【PS3】AQUANAUT'S HOLIDAY 隠された記録 レビュー
発売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2008-09-25 |
価格 | 5980円(税込) |
レーティング | 【A】全年齢対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:海洋アドベンチャー ■ プレイ人数:1人 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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4pt | 3pt | 4pt | 0pt | 1pt | 0pt | 1pt |
27pt
GOOD!
美しいグラフィックで海中を散策できる。自分にとって非日常の空間を鑑賞できるのはそれだけで楽しい。
音楽も秀逸。落ち着いた温かみのある曲はこの手のゲームには最適だろうと思う。
魚図鑑を埋めると資金が入ってくる、いかにもゲーム的なシステム。こういうのは好きです。
BAD/REQUEST
潜水艇の操作に難あり。スムーズに動かそうとすると右スティックを動かしながら□○△×ボタンを押さねばならず、右手が非常に忙しくなる半面、左手のなんと暇なことかw
左右のアナログスティックの役割を入れ替えるか、ソナーを□○△×ボタンに割り振るべきだったのでは?
不満はまだまだあります。
海中で不自然な音を発するオブジェクト、ということ自体が大ハズレではないかと思う。シンガー(ピポパポうるさい魚)は百歩譲って良しとしても、イラつく笑い声をたてる人面岩などはもはや許容できるものではない。人面岩などそうそう配置されていないだろうが、「この先も開発者のこういうセンスに付き合わなければならないのか」と思うと、もはやプレイする気も失せた。
ちなみにシンガーとのコンタクトにも面白みがない。シンガーにガン見される中、シンガーが示したお手本通りに四つのボタンを押すのみ。なんでこんなことをやらされるんだろう、というのが正直な感想…
ソノブイもただの足枷にしかなっておらず、鬱陶しいことこの上ない。自分としてはとにかく海中世界に浸りたいのに、ブイと拠点をひたすら往復せねばならないという仕様には閉口した。いくら神秘的な海中でも、何度も往復させられれば飽きる。三往復か四往復したあたりでNaSU(拠点からナス設置場所までワープできる)という便利アイテムを入手できるが、その間にこのゲームのダメなところを十二分に味わえてしまうので、自分としては今更な感じがした。
COMMENT
PS2のエバーブルーがかなり面白かったので、似たようなもんだろうと思いコレを買ってみたものの、鬱陶しい制約と多数の海中の騒音ゴミによりとても海中散策を楽しむことはできなかった。
向こう見ずな人以外は、このゲームには手を出さない方が…
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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2pt | 4pt | 4pt | 1pt | 4pt | 0pt | 2pt |
47pt
GOOD!
グラフィックはさすが次世代機と言った所。
実際に海に潜ってるような感じ・・・とまでは行きませんが魚はリアルだと思います。
また、潜っている時の音楽もトロピカルな感じで非常にゲームの雰囲気とあっています。
クリア後にトロフィーを集めるのが私には楽しかったので満足感も4点とさせていただきました。
BAD/REQUEST
快適さを0点とさせていただきました。
とにかくロードが多い・・・
クリア後にゆっくり海底散歩を楽しみたいのにしょっちゅうロード状態になります。
インストールさせてほしかったですね・・・
また音楽自体は良いのですが音楽によってストーリーの目的でもある鳴く魚を見つけ難くなっているように思います。
これも快適さが0点である理由の一つです。
また、前作には無かった単調なクエストのせいで作業感もあるので熱中度は1点、オリジナリティーは2点とさせていただきました。
COMMENT
アクアノートシリーズは好きでしたのでこの商品を買いました。
PS3の美麗なグラフィックで海底散歩できることを期待して買ったので、ストーリーは少々鬱陶しく感じましたが・・・
今の時代ストーリー性のないゲームは受け入れられないのでしょうかね・・・
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 1pt | 3pt | 2pt | 3pt | 2pt |
54pt
GOOD!
