【PS3】ドラゴンボール レイジングブラスト レビュー
発売元 | バンダイナムコゲームス (オフィシャルサイト) |
---|---|
発売日 | 2009-11-12 |
価格 | 7329円(税込) |
レーティング | 【A】全年齢対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon / ニュース |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:3Dアクション ■ プレイ人数:1〜2人(オンライン時:2〜8人) |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 4pt | 1pt | 3pt |
71pt
GOOD!
■グラフィック
ドラゴンボールがリメイクされたら、こんな感じだろうな・・と思ってしまった。
ハイビジョンで描かれたドラゴンボール。
それだけでも価値があると思う。
アニメリメイクは、まず不可能でしょうし。
■音楽
お馴染みの音楽。
少年時代をドラゴンボールと共に過ごした自分は、それだけで感動してしまう。
■ゲームとして
技バランス悪さや、硬直の長さ、入力ラグ、
大げさな演出で回避を簡単にしてしまっている技など。
このゲームには、
本来の格闘ゲームとしては、あってはならない事がある。
単純に格闘ゲームとして見た時に評価出来るのは、
スピード感と、コンボの爽快感くらいだろう。
だが・・・という話である。
ドンドン壊れるマップや、破けていく服、汚れていく体。
高速バトルは、ドラゴンボールらしさを強く感じさせる。
原作を再現した技の圧倒的な格好良さ。それがHDで・・・。
溜め時のあの気ですら、少年時代を思い出すほどに美しい。
本当に、見とれるほどに美しい。
当時、自分が白黒の漫画を見て、
イメージじていたのはあの感じでしょうね。
ゲームとして、それだけで成り立ってしまい、
その上、夢中にさせてしまうのは凄いと思った。
ドラゴンボールで無ければ、きっと、ここまで面白いとすら思わないと思う。
でも、ドラゴンボールだから、最高に楽しめる。
BAD/REQUEST
■ロード
このゲームで一番厄介な点だと思う。
PS1の格闘ゲームかよ・・と突っ込みたくなる程に遅い。
■ストーリーモード
原作を忠実に再現するモードも良いのだが、
さすがに、アニメや漫画だけでなく、
数え切れない程のドラゴンボールゲーで見てきたので、そこは飽きを感じてしまう。
IFストーリーは楽しかったが、数が少なかった。
IFをもっと充実させて欲しいかな・・と思いました。
親子対決やタッグNO1や、ギニューの奴なんて、最高に面白かったですよ。
■マップの壁
過去作もそうだが、フィールドの端の透明な壁を見るたびに、
夢中になっていた状態から、現実に引き戻される感じがする。
COMMENT
※初代スパーキングとNEOは買って遊びましたが、ハマれませんでした。
※初代の方は、シナリオを全部クリア。
このシリーズを楽しいと感じたのは、今作が初。
そう感じさせてくれた大きな要因は、グラフィックだと思う。
当時はそう思っていなかったが、
カクカクの旧作のキャラを見て・・・
アニメよりも汚いキャラを見て、萎えていたのだろうなと感じた。
別に、全てのゲームが、グラフィック中心である必要はないと思うが、このゲームは別。
これだけ美しい映像で、自分の好きな漫画の世界を作られると、
それだけで、見入ってしまい、感情移入度が上がる。
ゲームとして見ると、対戦格闘というより、アクションゲームって感じですかね。
勝つだけならそんなに難しいゲームだとは思わないが、
ドラボンゴールらしい動きを目指すとなると話は変わる。
思い出にふけながら、映像に見とれる事。
ドラゴンボール的なプレーを目指す事。
そこに、このゲームの楽しさがあると感じました。
面白いゲームだと思います。
キャラゲーとしては、100点でしょう。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 3pt | 4pt | 2pt | 1pt | 2pt |
54pt
GOOD!
ドラゴンボールの作品として再現度を問われるならとてもよい出来である。
ブラスト 合体技 究極技など多種にわたるものがあり原作をスキであれば楽しめる作品には出来上がっている。
BAD/REQUEST
とにかくオンラインがクソ
切断 簡易ハメ ワイルドセンス 残像 多重残像
テクニックの必要ないプレイが強すぎる。
ドラゴンボールの再現率としてはトップクラスだが、オンライン対戦ゲームとしてはクソ
中にはテクニック重視で戦ってくれる人もいるがランキング上位者の戦いかたのつまらんこと・・・。切断 ハメは当たり前に横行している。
正直自分ではワイルドセンスや残像はいらないと思う。
それを持ってるキャラがどうしても楽に攻撃を回避できるため、オンラインでの使用率が多すぎる。
そしてテクニックなんておよそ呼べないようなプレイでランクあげるだけのゲームになんの楽しさを求めろと言うのだろうか。
次回作では是非とも無くして欲しいものである。
COMMENT
まぁドラゴンボールがスキなら一度やってみるのもいいと思う。
ランクマッチのDBらしさの全くない戦闘に萎えること享けあいである。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 2pt | 2pt | 2pt | 4pt | 4pt |
49pt
GOOD!
