オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 2pt | 4pt | 3pt | 2pt | 2pt |
63pt
GOOD!
1.オープンワールド
ダンジョンと町は開かれていないという少し中途半端なオープンワールドですが。
(果してそれはオープンワールドと言えるのかという疑問はさておいて)
広大なエリアをシームレスに移動できるのは気持ちいいものでした。
2.ポーンシステム
自分の分身となるメインキャラとは別に、常に自分の傍にいるオトモ=ポーンをエディットできます。
このポーンはネットワーク上にアップされ、他人が2人まで自由に借りる事が可能です。
自分はリアフレとだけひたすら貸し借りしていたのですが、「イケメン(死語)ソーサラーだったのにいつのまにかキモい覆面ファイターになってる!」とか、
ただ職業と装備しか手を加える事ができないにも関わらず、楽しめるシステムでした。
尚、ファッション装備は得てして脆弱、終盤では使い物にならない事が常ですが、
この作品ではほんのり救済措置があるのであまり気にしなくて大丈夫です。
3.戦闘
ぶっちゃけモンハンを、ジャンプ可能、動作を軽快に、敵の攻撃判定を小さく、したような戦闘です。
モンハンは持てる回復アイテムに上限がある為、基本的に攻撃を喰らう事自体がアウトですが、
こちらは喰らおうがどうしようが敵に張り付いて殴りまくればいいという単純にして明快なシステムです。
ゲームに疲れてきた昨今、気楽にやれる良い戦闘でした。
BAD/REQUEST
1.狭い
自由行動が可能になり、即マップを全て埋めようと奔走し3時間もかからずにマップが埋まってしまいました。
2.スタミナ
あっちこっち移動するゲームですが、スタミナの回復速度が非常に遅いので狭いワールドと言えど辛いものがあります。
(スタミナ回復速度はモンハンの半分くらいです)
エポナ…もとい騎馬があれば…。
3.AI
おバカさんです。
何を血迷ったか敵の隣で詠唱しだすソーサラー、周辺のアイテムを採取または前方の敵を叩いて欲しくて"Go!"という命令を下してもプレイヤーの周りをうろうろするだけのポーン。
(アイテムの上を何度も通り過ぎますが拾いません。宝箱は開けて欲しくないものですが、命令がなくても最優先で開けます)
敵もいない崖の中程を歩いているだけなのにいつの間にか落下ダメージを受けているポーン。
(ポーンはワープ出来るので体力を異常に減らしつつシレッと合流します)
あげたらキリがないですが、以下4の理由により連れて行くと便利なので連れて行きます…。
4.アイテム関係のシステム
キャラは持てる量が決まっています。
また、持てる量に対する現所持割合でスタミナ回復速度が下がったり、ダッシュでのスタミナ消費量が増えたりします。
要するに軽くないと辛いのでアイテムをサブポーンに受け渡したりする必要があります。
ですが3でも書きましたが、基本、ポーンはアイテムを積極的に拾いません。
(採集を優先するという性格のポーンにしたら少しは改善されます)
だのに、アイテム欄開く→渡すアイテム選択→誰に→何個という手順を要求されます。
嵩張るアイテムが少なく、細々としたアイテムばかりだともう最悪です。
5.シナリオ
大味です。洋ゲーっぽいと言えばぽい。世界で売ろうと思ったらこの程度が良いのかもしれません。
COMMENT
なんのかんの言ってますが面白かったです。
システム周りが酷い有様でありながら、ゲーム性だけで求心したモンハン無印を彷彿とさせました。
ドグマは世界で売る為のモンハンを作ろうとしてたように思えます。
一進一退のチマチマした戦闘から、適当にジャンプしとけば大抵回避できる大味な戦闘に。
無駄に多い素材類は、モンハンのように武器防具を開発しようとしてた名残で、
そういったコツコツ単調作業ゲームは欧米に受け入れられないと判断して、結局は武器防具強化にしか使われなかったのではないかな、と。
勝手に邪推して何ですが、これを新機軸のモンハン無印として、2作目の更なる改良を期待します。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt |
62pt
GOOD!
