【PS4】戦国無双4-II レビュー
発売元 | コーエーテクモゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2015-02-11 |
価格 | 7344円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 恋愛 セクシャル 暴力 言葉・その他 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:タクティカルアクション ■ プレイ人数:1~2人(オンライン:1~2人) |
- 総合ポイント
- 70
- (難易度)
- 2.00
- レビュー数
- 3
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt |
70pt
GOOD!
井伊直政の追加
新無双武将として追加されたキャラ。早い強いと使いやすい武将。
バランスの調整
4無印では神速が異常に強すぎてバランスが完全に崩壊してたが、今回はそこへ調整が入っている。
爽快感
相変わらず。大量の雑魚兵をどんどん潰していける爽快感は健在。武将も多く操作性も良く、武将切り替えも効率的で良くできている。
無限城
2以来の久々の登場。正直おまけモードとしては無印の流浪演舞の方が遊べたけど、これはこれでよかった。階層が上になるに連れ無双武将がごっつい強くなっていくので緊張感ある戦闘を楽しめる。
BAD/REQUEST
ほぼ4の使い回し
新武将一体追加し流浪演舞を無限城にしバランス調整した4のほぼコピーという状態。なので武将もアクションも戦場も4をプレイ済みだと新鮮味なし。4-2じゃまるで4の続編みたいでインチキくさいタイトルだ。
トロフィー
各ステージで用意された武将全部使えとか、兵法書集めるのに無限城の一階無限マラソンとか、プラチナ目指すときつい作業が。
レア武器
条件がちょっと曖昧で、制限時間とかこのミッションは操作武将が直に達成しないとNGかどうかとか、わかりにくい武将がいた。
レア武器集め自体はやり込みとしてOK。4みたいに流浪演舞で楽に収集とかは今回はできない。
COMMENT
基本的に4の完全版みたいなもん。4やった直後にぶっ通しでやるとすぐ飽きます。プレイする場合は間を置きましょう。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
74pt
GOOD!
4無印プレイ済み。プレイ時間170時間、トロフィーコンプ率91%での感想。
戦闘システム。4無印版とほぼ同様になるが、快適な戦闘ができる。多数の敵を巻きこみ攻撃のできる神速攻撃。プレイヤーの移動作業を省略できる2人個別行動。2つのゲージからなる必殺技等。
今作で特に印象に残っているは石田三成関連のストーリー。過去作では特に感じなかったのだが、今作の石田三成はとても魅力的に見えた。天下の軍を意識した戦闘指揮や、一時は家康を暗殺するチャンスもあったのにもかかわらず正々堂々と決戦を挑む等、所々でとても理想家な面が見え、それがとても魅力的に思えた。そしてそれを支えることを決意した大谷吉継や島左近の忠誠心には熱いものがあった。
BAD/REQUEST
技能修得やお金関連。今作は4無印とは違い、よろず屋や戦闘で敵が落とすことで得られる兵法書を消費することで技能修得ができるのだが、その兵法書がまるで溜まらず、技能修得が思い通りに進まない。ver1.01のアップデートで少し所得しやすくなったものの、それでもまだ溜まりづらい。またお金に関しても武器や馬の合成に費用がかかり、すぐにお金がなくなる。
関ヶ原西軍勝利シナリオが1つしかないこと。4無印は全くなかったので、今作ではもっと取り入れてほしかった。また今作は4無印の続編だが、雰囲気が無印の暗めをそのまま受け継いでいたので、ここは本作のガラシャのストーリーのように、突飛で明るい展開がもっとほしかった。
シナリオのコンプリート作業について。シナリオをコンプリートするにはすべての章にて使用可能なキャラクターすべてを使いクリアする必要があるのだが、小田原城、関ヶ原、大坂の陣などは多くの章で舞台となる。そしてそれらは、どの章でもほとんど同じキャラ10人ぐらいが使用可能となっている。つまり同じ戦場を同じキャラクター達で何度も繰り返さなければならない。それがとても苦痛であった。