とにかくオープニングを見てもらうと分かりますが、雰囲気作り、グラフィックが素晴らしいです。テーマ曲も非常に秀逸、ゲーム内容を期待させます。
ストーリーは個人的に必要なかったですが、話を進めていくと先が気になりはじめ、エンディングに辿り着いた時にはそれなりに達成感を味わえました。
グラフィックはかなり良いですが、なかでも魚群の表現には評価したいところです。おもむろに突っ込んでいくと、ここでしか味わえない独特の迫力を味わうことができますよ。
そして、やはり本作の本領発揮は、マップを全て開拓し完全な自由行動を手に入れた後からですね。音楽をオフにし、存分に海中散歩を楽しみましょう。潜水艦が発する潜水音や、遠くから聞こえる魚の鳴き声など、臨場感たっぷりで癒されることうけあいです。ストリーミング読み込みにより、画面切り替えなしでマップ全体の端から端までどこまででももぐり続けられるのが良いですね(読み込みが間に合わず、たまに画面が止まってローディングしていることもありますが、まあ多めに見てよい範囲です)。
魚を探して図鑑を埋めるのも単純に楽しいです。
BAD/REQUEST
前作同様に海底散歩を楽しみたいだけなのに、本作から加わった全ての新要素が邪魔をしており、ストレスがたまる。開発陣はニーズがまるで分かっていないのでは、と思いたくなるほどに全ての部分で的を外している。
まず、ストーリーなんて付けて欲しくなかった。おかげでエンディングを見るまでは自由な海底散歩が出来ないように移動範囲を束縛され、フラグ立てのお使い作業を繰り返し強要されることになる。開拓した範囲内では自由に動けるものの、結局は開発者の想定どおりに決められた順番でマップを進まざるを得なくなり、探検とは程遠い感覚でゲームを進めることになる。たびたび介入する会話パートや、移動範囲を広めるためにソノブイを見つけバッテリーを入れていく作業もいちいちうっとおしく、テンポを著しく崩しているだけだ。
(一応フォローも入れておくと、マップを全て開拓した後であれば気軽にどこへでも自由に海底散歩が楽しめる。願わくば、この状態が最初から用意されていれば良かったのだが)
めったに見つからないが、ごくまれに海底遺跡や謎の物体など神秘的なオブジェクトを発見しドキドキするというのもシリーズの醍醐味であったはずだが、本作では、その「発見」という面白さが味わえない。
第一の理由として、マップが狭すぎること。神秘的オブジェクトが大量にしかもすぐ近くにたくさんあるため、まるで神秘の大安売り状態。何時間も探して、ようやく見つけることが出来た前作(1の話。2では多少探しやすくなったがそれでもテイストは組んでいた。)までとは偉い違いである。そんなワケで、ほぼ探す必要がない。まったくありがたみを感じなくなってしまった。しかも、発見するたびお気楽な会話が展開して雰囲気をぶち壊す始末。
第二の理由として、最悪なカットイン演出。これが諸悪の根源と言っても良い。
新しいフィールドに初めて入った時に「次のエリアにはこんな神秘的なものが用意されていますよ」といわんばかりにオブジェクトの紹介ムービーが介入し、自力で発見する前にみどころを強制的に見せられるのだ。この演出には閉口するしかない。製作者は何を考えたのか。予知せぬところで出会うから神秘なんじゃないか。探す前に分かっちゃったら、ネタがばれてる手品を見せられるのと同じで、興ざめにもほどがある。せっかく頑張って作ったオブジェクトを最高のカメラで綺麗に見せたいというスタッフの気持ちも分からなくはないが、アクアノートというタイトルを背負うからには「神秘を発見」する楽しさを重視してほしかった。※魚など生息物を発見していく楽しみは前作同様に十分に味わえるのでご安心。
BGMに関しての演出は完全に失敗と言って良いだろう。音が重要なイベントなどでも背景音楽が鳴りっぱなしなものだから、例えば海底で鳴るオルゴールなどの演出があるが、音楽とかぶって聞こえにくい。本作は様々な局面においてヒントとして音を発している場合も多く、重要なシーンでBGM音量を下げるなどの工夫をしていないのは完全な演出ミスであろう。