前作からの改善点として、
60フレームの綺麗な画面
ネット対戦
得意技の導入によるキャラの個性化
…等があげられます
しかしこれらの新要素も、後述する難点が多々あり手放しでは喜べません
正直、良かったのって必殺技の付け替えぐらいかな…
BAD/REQUEST
吹っ飛ばされたりダウン復帰時にまで、
しょっちゅうレバー回しを強制させられるから
テンポ悪い&レバーの消耗が激しい…
コントローラーすぐ壊れると思います
次世代機一作目としてキャラ数の減少は仕方ないにしても、その人選が微妙。
放送中のアニメにあわせてかドドリアやギニュー特戦隊も全員いるが正直使わない
キャラの個別化は、
固有のキャンセル箇所と、得意技を一人一種類追加した程度で、
基本「全キャラできた事を、キャラごとにできなくした」仕様なので
やれる事が少なく、飽きが早いです
しかもその得意技に○ボタンを割り振って、
ガードをRボタンに変更したので使うボタンが多く、操作が複雑化
初心者には前作以上に敷居が高くなりました
原作&アニメでは超スピード戦闘のイメージが強いのに
60フレームでリアルにヌルヌル動かれても困ります
おかげで動きがもっさりしていていまいちスカッとしません
強力な必殺技が、前作までの時間制限制ではなく
気力さえ溜まっていれば使い放題になったので、
気力溜め→多重残像拳→必殺技→気力溜めのループがほぼ最強です。
(ダメージも必殺技>>格闘)
ネット対戦もそんな人達ばっかなのでツマンナイです…
COMMENT
HDMI 120G使用
売れなかったみたいですね…
タイトルになぜかスパキンの名が冠してなかったり
見た目が小奇麗になっただけで、素人目には新作と思ってもらえなかったのが痛かったのか…
まさに「次世代機一作目」というデキで、人によっては「作りかけ」という印象
(キャラによっても完成度がバラバラ)
今後、続編を出して完成度を高めていくつもりなんでしょうが
この売り上げではどうなんでしょうか…
2VS2ができるとか、
地面殴ったらクレーターができるとか、かめはめ派で海が割れるとか
そういった新要素を続編で追加するつもりなら「今後に期待」と言いたいのですが
このまま「画の綺麗なメテオ」路線でいくのなら
メテオ持ってりゃ十分、といった感じが否めません
とりあえずレバーグリグリはやめてくれ〜
Amazonレビュー
レビュー日: 2009-12-03
・バトル
音がかなりかっこよくなってます。チームバトルの交代妨害の攻防は必見。
ステージは縦には大きく横には少しせまめ。
突進技の進行距離が全体的に短くなったので構わないだろう的なものを感じる。
まぁ操作の爽快感はかつてない程向上しているものの…一番気になるのは…
カメラワークの悪さ。
壁際に行くとキャラクターが見えなくなって、何をしているのか全く分からない時がしょっちゅうある。
これが一番萎える。
天下一武道会場でリングアウトがなくなったのは…賛否両論ありそう。
場外設定つけたら良かったのに(笑)
・ストーリー
無駄に多いにも関わらず、その内容がせっかくの原作を中途半端なものにしている。
アニメなりコミックなりを見返してしっかり学んで作って欲しい。
水没して終わるなり、消滅して終わるなりのシーンを…ただ倒れるだけで終わりて…
キャラ表示しないだけでいいと思うんですが…
ダメなの?笑
IF編に関しては思わずニヤけてしまうものがあったのでこれは良いかと。
・キャラ
今回一番の謎…アルティメット悟飯が何故出ない?
超サイヤ人3の新人2名とかギニュー特選隊を全員出す方が無駄。
もっともグルドに関しては有効な得意技で面白さはあがってますが(笑)
大猿が全く出ないのもいかがなものか…。
・オンライン
カスタム要素で対戦にはっきりと差が出る。結局ゴリ押ししたもの勝ち。
・ダウンロード配信
色々なカスタムキャラを配信するみたいですが、その意味合いがどこにあるのかはまだ謎。
GOOD!
