【PS3】ガンダム無双2 レビュー
| 発売元 | バンダイナムコゲームス （オフィシャルサイト） |
|---|---|
| 発売日 | 2008-12-18 |
| 価格 | 7800円（税込） |
| レーティング | 【Ａ】全年齢対象 (CERO について) |
| ショップ/リンク | Amazon(廉価版) |
| タギングトップ3 |
   |
| タイトル概要 |
■ ジャンル：タクティカルアクション ■ プレイ人数：1〜2人 ■ トレジャーBOX：13,440円 【廉価版】 ■ 発売日：2009/12/17 └ 価格：3,800円 ■ 発売日：2010/06/03 └ 価格：3,800円 |
- 総合ポイント
- 74
- (難易度)
- 2.43
- レビュー数
- 51
436人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4pt | 4pt | 2pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
77pt
445人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 4pt | 3pt |
91pt
GOOD!
※前作をPS2版でプレイしています。他の無双シリーズもそこそこプレイしています。
■細かなシステムの改善
前作をやり込んだ人なら、少し驚くかもしれません。
機体追加・技追加・巨大MA追加といった基本的な追加要素は別にして、キャラクター・ユニットの育成システム、移動まわり、スキル・アタッチメントの個々の効力、敵エースの行動パターン、鍔迫り合い、好感度システム、ミッションの数・ランダム性等々、細かい部分まで含め「一新された」と言っていいです。
これらは概ね良い方向に改善されており、前作で不満の多かった部分はかなり解消されています。
■ボリューム
キャラ固有のイベント・ミッションが随分追加され、高難易度のミッションも増えています。MSは「雑魚ユニット」にも乗れるようになり、数は一気に増えました。
前作では、一人のキャラを育てきると次のキャラを育てる為の「モチベーションのエサ」がほとんどなかったのですが、随分マシになったと思います。
又、MAP・ステージ数はそこまで多いわけではありませんが、キャラ配置だけでなくステージ自体もランダムになりましたので、ある程度は飽き難い作りになりました。
DLC（ダウンロードコンテンツ）での追加コンテンツもあります。過度な期待は禁物ですが、「この先も遊ばせてくれる」という姿勢は良いことだと思います。
■ロードの短さ
ロードが入るのは基本的にステージ前だけで、読み込みはブリーフィング画面（攻略前の下準備画面）の裏で行われるので、そこでスキル・敵配置等のチェックをした場合はすぐ始められます。
何も確認せず、すぐスタートすると少し待たされることになりますが、PS3基準で考えるとそれでも短い部類です。
今作が特別というわけでもなく、前作や過去の無双シリーズからしてそうですが、インストール無しであるにもかかわらず、かなりの快適さを保てていると思います。
■グラフィック
PS3基準でいくと「すごく綺麗」というほどでもないですが、安定しており満足できるレベルです。光が反射してテカっている感じはかなり良いです。
むしろ「この綺麗さでこのロード時間」「この綺麗さでこの敵の数」という点を評価したいです。
■爽快感
ビーム兵器・爆発等の関係上、本家の無双よりもド派手です。出てくる雑魚MSの数も「さすが無双」と言えるものです。
爽快感については、こちらの方が本家無双を上回っていると思います。
■音楽
相変わらず原作再現度が高く、そのまま持ってきたのか新しく作ったのかよくわからない域です。違和感ありません。
正直、「スパ○ボ」シリーズのBGMと入れ替えてほしいくらいです。
■好感度システム
マイナス要素もなくはないのですが、「敵対するとツンツン、仲良くなるとデレデレ」というキャラゲー要素が軽く加わっています。
セリフ数はそう多くなく、単に連呼され続けるだけですが、なんとなく楽しい気分にはなれます。
原作ファンに対するサービスとしては、なかなか良いものだと思います。
BAD/REQUEST
■ユニット強化の仕組み
ユニットパーツの強化とアタッチメント（スキルのようなもの）付けは、「どのユニットのどのパーツに対して」という指定が自由に出来ません。
更に、「個々の強化案件を、毎回□ボタンで回さないと勝手に保留になってしまう」という、やっかいな仕組みになっています。
見てチェックするだけでなく、ひとつひとつキャンセルしていかなくてはならないのは、かなり大変です。保留せずに自動で回してしまったほうがよかったと思います。