COMMENT
とにかく、どんな形であれアクアノートの新作を発売してくれた事に感謝したい。ずいぶんと内容は変わってしまいましたが、それでもPS3のクオリティで海底散歩を楽しむことが出来たのは大きかったです。
悪い点をたくさん書いてしまったのは、やはり待たされた分期待が高かったことによるもの。難しいかもしれないですが、もし次回作が出るとするならば単純に「海底散歩」のみ楽しめるような、初代のテイストを取り戻して欲しいです。
求めるものが違う方もいると思うので、ストーリーやミッションがあったほうが良いという意見もたくさんあると思います。全体的にゲーム内容は親切に作られているし、気軽に海で癒されたい、探索したいという方にはオススメできます。前作のようにあくまでプレイヤー主体の自由行動で、ハードな探索(神秘オブジェクトを何時間もかけて探したい方)をお求めの方は肩透かしを食うかもしれませんのでご注意を。
Amazonレビュー
レビュー日: 2008-10-14
舞台はキシラ環礁。
主人公はジャーナリスト。
キシラで消息不明になった海洋学者のビル。
ビルの失踪が特ダネになると思い、キシラ環礁に行きます。
キシラベースを拠点に、不思議な体験をしつつ、美しい海を調査。
海域は複数あり、それぞれ異なった種類の魚がいます。
『ゲームの大体の流れ』
ドルフィン2号という小型潜水艇に乗って海を回遊。
新しい魚や場所などの発見に伴い資金が支給され、必要な機材を購入。
そして次の海域を目指し、行動範囲を広げていく。
途中、失踪したビルに繋がる出来事が起き、謎が少しずつ解明。
『映像・音は』
水のゆらめき・水泡・魚の肌・水の音…
ヒーリング効果があり、どれも秀逸です。
魚を拡大すると、ヒレなどが角ばっていたりしますが、
リアルに作られています。
綺麗な分、映像を十分に楽しむためには、お使いのTV・ケーブルを選びます。
気に入った場所や魚は写真に撮れます。
写真はストーリーに関係することはありません。
海域ごとに音楽が違い、イメージが膨らみます。
音楽をオフにして、水の音だけ楽しむこともできます。
マンタの群れを下から見上げ、太陽の光で揺らめく光景は良かったですね。
『実際にやってみて』
魚とコミュニケーションする機会がありますが、
会話というよりちょっとした音ゲームです。
NaSUというアイテムをうまく使えば、遠い場所にショートカットできるので、
拠点から時間かけて行く手間が省けて良いですね。
登場人物は実際の写真を用いていて、全て外人の顔。
個人的に、リアル外人の顔に親近感は沸きませんでした。
セーブは早め。
ゲーム中のロードは、基本的に海に出るときと拠点に戻るときぐらいです。
意外と魚図鑑の詳しく、解説と魚の拡大で特徴を細かく見れるので、
けっこう勉強になりました。
『深海について』
約1000mまでしか潜れないので、中深層といったところでしょうか。
つまり、表層と中深層の調査だけになります。
下に行くほど岩で狭くなるので、深海の割合は少なめ。
よって、出会える深海魚の種類も少なめ。
『注意点』
主人公の名前は無し。
ボイス無し。
天候の変化無し。
魚同士の争いや食物連鎖は無し。
ゲームオーバー無し。
サメなどに襲われる心配無し。
いつでも昼。
資金が余る。
泳いでいる途中、急にローディングになり、動きが何回も止まることがある。
岩肌・珊瑚など少し雑。
シンガーと呼ばれる魚がうるさい。
一部、リリカルな会話あり。
深海の深度は約1000mまで。
『実際どうなのか』
謎解きといっても、流れで解決できます。
謎を自分で考えるというよりも、解決に繋がる鍵を探すという作業が多いですね。
映像においては、実際に海に潜られた方には物足りないでしょう。
「水が好き」
「気軽に癒されたい」
「海に行きたくても行けない」
「ダイビングしたいけど泳げない」
「まだ夏を感じたい」
こういう方々に向いているゲームかなと思います。
『ボリューム』
私のクリア時間は、約12時間。
魚図鑑コンプリート・トロフィー制覇で、約18時間。
参考なれば嬉しいです。
GOOD!
