【PS3】アサシン クリード ブラザーフッド レビュー
発売元 | ユービーアイ ソフト (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2010-12-09 |
価格 | 7770円(税込) |
レーティング | 【Z】18才以上のみ対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon(スペシャルエディション版) / 改訂版の設置基準について |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:アクション ■ プレイ人数:1人(オンライン:6〜8人) 【アサシン クリード ブラザーフッド スペシャルエディション】 ■ 発売日:2011/08/04 ■ 価格:3,990円 本編及び追加ダウンロードコンテンツと同内容です。 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 2pt | 3pt |
78pt
GOOD!
アサシンクリードシリーズは、1・2クリア済みです。今回はスペシャル・エディション発売を待って購入しました。
○オリジナリティ
ほぼ前作の2で出尽くした感がありますが、今作では新たにアサシンの弟子を育てるものや、モンテリジョーニの復興がパワーアップしてたりしています。また新たにマルチプレイが実装されておりプレイの幅は増えていると思います。
○グラフィック
PS3にしては中の上くらいのレベルだと思いますが、ローマの様々な名所が忠実に再現されており、また同じローマでも広大なマップに市街地や田園地帯があるので、変化に富んだ風景を楽しむことができるので4点です。
○サウンド
OPの「Ezio’s family」はいい曲だと思います(2で既に流れていましたが)。それ以外ではあまり耳に残るBGMはありませんが、住民や演説者の声が街の雰囲気をいい感じで醸し出しています。
○熱中度・満足感
メインストーリー自体は前作・前々作と比べ短くなったような気がしますが、サイドミッションが充実していて中々飽きないです。またメインストーリーのリプレイが復活したので「あのシーンをもう一度やりたい」という時はすぐにリプレイすることが可能です。なぜ2で無くなったのか疑問に感じています。
○快適さ
トンネルによるワープ機能や街の中を馬で移動できるのはGOODだと思います。
BAD/REQUEST
・エクスキューションストリーク(連続キル)やアサシンの弟子が強すぎだと思います。特にアサシンの弟子の「矢の嵐」で大人数の敵を一掃できます。
・「フルシンクロ条件」と言ってノーダメージでミッションクリアしろみたいな条件が提示されます。基本的に問題なくクリアできるのですが、とある○○破壊ミッションでは「尾行→脅迫→設計図破壊→捕虜たちと一緒に戦闘→○○の所へ移動→破壊活動」のようなチャートで進んでいき、条件が破壊活動の部分で関係するので、そこで失敗すると尾行からするはめになります。
ただこのフルシンクロ条件は、満たさなくてもクリアできます。しかしトロフィーコンプ目的の人は避けては通れないので頑張ってください。
・操作が簡単すぎるがゆえに予期せぬ動作にイライラします。
・相変わらずのザル警備。すぐそばを暗殺者が通っているにもかかわらず気づかない警備兵(笑)
○快適さ
ロードが長いです。もうちょっと何とかできないですかね。
COMMENT
24インチ フルHD PCモニタにてHDMIでプレイしています。
なんだかんだでこのシリーズは面白いです。ただこのブラザーフッドは前作の続編で、一応2011年冬発売予定のリベレーションで完結します。あまり引っ張らないで欲しいというのが個人的な意見です。登場人物は2と共通なので2をプレイしておくことをお勧めします。また現代編は1から続いているので1もプレイ推奨です。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 3pt | 5pt | 4pt | 2pt | 3pt |
74pt
GOOD!
