【PS4】BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣 レビュー
発売元 | コーエーテクモゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2017-03-30 |
価格 | 8424円(税込) |
レーティング | 【C】15才以上対象 セクシャル (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 |
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タイトル概要 |
■ ジャンル:ヒロイックRPG ■ プレイ人数:1人 |

- 総合ポイント
- 67
- (難易度)
- 1.00
- レビュー数
- 13
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
1pt | 4pt | 3pt | 1pt | 1pt | 1pt | 2pt |
29pt
GOOD!
・どれ(攻撃・防御・運・素早さ)を強化していくか自由度がある
・グラフィックはしっかり力を入れているなと
・仲間になるキャラの個性がしっかりしている
BAD/REQUEST
・テンポの悪さ。一度見たイベントや先頭の演出がスキップができないからとにかくストレスが溜まる。つまらなくしている原因の一つ
・メイン(3人)以外の扱いの酷さ。個性がしっかりしてそれぞれの悩みや葛藤があってでそれを乗り越えていく、受け入れるといった面があるが、それがなんら反映されていない。3人と固定せずに彼女達にもそうした「場」を作っても良いのでは。
普段の異世界では何も使えずイベントバトルのみしか使えないのは意味がない。
なら3人以外はもう「その他」扱いにして3人で完結させるのがまだすっきりしたと思う。
・異世界での戦闘がただの作業(メインもそう)。敵の種類は少ない、ステージも多いとは言えず同じことの繰り返しになる。
ボスバトルも同様でどうも緊張感に欠ける。
・話が何だか適当にごちゃっとさせてあとは何とかまとめましたみたいな手抜き感は半端じゃない。馬鹿にされた感じ
・好感度を上げても本編に何の影響もなし。イベントもただ見るだけ。何よりもメインもサブも声なしで済ませる手抜きが多すぎる
COMMENT
ただのキャラゲーと化してしまった残念な作品。
異世界出してそれでどうしたいのかが伝わらずただただこなすだけというものになっている。
現実のスマホを用いたシステムも特には影響もしないしスキップもできないから手軽さもなし、ルート分岐もなしで遊びつくしたいという気にならず。正直定価には見合わないものだった。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 2pt | 4pt | 2pt | 2pt | 1pt | 0pt |
40pt
GOOD!
■キャラクター
メイン3人は特に可愛くできている。
■グラフィック
細かい部分だけ異様に作り込まれている。黒板の落書きや制服の濡れ透けなど。
■原種戦
雑魚戦はつまらないけどボス戦だけは楽しかった。こういう戦闘をもっと増やせばよかったと思う。
■音楽
このゲームを買う決め手になった部分。通常戦闘やテーマ曲が特に素晴らしいです。
BAD/REQUEST
■難易度
戦闘が終わるごとに全快するのではじめから全力で攻撃できるので強力な全体攻撃であっさり敵を倒せてしまう。
難易度ハードでもこんな感じ。全快するならもう少し強くてもよかったと思う。レベル上げはキャラとの親交を深めることで上げるゲームなのでバトルは素材目的やミッション目的しかなく作業感がすごい。
そのくせ一部のボスは異常に強く、レベル上げという概念がないので難易度を下げないと倒せない。
■ストーリー
よくもわるくも展開が無理やりすぎ。特にキャラごとのエピソードは誰でも考えつくようなご都合主義のストーリー。
■テンポの悪さ
ミッションのクリア条件を達成すると毎回1日の最初に次のミッションに行くかどうかの選択肢が出てきて鬱陶しい。
■グラフィック
細かい作り込みはすごいけど、粗さが目立つ。図書館の本なんかコピペだらけで自宅の本棚もそのコピペ。周辺の住宅もはりぼてにしか見えない。フィールドも一見すると綺麗だけどかなりの狭さ。
COMMENT
岸田メルのキャラに惹かれて買いましたが、手抜き部分が多くあまり楽しめませんでした。
アトリエシリーズはキャラがかわいいだけじゃなく戦闘などシステム面もしっかりしてるから楽しめたのに、このゲームはその部分が適当に作られています。
アトリエが好きだから、ガストのゲームが好きだからといった理由で買うのはおすすめできません。
またボイス部分も少ないので声優目的とかキャラ目的でもおすすめできません。
良い部分をあげるとすれば深く考えず適当にプレイしていればクリアまでいけることです。
もうちょっと時間をかけて手抜きを減らしたらいいゲームになったと思うだけに残念です。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 2pt | 1pt |
72pt
GOOD!
