オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt |
76pt
GOOD!
「うみねこ」は「ひぐらし」と同じ選択肢のないサウンドノベルです。
そのため、誰にも等しく情報が与えられ、どのように謎を解くのかは全て「自分次第」です。
<オリジナリティー>
ミステリーものの定番(さまざまな謎。「碑文」とか「予告状」とか)を基盤にしつつ、斬新なストーリー展開です。
公式でも『”解かせる気が毛頭ない”最悪な物語』といった扱いらしく、よくある推理ものとは一味も二味も違います。
<グラフィック>
美麗ですね!背景グラフィック、立ち絵など本当に丁寧に作られている感じがします。
文字も綺麗で読みやすいですね。
<サウンド>
原作BGMがそのまま使用されています。
それぞれの場面にて流れるBGMは思わず聞き入ってしまうほどです。
やさしい曲、怖い曲、切ない曲、熱い曲などさまざまです。
<熱中度・満足度>
PS3版の最大の売り。それはフルボイスでしょう!
どの声優さんも迫力満点の演技で、さらに物語に引き込まれていきます。
また、演出もかっこよかったです。
また、先の展開が気になってついつい長時間プレイになったり…。
<その他>
バックログ・シーンスキップが便利ですね。
これで(一度プレイした範囲内で)いつでも好きなシーンに行くことが出来ます。
さり気にPSPのリモートプレイに対応しています。
これでどこでもプレイすることができます。もっとも私はあまり使わなかったんですが(汗
BAD/REQUEST
そこまで悪い点はないのですが、細かくいくつかあります。
☆ OPムービー
出来はすばらしいです。ただ、各エピソードごとのOPが欲しかったです。
思いっきり登場人物のネタバレとかもありますし…。
☆ オートモード
文章を読むには問題ないのですが、若干台詞部分の切り替えがぎこちないです。
台詞での「・・・・」の部分がなく「間」がないというか。
☆ 未完
残念ながら、EP8までは、収録されていません。
COMMENT
19型液晶テレビ・HDMIケーブル使用。
原作→EP1のみプレイ
アニメ→全話見ました。
漫画→EP2まで。
悪いところはない。さらに良くなって欲しい!といったのが私の正直な感想です。(ゲーム的な意味で)
私はアニメから「うみねこ」を知ったのですが、アニメでは残念ながら語られていないことが多すぎます。
これにより、「うみねこ」を深く知ることが出来ました。
これから「うみねこ」をやる人はもちろんのこと、原作ファンにも、アニメなどから入った人にもおすすめです。
残念ながらアニメ版は成功したとは言い難いので、「散」のアニメ化は微妙かも。(個人的には見たいけど)
そうなると「散(CS版)」はいつごろになるでしょうか…。(アニメより先というのはさすがになさそう)
出さない・・・なんてことはないですよね…?
出すときは今回みたいに”原作に忠実”に作って欲しいです。正直下手にいじって…なんてことはしないで欲しいです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 2pt | 4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 2pt |
73pt
GOOD!
【オリジナリティ】
基本は連続殺人推理物なんですが、ストーリーの進み方やプレイヤーへの推理のさせ方が斬新。
ファンタジーとミステリーが話の中で混在していて、『実はトリックはなくて全部魔法による犯行かもね』というやり方は今までに無い。
ストーリーと同時進行で第3者的な視点で推理バトルが行われる、同じ世界が少し違った展開で何度も繰り返す、など独特の点が多く、自分なりに色々と推理・予想するのが楽しいです。
【サウンド】
OPの音楽のインパクトが強く、印象に残ってます。その場面に合わせた音楽がストーリーをよく演出しています。
【熱中度】
ストーリーが謎だらけで、早く次が見たいと思います。
これで本当に納得いく謎解きが本当にできるの?、と不安になるレベルで、種明かし無くて魔法で全部解決する気なんじゃないの、と思わされます。(それを考えるゲームなんですが)
【満足度】
シナリオの量は膨大で、読み進めるだけでゲーム性が無くても満足です。
【快適性】
機能は充実していて、操作せずにテレビを観るような感覚でプレイしたり、もう一度見たい場所に飛んで何度も見るなども、比較的簡単にできる。
BAD/REQUEST
【グラフィック】
グラフィック自体は綺麗です。でも、ムービーがほとんどない。
特に、ストーリーの中で登場人物が戦う場面がけっこうあるんですが、ただ文章読むだけは苦痛。推理にもほとんど関係ない(と思われる)ので、ただ流し読みになってしまいます。
【満足度】
ストーリーが解決しない。
満足できるかどうかはオチのつき方次第で、評価できない所があります。
【その他】
?演出のグロさが若干過剰で、悪趣味のレベルかなと感じました。
それが味を出してるのはわかるんですが…。好み分かれるんじゃないでしょうか。
?どこからがファンタジーでどこからが現実(魔法の無い世界)かの区切りがはっきりしない。
プレイした方じゃないと伝わりにくいかもしれませんが、
魔法がドンパチする場面は、ああファンタジーに切り替わったな、とわかるんですが、どっちともつかないグレイゾーンがあります。このため、はっきりストーリーの中で起こった事(ある人物が登場する、話をする など)であっても真実かどうか疑わしくなります。推理する上で大きな問題。
解決編を見ないと何とも言えないです。
?解決編(展開編)いつ発売するんだろう?
