オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 4pt | 3pt | 2pt | 2pt | 2pt | 2pt |
45pt
GOOD!
キャラクターは嫌いではない、というかキャラデザ自体はかなり好感。
特に女キャラは特筆するくらいにいいと出来だ。
ゲームデザイン自体もシンプルでわかりやすいのがいい。グラフィック自体はキレイ。
レベル上げがしやすいのも救済になっている。
BAD/REQUEST
イベントなんかはいつ終わるのかもわからないし、とにかくムービーとかがやたら多くて長い。
戦闘したらムービームービーと、そればっかり続くのでほんとダレてくる。
おまけにムービー中に戦闘が始まってみたりと変な作りしてるのマイナス。
前作にあった戦略とかそういういい点をことごとく潰しているシステム。
シリーズ化している以上は前作ファンが手にする位容易に予想できるわけで、
この変換ぶりはやはり多くにファンを失望させるレベルであろう。
COMMENT
前作は理不尽に感じる部分もありながら、その戦略を用いた駆け引きが面白くて
かなりの名作になってたという次第。ps4でリマスターが出るほどに。
今回はそういう前作のよかった部分を潰してありきたりな内容になってる。
おまけにムービーが邪魔をするという昨今のゲームのダメな要素が目立つ残念な出来となっている。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 2pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt | 2pt |
47pt
GOOD!
ストーリー、世界観、キャラクターの個性はなかなか。後で述べますが本作はなかなかのムービーゲーなのですがこのへんに思い入れが出来てくる中盤くらいからはあまり気にならなくなってきます。
意外と(←これ重要)戦略性のある戦闘。本作の戦闘はコマンド式とアクション式の中間のような戦闘なのですが自分はありだと思いました。
BAD/REQUEST
とにかくこれが言いたい。ボス戦が致命的につまらなすぎます。序盤から中盤は同じ型の機械ボスとばかり戦わせられてうんざりだし、中盤から終盤はバリュエーションこそ出てくるもののどれも嫌がらせ理不尽ボスばかりでやってて全く面白くないどころかストレス溜まります。これだったら無い方がマシ。
フリーミッションのバリュエーションがすくないです。というのも同じマップだと基本的に作戦目的、敵の配置、行動パターン、進行ルートなどなどが一緒です。序盤はまだいいですが中盤以降になってくるといい加減飽きてきます。せめて1つのマップにつき最低2つずつくらいバリュエーション持たせてほしかった。
中盤以降(具体的には7章あたり)から難易度の跳ね上がりが凄まじいです。とにかく火力インフレが凄まじくリーダークラスの敵だと平気で即死級威力の攻撃をしてきます。ミッションに設定された推奨レベルもかなり急激な上がり方をしていきそこそこフリーミッションこなしていた自分でも全く追いつきません。
戦闘は意外と戦略性あると書きましたがやはり人によってはアクションでもなくコマンドでもない中途半端な戦闘と感じるでしょう。さらにこの戦闘システムがボス戦と致命的に噛み合わず行動ゲージというものが存在するせいで常に攻撃チャンスがある訳では無いボスにいざ攻勢かけたい時に攻撃できないことが多く非常にイライラします。
他、全体的にシステムがお粗末というか戦ヴァルの一番評価された戦闘システム変更していらない部分ばっかり引き継いでしまったなという印象。1つ例を挙げるとレベルが上がっても何がどう強くなったのか分からないところとか...
COMMENT
ストーリー、キャラ、世界観はすごく好きだったのですがそれ以外のシステム部分が軒並ダメだった印象。というかこんなに中途半端に戦ヴァル要素引き継ぐくらいだったらもっと大胆に変えても良かったかな。
一応ジャンル的にはRPGらしいですが、とにかくムービーシーンが多く、ムービー→拠点→戦闘、の繰り返しなのでRPGをやっているという感じは薄い。むしろアドベンチャーゲーム?まあとにかくジャンルの判定が難しいゲームです。
難易度バランスも前半は簡単すぎ、中盤以降突然難しくなりすぎでちぐはぐ。特にこだわりがなければ6章まではノーマル、7章以降はイージーでやった方がいいです。自分はイライラしながらもラストまでノーマルでやろうとしてラスボスで力尽きました。
ある程度ファンのついている戦ヴァルではなくこの御時世にあえて新規IP(と呼べるかどうかやや微妙なところもありますが)に挑戦した姿勢は評価したいので次回作も是非挑戦してほしい。ただその際はもっと大きく戦ヴァル要素から脱却してほしいと思います。この微妙なシステム周りは戦ヴァルの戦闘システムが神がかっていたからこそ許された的なところがあるので...。
蒼ヴァルは蒼ヴァル、戦ヴァルは戦ヴァルで別で考えているらしいので戦ヴァルの方の新作も期待したいです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt |
76pt
GOOD!