それから、パーツはそれぞれ１つずつしかストックできないので、捨てるか捨てないかの取捨選択で、毎回かなり気を使わされます。
まあ、従来の無双の「武器強化」もこんな感じといえばそうなのですが、もう少し改善できそうな感じはします。
■鍔迫り合いの仕様
指定されたボタンを時間内に押すミニゲーム形式になりました。
ハイリスクハイリターンっぷりが半端なく、高難易度では、「成功したら最高のダメージチャンス、失敗したら即死」な状態です。発動率自体も、前作より高くなっているような気がします。
「連打で疲れなくて良い」という点では悪くないです。
ただし、最高難度のミッションでは入力数、入力時間共に相当シビアですので、ライトユーザーの方は少し注意が必要です。
過去の何かしらのゲームで、こういったボタン押しに慣れているといいのですが。
■ストーリー性
前作もあってないようなものでしたが、一応「ガンダム無双固有のメインストーリー」は存在していました。
今回は更に輪をかけてストーリー性がなくなっており、「原作を絡めたショートストーリー」と呼べるか呼べないかレベルのものが、大量に細かく用意されているだけです。ボリューム自体はすごいですが、「濃厚さ」はありません。
ということで、ストーリーに対しての期待は禁物です。
■好感度をキーとしたミッション・キャラ出現条件
基本的には「好感度はどんどん上げていけばいい」のですが、ごくわずかに「低くないといけない」キャラも混ざっており、もろもろランダム要素も絡んでいるので、調整に手間取ることもあるかと思います。
「特定のお目当てキャラが出るまでキャンセルを繰り返す」という作業も必要になったりしますので、少し意地悪な感じはします。
■原作無視の無茶苦茶感
相変わらず「オフィシャル」はオマケ程度のもので、「ミッション」がメインのゲームです。そして、どう考えても「原作に忠実」とは言いがたく、「無茶苦茶」と言ってもいいレベルです。
ユニットの特性についても然りで、「原作を見て自分が描いていたユニット像」なんてのは、半分ぐらい無視されていると思ってください。
あまり気にせず「お祭りゲー」としてまったり楽しめる人ならいいですが、細かいことにこだわる人はツライかもしれません。
COMMENT
■オリジナリティー：４点
いつもの「無双」とはいえ、２作目になって「”ガンダム”無双だからこそ」というポイントが随分目立つようになりました。良い方向に個性付けされたと思います。
■グラフィックス：４点 ■サウンド：４点
良い所で書いた通りです。
■熱中度 ：５点 ■満足感 ：５点
良い所で書いた内容の総合力です。
熱中度については、「軽く１００時間、その後も暇つぶしでだらだら１００時間」という感じで、文句なしです。
満足感については、やはり「前作の問題点をよく改善してくれた」というのが一番大きいです。
■快適さ ：４点
悪い所の「ユニット強化の仕組み」のみ残念です。ただ、それ以外は総じて快適ですので、マイナス面を考慮しても４点です。
■難易度 ：３点
「殆どのミッションは簡単」「ラストの数ミッションのみ、前作より遥かに難しい」という認識です。
高難度ミッションでは、敵エースの火力・体力・SP使用率・受身率、どれもハンパなく、前作で猛威を振るった強スキルは調整されていますので、かなりの歯ごたえを感じます。マニアな方でも十分楽しめるかと思います。
逆にライトな方は、悪い所で触れた「鍔迫り合い」の項目に目を通しておいてください。
■総括
賛否両論あった前作をしっかり楽しめた私にとっては、諸々のボリュームアップよりも、「痒いところに手を届かせた微調整」の方がうれしく思えました。
ユニット・スキルのバランス調整もなかなかのものですので、好きなキャラ・好きなユニットで、思う存分楽しめるかと思います。
「ヒマつぶしのダラダラゲー」として非常に満足いく出来・・・といいますか、正直言って本家無双より面白い気がします。無双シリーズの入門にも良いのではないでしょうか。
完全に余談ですが、同日発売の別ハードのゲームも良作でしたので、正月休みはまるまる潰れてしまいました。
注意点として、これは前作から同じなのですが、「ガンダム好きなら買い」というわけではないと思います。
「特定作品のみを愛するコアなファン」「原作設定を気にするコアなファン」「細かいことに神経質にこだわるファン」には、むしろあまりオススメできません。
「原作無視のお祭りはっちゃけゲー」として、その無茶苦茶さを楽しむゲームです。そこだけはご注意を。
389人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 5pt | 3pt | 2pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt |
77pt
GOOD!
