【PS3】コール・オブ・ファレス 血の絆 レビュー
発売元 | ユービーアイ ソフト (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2009-07-23 |
価格 | 7329円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon / ニュース |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:西部劇FPS ■ プレイ人数:1人(オンライン時2〜12人) |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 2pt | 2pt | 3pt |
52pt
GOOD!
・B級西部映画の様なストーリー
いかにも荒くれ者のマッコール兄弟の暴れっぷりが最高にCOOL!戦闘中の雑談も微妙に笑える
・実質尽きない弾丸!爽快なアクション!
連打し放題で弾丸補給場も随所にあるのでガンガン撃てます。
・緊張のリロード!まさにレヴォリューション!
ピストルは全てリボルバー式でリロードがあります。この弾を込める間がたまりません!
・昔懐かしい西部劇メドレー
荒野の〜を思い出させるこれぞ西部劇な曲がゲームの雰囲気を盛り上げます
シンプルで楽しいマルチプレイ
キャラも豊富でデスマッチや拠点破壊までルールは様々。シンプルですがハマります。
BAD/REQUEST
・武器の種類が少ない
基本、ピストル・ライフルでガトリンク砲はイベント以外1回位しか持ち歩けないし、あまり変わり栄えがしない。もっと種類があっても良いと思った。
・ストーリーが単調
せっかく二人の主人公なのにストーリーも戦闘も大して内容に変化なし。もっと違いや別ルートがあっても良いと思った
・兄弟から離れるな!
パートナーから離れすぎるとゲームオーバー。探検もできやしない。
・ファストドローがいまいち
時間経過で集中力ゲージが消えるし、まとめて倒したい時に限って溜まらない。5、6人まとめて倒すと爽快だが1人2人だと勿体ない。
・過疎のマルチプレイと回線不調
外人?が多く、アンテナが国内オンでは3本だったのに1本になってよく止まります。後人が少ないので時間を選びます。内容がいいだけに惜しい。
・とって付けたようなクエスト
ストーリーの間に2回ある中間パートでできる文字通り敵拠点を制圧して一騎打ちの作業クエ、数も少ない。
道端で襲われてる奴助けても会話できんしお礼もない。
フィールドが広大なのに対し拠点が数ヶ所あるだけ。
逆に内容充実させてサブストーリー的なものにしてれば神ゲーになったかも。
COMMENT
アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝の様なB級西部劇のノリでストーリーも楽しめました。
アクションも敵が強く、隠れても容赦なく当たるため難易度イージーでも余裕で死ねる。
ただ敵の場所さえ覚えればいくらでも対処できる良い意味での覚えゲーだと感じました。
PVを見て買いましたが中々よかったです。テンポの良いレイの二丁拳銃とナイフと弓が
最高に使いやすいトーマスとどっちのキャラも持ち味が活かせたプレイが楽しいです。
個人的には序盤と終盤しか買えない狙撃ライフルのヘビースコープでかなり楽になりました。
マルチは回線が悪く止まり連発なので諦めました。ただそれでもシンプルで面白かったです。
Amazonレビュー
レビュー日: 2010-07-21
クラシックなレンジャーをクルリと回してホルダーに入れたり、銃口の煙をフッと吹いたりと西部劇ではお約束な仕草も楽しませてくれます。
FPSとしての難易度はさほど高くないのですがボス戦(1対1で向き合っての速撃ち対決)は好き嫌い分かれるかも。
Rステイックを巧く使い手をホルダーにあるピストルにのばして鐘の音がなった瞬間に撃ち合うのですが、慣れないうちはこの場面でよく死ぬと思います。
主人公は鐘の音がなる前に指先が銃のシリンダー辺りに着くと手を元の位置に戻してしまうのですが、この仕草がノロいです。
場合によっては、これが原因で死にます。このアクションは自分は慣れるのにかなり時間がかかりました。
作品としてはレトロな雰囲気の西部劇が好きな人はやってみて損はないと思います。
GOOD!