グラフィックは十分美しい。
一人一人の個性がよく描けている
序盤はややもたつく感じがあるものの、ストーリーがしっかりしておりぐいぐい引き込まれる。
バトルは、爽快感のあるもので、機械兵器をどうやって倒すかを考えながら進めるのも楽しい。
中盤くらいから緊張感のあるストーリー展開になっていき、夢中になる。
レベル上げがしやすく、時間をかければ必ず勝てる。
BAD/REQUEST
序盤がもたもたする。ムービーが多く、キャラは紙芝居のように動かず声優がしゃべるだけ。
しかし、クリアしてみると、状況が複雑であれだけのムービーが必要であったと納得した。
COMMENT
中盤までは少しだれたが、後半のストリー展開はすばらしかった。
ムービーの多さをストーリーのすばらしさが上回ったと言える。
バトルもしやすく、楽しく進められた。
エンディングは秀逸。
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-07-16
周回プレイを初めてトロフィーを少しずつ獲得している最中です。
現在のプレイ時間は83時間になります。
簡単に評価すると、
物語部分は質の悪い人形劇で、棒立ちのキャラがほとんど動かずに喋っているので
これが今年発売されたゲームなのかなあと思ってしまいます。
戦闘部分はあまり爽快感が無く、ザクザク倒していくシステムとなっています。
お話は悪く無いんですけど、上記2つがそれを悪くしています。
音楽は良いですね。
値崩れした今なら買っていいんじゃないでしょうか?
GOOD!
・声優陣が豪華
・オープニングのBGMが良い
・ストーリーの本筋自体は悪くない
・イベントシーンがスキップ可能
BAD/REQUEST
・ムービーシーンが長すぎる&ロードが頻繁
・味方AIが役に立たない
・戦闘パートの戦略性が皆無
・世界観に合わない装備&魔法
・ミッションが単調&面倒
・語り手は不要
COMMENT
ヴァルキュリアシリーズのPS4版無双風アクションRPG。
PS4で発売される戦場のヴァルキュリアシリーズで豪華な声優陣&良好なオープニングBGMだったのでかなり期待していた作品だったが、残念ながら期待外れの出来栄えだった。
まず、終始(頻繁なロードが発生する棒立ちキャラが無表情で語るムービー)を長々と見せられた後、ボタン連打するだけの戦闘へ突入し、味方AIが役に立たない中で耐久値が高いボスを延々と殴り続ける作業を終えると、不必要な語り手が登場して次のムービー開始という悪循環がこのゲームをつまらなくしている最大の原因だと感じた。
特に戦闘パートについては、隠れるコマンドを使う必要がない(正面から殴りに行った方が速い)、敵に発見されていると宝箱回収不可能(戦闘後のドロップ報酬にすれば戦闘ステージに宝箱を配置しなくて良い)、攻撃キャンセル不可能(1回3連撃固定&ウェイトタイム有)、キャラの装備&魔法が世界観に合わない(剣や斧で重火器と戦ったり、普通の洋服やドレスで戦場に出るのはあり得ないのに、いくら被弾しても死なない異常な耐久度を持つサイボーグ人間)等、不満点が多い気がする。
せめて、戦車導入&敵味方ともに重火器をメイン武器にして、通常攻撃3~4発、クリティカル1~2被弾でダウン程度までキャラの耐久値を減らし、ステルス主体のヒット&アウェイ攻略が必須のような戦略性のあるものにすれば良かったのではないか。
また、ストーリーを進めるためにはある程度レベル上げが必要になる(特に後半)が、タクティカルミッションの内容が単調&頻発なのも残念。フリー&タクティカルミッションは1回限定で消滅、代わりにバリエーションを数倍~十数倍程度に増やせば飽きずにプレイできたと思う。
さらに、終始二人の語りに沿ってストーリーが展開する形式をとっているが、これは本当に要らない要素であり、語り手はプロローグ&エピローグに登場するのみで良く、基本的には主人公達の主観に沿ってストーリー展開すべきだった。
ストーリーの本筋は王道で悪くない出来だったと思うが、個別キャラの描写や展開が雑すぎて陳腐なものに見えてしまうのが本当に残念な作品。
40時間程度でクリア。60時間程度でプラチナ取得。