・オリジナリティー
５点を付けた理由は、無双シリーズという唯一無二の正統なる進化だという点です。
ガンダムで無双をするというはっちゃけっぷりだった前作をしっかりと良い意味で進化させています。
とくにミッション、ライセンス、友好などの新しい要素が今までの無双にあった熱中度を更に高めてくれました。
今後の無双シリーズにはミッション&友好は是非とも取り入れて欲しい要素だと思います。
最初は群がる敵とうまいことまとめて倒せなくて、もどかしい思いをしましたが、
いろんな機体に乗ってスキルを覚えたり、ラボでパーツを改造するうちに爽快感がどんどん増して行きました。とくにマグネティックハイとハードストライクの組み合わせは爽快です。
熱中度もそれにましてどんどん加速していき、いろんなキャラを上げてみたいと思えるようになりました。
敵の群がり方や耐久、エリアを占拠したときの一撃死反応など、かなり練られてかつ爽快感をこれでもかと出せる絶妙な仕様になっています。
ロードなども特に気にならず、快適です。
BAD/REQUEST
やはりストーリーが短く、浅いこと。
原作を知らないとオフィシャルモードはいまいち面白くないと思います。
特にイベントでの演出が無いシーンが多いので、
ギレンの野望のように新規描き起こしアニメーションでイベントシーンを盛り上げることができれば更に良かったなあと思います。（CGだと人物の描写が難しそうなので）
ランバ・ラル戦死、黒い三連星、ヘンケンとエマの死などなど。
それから全体的にサウンドが少ないのと、各シリーズ１．２曲づつしか入っていないのが残念でした。主題歌などはボーカル付きもお願いしたい。
満足感が5にならなかった点は
登場機体とキャラのチョイスです。
シロー、アイナ、クリス、バーニィ、ガトー
Ez-8、アレックス、ケンプファー、GPシリーズ、ノイエジール
ここら辺はガンダムならはずせないと個人的には思います。
対照的に、ほとんどまともに戦わせる気がないのなら量産期は使えなくていいです。
MOBに専念して、その分プレイアブルな機体を増やしてほしかったです。
通常攻撃しかないジェガン・ガザC・ガザD・バウ・バーザム・ザク・ギラドーガなどを「使用できる機体」に数えられてしまうのは残念でした。カラーリングが大好きなレズン専用ギラドーガがせっかくでてるのにチャージなしとは・・・・・
このガッカリぷりを例えるなら
「三国無双6は登場武将１００人！！！」
とうたわれて、実際には一部のチャージ攻撃しかない黄巾兵、南蛮兵、妖術兵などのMOB兵がとりあえず使えるだけでした、というのと変わりません。
またこれも個人的意見なのですが、平成生まれじゃない社会人のオレとしては
SEEDシリーズは本当にいらないです・・・・
あれを削って他のを出して欲しかった・・・・・・
認めたくないものだなSEEDがガンダム作品だということを。
COMMENT
ヤザンがラクスの登場口調に対して放つ台詞
「『参りません』だと？温室育ちの女、子どもまで戦場に出すとは、底の浅い奴らだ！」
これがSEED作品に向けて言っているようでとても痛快でした。
売り上げとか、一部の女性ファン用に泣く泣くSEEDを入れたんですよね！
そうだと信じたいです。
425人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 3pt | 4pt | 2pt | 4pt | 3pt | 3pt | 2pt |
65pt
GOOD!
