【PS3】WipEout HD レビュー
発売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2008-10-29 |
価格 | 1800円(税込) |
レーティング | 【A】全年齢対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ オンライン配信専用 ■ ジャンル:反重力レーシング ■ プレイ人数:1〜2人(オンラインは1〜8人) |
- 総合ポイント
- 80
- (難易度)
- 4.20
- レビュー数
- 15
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 5pt |
63pt
GOOD!
・グラフィック
近未来的なコースと機体がきれいで良い感じです。
・BGM
元もとの音楽も悪くないですが、音楽データから読み取るというXBOX360のゲームのような事が出来ます。
・オン対戦
自分と同じくらいの腕の人と対戦できると面白いです。
BAD/REQUEST
・難易度
とにかくこれに尽きると思います。
キャンペーンをノーマルでやっていたのですが途中辺りから、かなり辛くなってきます。特にシングルレース等のCPUが居るレース系。
アシストシステムもあるけどオンにすると強制的に壁から戻されるので余計不安定になり遅くなる事もしばしば・・・
CPUのアイテムの使い方が上手すぎる。自分が飛んだ瞬間ロケット当ててきて場外、相手が前に出た瞬間ジライやバクダン設置、ジャンプ台の直後に見えないようにバクダンを設置、等人間でも結構な腕がないとできない事を平気でやってきます。CPUのアイテムでイライラしたのはWiiマリオカート以来かもしれない。
また、直接攻撃系アイテムもある程度近づかないと当てられない物も多く腕が無いと逆転の一手になりにくい物が多い。
順位が下であってもアイテムの内容に違いを感じられなかったのも辛い。(最下位でもジライやバクダンばかり等)
・オン対戦
CPUを含めた対戦が出来れば知り合い同士の対戦でも結構楽しめたと思う。
COMMENT
お詫びパックで選択できたので選んでみました。
マリオカート等の非現実系やForza等のリアル系のオン対戦でそれなりに勝てる人間の感想です。
決して面白くないというわけではありませんが、凄い面白いという境地に達する事は出来ませんでした。
自分のプレイスタイルに合いオン対戦が出来る同レベルの相手が居る、又はガチの対戦が楽しみたいという人には良いかも知れません。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 5pt | 5pt | 4pt | 4pt | 3pt | 4pt |
80pt
GOOD!
反重力高速レースゲーム。フワフワと浮かんだ未来的なマシンが高速でステージを駆け抜けます。この気持ちよさは始めてプレイする人なら、おもわず「おおー!!」と声に出してしまうほどです。(余談ですが、私の友人も皆そういったリアクションをしていました)
多彩なアイテムによる駆け引きやさまざまなルールのレースがあり、ゲームに深みを出しています。
ちなみに拡張パックを買うとさらに新しいルールと機体、コースが増えます。
オリジナリティー
大雑把に言えば任天堂から出ているF-ZEROやマリオカートに良く似たゲームといえます。しかしプレイしていくうちに世界観やゲームシステムの違いに気づくでしょう。
グラフィックス
売り文句にもある様に、高解像度かつ滑らかな画面の動きがとてもすばらしい。高速でのレースを楽しむゲームですから、画面がカクつくことなくスムーズに動くことで面白みを引き出しています。
サウンド
始めからゲームに入っているテクノ調の曲はその道では有名な方がつくったらしく、オススメできます。ゲームの雰囲気とよく合っている点も良い部分です。
さらにレース中に流れる曲を自分で設定することもできますので、自分のお気に入りの音楽をゲームをしながら楽しむことができます。今現在カスタムサウンドトラックを使って、ゲーム内で好きな音楽をかけることのできるソフトはPS3ではほとんどありません。こうしたシステムを取り入れた点も高評価につながっています。
BAD/REQUEST
やりこみ度
このゲームは基本的にプレイヤーまたはCOMとの対戦を楽しむゲームです。例えばロールプレイングゲームに出てくるようなキャラクターや、ストーリーにそってゲームが進行していくということはありません。一通りすべてのモードをプレイしてしまえば、その先は無目的なプレイになりがちです。他のゲームにもいえることですが、純粋に対戦が楽しいと感じる方、高速レースによる爽快感が気に入る方にはオススメします。自分で次に目指すテーマを見つけるのが好きではない方は長続きしないかもしれません。
快適さ
このゲームは2人対戦もできます。しかし画面が2分割されてしまうのは当たり前として、一人でプレイするよりも画面が粗くなってしまうのです。なんとも致し方ないのですがそこが残念に思えます。
難易度
始めは慣れるまで多少戸惑いますが、レースゲームが得意な人であればこのゲームの歯ごたえある難易度が気に入ると思います。あまり得意出ないという人も遅めのスピードでレースをすることができますので十分に楽しめると思います。
COMMENT
TOSHIBA製32型液晶を使用しています(HDTVです)。
なんだかとっつきにくそうで購入控えている方もいるように思いますが、他のゲームと比べてもとても安いので、ぜひオススメしたいソフトです。
グラフィックの良さや爽快感は文面ではなかなか伝わりにくいですが、興味を持ってくれたら幸いです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 5pt | 5pt | 5pt | 5pt | 4pt | 4pt |
92pt
GOOD!
