【PS3】輸入版:Call of Duty: Modern Warfare 2 レビュー
発売元 | Activision (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2009-11-10 |
価格 | 0円(税込) |
レーティング | 17才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
78pt
GOOD!
各項目に対して説明していきます。
ただし私のプレイしたものは北米版であることにご注意ください。
(北米版と日本語版の差は音声と空港のステージで民間人を撃てるか否かくらいです。)
オリジナリティー 3点
前作CoD4と基本的には同じですが今回はスノーモービルなど乗りながら戦うなどの新しい要素があります。
ただしこれらは本編に対するオマケやちょっとしたスパイス程度のものなのでオリジナリティーを評価できるほどのものではありません。
やはり基本はオーソドックスなFPSです。
前作と比べて今回はより近代戦になっており、UAVやSCARなどの実際に現代戦で使用されている兵器が多数登場します。
ただしその手の人以外には何か新しい武器があるな程度の認識しかされないかと・・・
グラフィックス 4点
必要にして十分なグラフィックス。クライシスの様に異様に高い技術を使っているわけではありませんが実際に戦場にいるように思わせるには十分なグラフィックスです。
ただし少し注意してみればグラフィックスとしての粗があります。
例えば壁や銃器などが少しギザギザになっていたり、あるステージでヘリコプターが機銃掃射したのに砂埃すらあがってない・・等
なのでゲームを楽しむには十分な映像だけど特別(最近の作品に対して)綺麗というわけではありません。
サウンド 4点
一番ラストのスタッフロールとともに流れる音楽は印象に残りましたがその他はあまり覚えていません。
ただし覚えていないから悪い音楽というわけでもなく、ここぞというシーンの盛り上げ役には十分機能していると思います。
熱中度 4点
まずオフラインを中心にプレイされるのならば熱中度は2〜3点です。
瞬間当たりの熱中度は高いのですが2週目をやりたくなるようなゲームシステムではありません。
本作は映画のようなドラマティックなシーンの連続であって、これは言い換えればスクリプトがちがちで話の内容は決まっていてプレイヤーの自由度は低いためです。
オンライン中心にプレイするなら熱中度は4〜5点です。
ただし後述する理由でこの熱中度は人によってかなり変動するかと思います。
満足感 4点
個人的にCoDシリーズが好きで、システムやドラマティックな展開などが前作と変わらずに引き継がれていたので満足です。
ただしオンラインは改善の余地アリ。
快適さ 4点
オフライン中心なら快適さは5点。
よく作りこまれています。難易度的にも理不尽に難しすぎることもなくちょうど良かったです。
最高難度でも十分クリアできますがFPS得意な方には若干物足りないかもしれません。
オンライン中心なら3〜4点です。
序盤は一方的にやられることがありますが慣れてくれば十分戦えます。
BAD/REQUEST
総じて高い位置でまとまめている本作ですがオンラインの作りこみが甘い気がします。
レベル別にマッチングできないのは個人的に別にどうでもいいのですが(上級者が新しいアカウントとってLv1でやることがあるため、まさに羊の皮を被った狼状態)終了直前のゲームに入れられて即ゲーム終了となることがあるのがいただけません。
またチームバランスが悪いことが多々あります。
一試合終わったあとに普通は戦闘終了後の評価に応じて両チーム均等なバランスになるように再度プレイヤーが配置されるのですが、このゲームはどうやらそうではないようです。
前の試合で活躍した強いプレイヤーが引き続き同じチームにかたまっていることがあり、これは萎える・・・。
COMMENT
少なくとも買って損はしません。私は十分楽しめました。
オンラインの熱中度はFPSやりこんでる方なら最初から高いと思います。
初心者の方は序盤のやられる展開からいかに早く抜け出せるかで大きく熱中度は変わります。
以下、オンラインに対しての個人的なコメント
オンラインはFPSどれくらいやり込んでるかで印象が変わるかと思います。
FPS初心者の方はとにかく「一方的にやられる」展開が序盤は続くかと思います。ですが耐えてください。ほとんどのFPSが同じなのです。
あなたは銃の特性や有利な立ち回り、マップの構造を理解していませんが対戦相手はみんな心得ているのです。だから「一方的にやられる」状況になります・・・。
初心者の方はこれらのポイント(とくにマップの構造)を覚え始めたあたりから徐々に勝てるようになってくるかと思います。
芋プレイヤーだらけでやってられない!という方はチームデスマッチ以外のプレイをオススメします。例えばドミネーションやCTF、HQproなどでは必然的に勝つために動かなくてはいけない状況が発生します。動きが必要なので芋プレイヤーはチームデスマッチに対して少なくなります。(ただし拠点防衛してる方はいます。状況によっては必要な立ち回りだと思います。)
グレネード撃ちまくってる人が多くてやってられませんという方へ。なるべく狭い路地、入り組んでる地形で立ち回って下さい。広くて障害物のないような地形でうろうろしているとドカンとやられます。
同様にSMGが弱い・・・と嘆いてる方も戦うフィールドをより狭くて近い距離に移してください。SMGはエイム(照準を見ること、狙うこと)しながらの移動が速いので、エイムしつつ路地を進めばSMGの長所を発揮できます。
定点プレイヤーにはフラッシュやスタングレネードを投げて下さい。相手の視界や行動を制限した上で戦いを挑んでください。相手のほうが有利な状況で勝負を挑むので一方的にやられるのだと思います。
Amazonレビュー
レビュー日: 2010-02-21
素晴らしいの一言ですね。
前作以上のスケールと大迫力の戦場を堪能することが出来ました。
難易度も適度で、決してランボー発動は出来ない。
周囲への状況の判断が死ぬか生きるかを決める。
銃撃音や爆発エフェクトも素晴らしい。
キャラクターももっさりせずに動いてくれるので(ここは好き嫌いが分かれるかもしれませんが)ストレスも溜まりません。
BGMの盛り上げ方もGOOD。
ただ敵のAIは相変わらずちょっとバカ・・・。
F.E.A.Rをプレイ済みだとどうしてもそう感じてしまいます・・・。
とにかく、2010年の現在、コンソール版では最も素晴らしいFPS作品です。
これをスルーしてはいけません。
PS3を持っている方、Xbox360のどちらかを持っている方はマストバイになると思います。
それにしても、私達日本のCODファンを含め、洋ゲー好きユーザーは何かと不幸な待遇です。
レーティングでZ指定にしたのに、何故かゴアカットがされている作品。
作品によってはゴアカットされていないという不思議な作品もある。
過激すぎる作品は日本発売がほとんど絶望的。
声優を使わず、演技の下手なタレントのおかしな吹き替え。
そして今回の誤訳騒動。
日本ではどうして生に近いローカライズでプレイ出来ないのでしょうか?