前作との比較を中心によくなった点を。
■オフィシャルモードが前よりは充実した
ステージ数は未だに物足りないが、ステージ間のテキストでの
状況説明が充実して、原作のあらすじが大雑把ではあるが確認出来る様になった。
■ミッションモードが前よりはマシになった
キャラクターごとに5ステージほどのストーリーミッションがある。
またストーリーミッション以外にも各種ミッションが手広く用意されている。
ストーリーミッションはキャラクターごとに異なり、
色々な条件を満たす事でドンドン操作可能なキャラが増えていき
ボリュームは相当なものに。
■育成要素の共通化により二度手間感が軽減
パイロットLVがMSに紐付かなくなったので、
レベルアップした後に他の機体でプレイするのがやりやすくなった。
■モビルアーマー戦
巨大でグラフィックもしっかり書き込まれたMAは存在感がある。
■拠点制圧後の雑魚掃除が爽快
拠点制圧時、まだ残っていた雑魚MSは攻撃が当たれば一発で撃破できる
状態になるので、広範囲な攻撃などで一掃すると爽快、かつ撃破数も稼げる。
BAD/REQUEST
■BGMのバリエーション不足
お金の問題かも知れないが今回も歌なしで寂しい。
歌なしにしてもバリエーションが乏しい印象。
■トロフィー未対応
本作に限った話ではないがトロフィー機能が空気過ぎ。
■出現MSのバリエーション不足
比較的充実している一年戦争やグリプス戦役までですら
まだまだ出ていないMSが多い。
ZZなんてネオジオンのMSが全然カバーされておらず
キュベレイとバウの色違いだけで水増しされている感じ。
オフィシャルモードがないV、G、F91、W、ターンエー、種系になると
雑魚MSすら未登場になる。
モーションコンパチでもいいのでそれぞれの作品に準拠したMSを
出して欲しい。特に雑魚。
■モビルアーマー戦
モビルアーマーのバリエーションが少ない。
※エルメスが戦艦扱いなのは何故？前作からの流用のせい？
僚機が馬鹿みたいに突っ込んで行って墜とされてミッション失敗、が鬱陶しい。
特定のモーション中か、スマッシュ攻撃orSP攻撃を当てた直後の
「アタックチャンス」にしかまともなダメージが与えられないのだが、
一部のミッションではスマッシュ攻撃が使えない雑魚MSに搭乗しての
MA戦を強要される。これがストレスでしかなかった。
■ミッションモードの作り
ストーリーミッション以外は全員共通なので結局冗長なだけに
なってしまっている。
いっそストーリーミッションだけ独立させて、それ以外の部分は
オリジナルパイロットの育成モードのような形の方が良かったのでは。
■友好度
初期の友好度こそ原作準拠だが、それ以降は流動的。
ミッションの出現条件である程度友好度が高い事が求められたりと
基本的に足かせにしかなっていないし、初期値や相性の良し悪しで
かなり上げづらい相手も居てかなり面倒な友好度上げプレイが必要になる。
原作の人間関係にこだわりたい向きからもいい顔はされそうもないし、
あまりいい要素には思えなかった。
こっちの意味でもオリジナルパイロットの方が自然だったように思う。
■ミッションモードのランダム性
登場パイロットやマップ、クリア条件まで、多くの要素がランダムに
決定されるミッションが多いため、運次第で難易度が大分変わる。
それ自体はまぁ良しとしても、ホワイトベースの守備隊長がザク、みたいな
あんまりな状況にはならないようにして欲しかった。
■パイロットスキルの仕様
パイロットスキルはMSごとに習得可能なものが決められている。
これ自体はMSの差別化にもなるのでまぁいいのだが、習得出来るかどうかが
確率での判定となるため、運が悪いと全然習得できない。
一応パイロットのレベルが上がると習得確率もある程度上がるのだが、
レベルを最大まで上げても一番習得が難しいものは10数％までしか上がらない。
またパイロットスキルを同時に装着できる数が3つまでなので、
色々なスキルを習得しても結局使わない、という事が多い。
■パーツスキルの仕様
モビルスーツラボでパーツごとにスキルを付与出来るが、
対象のパーツを任意に選択できない。
ある程度の法則性はあるので完全に運任せという事はないが、
それでも確実ではないし、相手に合わせてスキルを工夫する、
といったスタイルは取れない。
任意で加工対象を指定出来るようにして欲しかった。
■ドム系を始めとして雑魚が頑張りすぎ
バズーカ系雑魚MSのウザさは異常。
それ以外の雑魚も難易度が高いミッションだととつぶさに吹き飛ばし攻撃で
邪魔してくるようになる。
前作の「MS棒立ち」批判を受けての事なのかもしれないが、
対処のしようもなく攻撃を邪魔されてイライラする。
無双は大量の雑魚をなぎ払う事で爽快感を得るゲームなのだから
あまり雑魚がはっちゃける過ぎるのもどうかと思う。
COMMENT
42型 フルHDプラズマ HDMI接続でのプレイです。
オフィシャルモード全クリア、
ミッションモードは1キャラでエクストラミッション全クリアした時点での評価。
前作の不満点がある程度解消されたので、次回作も期待出来るのではないでしょうか。