オリジナリティ
よくある浮遊レースゲーム。F-Zeroを思い出す方も多いはず。というわけでゲームとしてはありがちなのだが、ヴィジュアルデザインにThe Designers Republic、音楽にはテクノ・ハウスの大御所等、トータルデザインにこだわっており独特の世界観を生み出している。よって平均3点。
グラフィックス
なんといっても1080P-60fpsで美しい近未来の風景とマシンがぶっ飛ぶ!TDRのデザインもスマートで素晴らしい。また、グラフィックスが独り歩きせず、ゲームとしての良さに貢献している。美しく作りこまれたグラフィックが60fps(ここ重要!)でかっ飛ぶことにより、圧倒的なスピード感を生み出している。ここは文句なく5点。
サウンド
ヨーロピアンテクノ・ハウスの粒ぞろいの曲に感動しきり。音楽なしにこのゲームは語れない。近未来デザインによく似合う、とんがったサウンドが目白押しです。おそらくサウンドがスピード感を盛り上げてる部分も多分にあるかと(笑)ともかく、ゴージャスなアーティストで、このBGMだけでも1800円の価値はある。5点。
熱中度
敵AIのクラフトが速いです。かなり速いです。まず初戦では最下位でしょう。マリオカートとかのノリでいくとコテンパンにやられます。でも、それが練習を積むとぎりぎり勝てるいいバランスになっていて、あとちょっと、もう少し!という具合にどんどん熱中していってしまう魔力があります。よって5点。
満足感
熱中度のところでも書いたとおり、なかなか勝てません。タイムアタックモード的なレースもあるのですが、あと0.1秒なんてのを5回も繰り返した後にタイムを切ってクリアした時の達成感は最高です。特に、クリアするためにはミスのない”美しい”走りが求められます。もう完全に自己満の世界です(笑)己との戦いが満足感を高めます。5点!
快適さ
あらゆるインターフェースがシンプルにまとまっていて非常に使いやすいです。ただ、再レースをするときにロードが入るのでそこだけが残念。-1で4点。
BAD/REQUEST
本当に隙のないゲームです。悪い点を見つけるほうが難しいぐらいですが、強いて言うならば
快適さでもかいたが、再レースにロードが入る。かなり短いけど、同じコース同じマシンなんだからそこは何とかしてほしかった。
同様に快適さにかかわるが、敵のアイテム攻撃がつらい。1位でまもなくゴール!という時に、後ろからミサイルを撃たれて結果5位…とかなるとさすがにキツい。
COMMENT
43VHDTV(プラズマ 1368*768) HDMI接続
若干人を選ぶタイトルではあると思いますが
・TDRのデザインが好きだ!
・ヨーロピアンテクノ愛してる!
・スピード狂
なら買って損はないと思います。特にヨーロピアンテクノ好きはBGMをUNDERWORLDやAphextwin、Squarepusherにするとぶっ飛べて最高です(笑)ともかく異常なスピード感で脳汁出したい人もぜひ。スカッとします!
オンラインプレイについても少々。
残念ながら国内ではプレーヤーがそれほど多くないようですが、ヨーロッパとうモータースポーツが盛んな地域では一定の地位を築いていますので、海外の方との対戦には困らないと思います。ラグもこのハイスピード仕様でありながら少ないようです。やはり対人戦はかなり熱いので、これもいいところですね。
さらに先日拡張パックWipEout HD FURYが登場しました。こちらもさっそくダウンロードしてみたのですが、新規コース、新規クラフト追加となかなか楽しめそうです。PSNでたったの1800円、拡張パック含めても2700円なので、PS3ユーザーは買いだと思います。
GOOD!