確かにこのゲームは最高ですが、やはり英語があまり出来ない僕にはストーリーを把握することは不可能です。
日本版で英語音声、日本語字幕付きの状態でプレイしたかったのです。
この作品とworld at warを含め、世界的に人気な作品がなんらかの規制を受けてプレイ出来ない、あるいはおかしな吹き替えでプレイせざるを得ない状態は正直悲しいと言わざるをえません。
日本人なら当然日本向けにローカライズされたバージョンを買う状況が普通なのに、皆が海外版に手を伸ばす光景を日本のゲーム会社はどう思っているのでしょうか?
そして日本版が売れなかったら、ローカライズをした意味はいったいなんだったのでしょうか?
メーカーさんには今一度よく考えて頂きたいものです。
GOOD!
オフラインについて
最初にプレイしてまず感じたことは、ゲーム画面とは思えないほど綺麗なグラフィックですね。人の表情など細かなところまでちゃんと作られているので、顔をスコープなどでドアップにしても全然違和感を感じません(ただしここが欠点でもあるかも・・・・)
あとは、近い未来に本当に起こるんじゃないかと思うほどリアルな世界観や緊迫感もかなり感動しましたね。
オンラインについて
とにかく武器、特にアタッチメントが豊富です。前作(MW)ではアタッチメントは1つまでしか取り付けることができなかったですが、今作では、とあるパークを着けることによってアタッチメントを2つまで取付可能になっています。
そして今回はなんと、パークまで強化されます。例えば、ストパを使ってき規定数の敵を倒すことにより。ストッピングパワープロというパークに成長し、新たな効果が発揮されるというシステムです。(全パーク可)
今作で個人的に最も注目したのは、ライオットシールドの存在でした。
最初は使えない武器だなと思っていたのだが、慣れるとかなり楽しいし、強い武器になります。
味方にライオットシールドがいるとかなり心強いですし、ライオットシールド同士の闘いはかなり白熱します。(外人と2、3分間くらいずっとシールドで闘っていた時はかなり白熱しました。戦闘終了時にもらったメッセージがいまでも忘れられないです)
BAD/REQUEST
オフラインについて・・・
GOODのところで少し触れましたが、やはりグラフィックが綺麗なのは良いことなのですが、その分キャンペーンがかなり短いです。1日でクリアしてしまうくらいですのでかなり物足りなかったですね。もっとも、近代のゲームはグラフィック特化で内容の薄いゲームが増えてきてるので、MW2だけにいえることではないですが・・・
あと、MWやWAWに比べて難易度のベテランがかなり簡単になっていたことも痛手です(人によっては喜ぶかもしれませんが・・・・)難易度を下げる必要などまったくなかったのに・・・・・
オンラインについて・・・・
まずなによりも、マップが広くなって移動がかなり面倒になったことですね。個人的には前作のMAPくらいがちょうどよかった。
そして、たしかに武器が増えたには増えたのですが、アサルトライフルの性能とMAPの広さが平行して、アサルトライフルがかなり有利になってしまって他の武器が空気になりかけてます。
あと、今回はショットガンがセカンダリー武器になっているので、ハンドガン片手に戦地を駆け巡るスナイパーが減り、ショットガンでスナイパーが突っ込んでくるという場面が目立ちました。やはりその点でも前作のほうがよかった。かなりバランスが悪いです
やはりスナイパーのお供はハンドガンというほうが大抵のゲームで定着してるので残念です。
COMMENT
全体的には良いとも悪いともいえない作品でしたね。少なくとも、値段相応のゲームって感じです
前作のほうが個人的には好きでした。
一つ言えることは、オフ専の方にはあまりオススメできません。オンラインをやってこそのゲームだと思いまます。
ですが、どんなものでも最終的に面白いか否かなど自分でやってみないとわからないものなので、他人の評価など当てにせずに自分の目で確かめてみるのが一番良いのではないでしょうか?