ただミッションモードは色々試行錯誤してる感じであり、前作よりは
マシになってると思いますが、それでも相変わらず惜しい感じが否めません。
無理にクロスオーバー的な盛り上がり方を模索するのは止めにして、
オフィシャルを大幅増量、とかの方が原作ファンには受けがいいと思います。
逆襲のシャア関連は登場人物もMSもほぼ及第点の充実度でした。
次はZZ以降もこのくらいの密度でキャラクターやMSを登場させていただきたいです。
UC系以外はガンダムのバーゲンセールになっちゃうので微妙かも知れませんが。
Amazonレビュー
レビュー日： 2008-12-25
これ作った人はガンダム好きか？と少し疑問になります。ランバ・ラルが「ザクとは違うんだよ！ザクとは！」と言いながら登場しますが、既にフィールドにはドムが一杯。前作にも増してMSがウジャウジャと出てきます。
クワトロがジャブローで「まるで空き家のようだ」と言うシーンでも、もちろんMSがわんさかいます。
まあ、そこが売りでもありますので、そんなところは手抜きとは言いません。とにかくジュドーのストーリーがあまりにも手抜きですし、ほとんどのステージが前作の使い回しそのままです。特にジュドーの場合、１ステージが非常に短くて、数カ所のフィールドを取れば、ボスが出て終わりとか、ボスだけとか。すぐにクリアしてしまいます。
カミーユでも、MA1体だけで終わりかと思ったら、次のステージ（同じステージを再利用）は数フィールドとMA2体で終わりだったりします。MAで難易度を上げているのは良いのですが、ただ単にそれを連発するだけというのはシナリオとしては単調です。
結局、ストーリーは適当にはしょっているため、ステージの選択画面で解説の項目を増やして対処しています。ようするに文字だけで話を進めてしまっているのです。
もう１つのミッションモードでは、ガンダムシリーズの多くのキャラクターとMSが登場します。こちらは非常に充実して、良くできています。ステージも新しく追加されていますし、選べるミッションの種類が豊富で、用途に応じて選べるのも良いでしょう。
MSのパーツ集めや、他のキャラクターとの信頼度を上げるためのミッション、またそのキャラのためのオリジナルストーリーなどで構成されています。
オフィシャルモードよりもレベル上げは非常にしやすく、プレイもしやすいです。ただし、オフィシャルモードの終わってないキャラクター（オフィシャルモードがないキャラは選べます）は出てこないため、そちらのためのレベル上げには使えません。
登場するMSが豊富で、パーツを５つ集めると登場し、ライセンスを得ることで使えるようになります。
これらのパーツは研究所で機能を付加したり、ステータスを上げたり、他のものと交換できたりします。
ゲルググだけでも、量産、シャア専用、ジョニー専用と細かく分かれているので、パーツ集めは非常に時間を掛けて遊べるかと思います。狙って集めることもできるので、その辺は安心できます。
三國無双や戦国無双のように、高速移動しながら攻撃を続けられないのが、少しストレスになります。敵がワラワラいるのに、動きはあまりなく、ボス戦になるとキビキビ動くので突然難易度が上がったように感じられます。
一応、ゲームオーバーになっても途中でレベルアップしたり無駄にならないのは良いです。
メールフォーム
GOOD!
前作との比較でレビューします。
ボリュームはストーリーモード・ミッションモードともに大幅に増加したと思います。特にミッションモードは前作とは比較にならない程に、やり込めるようになっていると思います。キャラごとに(大体ですが)専用のミッションが５つほど用意されてあり、キャラごとに違う展開が繰り広げられ、前作のように、ルートが数パターンしかないということはなくなりました。
また登場ＭＳ(自分で操作できるＭＳ)が大幅に増えアムロをボールに乗せたりということも出来楽しかったです。
あと今作のウリ？でもある対ＭＡ戦は予想以上に楽しめました。
ＰＳＳＴＯＲＥからダウンロードできるミッションも順次配信されていくようなので期待してます。
BAD/REQUEST
他の方も挙げられていますが、ＢＧＭは歌つきだったらなーと思わずにはいられません。歌は無理でももう少し原作の音楽を増やして欲しいかなとも…。オリジナル音源がやや多すぎでは？
良い点としてあげたミッションモードですが、各キャラにそれぞれ専用のミッションはありますが、それ以外は全員共通なので、前作ほどでないにしろやや単調かと。
また好感度の存在が面倒になってきます。ミッションの出現条件である程度高い友好度を必要とするものもありますので、カミーユとジェリドすっごい仲良し！みたいな状況を作る必要があったりします。原作に忠実にと思う人にはかなり苦痛に感じるかもしれないです。なんかオリジナルパイロット育成というほうにしてみるのはいかがですかね？
COMMENT
今現在もかなりやりこんでいます。
無双シリーズの名に恥じず一騎当千の爽快感は十二分にあると思います。
次回作に望むのは雑魚ＭＳの増加と００８３系を出していただければと。あとはミッションモードの改善と進化を。