<オリジナリティ>
・今回から追加されたオンラインモードが多に類を見ない独特なデスマッチシステム
<グラフィックス>
・?からの進化はあまり見られないが町並み・人物ともに合格点。(人物がキモくない)
<サウンド>
・箱庭ゲームということでほとんどBGMはないが、これが街の喧騒を損ねていない、これはある意味GOOD。もちろんシュチュエーションによりBGMは流れるが、どれもマッチしており場を盛り上げてくれる。マッチング時の某海外脱獄ドラマ風のBGMがお気に入り
<熱中度>
・購入のきっかけとなったオンラインが本編がまったく進まないほど面白い。追跡者の追跡をかわしつつ、いかにターゲットに見つからずに暗殺するか、このドキドキ感が病み付きになる。現実に戻っても「ここからなら上から殺れるな」などほんとに病んじゃってる始末
また、すぐにレベルが上がる事と対戦には運の要素も絡んでくるため初心者でも高レベルプレイヤーと渡り合う事が可能。さらに基本個人戦なので誰に迷惑かけるわけでもないので気軽に遊べる点も評価できる。問題点がないわけではないが、それは味付けの問題でシステムとしては完成されている。とにかくオンラインお勧め。
<満足度>
・今作でマップがひとつになったとはいえ、かなり広大なため不満はなし、むしろマップ1つのほうが覚えやすく箱庭感が増す。
・クエストが単なる殺害から暗殺、尾行、潜入、サスケとバリエーションに富んでいる。
・某ゲームと違いムービーが必要最低限なためゲームのテンポが非常に良い。ゲームはテンポ
・一番良かった点が過去のミッションをいつでもやり直しできるという点。?まではステルスで暗殺寸前までいって結局ゴリ押しなんてことが多々あったが、今回は自分が納得いくまでリプレイできる。
・制限はあるが一般人を殺せる。これは個人的に自由度を図る指針として非常に重要
・只のバラマキでやり込み要素とは言い難かった「宝箱・旗・羽」集めが、今作から地図に表記されるようになった
BAD/REQUEST
<快適度>
・ムービーが飛ばせるようになったのはいいが、いちいちメニュー画面からの選択式で、かつロード時間があるため難しいミッションで何回もやり直すケースだと非常にストレスが溜まる。
あとなんの演出か知らないが例のロード画面あれをロードしてるとしたら本末転倒もいいところ。いい加減やめてほしい。いや止めるべき。
<満足度>
・暗殺ゲームなんだからスマートに移動・暗殺できるように最低でも「しゃがむ」「梁からの斜めジャンプ」「塀からの小ジャンプ」のアクションは欲しかった。
塀からちょこっと降りたいだけなのに大ジャンプしないと降りられない相変わらずの操作性
・話引っ張りすぎでストーリーが意味不明。純粋に中世ものでよかったと思う。
・終盤金増えすぎ
・弟子強すぎ、ボタン1個で敵が全滅するバランスの悪さ
COMMENT
良ゲーと言われる作品を一通りやってきたが未だに本作が一番。やはりそれを決定付けているのがオンラインの存在で、未だに他のゲームをやっていても禁断症状が出てくるほど。
レビュー数見てもまだまだ認知度が低いと思うんで、ほんと多くの人に知ってほしいタイトル。
オンライン対戦に興味はあるが「チーム戦が苦手」「3D酔いがある」「先行者との差が気になる」という方にお勧めの一作。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 1pt |
64pt
GOOD!
オフラインは割愛。
オンライン
今作で初のマルチプレイ対応です。
コンセプトやシステムがいままでありそうでなかった
かくれんぼ対戦です。
オフラインでは機能しているようでしていないステルス要素も
オンラインでは見事に取り入れることが出来ています。
大量に設置されたNPCがいるMAPの中からプレイヤーを見つけ出し、暗殺します。
しかし、自分自身も他のプレイヤーに狙われている為、隠れたりNPCにまぎれたりしながら
移動し、気付かれずにターゲットを暗殺できたときは中々気持ちのいいものです。
自分を狙っている暗殺者を”追跡者”と呼ぶのですが、
追跡者には反撃というコマンドを使用し、暗殺を妨害させることもできます。
また、成績はキル数やデス数ではなく、ポイント制で、
相手に気付かれずに倒したり、隠れながら倒したりすることで高得点を得ることが出来ます。
逆に、走り回って近づいたり、工夫が無い場合は1キルしたとしても低得点です。
なので、キル数に差があり、少しポイントに差があったとしても、
1キルで下位から上位にのしあがることもでき、中々なバランスだと思います。
BAD/REQUEST
オンライン
特定アビリティの性能が良すぎで、工夫せずとも高ポイントがとれてしまうものがあります。
また、ラグの影響がひどく、こちらの攻撃は効かないのに、相手の攻撃が何もかもを貫通して飛んできたりします。
また、ラグで一部HUDが消え、理不尽なペナルティーを科せられることがあります。
(コンパス消失、ターゲット不明、アビリティークールダウンタイム不明、取得ポイント不明、死ぬ直前に使用したアビリティーが持続など)
チーム戦では「反撃ハメ」というものを行うプレイヤーがいるらしく、
某掲示板ではことあるごとに荒れる要素になっており、
プレイヤーのモラルにゆだねられすぎなシステム面があります。
また、こちらもプレイヤーのモラルの問題ですが、
俗に言われる屋根ラーやランナーという、ステルスを無視したプレイヤーが一人でも居ると
それを倒す為に連鎖反応で屋根に上ったり走り回るプレイヤーが増え、
全く面白くない部屋になることがあります。
(面白くなくとも上位を狙うことはシステム上簡単なことが唯一の救いか)
DLCによる完全バージョン別マッチングな為
一部DLCバージョンでは過疎が激しいことがあるようです。
また、DLCでなければ遊べないステージやルールがあるのですが、
ストアが停止している今(2011/06/24現在)面白さ半減といったところでしょうか。
COMMENT
32型液晶TV HDMI
回線:光
DLC:無し
プラチナトロフィー取得済
初のマルチということで色々煮詰まって無い感はありますが、
なかなか面白いシステムです。
シューティング要素はほぼなく、TPS,FPSの近接武器版といった感じでしょうか。
屋根や走ることのペナルティがもっと強化され、
アビリティの優遇が無くなればバランスも改善されとてもいい作品になるのではないかとおもいます。
Amazonレビュー
レビュー日: 2014-04-07
ただ、マンネリ感とかバグが多いこのメーカーとか痛い部分も確かに多いです。
GOOD!