COMMENT
今回はタイトルが猛将伝ではなく4-Ⅱです。なぜ猛将伝ではないのか考えてみると、過去の猛将伝は無印版では未登場のキャラのストーリーがメインとなるのに対し、今回の4-Ⅱは4無印未登場のキャラが一人しかおらず、4無印で初登場となったキャラと石田三成+ガラシャを主人公としているためのようです。ストーリーは4無印とかぶっているものもありますが、同じ戦でも展開が異なるもの、そして4無印で語られなかったアフターストーリーもあります。
キャラクターについてもう一人印象に残ったのが藤堂高虎です。彼は主君である浅井長政を失い、お市を失ったことで、天下泰平の実現に尽くすことを決意します。そして、その決意のもと最後には友である大谷吉継をも討ち、ついに勝利を収めますが、エンディングの彼の描写はとても淋しく感じました。これなら敗北するとはいえ、理想に生きた石田三成達の方が良かったなぁと感じてしまいました。
ちなみに自分は4無印をPS3で、本作をPS4でプレイしてみたのですが、違いがあまり感じられなかったので少し残念でした。ただPS4の機能を使いゲームの録画が簡単に(音声なしですが)できるという発見はありました。
今作は4無印の補完的な意味合いが多い作品だと言えそうです。自分はやはり石田三成関連のストーリーが特に印象に残っているので、石田三成とその周辺のキャラクターが好きと言う方にはオススメできると思います。
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-05-16
4のステージも模擬演武とかプレイできるようにすればいいのになぜ搭載しないのか。
買って少し後悔しました。
アクションゲームとしてはほとんど4と同じなので面白いです。
GOOD!
■相変わらず「神速攻撃」の導入は画期的で、この爽快感はぜひ味わってほしいです。
素晴らし過ぎて、今後他の無双レーベルとどうしても比べてしまいそうになりますが、
これはこれで戦国らしさとして使っていってほしい所。
■個人的にⅡは「無限城」モードが入っていたので買いましたが、相変わらず終盤はえげつない。
勿論自身を強化して挑めば何とかなりますので、前作と違ったやり込みをしたいのならば、
この点はお勧めです。
■まるで某ゲームのスフィア盤かの様な成長システム。まぁこれはこれでやり込む要素なので
OKかとは思います。
■毎回楽しみである新規参入キャラ。今回もちゃんと導入されています。
もう数人ほしいと思うのは贅沢かもしれませんが、戦国は三国よりもキャラが好きなので、
あわよくばもう数人欲しくなりますね。
BAD/REQUEST
■前作をプレイした人からしたら、前作からの使いまわしの多さにゲンナリするはず。
ここまで使いまわして当時はフルプライスで出していたと思うと、ちょっとアコギにも感じます。
悪く言えば完全な手抜きストーリーです。
折角良いシステムを確立したのになぜこんな無駄にするような内容にしたのか疑問。
■基本が関ヶ原の戦いがメインかの様な流れなので仕方ないのですが、この時点で史実には
存在しない武田信玄や上杉謙信等のキャラが、もはや空気。そしてなぜか石田三成ばかりが物凄いゴリ押し。
おそらくキャラ的にも三成は人気なんでしょうが、出来ればもう少し新規参戦の井伊直政の方を大々的に
扱ってほしかったですね。
パッケージにも起用されているので当然良い扱いはされていますが、それでも三成の方が目立ち過ぎ。
前作と比べてキャラバランスがおかしいので、この点は減点。
COMMENT
前作戦国4とセットで購入しましたが、システム自体は言わずとも素晴らしい出来でした。
が、内容のかぶり方が多すぎて、この程度だったら4のDLC(猛将伝みたいな扱い)として出すか、
1500円くらいでDLC単体で出してくれた方が、個人的には有難かったかなとは思います。
とは言え、出来自体は決して悪くはないので、前作4に手を出していなければ買いかと。
前作プレイ済みなら、飽きやすいのを覚悟で買う事をお勧めします。