【PS4】BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣 レビュー
発売元 | コーエーテクモゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2017-03-30 |
価格 | 8424円(税込) |
レーティング | 【C】15才以上対象 セクシャル (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 |
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タイトル概要 |
■ ジャンル:ヒロイックRPG ■ プレイ人数:1人 |

- 総合ポイント
- 67
- (難易度)
- 0.92
- レビュー数
- 12
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 5pt | 5pt | 4pt | 4pt | 4pt | 0pt |
81pt
GOOD!
◇キャラクター
魅力的なキャラは多い。章ごとに話に絡むメインキャラがいて、じっくりとキャラクターの特徴や背景を理解していく展開の脚本はしっかりしてると思う。
◇サウンド
かっこよい戦闘曲が耳に残る。ネツァク戦は、ハマった。
ダブステというか音ゲーチックというか、まぁかっこいい。
サントラも人気があるようなので保証できる。
◇主人公の性格
割とドライな性格で好き。性格よすぎず、モラルだけあって、しつこくないくらいでちょうどいい。
◇グラフィック
レベルがかなり高い。幻想的な世界もそうなが、やはり透明感だろうか。幾らでも言われてるだろうが、透き通った空気を映像から感じることが出来る。
ムービーもよく動いて感心した。
◇学校内の作り込み
本当によくできてる。図書室の雰囲気とか、教室のロッカーとか、下駄箱とか。
◇快適性
まぁ高い方。エリア移動も簡易ワープできるし、メニューも使いやすい。そしてオシャレ。
BAD/REQUEST
◇雑魚戦
勝利するとHP、MPが全回復するシステムなのでMP消費が重くても火力の高い技で蹴散らし続ければいいだけの単調なものに。気軽に遊びたいならいいのかも。まぁ雑魚戦では経験値が入らないから、あまり重要視されてない要素なのかなとは思う。
◇引き継ぎ要素
ほとんど無し。レベルくらい引き継ぎしたかった。
◇アイテムの入手先
分かりにくい。複合ゾーンとか、クリアしても知らなかった。
COMMENT
神ゲーとまではいかないが、良作であると言えるクオリティなんじゃないだろうか。個人的にはトロコンまで楽しめた。
本筋はそこそこシリアスなので終始明るい訳じゃない。
日常系をイメージしてたので、最初は戸惑ったが、慣れて行った。雰囲気も良いし音楽もキャラも良い。人によってはかなりストーリーも褒められてるので、何か気になるなら買ってみてもいいと思います。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 5pt | 0pt |
85pt
GOOD!
▪ストーリー
結構長い方かも。キャラクターの心理描写をフラグメントと呼ばれる気持ちの結晶を通して理解し、少しずつ友達が増えていく。
魔法少女になって戦う異世界コモンでのパートと、学校生活や友達との下校中の寄り道など日常パートを交互に繰り返す感じです。
学校ならではのイベントも結構あり、また本筋は悲しかったり、少しシリアスな面もあります。
バランスが良いのでお互いを邪魔せず、惹き込まれます。
▪メニュー画面
これがもうめちゃくちゃにオシャレなんですよ。
それぞれ色の違う透明な青いマークが混ざった感じとか、動きがある感じとかスタイリッシュかつオシャレというか。
とにかくメニューがオシャレなゲームは珍しいので、ちょっと気に入ってます。
▪BGM
EDMっぽく格好いい戦闘曲が印象的です。
また学校パートでの穏やかな曲なども安らぎます。
さよならポニーテールが歌うオープニングテーマもかなり好きです。余韻が最高ですよ。
▪学生っぽいミニ要素
スマホが使えるのですが、結構な数のキャラクター達からLINEみたいなアプリで会話を振られます。
無視すると「既読無視すんな!」とか「やっぱなんでもない笑」とかリアリティの高い反応をされて笑えます。
スタンプとかもあって、結構学生としての雰囲気に拘りがあるのかも。
▪グラフィック