【キャラクター】
全キャラ個性があってとても良い。嫌いになったキャラが一人もいなかった。
【シナリオ】
女の子しか出ないとわかっていたので最初は敬遠していたのだが、いい意味で裏切られた。
【音楽】
ゲームの雰囲気にとてもマッチしていてとても良い。どの曲も聴いていて飽きない。
BAD/REQUEST
【戦闘】
敵を倒すとレベルがあがる、ではなく、フラグメントというキャラクターとの友好度をあげると得られるアイテムによってレベルがあがるので、
プレイの仕方によってはエグい速度でレベルがあがる。中盤で基準値よりも大幅に高いレベルになってしまう為に、雑魚戦が退屈になりがち。
また、一部の技がエグいくらいに高性能なので開幕一発で戦闘終了することがザラ。
COMMENT
プレイ時間を見てないのでわからないが、多分20時間くらいでクリア。
クリアしたときは、達成感よりも切なさと喪失感が凄かった。
終盤展開からの、クリアしたいけど物語が終わって欲しくないという想いが、今までのどのRPGよりもあった。
新規のRPGとしてはとても面白かった。続編出たらおそらく発売日に買うだろう。
自分は最初女の子しか出ないゲームだからと敬遠していたけど、同じような人理由でプレイしていない人がいたら是非やってみて欲しい。
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-07-15
学園生活も、イベント進めるたびに日数が経過してテンポ悪い。
最近やったRPGにネプテューヌV2がありますが、移動速度も戦闘もサクサクだったため、ブルーリフレクションはかなりもっさり感があると感じました。移動はフワフワ、戦闘モーションも長いです。あと、たまに変身のムービーを見が入りますがスキップできたら良かった。シャワーや風呂シーンも多いし、リビングでは出来ないゲームです。
ただ、FF15よりは面白かった!
キャラに個性があり、とても可愛いです。
改善点は分かりきっていると思うので、次回作が出るのであれば間違いなく化ける作品です。
GOOD!
■雰囲気
今作1番の評価点だと感じる。オシャレなUIと透明感のあるキャラクター、構内。戦闘外での柔らかい音楽、幻想的な異世界。
透明感においてこの作品に勝るゲームは存在しないのではないかと感じたほどに素晴らしい。
■グラフィック
究極的な完成度とは言えないが、かなりレベルの高いグラフィックだと感じる。柔らかい表情と透明感のある景色はアニメ調である意味を感じた。
また3Dグラフィックの中でも高難易度と言われる操作キャラの装飾品に施す半透過技術がふんだんに使われている。
戦闘中のモーションもド派手とは言えないものの一通り目を通したいと感じた完成度だった。
PS4proならブーストモードにして起動すると60fpsとなる。
酔いそうだったが、凄い滑らかさだった。
■ムービー
時間にすると多いとは言えないものの、かなり迫力を感じるムービーが沢山。
魔法少女モノではお決まりかもしれないが変身シーン。
それから各ボスに対するフィニッシュ演出など、かなり良いクオリティだと感じる。
■デザイン関連
主人公達の異世界での姿はとても美しい。
女子高生としての生活風景も良く出来ており、海外では女子高の仮装体験として妙な人気と爆発的とも言える話題性を持っていた。そのレベルの高い故に、当時話題になっていたFF15とコラボしたくらいである。
担当絵師岸田メルの描くキャラクターは定評があり、今作もその才能を持て余すことなく発揮したと言える。
またメインヴィジュアル含む多数のアートワークがエクストラで閲覧可能。これは音楽も同様だが、本作はそういった意味での資料としての価値もある。
■音楽
文句がない。校内を照らす淡い光を表現したかのような音楽も、戦闘中の軽快で爽快感溢れる音楽も、ボス戦の緊張感溢れる音楽も。全ての曲がかなり高水準の仕上がり。
