【PS4】ザ クルー レビュー
発売元 | ユービーアイ ソフト (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2014-12-04 |
価格 | 9072円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 セクシャル 暴力 犯罪 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 |
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タイトル概要 |
■ ジャンル:オープンワールド・レーシング ■ プレイ人数:1人以上(オンライン専用) |

- 総合ポイント
- 70
- (難易度)
- 2.33
- レビュー数
- 6
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 2pt | 2pt | 3pt | 3pt |
53pt
GOOD!
アメリカ全土をまるまる再現というスケールのデカさが気に入った!
かなりリアルに再現されているので、走って眺めているだけでも嬉しくなる。
グラフィックは上々の出来で、天鼓が変わったりするのでドライブゲーとして見れば最高の一作。
気ままに走ろうよ。
BAD/REQUEST
車種はそんなに多く収録されていない。
レースゲームとしてみると、結構ヤラシイミッションも多いし、
なんか難しい。とくにトロフィー目指すとフレとあれやれこれやれとか
とてもプラチナとか無理っすよ。
COMMENT
舞台はよくできているので、のほほんとドライブするのには最適。
そういう点ではテストドライブに共通するもんがある。
レースゲーム求めるならニードフォーとか
他シリーズのほうがいいかも。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 3pt |
76pt
GOOD!
※ドライブ要素のあるゲームのプレイ経験はウォッチドッグス・アンチャーテッド4のみです。
※オンライン要素はまったく無視して楽しんでいるため、それらについてレビューできませんのであしからず。
公道を勝手に使って楽しんでいるレースクラブが、組織力を利用して裏で行なっている違法取引・運び屋業務などの実態を暴くため、主人公が公権力の囮捜査に協力する・・・というストーリーです。幹部に近づくためにレース実績をあげる、そのために愛車をチューンしてレベルアップしていく、そのためにチャレンジミッションにトライして経験値やパーツを稼ぐ・・・という流れになります。
■美しい風景
ストーリー開始後ほどなくして自由行動が可能に。アラスカ・ハワイを除くアメリカ全土を再現しており、大都市、ハイウェイ、海岸線、田園風景、山岳地帯など、さまざまな景色が自由に楽しめます。ミッションはこうした風景の中で行なわれ、大都市で一般車両を避けつつ行なうレースや、荒野を駆け抜けるタイムレースなどが楽しいです。
巨大な客船や重機、原発、風力発電所などがあったり、道路脇から鹿や熊などが飛び出してきたり、フリードライブを飽きさせない工夫がたくさんあります。
時間経過も天候の変化もあります(アプデで増えた分があるみたいですね)。この二つ+アメリカ全土・・・新たな景色に出会える可能性がいつでも用意されています。特に、夜間で雨が降って視界がごく悪いとき、わざと主観視点にして、どきどきしながら田舎道を進んでいくのが楽しかったです。まぁ滅多に何もおこりゃしないんですが、肝試しみたいで・・・。
建物のテクスチャなどの精度自体は、ウォッチドッグスあたりと比べると劣るものの(読み込みながら時速300kmで走れるんだからそうなりますわな)、とにかく物量がものすごい。やりきってます。
■チャレンジミッション豊富
レベルアップとパーツ稼ぎは、ストーリーミッションをクリアするだけでなく、スラロームやタイムアタックなどのチャレンジミッションで好成績をとることでも可能です。公道上のいたるところにスタートゲートがVR風に配置されており、潜り抜けると即座に計測開始されますので、フリードライブ中にも気分転換がてら楽しむことができます。
そんな気分じゃなかったのにゲートを潜ってしまったなら、勝手に計測させておけばいずれ自動的に終わりますし、ドライブ操作が中断されることはありません(好成績で得たパーツを装備したときのみ、2~3秒止まる)。表示が邪魔っけなら強制終了もできます。
全部で数百ヶ所あり、マップの機能で得意なタイプだけ表示したり、未クリアのものだけ表示したりが可能です。
■収集要素あり
名所案内ポイントや、隠されたクラシックマシンのパーツ集めなどの収集要素があります。それぞれマップ上に表示できますが、完了済みのもののみの表示、未完了のもののみの表示に切り替えることができるため、「名所は未完了を表示し、効率よく全部回ってしまおう」「隠しマシンは完了済みを表示し、探索手薄なところを散歩がてら探してみよう」というプレイができます。
