出くわす度に仲魔を入れ替えたり
視点固定の為マップが切り替わる度に
方向感覚を失う事が度々あった部分に
少しストレスを感じました。
COMMENT
レビューで散々だった前作以外
ファミコンからのシリーズをすべてプレイしており
今回もクロニクル目当てだったのですが
アバドン王非常に楽しめました。
前作のタイトルからして子供向けのキャッチーなゲームかと思いきや
ペルソナより真・女神転生よりの渋い部分も多く大満足です。
現在久しぶりにやってもやっぱり面白い、同梱の真3を楽しんでます。
ライドウさんが、ゴウトが、おお!ってな具合です。
シリーズ初プレイの方にも歴代ファンの方にもお勧め出来る
珍しい内容ではないでしょうか。
最後に「すわっ!」が頭から離れません。
御魂を作る度に刷り込まれました。
未プレイの方は意味不明ですわっ……
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt |
75pt
GOOD!
○前回同様、お気に入りの悪魔と、ほぼ常に行動を共にできること。
全体の魔数も管の数(=手持ちの悪魔数)もずいぶん増えましたね。
おかげで「え?こんな子連れてたっけ?」と思う場面が何回か(笑)。
○合体の戦闘系スキルの継承が比較的希望通りに。
「ゼニガットメン」等のフィールド系のスキルは
作り方によっては持ちを増やせるし、
合体前の悪魔が持っているものを継承できるように。
(要するに、以前より「自分好みの悪魔が作れる」つうことですね 笑)
○戦闘が面白い。
手こずることもありますが、コツを掴んで
強敵を倒せたときは、なかなか爽快です。
○ワクワクする曲がある。
全体的に悪い出来ではないのですが、
中でも「おお!」と思える曲が何曲か(特にボス系に多し)。
○グラも値段の割には良いのではないかと。背景と悪魔が特に。
○本筋以外の別件依頼がある。
どうしても本編が進まないときや、
一気にレベル上げしたいとき等に便利。
個人的には楽しかったです。
BAD/REQUEST
●前作をやっていると、前半(2話くらいまで?)
殆どダンジョンが増えず、少々だるかった。
行ける場所が増えてからはそんなことなかったですが。
●新月の某強敵…かなり手こずりました……orz
そいつのせいで思うように移動できず、何度かキレそうに(笑)。
逃げようと思えば一応逃げられるし、
レベル上げたり、コツさえ掴めば倒せない相手ではないのですが…。
●都合上、今回はフィールド上で頻繁に仲間を出し入れしなきゃ
いけなかったのですが、その機会が結構多かったので、少し面倒でした。
(いや、悪魔の作り方を工夫すれば良かったのかもですが…)
●ラスト(村関係の方)が少しあっけなかったかも?
一応まとまってるし、EDで某誰かさんの姿が見えたときは
ちょっとウルッと来ましたが。
まあEDとその後含めれば、そんな気になる程では
なかったんですけど…。
COMMENT
ついさっき、LOWでクリアしました。
ストーリは、前回よりはやや重めで、少々哲学色強め。
ダンジョンも謎解き?箇所がやや多め(そんなに難しくはないですが)。
難易度は、キツイという程でもないですが、
「力押し一本で全てクリア!」では決してありません。ほぼ確実に。
一言で言えば「ちょっと豪華なおかず付きの美味しい定食」
といった印象です(笑)。
ぶっちゃけ超斬新な機能が付いてお徳!というより、
楽しんでもらえそうな機能を満足いくよう取り揃えてみました!
的な作品で、私はなかなか楽しめました。
最低最悪「金と時間を損した!ムキ〜〜!!」的な感想だけは
免れられるんじゃないかと…(多分ですけど)。
続編出ると良いですね。期待してます(笑)。
GOOD!
前作、超力兵団プレイしています。
・まずはBGM。前作のBGMや懐かしいBGM起用に思わずニヤリ。
文句無しにサウンドは5点です。
・仲魔が増えた及び同時に2体まで召喚できる。
・前作敵専用悪魔を仲魔にする事が可能。
・相変わらずイカサマ公認の麻雀が素晴らしい。弱い仲魔も油断は禁物w
天和と国士のダブル役満有りはやっぱり鬼畜w
BAD/REQUEST
・幸運、不運のルーレットは正直、テンポ悪い。
・かなり適当な造りの悪魔会話システム。戦闘回避するにも貢ぐのか・・・
・明らかに格下の相手のフイ討ちでHPの4分の1持ってかれるのはどうかと。
通常エンカウント時、敵が2秒ぐらい硬直している故のハンデなのか?
・合体システムは前作と同様でもよかったかも。
管属ごとに多少の継承制限はあるんだけど、(紅蓮属に氷属性は不可とか)
悪魔全部が転倒合体扱いは少し味気ない。技芸のランダム合体も無くなった。
どの途、精霊や御魂が存在する訳だからあまり関係無いかもしれないケド。
・前作に比べてブッ飛んだストーリーでは無かったw
・メインシナリオのボスの使いまわしが酷い。
・安っぽい扱いの○人達。
COMMENT
前作の問題点はクリアしていると思います。が、少し大味気味は否めません。
もっとも、悪魔に任意のスキル継承させて作成する事が醍醐味でもあり、
仕込んだ悪魔の試し切り扱いな程度の本編というのもお約束。
仲魔が主役と割り切ればシリーズ知らない人でも楽しめるかも。