丁寧に作られたグラフィックは見た目だけでなく、ちゃんと
インタラクトできる部分(箱やドアの開閉、ランプやバケツを
拾って使う、梯子の昇降など)が多く、探索が楽しいです。
背景の描写がとても丁寧で好感が持てます。特に森林や、
そこを流れる川の表現は素晴らしく、プレイ中ふと気がつくと、
意外な絶景の中で戦っていることもしばしば。
使用キャラ固定チャプターがいくつか有りますが、ほとんどの
チャプターでどちらのキャラを使うか選択できます。
またキャラごとに出来ること・出来ないことの
特性づけがなされているおかげで、別キャラで遊ぶ時は
また違った気分で楽しめます。
武器の種類自体は多くありませんが、わりと序盤から
複数の戦い方を持ち合わせており、自由に切り替えながら
戦う楽しさがあります。
ライフルなども早いうちから手に入り、
好きなスタイルで戦うことができます。
AIはそれほど強力なものではないようですが、
戦っている雰囲気は味わえます。
自分が戦っているあいだ、兄弟もちゃんと戦っている
姿が見られ、共闘感もバッチリです。 とくにレイが
二極拳銃をバンバン撃っている様子は頼もしく
カッコイイですね。
さらにそれを放っておくと、じわじわとピンチに陥り、
やがて死亡してしまうあたりも、キチンと作られて
いるなぁと感心させられました。
視点のズームの際、距離の違うものに視点が移ったときに、
ちょっと大袈裟とも思えるほどのフォーカス自動調整の演出が
良いですね。まるで自分の眼で目標を捉えている気分でした。
どこかで聴いたような西部劇特有のBGMが常に流れていて、
気分まですっかりアウトローのガンマンになりきれます。
場面に応じた曲に変わるのはもちろんですが、それでも
雰囲気を逸脱しない曲づくりは見事です。
日本語吹き替えは、かなり完成度が高いと思います。
悪人はちゃんと悪人っぽい声をしていて、変に捻らない
わかり易さがあって良いですね。
ストーリーは良くも悪くも西部劇の王道といったところで、
あまり突飛な展開などは無いので、人によっては物足りなく
感じるかもしれませんが、個人的には中盤からラストの展開
がとても楽しめましたので、良い点として書きました。
ただ西部劇ゲームといっても、
様々なシチュエーションで戦いが繰り広げられ、
最後まで飽きることなくプレイできると思います。
BAD/REQUEST
簡潔な文章で目標が提示されるのみで、戦い方・進め方が
よくわからない場面がまれに見られ、何度かプレイしてみて
やっと理解できる、ということがありました。
ストーリーが一本道なところも、人によっては物足りなく
感じるかもしれません。主人公が二人だからといって
マルチエンディングというわけでもないので。
また、ヒロインの突然の心変わりなど、展開にやや強引な
ところがあります。ラスト付近での主人公の振る舞いにも、
それまでとは似つかわしくない判断をしたりと、
細かい疑問が残ります。
途中、賞金稼ぎのフリーミッションを受けるチャプターが
ありますが、クエストが少なすぎる気がします。 フィールド
は嬉しくなるくらい広いし、中には意味ありげな場所もある
ので、もっと様々なクエストをやってみたかったです。
またそのフィールド内で、一般人がならず者に襲われている
場面に出くわすことがあるのですが、それを撃退しても、
助けた相手が全く無反応というのも残念なところです。
あと微々たる部分ですが、冒頭の南北戦争の場面は、
チュートリアル的なチャプターのせいか、なんだかノンビリ
した戦争だなぁ、といった印象でした。戦争はもっと
苛烈を極めて然るべき、とは個人的な感想ですが。
COMMENT
作り込みの甘い部分もありますが、有名な映画を彷彿
させられる場面もあり、またその主人公になって戦えるの
ですから、西部劇ファンにはたまらないゲームだと思います。
西部劇を題材にしたゲームは初めてプレイ
したのですが、既存の現代戦FPSなどとはまた違った
雰囲気でとても楽しめました。
南北戦争からの導入もなかなか新鮮でした。
悪い所で書いた点は、遊んでみるとそれほど気にならない事
ばかりです。 エンディングがマルチではない事を挙げました
が、個人的にはあの終わり方は大変気に入っています。
ラストでの主人公の身の振り方は、タイトルに付いた副題と
あいまって胸を熱くさせてくれました。
某雑誌のレビューでは評価が低いようですが、
西部劇に対するスタッフの愛が感じられる良作だと思います。
買ってよかったゲームでした。 オフラインのみの感想です。