■横転なんてほとんどしない
崖から30mくらい落下しても平気で着地したり、障害物に引っ掛けて派手に吹っ飛んで横から落ちても、きっちり車体を水平に戻します。200km/hで正面から壁や先行車両に突っ込んだり海に飛び込んだりすると、さすがにクラッシュ扱いになりますが、レース中そういうことがあってもゲームオーバーにならず、その場でリスタートできます。コースから外れても○ボタン長押しですぐ復帰。
BAD/REQUEST
■レース以外のストーリーミッションが面白くない or 難しい
ストーリーミッションにはレース・追うカーチェイス・追われるカーチェイス・荷物回収などがあります。
レースは道から外れて減速したりクラッシュして出遅れたとしても、マシンの性能や技術・努力次第でなんとかなる、ゲームとしてほどよい難易度です。これは面白いのですが、その他のストーリーミッションは面白いものが少ないです。
追うカーチェイスは敵のマシンに何度も体当たりすることが目的ですが、直線では敵の方が圧倒的に早く、追いつくのが難しいです。敵のカーブに反応が遅れて直進してしまうなどのミスが、レースに比べてあまりにも致命的。90度よりもきつい鋭角を突然折り返すこともあり、初見殺しもはなはだしいです。実は毎回決まった道を走っていくので、とにかく何度も走って覚えて、正確に再現し(追い抜いても相手は構わず決まったとおり走る)、基本敵の動きは無視、チャンスがあったらぶつけてみる、がコツ・・・それってカーチェイスかなあ。
追われるカーチェイスは直線道路を見つけたらあとはまっすぐ走るだけ。簡単すぎ。追う方を、ひどい時は30回ほど繰り返した俺ですが、追われる方は完勝。一体どういう難易度調整をしているのか。そして結局どちらもチェイス感がないという。ストーリー終盤でやった、両者がミックスされたミッションはなかなか面白かった。こればっかりでよかったんでは?
荷物回収は、制限時間内に100ヶある箱のうち80ヶに体当たりすればOK、というミッション。的が小さく、レースよりもはるかに精密性が求められ難しい。一方で80ヶ取った時点で強制的にクリアとなるため、消化不良感がすさまじい。うまく出来たなら90ヶくらい取って終わりたいのに・・・。
■「レースライン」のパークは取るべからず
レース中、青いラインを表示して曲がるべきカーブを分かりやすくする・・・はずのパークがあるのですが、路面に平面的に描かれるのではなく、車の高さにチューブ状に描かれるので、一般車両や道路脇の破壊できない障害物などに覆いかぶさってしまい、発見が遅れて衝突の危険が高まります。しかも「このパーク要らない」と思っても、外すにはわりと高額の資金が必要な上、全部のパークポイントをもう一度振りなおす羽目になってしまいます。
チャレンジやフリードライブのナビ機能で出るラインは、見通しの邪魔になるということがありません。何故肝心なレースで一番見難い表示方法にしたのか。
■オンライン必須
他のプレイヤーに誤って追突すると、いやそういうことがまったくなくても、ストーカーのように付きまとわれたりします。しばらくすると飽きてどこかに行きますが・・・。オフライン可能でよかったのでは?
COMMENT
無心に散歩できるゲームです。「アグロとトカゲ狩りに出るの面白かった」「ローチと“?”埋めに行くの楽しかった」という方にはうってつけのゲームです。ドライブ操作はL2とR2とLスティックだけでほぼ完結するので、散歩だけなら老若男女誰でも楽しめます。
■オリジナリティ:4点。アメリカ全部再現、という思い切りの良さ。しかも現状ベストの完成度ではないでしょうか。
■グラフィック:5点。景色さまざま。ドライブ中のプチフリ皆無で、一体どうやってこのグラフィックを再現しているのか!? 最新世代機はおそろしいですね。ほかにも人物グラはリアル、UIは見やすいなど、言うことなし。
■音楽:4点。特に「ならでは」感はないですが、「またこれか」感もありませんでした。邪魔にならないいいチョイスということだったのでしょう。フリードライブ用に“ラジオ”再生も可能。アップテンポの曲が豊富な他、クラシックも収録されてていい感じ。
■快適性:4点。ロード短め。全体マップはアイコンオンオフの機能が充実、拡大縮小しまくれるしシームレス。マップのどこにでも細かくファストトラベル可能。
■熱中度:3点。熱中するのではなく、基本はぼんやりじっくり、たまにやる気出してストーリーミッションを遊ぶ、という感じがお勧めです。
■満足感:4点。ドライブ目的で買ったなら間違いなく5点。レース目的の人には簡単でつまらないかも。なので2~3点くらい。両者の間とって4点としました。
■難易度:ドライブだけならごく簡単。レースだけなら普通か簡単め。BADに挙げた他のミッションの難易度の緩急が激しすぎ。要素によっててんでばらばらですが、ストーリークリアを基準と考え、「難しい」としておきます。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt |
73pt
GOOD!