前作プレイヤーなので、どうしても前作と比べてしまう部分がありますが、そこはご了承ください。
・グラフィックス
これは素晴らしいです。さすがPS3ですね。初代PSのグラフィックでも満足してたのに、まさかPS3で作ってくれるとは……。
今作では特に浅瀬の表現に力が入っています。前作は浅瀬というより「表層」でしたが、今作では色取り取りのサンゴと可愛らしい小魚が大挙してプレイヤーを出迎えてくれます。
図鑑もかなり気合が入っており、全ての生物を360度自由な角度から観察できます。イセエビやカブトガニみたいな腹を見せない生物をひっくり返せるのが地味に嬉しい(笑)
・熱中度
ミームを溜めて潜水艦を強化していくのはハマる。シンガーを見るとついついコンタクトを取ってしまいます。
新しい地域に踏み込むと地図の黒い場所に色が付くので、新海域を発見すると隅々まで探索したくなる。なかなか止めるのが難しい。
また、新しい魚を発見すると図鑑に登録されていくので、図鑑完成を目指すのにも熱中。RPGのアイテムコンプに夢中になった方は分かるかな?(笑)
図鑑も前作までは魚の名前が並んでいて名前を選ぶとグラ表示、という流れでしたが、今作では最初から(発見した)生物のグラが表示されて、実物の海洋図鑑にかなり近くなっています。
・満足感
基本的には満足しています。ただ不満もあるので5点は付けられないかな……。
・オリジナリティー
「ただ海を自由に探索するだけ」という前作までのテーマは、他に類似品がなくオンリーワンの物でした。今作もそのままであれば5点を付けられたのですが、余計なストーリーが入ってしまったので1点減点です。それでも個性あふれるゲームですが。
BAD/REQUEST
深海が狭い! 深海を期待して買ったのでちょっとガッカリ……。深海がある海域自体少ないのですが、その少ない深海にも真ん中にでかい山があったりでかい神殿が建ってたり……。
マップも前作より狭くなった。全体の広さもそうだけど、海域一つ一つも小さく浅くなった。すぐに調べつくせてしまうので「まだ未踏の地があるかも……」というワクワク感もすぐに終わってしまう。中途半端な深度に洞窟でも作っておけばよかったのでは……。
オブジェクト探しもあまり熱中しなかったなー……。すぐに見つかるのに加えて、オブジェクト自体があまり神秘的でなかったのが原因か……。サメの卵とかは生物に分類してほしかった……。名前もそのまんまだし、前作みたいな情緒を感じられなかった(偉大なる骸、風はどこだ、とか)。
皆さん書いてある通り操作性はかなり悪い。ロードも多い。
シンガーがいつまでたっても消えないのもマイナス。うるさい。レベルも20は多い。
潜水艦を成長させきるとミームと金の使い道がなくなってしまう。ミームの木を育てきってもなお大量に余る。
NASUを無限に配置できない。たった9個というのは少なすぎる。ミームパネルに3ページ目を作って延々とNASUを増設できるようにすればよかった。そうすれば3つの問題が一度に解決するのに……。
前作にはあった北極海と川と古代の海が無くなった。続編や拡張版を作るならぜひ復活させて欲しい。
COMMENT
新しい要素では、潜水艦の成長要素とサブストーリーは肯定的に見ています。
メインストーリー、ソノブイ(行動範囲を制限してる)、シンガーは要らなかったかな、と。シンガーとは積極的にコンタクトしましたが、それはコンタクト自体が面白いのではなくて、潜水艦が成長するのが楽しかったんですね……。
ただ、マイナス面こそ多いゲームですが、それを上回るほどのプラスをこのゲームは持っていると思います。海洋好きなら買って損は無いと思います。