COMMENT
僕は、推理を楽しむ、人による犯行と決め付けて犯人予想を楽しむ、というスタンスでプレイしました。
ひぐらしと比べると、個性が強くなったなと思います。
グロテスクな世界観や推理の方法、推理に用いられる概念の難しさなど、プレイヤーを選ぶ作品だと感じました。
より竜騎士07さんの作りたい作品になったんでしょうか?
早く展開編プレイしたいですね。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 2pt | 3pt | 1pt | 1pt | 3pt | 2pt |
34pt
GOOD!
・ストーリーの推理バトルのくだりは、論破する爽快感もあり非常に楽しかったです。
・ハイビジョン出力なので文字が、はっきりしてテキストは読みやすかったです。
BAD/REQUEST
・ストーリーが非常に冗長です。全体的に間延びしているのですが特に、魔法バトルとかのファンタジー部分の間延び感は相当な物です。
私はミステリーの謎解きパートと、ひぐらしの時のような人間ドラマに期待していたので、
正直ファンタジー部分は退屈でした。
内容に関しても結局何が言いたかったのか(テーマが何なのか)分かりません。
本格ミステリー(トリックとかの謎解きの意味で)にしたいのか、
萌えキャラ重視のファンタジーにしたいのかハッキリして欲しいですね。
・演出が非常に貧弱でした。恐らくは、CSゲーム基準の合わせての事とは思いますが、
それにしても、殺人シーンが黒バックに赤い点がポタポタって…。
そのエフェクトを数パターン用意して、大半の殺人シーン使っていたのがあまりに手抜きな感じがしました。せっかくPS3で出したんだからもう少し頑張って欲しかったですね。
・ファンの間では当たり前かもしれませんが、これ一本では完結しません。
完結すると勘違いする人もいるかもしれないので、パッケージに注意書きをするなど、配慮が欲しかったですね。
COMMENT
正直、期待はずれですね。ひぐらしのファンでこの作品もプレイしたのですが、
今作に感じては、なんじゃこりゃ??と言うのが本音です。
まず全体的な間延び感をどうにかして欲しかったですね。
クリアまで音声スキップ無しで52時間掛かりましたが、長さに見合った内容では無かったです。
この内容であれば30時間くらいのプレイ時間に収まるように作るのが適度な長さのような気がします。
演出面も前述したとおり残念です。残虐演出は規制もあるので仕方ないかもしれませんが、
バトルシーンなどはもう少しなんとかなったハズです。
この作品は、心底うみねこファンと言う方にしかオススメ出来ないですね…。
Amazonレビュー
レビュー日: 2016-03-13
真相が暴かれないと知りつつ、結末まで見届けようと手に取りました。やはり、真相はお預けになるのでミステリーの側面からみると未完です。のちに語られる事実の一片を見ると、ある島から幾つかの死体らしきものや、体の一部がみつかり、右代宮一族のほとんどと関係者が「いなくなった」ということだけです。何が起こったかは如何様にも推測できますが真相は暴けません。
だからミステリーとして評価がわかれる作品です。こういった不可思議な事実を目の前に出された時、人はどう結論できるのか、そういう見方で結末まで鑑賞するのが楽しめると思います。
個人的に総合的に面白いけど茶番が過ぎる部分はイラつきました。
従兄弟たちの痛々しい会話や、主人公の下品な下ネタや、現実的でない美少女アニメ的な言葉づかいが酷いノイズです。エピソード1のワインボトルのノート片はとても知性的で文学的ですが、アマチュアの域をでれずライトノベルにも至らないのは作者が自己満足で不要過ぎる茶番をもちこみ過ぎるからだと思います。とくにメタ世界での推理合戦や魔法バトルは顕著です。
また、描写できないからないんでしょうが、魔法描写はスチルもなく暗転ばかり、ミステリー部分も死体のスチルもなく、安っぽたさに拍車をかけてます。
それらすべてが茶番で退屈です。
それも見ないと物語の全容を理解できないから仕方なく見ますが、もう少し読んでて面白いように書いてほしかった。魔法描写が安っぽたいです。
それは、それこそが幻想や、誰かの深層心理を描写したからこそチープという見方もできなくありません。
終盤になるに連れ、主人公も詰めが甘くなります。
もう、「魔法で殺した」と相手に復唱させれば、相手にはそれができないのはあきらかです。深層は闇なれどこの無間地獄から抜け出すことができるのに、それをしません。
まるでゲームを終了させることを、望んでいないかのよう、、、それは、すなわち...。
後半で彼の正体や、彼さえも気づいてない願いが語られることを願います。
GOOD!
○キャラの表情が変わり、フルボイス
○絵や演出が多い
○アニメより情報が多く、内容を理解できた
○一部のキャラクターが魅力的
○人物表があるので理解しやすい
○音楽がアップテンポな曲が多く盛り上がる
○スキップ機能
○難易度0点については、ほぼ読むだけでトロフィー100%が簡単に取れてしまう所です
BAD/REQUEST
×コントローラの設定変更できない
×残虐シーンがあっさりしてる、アニメほどのグロさは必要ないが…
読むだけの内容なので、特に悪い所は見つからない
COMMENT
初体験の読むだけのゲーム。プレイ時間が少なそうだったので敬遠していましたが、プレイしてみると30時間は遊べました。アニメでは面白くない話しだと思っていましたが、内容が理解できておもしろく、続編の【散】がプレイしたくなりました。