グラフィックが綺麗になりました、大型アップデートのおかげで映像が前よりもくっきり見えるようになりました
マップが広い、ドライブゲームとしてマップが広いと嬉しいです。アメリカ全土をドライブできます
現実の世界の再現度が凄い、実在する街や観光スポットが再現されているのでそれを目標にして
ドライブするだけでもたのしいです
BAD/REQUEST
レースゲームとして物足りない、車の種類も多くないです。他のレースゲームと比べると劣ります
ミッションのバリエーションが少ない。チューニングが良くない外見が変わっても分かりづらい
CPUが強いです。こちらがリードするとあっという間に追いつてきます。
COMMENT
レースゲームとして見てみると良くないです。他のレースゲームの方がレース要素が強いので
このゲームではレース要素はあまり期待しない方がいいです。
しかし、ドライブゲームとして見てみると他の車ゲームよりも楽しいです。
実在する観光スポットめぐりや自由に広いマップをドライブするだけでも楽しいので
ドライブゲームとして買うなら有りです。
Amazonレビュー
レビュー日: 2016-09-30
車内視点もあるので、本当にアメリカをドライブしている気分になれます。
これはちょっと…と思った点は、車のエンジンが載せ変えられていることです。私はFD3Sが好きで、ゲーム内で購入したのですが、ロータリーエンジンではなくV8エンジンが載っていました。その為、全然ロータリーの音がしません。V8のサウンドも悪くないのですが…
車の性能はマシンレベルというもので表されているのですが、MAXの1299にするにはストーリーを後半部分まで進め、プラチナパーツというものを集めて取り付けなければいけません。ストーリーはそこそこボリュームもあり、パーツは別の車と共有できないので面倒くさいです。
車の挙動はNFSのようなアーケード寄りの挙動です。問題点もいくつかありますが、グラフィックもいいし、マップも広いので買って損はしないと思います。オンライン専用なのでネット環境がない人は注意。ソロでプレイするならpsplusに加入する必要はないです。
GOOD!
・広大なマップ
本作のウリである。多様な景色が時間帯や気候で雰囲気が変わるのでただ走るだけでも飽きない。
名所の建造物や風景も多数再現されているため観光としても楽しめる。
・車両スペックの多様性
高速道路をサーキットカーで駆け抜けたり、荒れ地をレイドカーで突き進んだりと遊びの幅が広い。
BAD/REQUEST
・全体的に作業要素が多い
ドライブのため車を買おうにも価格が高い、スーパーカー等は課金を促しているように見える価格設定。
コツコツ貯めると買えなくもないが、そのためには安い報酬のミッションを何度も繰り返す羽目になる。
結果同じマップを何度も走り回ることになり、折角の広大なオープンワールドの意味が薄れている。
・CPU車両がチート性能
レース中に拡大マップを見るとわかるが、こちらから見えない場所だと連続カーブをトップスピードで駆け抜けるなどやりたい放題。
こちらがコーナーで減速したりコースアウトすると一瞬で追いつてくるなど、スリルというより理不尽さが目立つ。
また、レベルを上げると敵もそれに比例して強化され、かといって低すぎると無双される。公平さの欠片もない。
・ミッションを失敗すると何も得ることができない
ミッションによっては30分以上かかるものもあるのにこれはひどい。
オンライン固定、回線が切れたら強制タイトル、こちらも長時間のプレーが無駄になる可能性がある。
COMMENT
折角面白い土台は出来ているのに粗末すぎるゲームバランスがすべてを駄目にしている勿体ないゲームという印象。
ただ、多様な景色の中を自由を走り続けることができるという点は、他のゲームにはない大きな特徴である。
このゲームの一番楽しいプレースタイルはフリードライブだと感じる。ソロでミッションを楽しむのは難しい。
長距離コースのPvPをしたい人や車でドライブしたい人ならこのゲームはそれなりに楽しめるのではないだろうか。
ただ、欲しい車を手に入れ、性能を上げるために多少の作業を強いられるのは覚悟しておくこと。