「前作と相違して良い点、悪い点」に重点を置いて書く。
・戦闘がいっそうラクになった。
敵の最初の1人を倒したら、あとは勢いで敵の防御力を無視して
連続で一撃で倒せるという新システム。
元々このシリーズの戦闘は「隠密行動に失敗した罰ゲーム」みたいな位置づけ
なので、「簡単になった」というより「罰ゲームが軽くなった」感じ。
・ランドマークがデータベースには記録されるのにマップには記載されない、
というのは相変わらずだが、「その位置にマーカーを設置する」という操作が
データベースから行えるようになったので、「隠し暗号探し」の時の
不当な面倒臭さが軽減された。
・前作まで「なんかややこしい設定」でしかなかった現代の場面に
今回ようやくゲーム性が盛り込まれた。
・「単に移動するだけの時間」は短縮されたはず。
(馬小屋を建てれば)いつでも馬が呼べるようになり、
移動先を選択するだけで所定の位置に移動できる施設(トンネル)もできた。
「次のミッションを引き受けに行く途中で敵に見つかってうんざり」みたいな
状況は減ったはず。
ただ、トンネルは使用するたびに読み込むので
「読み込むくらいなら自力で歩こうかな」とか考えてしまいがち。
BAD/REQUEST
・行ってみたら「まだ行けない」って言われる無駄足
「シナリオの都合上まだ進入できないエリア」があるのにマップ上には
「そこはまだ進入できない事」が表示されてない。
当然「そこにもう進入できるようになった事」も表示されない。
にも関わらずその進入不可エリア内に
「クリアするとお得なミッション」がある事は表示されてる。
ミッションを受けようと思って行ってみたら進入不可で、
そろそろ行けるかな、と思ってまた行ってみたらまだ不可、
なんて事をけっこうな回数繰り返した。
・マップの機能が改善されてない
元々「道」「高低差」が表示されないマップだったが
今回の地形は「一方向からしか入れない急勾配の丘、っていうか崖」が多い。
そのせいで、むしろ前作よりもマップがアテにならない。
マップに従って目的地まで最短距離を行こうとしたら崖があって、
どこから入れるのか崖の周りをうろうろ歩くハメになる事多数。
・操作方法の覚え甲斐がない新兵器
敵の秘密兵器を奪うミッションがあるが、
一部操作性が劣悪なものがあり、その操作を頑張って習得したところで
そのミッションが終わったらその兵器を壊すので意味がなく、
でもちゃんと操作しないとそのミッションが終わらない。
また、ストーリー終盤で物凄く使いづらい武器を、
使い方のチュートリアルもなく押し付けられる。
これも、その場面が終わったらもう使わない。
・ミッションによっては開始数秒でミスったりするのだが、
そのたびに十数秒読み込むのは勘弁して欲しい。
・大型武器を装備してると、戦闘の最中何かの弾みで落としてしまうようで、
そうなると施設で装備しなおすまで使えなくなる。
・レアアイテムがレアすぎる。
宝箱や人材派遣ミッションの報酬などで手に入るアイテムを
特殊な装備品と交換できるのだが、そのアイテムのうちのひとつが
エンディングを見て、全てのミッションをこなして、
ステージ中に配置された全ての宝箱と旗を見つけた頃になっても
全く手に入らず、さすがにもうする事がなくなったので
その装備品はあきらめた。
COMMENT
・内容自体は良い点も悪い点も前作をほぼ踏襲。
ただ、前作は「何もかも改善された続編」だったが、
今回はいくらか「前作からの改悪点」もある印象。
投げ出したくなるほどの改悪ではないのだが。
新しく盛り込まれた「人材育成・派遣」「不動産投機・運用」の要素も
ほぼノーリスクで選択・決定するだけなのでオマケ程度。