“感謝とおわびのパッケージ”ということで、2011年8月4日まで無料で6つのゲームの中から2つをダウンロードできました。本作はその中の一つです。
ゆえに、積極的に購入したユーザーとは少し熱意に差があることが考えられます。そこを差し引いてレビューを読んでいただけると幸いです。
<簡単な紹介>
ネットワーク対応のレースゲームです。
搭乗する機体は、現実の車ではなく、映画に出てくるようなタイヤのない戦闘機のようなものです。
レースのタイプですが、?8台による競走 ?合計タイム ?ラップタイム ?トーナメント ?ゾーン とあります。
?8台による競走なのですが、攻撃アイテムがあるところが特徴です。
??1台によるタイムアタックです。1周ごとに加速アイテムが使用できるのですが、その使い方がこの2つのモードでは少し違ってきます。
?内容は?と同じなのですが、F1のように、各レースごとの獲得点数の合計で競うものです。
?すべての能力がMAXの仮想マシンを使って、マシンが壊れるまで周回を重ねるモードです。どんどんスピードが上がっていき、最高速では壁にぶつからずに操作するのは至難の業になります。
<良い所>
○スピード感がある
現実の乗り物ではないこともあって、最高クラスではかなりのスピード感が体験できます。
全体のゲームスピード自体を4段階に調節できますので、反射神経に自信のない方も楽しめます。
○CPUとガチで勝負
スーパーファミコン初期の名作F-ZEROは、自分より前の車は遅く、後ろの車は速くなるという仕様で、当時はそういうものかと思っていたのですが、少々違和感を感じていました。
本作は、そういう変な気遣いはなく、CPUとガチの勝負が楽しめます。
BAD/REQUEST
<悪い所>
■インチキなしの、ガチ勝負(全てにおいて)
・(×)コンピューターが強い
ガチなのはいいのですが、彼ら、大きなミスをしません。アイテムの使い方も上手く、イージーですら苦戦します。
・(×)アイテムの出方
攻撃アイテムは前方を攻撃するものと、後方を攻撃するものがランダムで出てきます。そして、CPU戦では8台レースで8位の位置からスタートするのですが、序盤から6位、7位の機体が容赦なく後方攻撃を使ってきます。
せめて、下位の機体の取得アイテムは、後方攻撃の割合を減らすなどの工夫がないと、後ろでごちゃごちゃやっている間に、上位陣が大幅に先行してしまいどうにもならなくなります。
・(△)アシストシステム
壁に接触しにくいように、フォローしてくれます。これをOFFにするとかなり難しいことになります。OFFにしてはじめて機体の耐久度の重要さに気がつきました。逆に言うと、ONの状態ではあまり機体の耐久度は重要ではないのですよね。その分、他の能力の高い車を選んだ方が有利だと思います。
で、結論として、OFFにするとONの時の記録を超えられなかったです。ONにはONならではの難しさもあるのですが、総合的にはやはり速いです。しかし、ONにしていると、自分の実力ではないように感じる…ところが、ちょっと気分が乗りきらなかった原因かもしれません。
■(×)ランキングが見にくい
種類が多すぎて、今一、自分の中で盛り上がりませんでした。
■(×)セーブデータの数
このたび、初期型PS3の調子が悪くなり、買い替えの時期を迎えました。で、セーブデータを移していて気がついたのですが、このゲーム、各コースのデーモン(自分のトップの記録の動き)が別々のセーブデータに保存されているのです。
ゲームスピード(×4)、コース(×16)、各モード(×4かな)、さらに難易度があるモードは(×3)とかになり、ちょっとびっくりするような数のセーブデータが生み出されてしまいます。
■(△)オフライン
いろいろ課題が与えられて、その評価により新しいコースが使えるようになる仕組みで、これをキャンペーンと呼びます。“悪い所”に書いていますが、実は、これは結構面白く熱中しました。
問題はそれが終わった後です。急激に目的がなくなってしまうのです。こうなったらもうオンラインに進むしかないなと。
■(△)オンライン
外国人が多いのですが、ある時には30いくつ部屋があって、今でも盛り上がっているように思います。問題は、実はこの無料パックではほとんど参加できないのです。900円で追加されるモードでの開催がほとんどでした。
しかし、自分で部屋を作ればいいですし、今回おわびパックで日本のユーザーも増えたと思いますので、参加しやすくなったかもしれませんね。ただ、私はオフラインでちょっと飽きがきた身に、追加パック購入はハードルが高く、断念しました。
COMMENT
<感想>
私は、普段レースゲームをあまりせず、また、どちらかというとリアルなスポーツカーのタイヤのこすれる音に魅力を感じるタイプですので、本作とがっちり嗜好が合ったとはいえません。
しかし、それでも結構楽しめ、なかなかに熱中できました。同時にDLした“The Last Guy”よりもはじめは断然こちらをやっていました。瞬間的な面白さはかなりのものがあると思います。レース好きにはお勧めしていい一本だと思います。
問題は、いかに飽きがくるのを防ぐかでしょうね。
例えば、各車に色々なパーツがあり、その選択で独自性を出せるような仕様だとよかったかもしれまん(オン)。さらに、課題をこなすとパーツが手に入るなどの、RPG的な成長要素があるとよかったかもしれませんね(オフ)。