マップが広くなり、より自由度の高い戦闘ができるようになりました
グラフィックは表情面や水の表現など非常に良くなったように思えます
個人的にキャンセルシステムは非常に斬新でこの先に期待できるでしょう
キャラクターの必殺技がカスタマイズでき、数も増えたのは非常に良かったと思います
カスタムサントラ対応なのも良かったです
BAD/REQUEST
【キャラの大幅削減】
これは仕方が無い部分でもあるのですが、せめて本編に登場したキャラクターぐらいは網羅すべきでしょう
ブロリー3やベジータ3なんてまさしく斜め下です
それよりも、ダーブラやアルティメット悟飯、未来悟飯など重視すべきキャラがいるのでは
【ストーリーモードがムダに長い】
おそらくPS3一発目ということでここに力を入れたつもりなんでしょうけど、個人的にはただ鬱陶しいだけでした
【カメラアングル】
壁際のカメラアングルの酷さは最早言葉にできないレベル、まぁ自分で操作できますのでまだマシであるとは思えますが
【ブラストストックの廃止】
ワケが分かりません。これを採用した人は想像力が無さすぎます。
メテオまでは、時間の経過とともにブラストストックというものが一つ、二つと溜まっていき
それを消費することで究極技や残像拳などを使えるようになるため
そこの兼ね合いも踏まえて上手く戦わなければならなかったのに
それが今回無くなったため残像拳や究極技がノーリスクで使えるようになりました
これのおかげでオンラインの対戦が後出しジャンケンのバーゲンセール状態です
メテオではブラストストック三つ消費で、出そうと思ってもなかなか出せなかった
多重残像拳や瞬間移動がノーリスクで出せるのはいくらなんでも酷すぎます
【システムが明らかに未完成】
今作では、おそらくメテオまでのような一方的に殴られ続ける状態を回避するため
攻撃の継続が非常に難しくなったのですが、その中で攻撃を続けるために特定の攻撃から
特定の攻撃へキャンセルして続けられるようになりました
例えば、ラッシュ攻撃(□連打)キャンセル→タメ気弾→もう一回ラッシュ格闘などです
が、しかし、キャンセルしているのに繋がらない場合があります
それが、舞空脚キャンセル溜め攻撃(□長押し)です
前作まではガード崩しと攻め継続として働いた舞空脚ですが、今作の舞空脚では終了直後に
反撃が可能で存在意義が限りなく低くなり、さらにキャンセルしてもなぜか繋がらないのでまさに地雷と化しろくに使えたもんじゃありません
とにかくシステムとして未完成な感じが強いです
【キャラクター性能の差が酷い】
上の項目と繋がる話ですが、使えるキャラと使えないキャラの性能差が激しすぎます
上記のキャンセルシステムにより、攻撃が繋がるキャラとろくにキャンセルできず攻撃が繋がらないキャラというのがいます
繋がるキャラというのが悟空、少年悟飯をはじめとするZ戦士やセルなどです。
逆に繋がらないのはギニュー特戦隊やトランクス(格)などで、はっきり言うと戦いになりません
また、今作から新しく得意技が導入され、キャラごとに個性ある技が使えるようになったのですが
これもキャラごとの性能差が激しく使えるキャラと使えないキャラが真っ二つに分かれます
【エフェクトが地味】
ビッグバンアタックがただのデカくて青いスーパーボールに見えます
それ以外もとにかく地味で迫力がありません
界王券でダッシュしても音は鳴りません
【派生の減少】
メテオまであったたくさんの派生攻撃が今作では殆どなくなりました
新システムにするのもあってあえて廃止したんでしょうけど、それなら新システムに対応した新しい派生を入れて欲しい
【受身が無い】
これのせいで一方的に攻撃されることがよくあります
空中ではスティックグリグリで立て直せるんですが、とにかくグリグリしまくらなければならず
結局コントローラの寿命が気にかかって気持ち的にやりづらいです
【ダッシュ中に上昇下降ができない】
ネオのころから思ってたんですけど、なんで変わらないんでしょうね
【相変わらず、真上と真下にブラスト技が撃てない】
これもとにかく改善してほしかったポイントだったのですが、直ってなくて残念です
カメラアングルしだいでどうにかできそうに思えるんですけどね
【声優が改仕様】
天津飯やジースはともかく、他のキャラクターはオリジナルでやって欲しかった
キャラクターへの思い入れが強いので
【オンラインで必殺技カスタムのみができない】
オンラインで必殺技をカスタムしたキャラを使うためには、カスタム有り、の項目を選ばなければならないため
必然的に相手キャラはカスタムパーツで目茶目茶性能を上げたゴジータ、なんてことが普通です
以上のような理由から、満足感、熱中度は0点とさせていただきました
COMMENT
ゲームとしての完成度はネオ、メテオよりも低いですね
ただ、悪い点に挙げたところは全て改善できるところだと思いますのでぜひとも改善して欲しい
できることならばオンラインでプレイされることを前提に、大味なアクションゲームではなく
ある程度緻密な格闘ゲームとして作り直してくれることを期待しています