めちゃくちゃ良いです。環境やハードで変化はあるそうですが、PS4proでブーストモードを使用すると酔いそうになるくらい滑らかで高いフレームレートを出せます。
キャラクターのモデルも高いクオリティで、イラストそのまんまって感じです。
異世界の幻想的な風景や、学校内の小道具や雰囲気作りもすごいです笑
図書館の雰囲気とかそのまますぎてびっくりしましたね。
ムービーもめちゃくちゃ綺麗です。
▪DLCのフェチ度高めの衣装
めちゃくちゃニッチなジャンルというか……セーラー服×スク水とか、人によっちゃしょうもなく思えたり、めちゃくちゃドストライクだったりいろいろあると思いますが、モデル自体の完成度が高いせいで、これまでに無い新たな感情が目覚めそうでした笑。
本筋は至って真面目なので、これらの衣装でストーリーをプレイすると正直浮いてますけどね。
▪キャラクター
なんか色んなジャンルの人間がいるって感じですね。それぞれにキャラクターエピソードがあり、またストーリーにも組み込まれています。有理のというキャラクターのパフェ絡みのイベントはめちゃくちゃ過ぎて面白いので必見。
またデザインが素晴らしい。岸田メル先生の最高傑作はトトリだと思っていますが、岸田メル先生は最近女子高生をよく描いていたのてブームなんですかね。
とにかく絵師の力が発揮出来てると思います。3Dモデルの技術も凄いし。
▪全体的な透明感
日差しが差し込み淡い光が漂う教室や、オシャレなUI、オシャレな音楽、幻想的な世界に、リフレクターの美麗な衣装。
透明感が凄まじいです。よく言われてますが、こんなに透き通ったゲームなかなか見ないです。っていうか前例がないのでオンリーワンかもしれません。
大きなオリジナリティではないでしょうか。
▪変身ムービー
お決まりですけど、気合い入りますよね。
▪実は女性向けなのかも。
萌えキャラというより少女漫画っぽい雰囲気ですが、フェチが詰まってるので男性を客層に定めてると思い買いましたが、もちろんそれはあるのですが絵師の好みによるところが大きく本筋は関係ないですね。
わかるー!みたいな共感する要素はどちらかと言うと女性向けに作られてるのかも。私は男なので、ちょっとよく分からない場所もありました。
まあそれもそれで楽しいんですが、比較的色んな人が楽しめるのかなって思います。
BAD/REQUEST
▪キャラクターが多くて長いストーリー
それっていい事じゃん。みたいに思う人もいるかもしれません。いや事実良いことなんですが、一周目じゃ把握しきれないですし、描写を読み取りきれなかったり、目を凝らしても見つけられなかった伏線などがあるので、たまにどういう事だっけみたいな感じになります。
トロコンの為に周回してるうちに把握出来て、結果としてかなり高い評価をしているだけであり、一周目で理解したいなら図鑑の専門用語解説をくまなく見た方がいいかも。
▪スマホアプリのミニゲーム
くらやみのどうくつ、と呼ばれるミニゲームがあります。
本当にミニなんですが、これかなりパターンがあり、トロフィーにもされているので、少し面倒くさかった。
▪膨大なお使いサブクエスト
UIが丁寧で親切な上、バグも少ないのでフォールアウトとかレドデとか洋ゲーのOWほど酷くは無いです。むしろマシな方なのかも。
しかし学校の構造は似たり寄ったり、みんな学生服をしてるせいで見分けがつきにくいなど、世界観的に仕方ないけど、ん?ってなることはあります。
▪引き継ぎ要素がほぼない。
レベルもアイテムもリセット。
図鑑はいくつか引き継がれるかも。
まあ別に特別辛いわけじゃないからいいんですけど、コンプ勢みたいな人だと苦しいんですかね。一周で完結させるには努力が必要な感じしますね。攻略サイトを参考にした方がいいかと思われます。
COMMENT
多くのゲームをプレイしてきましたが、ブルーリフレクションはPS4のゲームの中ではかなり上位の作品だと思っております。
自分はダークソウル3、ペルソナ5、キングダムハーツ3、タイタンフォール2などが好きです。自分の評価してるゲームに共通してることは魅力的な世界観と満足度です。
この2つが、ブルーリフレクションにはあったと思います。
戦闘システムは練度が足りないかなとは思いますが、魔法少女の戦闘描写として組み込まれてるという認識をすると妙に納得がいく。
興味があるなら、買ってみてください。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 5pt | 3pt | 4pt | 3pt | 1pt |
73pt
GOOD!