なので2度言うが文句は無い、強いて言うならバリエーションが普通というくらいか。
オープニング曲も透明感が溢れていて気に入った。
■学園生活や日常のデザイン
主人公日奈子の生活感溢れる部屋や、自宅で寝巻きを着ながらテスト前勉強、寝転がって少しスマホをいじる。
学内での売店でパンを買ったり、自販機でジュースを買ったり、友人とカラオケやブティック、ファミレス等の飲食店でだらだら会話等……
日本の高校生っぽい事はほとんど出来るんじゃないだろうか。
もちろん、一つ一つのイベントのボリュームは大きくは無いが塵も積もれば山となる様に、そういった小さな出来事が日常を形成していく。(決して塵では無い。楽しいよ。)
微笑ましい会話からアホっぽい会話まで、たまに喧嘩などもある。かなり楽しめた。
■ボイスアクター
声優について詳しくはないが、かなりキャラクターに合った声優を選んでると感じた。主人公日菜子は少しドライな性格なのでこの手のゲームの主人公にしてはかなり低めの声だと感じる。しかし、それが凄く良い。
一部鼻を詰まらせた声みたいなキャラも居るが、愛嬌があるので良いと思います。
■戦闘システム
なんと戦闘勝利でHPとMP全回復とかいうぶっ壊れたバランスのターン制バトル。そのため雑魚戦は最初から大技ぶっぱなして散らす様な形になるが、戦略性の欠けらも無い。
しかし途中からそれでも良い気がしてくる。
本作は、経験値がサブクエスト消化で貰える仕組みでつまり雑魚との戦闘でレベリングは不可能になっている。
雑魚を倒すメリットは素材を集めるくらいだが、派手な演出を見ながらササッと素材を集められるので、これは戦略性どうこうの戦闘というより、魔法少女の戦闘風景の疑似体験的な側面が強いのではと感じる。
もっとも、一部ボス戦や高い難易度では戦略を練らなければ勝てないが。そこの部分でRPG要素が重要になってくるが、普通に遊ぶ分には難しくないので多くの人が楽しめる作りにはなっているとも言える。
■ストーリー
少し説明不足な点もあるが、イベントも多く、キャラクターの立場等も一転二転するので最終的に見応えを感じた。
面白いキャラクターと明るい雰囲気の会話が多いが、全体を通すとシリアス路線な気もする。
私は満足した。
BAD/REQUEST
■DLC
ほとんど買ってないので文句を言える立場では無いかもしれないが、高すぎる。全部買うならの話だが、1万くらいする。
もちろんDLCは欲しいものだけ買いつまめばいいので、全部を手に入れたい私の、個人的な不満点。
■ストーリーの序盤
最初は展開がぶっ飛んでいると感じた。中盤までに慣れる上に周回もしているのでもう違和感はないが、最初は困惑してもおかしくない。
また細かい設定が欠けてると感じる部分もある。これはクリアしても少し残るが自分で考えるなり、資料集を買うなりして解決できる。まぁ全てを理解出来る作品の方が少ないから批難する気は無い。
■戦闘システム
良い面でも上げていたが、大味なことには変わりないので同社のアトリエ等かなり戦略性の高い戦闘システムのゲームをプレイした後だと納得するのに時間がかかる。
またエーテルを消費するガードは必要があるのか気になる。
演出と言えば誤魔化せるが無駄な要素もある。
COMMENT
Vita版も友人から借りてプレイしたが、これはいけないな。
ロードも長くグラも荒い。スペックの関係上当たり前だがPS4版一択。
実は最初にクリアした時は言うほど気に入らなかった。
しかし冷静に考えてみて、抜群の雰囲気、レベルの高いグラフィック、完璧な音楽、そこそこ気に入った戦闘にクリア後喪失感を少しだが感じたストーリー。
これ程の条件を揃えてるので、実はかなり良いゲームなんじゃないだろうか。
PS4には名作や大作が多い。現在私は180タイトルクリアしているが、ブルーリフレクションは名作の部類に入れても良いと感じた。気になるなら買ってみて良いと思う。