■中央値■
当サイトの算出は「平均値」ではなく「中央値」方式にしています。

■「中央値」って？
　中央値とは「投稿者すべての各得点を、値の大きさの順に並べたとき、中央にくる数値です。」

オリンピック等の体操は複数の人が採点する方式ですが、極端な採点は採用されないシステムとなっています。中央値は真ん中の値を採用していますので、それと同じようなものだと思って下さい。

(例)例えば８人の総合点が……
　「70点」「65点」「65点」「65点」「60点」「60点」「5点」「0点」の場合、平均値は「49点」となりますが、中央値は「63点」となります(小数点以下四捨五入)。
　つまり平均値よりも極端な点数に影響されにくく、より多くの人が採点した得点に近づきやすい数値になるわけです。上記の例でも60点台を採点している人がもっとも多く、平均値の40点台を採点している人はいないですよね。

下記の他サイトのページにて書かれていますように「『平均』の落とし穴」など平均値は誤解されやすい値です。
http://www.yashiro-kaikei.or.jp/contents_a/keiei_3.html

データの分布が対称である場合は、平均値・中央値どちらも同じ数値になるので、その場合は平均値でも良いのですが、平均値は極端なデータがあるとそれに影響受けやすくなります。
データの分布に偏りや極端な数値がある場合は中央値が良いです。

分布が対称である場合、平均値・中央値どちらも同じ数値なりますし、以上の理由から平均値・中央値、どちらが優れているかではなく、当サイトでは中央値に向いていると判断し総合点の算出は平均値ではなく中央値方式にしています。（2000年〜2003年はシステムの都合上平均値のままです。）

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■標準偏差■
2004年から「標準偏差」を追加しました。(2003年以前のソフトも一部で設置しています)

■「標準偏差」って？
　標準偏差とは「投稿者の各得点の、散らばりの度合を表す数値」です。
この数値が大きくなるほど賛否両論の傾向という参考値の１つです。

※数値の目安
数値が大きければ大きいほど、掲載している総合点より、高評価（または低評価）
と、感じる傾向が高くなります。
（あくまで傾向ですが、高評価の場合で標準偏差が大きいほど、思っていたよりも悪く感じる傾向が高くなります。）
逆に小さければ小さいほど、掲載している総合点とほぼ同じ得点と感じる傾向が高くなります。

目安として10未満あたりから、同じような感じ方をしている人が多く、14前後が標準。
17を超えるあたりから評価が分かれ始める賛否両論の傾向と考えた方がいいです。
特にビッグタイトルの続編、知名度のあるソフト等は、様々なユーザーがプレイしますので、この数値が大きくなる傾向にあります。

※点数に±標準偏差を加えると？
実際にプレイしたゲームで、点数よりも面白いと感じたのなら、その点数に標準偏差を足して見て下さい。
逆に高評価でそこまで点数高くないと感じたら、その点数に標準偏差分引いてみて下さい。
自分の思っている数値に近くなります。

※採用理由
　「65点」と「55点」で平均点が60点(同じような採点をしたタイプ)。
　「80点」と「40点」で平均点が60点(賛否両論)。
・両者とも60点ですが性質が全然違います。
　この性質を平均値や中央値では表現できません。
　「標準偏差」はそれを数値で表現することができます。
・ちなみに前者の標準偏差は「5.0」。後者は「20.0」となります。
　±標準偏差を加えると両者の思っている数値になります。

「20」超えているソフトは、↓のように平均では53点ですが
http://psmk2.net/ps2/soft/rpg/ffx-2/index.html
そのあたり(50-59)を評価した人の比率は14%。それ以外の86%の人は違う評価したことになります。
この結果って平均値や中央値では絶対に表現できませんよね。それを補うのが「標準偏差」です。
（中央値の場合、散らばりの度合を表すには四分位範囲というのがあります。
ただ当サイトの点数やランクはあくまで知らないソフトを見つけるための動機付けのひとつにすぎませんから、あえてこれ以上していません。）

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