■雰囲気
今作1番の評価点だと感じる。オシャレなUIと透明感のあるキャラクター、構内。戦闘外での柔らかい音楽、幻想的な異世界。
透明感においてこの作品に勝るゲームは存在しないのではないかと感じたほどに素晴らしい。
■グラフィック
究極的な完成度とは言えないが、かなりレベルの高いグラフィックだと感じる。柔らかい表情と透明感のある景色はアニメ調である意味を感じた。
また3Dグラフィックの中でも高難易度と言われる操作キャラの装飾品に施す半透過技術がふんだんに使われている。
戦闘中のモーションもド派手とは言えないものの一通り目を通したいと感じた完成度だった。
PS4proならブーストモードにして起動すると60fpsとなる。
酔いそうだったが、凄い滑らかさだった。
■ムービー
時間にすると多いとは言えないものの、かなり迫力を感じるムービーが沢山。
魔法少女モノではお決まりかもしれないが変身シーン。
それから各ボスに対するフィニッシュ演出など、かなり良いクオリティだと感じる。
■デザイン関連
主人公達の異世界での姿はとても美しい。
女子高生としての生活風景も良く出来ており、海外では女子高の仮装体験として妙な人気と爆発的とも言える話題性を持っていた。そのレベルの高い故に、当時話題になっていたFF15とコラボしたくらいである。
担当絵師岸田メルの描くキャラクターは定評があり、今作もその才能を持て余すことなく発揮したと言える。
またメインヴィジュアル含む多数のアートワークがエクストラで閲覧可能。これは音楽も同様だが、本作はそういった意味での資料としての価値もある。
■音楽
文句がない。校内を照らす淡い光を表現したかのような音楽も、戦闘中の軽快で爽快感溢れる音楽も、ボス戦の緊張感溢れる音楽も。全ての曲がかなり高水準の仕上がり。
なので2度言うが文句は無い、強いて言うならバリエーションが普通というくらいか。
オープニング曲も透明感が溢れていて気に入った。
■学園生活や日常のデザイン
主人公日奈子の生活感溢れる部屋や、自宅で寝巻きを着ながらテスト前勉強、寝転がって少しスマホをいじる。
学内での売店でパンを買ったり、自販機でジュースを買ったり、友人とカラオケやブティック、ファミレス等の飲食店でだらだら会話等……
日本の高校生っぽい事はほとんど出来るんじゃないだろうか。
もちろん、一つ一つのイベントのボリュームは大きくは無いが塵も積もれば山となる様に、そういった小さな出来事が日常を形成していく。(決して塵では無い。楽しいよ。)
微笑ましい会話からアホっぽい会話まで、たまに喧嘩などもある。かなり楽しめた。
■ボイスアクター
声優について詳しくはないが、かなりキャラクターに合った声優を選んでると感じた。主人公日菜子は少しドライな性格なのでこの手のゲームの主人公にしてはかなり低めの声だと感じる。しかし、それが凄く良い。
一部鼻を詰まらせた声みたいなキャラも居るが、愛嬌があるので良いと思います。
■戦闘システム
なんと戦闘勝利でHPとMP全回復とかいうぶっ壊れたバランスのターン制バトル。そのため雑魚戦は最初から大技ぶっぱなして散らす様な形になるが、戦略性の欠けらも無い。
しかし途中からそれでも良い気がしてくる。
本作は、経験値がサブクエスト消化で貰える仕組みでつまり雑魚との戦闘でレベリングは不可能になっている。
雑魚を倒すメリットは素材を集めるくらいだが、派手な演出を見ながらササッと素材を集められるので、これは戦略性どうこうの戦闘というより、魔法少女の戦闘風景の疑似体験的な側面が強いのではと感じる。
もっとも、一部ボス戦や高い難易度では戦略を練らなければ勝てないが。そこの部分でRPG要素が重要になってくるが、普通に遊ぶ分には難しくないので多くの人が楽しめる作りにはなっているとも言える。
■ストーリー
少し説明不足な点もあるが、イベントも多く、キャラクターの立場等も一転二転するので最終的に見応えを感じた。
面白いキャラクターと明るい雰囲気の会話が多いが、全体を通すとシリアス路線な気もする。
私は満足した。
BAD/REQUEST
■DLC
ほとんど買ってないので文句を言える立場では無いかもしれないが、高すぎる。全部買うならの話だが、1万くらいする。
もちろんDLCは欲しいものだけ買いつまめばいいので、全部を手に入れたい私の、個人的な不満点。
■ストーリーの序盤
最初は展開がぶっ飛んでいると感じた。中盤までに慣れる上に周回もしているのでもう違和感はないが、最初は困惑してもおかしくない。