・ ポーンシステム
キャラメイクで作成した主人公とメインの連れ一人と、オンラインで呼び出すことの出来る他人のメインポーン二人の最大四人で行動できます。
自分の戦いやすい組み合わせで戦闘に望むことが出来ます。
・ ジョブやアビリティ
主人公は9つ、ポーンは6つのジョブにすることができ、そのジョブによってのスキルやアビリティがあります。
色々と試したり、戦闘を楽にしたりと楽しむことは出来ます。
・ トロフィー
トロフィーの取得内容的にはそこまで難しくなく、時間さえかければ全部取得可能です。
トロフィー集めが好きな人にとっては、いいです。
BAD/REQUEST
・ 狭いマップと世界観
オープンワールドということでしたが、正直に言えば広い世界ではありませんでした。
隣国とか名前とかは出ますが、行くことはありませんし、城と村と駐屯地ぐらいしか拠点はありません。
ただ、地味にダンジョンやクエストとして行く場所が拠点から遠いので、苦痛は否めません。
救済処置はありますが、ホイホイと使えるようなレベルではありませんので、根気は必要かとは思います。
あとは、夜は問題すぎます。
アイテムのランタンを使ってくれというのは分かるのですが、何が何でも明度あげても先が見えない暗さはやりすぎです。
夜間の敵を倒さないといけないクエストなど、見えなくてどこにいるのかずっと彷徨います。
そのため、夜が苦痛で、何がなんでも昼間に終わらせてしまおうとします。
わざわざ、昼夜分けてるのですから、夜も楽しいと思わせるべきではないのでしょうか。
・ 好感度システム
CPUと会話したり、プレゼントをあげたりで好感度があがっていき、ストーリーの重要な部分で、その好感度の高い人が登場するわけなのですが、どうしても、上記の通り、拠点が少ないので、宿屋の主人と会話する回数が多めです。
さらには、宿屋の主人には、ジョブ変更などの重要なことも出来るともあり、どうしてもフラグが立ってしまいます。
ダッシュして体当たりを続ければ下げることは可能なのですが、いちいちそんなことをしないといけないのは苦痛です。
個人的には、ルート分岐のように、クエストによってエンディングで出る人が変わるなどしてほしかったです。
関係ないCPUは好感度はあがらないほうが気持ち的にもいいです。
・ クエスト
残念ながら単調でした。
○○を×匹倒せ、△△を手に入れろ、〜〜まで護衛しろが3/4は占めていると思います。
ある場所へ行く→倒したり、手に入れたりする→クエスト達成!おめでとう!
ではなく、手に入れてからの展開を求めてました。
巨大なボスが出たり、その人固有のイベントが発生とかがほしかったです。
あと、護衛クエストは、あの程度ならいらないと思います。
ずっと、ゆっくり走って後ろを確認しつつ、敵が来たら後ろにピッタリくっついて死ぬような護衛はただの間抜けです。
せめて、抱えることは可能にしてください。暴れるなんて状況読めてないのにも程があると思います。
・ DLC
話題のアンロック型というのもありますが、それは置いときまして、問題はDLCの質です。
現時点では、掲示板クエストの追加が1つ増えましたが、ほとんどを占めるのは、
「メダル集め」と「キャラエディット・武器、防具追加」です。
中身としても、お金を払ってる価値はあるのだろうかと疑問を覚えます。
メダルは、単調に目的地に行き取得したら終わりが、90個もあります。
キャラエディットは、つけたくない髪型とか残念なものばかりなうえに、武器や防具も終盤・2周目越えた人からすれば、いらないかなというレベルです。
面白かったら、アンロック型でも、しょうがないなって思えるのですが、全部併せて3000円近くは痛い内容です。
アンロック型が、ただの金稼ぎだと思われても仕方ないなと思ってしまいます。
COMMENT
色々書きましたが、現在、オープンワールドとして様々なゲームがあるなかで、見劣ってしまうゲームでした。
日本で作るオープンワールドとして、独自性を求めたのですが、システム的に、他ゲームを詰め込んだものでしかありませんでした。
ポーンの知識も活かしきれておらず、残念でなりません。
続編など出る場合は、もう少しシステムを考慮したものを期待します。
次は、誰かの薦められるようなものを作ってくださるよう真摯に願っております。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 1pt |
69pt
GOOD!
戦うのが楽しいゲームでした
新しい敵を見るたびにドキドキします
レベルが上がりにくいわけでもなく快適にできました
BAD/REQUEST
ストーリーの中身がスカスカというか
ベルセルクになぞって作られているみたいでした
ストーリーを楽しむゲームだとは思いません
COMMENT
つまらないゲームではありません
買って損はないはずです
ただある程度武器防具が揃ってくると完全に作業になります
Amazonレビュー
レビュー日: 2016-10-12
巨大モンスターにしがみついて戦うというのは斬新です。
ポーン(NPCの従者)も結構賢いので驚きです。
GOOD!
○戦闘
戦闘はなかなか面白いです。
モンスターが単なる「的」ではなく、掴みかかったりしがみついたりしながら戦えるゲームは意外とないものでした。
エフェクトもなかなか良くできており、様々なジョブを使ってみたいと自然と思えました。
BAD/REQUEST
○オープンワールド…?
・多くの方に言われていることですが、とにかく世界が狭いです。それを面倒なだけの自力移動でごまかそうとしているように感じます。
・個々のフィールド・町・NPCの作り込みも大したことありません。普通のRPGでも普通にやっているレベルです。
・まさかの英語音声のみ。世界を主戦場だと考えたのか、「洋ゲーらしさ」を無理に出そうとしたのか…。
COMMENT
中途半端さが気になり、モヤモヤとした気分を感じたゲームでした。
しかし冷静に考えると「普通のARPG」としてみれば及第点なので、「ゲームがつまらない」というよりは「この程度の出来で『オープンワールド』を前面に押し出してきたことが気に入らない」というのが正直なところでしょうか。
もう少し本気を出していれば両者のいいとこどりができていたかもしれないだけに、もったいないと感じました。
もし次があるなら、スタッフの方々は本気出して下さい。