また細かい設定が欠けてると感じる部分もある。これはクリアしても少し残るが自分で考えるなり、資料集を買うなりして解決できる。まぁ全てを理解出来る作品の方が少ないから批難する気は無い。
■戦闘システム
良い面でも上げていたが、大味なことには変わりないので同社のアトリエ等かなり戦略性の高い戦闘システムのゲームをプレイした後だと納得するのに時間がかかる。
またエーテルを消費するガードは必要があるのか気になる。
演出と言えば誤魔化せるが無駄な要素もある。
COMMENT
Vita版も友人から借りてプレイしたが、これはいけないな。
ロードも長くグラも荒い。スペックの関係上当たり前だがPS4版一択。
実は最初にクリアした時は言うほど気に入らなかった。
しかし冷静に考えてみて、抜群の雰囲気、レベルの高いグラフィック、完璧な音楽、そこそこ気に入った戦闘にクリア後喪失感を少しだが感じたストーリー。
これ程の条件を揃えてるので、実はかなり良いゲームなんじゃないだろうか。
PS4には名作や大作が多い。現在私は180タイトルクリアしているが、ブルーリフレクションは名作の部類に入れても良いと感じた。気になるなら買ってみて良いと思う。
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-07-15
学園生活も、イベント進めるたびに日数が経過してテンポ悪い。
最近やったRPGにネプテューヌV2がありますが、移動速度も戦闘もサクサクだったため、ブルーリフレクションはかなりもっさり感があると感じました。移動はフワフワ、戦闘モーションも長いです。あと、たまに変身のムービーを見が入りますがスキップできたら良かった。シャワーや風呂シーンも多いし、リビングでは出来ないゲームです。
ただ、FF15よりは面白かった!
キャラに個性があり、とても可愛いです。
改善点は分かりきっていると思うので、次回作が出るのであれば間違いなく化ける作品です。
GOOD!
★希少価値の高い魔法少女モノ
PS4にはこれ以外に特に思い浮かばないくらいにレアリティが高いと思うんですが、これだけで価値がある。どんなジャンルにも需要があるものですから。
ブルーリフレクションは変身シーンとかもあって、こてこてな感じが最高でした。こういうのでいいんだよ。
★ストーリー
序盤が急展開なので、やや不安でしたが、後から説明する感じなんで遊んでいけば理解出来ました。褒めちぎるほどのストーリーでこそないものの、クリアした時に爽やかな喪失感がありました。良かったと思います。
★音楽
戦闘BGMが雑魚からボスまでカッコイイです。
★グラフィック
綺麗です。さらに雰囲気が良くて気に入りました。校舎もよく出来ています。
★デザイン
変身後の主人公達のデザインや、敵キャラクターのデザインが秀逸。
★キャラクターの魅力
女子高生がほとんどっていうか、全てですが。まぁ、慣れます。それで、キャラクターが魅力的です。普通の女子高生っぽい子から、アニメっぽい子までいて。ストーリーの章区切りごとに、メインキャラクターがいるみたいな構成。
ほとんどがキャラクターの心情や感情を読み解くストーリーなので、じっくりと理解していける。
さらにお出かけイベントとか、LINEみたいなアプリの会話とか、サブ要素もそこそこあるので、そういった場面でも好きになったキャラクターは多いです。
★バグ・不具合がない
落ち着いて遊べます。最近、フリープレイのアンチャーテッド海賊王と最後の秘宝でえげつないバグに苦しめられ続けたので、バグがないことがどれだけ有難いか……。
BAD/REQUEST
★サブクエストが成長に関与
経験値が雑魚敵倒して手に入るものではなく、サブクエストとかキャラクターイベントで手に入るものなので、とっつきにくいです。この作品やウィッチャー3みたいに経験値関連が特殊なゲームは、やや対応に困ります。
★キャライベの選択肢によるフラグメント効果の変化
1度しかない好感度イベントの数々。
選択によって手に入るフラグメントは、2周しなければコンプできない。
★戦闘バランス
簡単すぎです。気軽っていえばよく聞こえますが、悪くいえば手応えがない。RPGとしての魅力は薄めなのかなと。
COMMENT
海外の掲示板で初めて知りました。アメリカで爆発的な人気があったゲームらしいです。理由は、日本の学校の体験とか、まぁキャラクターデザインとか、センスのある音楽とか色々あるようですが。
まぁこの作品の評価点は私もだいたいそこだと思っています。
すこし、気になる点もあるけど良いところが多い作品なので、買ってよかったなと思いました。華やかなゲームを遊びたい人にもオススメ。