テイルズオブグレイセスエフレビュー(評価)

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テイルズオブグレイセスエフレビュー

発売元	バンダイナムコゲームス（オフィシャルサイト）
発売日	2010/12/02
価格	8,379円（税込）
レーティング	【Ｂ】12才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon(廉価版)
タギングトップ3 (?)
タイトル概要	■ ジャンル：守る強さを知るRPG ■ プレイ人数：1人（戦闘時最大4人）【廉価版】 ■ 発売日：2012/08/02 ■ 価格：3,800円

スコアボード

中央値: 73
難易度: 2.12
レビュー数: 59

スコアチャート

0-9

10-19

20-29

5.1%

30-39

6.8%

40-49

6.8%

50-59

16.9%

60-69

28.8%

70-79

23.7%

80-89

11.9%

90-100

【60点以上】
81.4%
【標準偏差】
15.26

ユーザーレビュー

ソート（デフォルト：ALL）

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　474人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	1pt	4pt	4pt	4pt	3pt	2pt

総合点
69pt

GOOD!

○戦闘

リメDのCC制をより洗練した形で採用されています。
序盤は窮屈に感じますが、中盤以降CCが上がってくれば非常に自由な動きが出来ます。
弱点属性の豊富さ、またはそれを突いた際のダメージ、のけぞり時間のボーナスなど、
とにかく出来る事が多いのが特徴です。

故に、ライトユーザー（ストーリーだけ楽しめればいいという様な）方々には不満かもしれません。
雑魚敵も状態異常攻撃を豊富に放ってきますし、アラウンドステップでの回避が推奨されているので
こちらののけぞり時間も非常に長く、レベル最大だろうが難易度次第では雑魚敵に捕まってすぐ死亡なんてのもザラです。
上記のステップありきの調整なので、敵の攻撃力が難易度により異常に上がっていき防御力が少し軽視されています。

しかし、しっかりとしたチュートリアルがあり、1度ハマれば近年のテイルズでは類を見ないような戦闘を楽しめるでしょう。

○豊富なやりこみ要素

称号集め、アイテム集め、ディスカバリー、終わりのないデュアライズでの武器強化etc・・・
やろうと思えばどこまででもやれるような仕様かなと思います。

しかし、引継ぎ要素を得るためのポイントに上記のやりこみが直結しており、
これもまたライトユーザーの方には厳しいと思われる部分でしょう。
引継ぎ要素を得るために、面倒な作業をやらされる。そう思われても仕方のない仕様ですね。

BAD/REQUEST

○グラフィック

元がWiiなので仕方がないかな、で済ませれるレベルではあります。
しかしもう少し頑張ってほしかった。

○ストーリー、キャラなど

ある意味テイルズらしい王道とでも言いましょうか。
しかし青臭さが多く、正直こっ恥ずかしい場面も。
最後の最後に怒涛の説明ラッシュがあり、もう少し上手く纏めれたのでは？と思いました。

キャラに関しては、家族の様なイメージを持って頂ければよろしいかと。
非常に仲が良く（中盤以降）、嫌な気分にさせられる事は無かったです。恥ずかしいと思うようになったのは、自分が年をとったからでしょうか？
仲は良いのですが、もう少しそれぞれを掘り下げてほしかったと思う部分と、
系譜編でのラブコメへのシフトチェンジは唖然とさせられましたね。
戦闘のあるギャルゲーやってる気分でした。選択肢とか無いけど。

COMMENT

総じて人を選ぶゲームかなと思われます。
やり込みたいと思う方は買いでしょう。
ストーリーを楽しみたいという方は、前作であるヴェスペリアと比べてみるのもいいかと思います。

プレイ時間：100時間以上(クリア済)
ないあすさん [2011/10/10 掲載]

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　469人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	3pt	3pt	3pt	4pt	3pt	2pt

総合点
68pt

GOOD!

・戦闘システム
従来のTP制ではなく、1行動ごとに減少するが戦闘中時間経過で回復するCC制を採用しており
従来のようにTPが切れたら回復するまで術技が使用できないということはありません
これにより戦闘の作業感が減り、またCCが増えることで1コンボで行える動作が増えるため、爽快感が増し、1戦闘ごとに楽しめるよう考えられています

・ストーリー
よくも悪くもテイルズ、というか国産RPGにありがちな王道ストーリーです
ただテイルズにありがちな後半やや急展開すぎます

・グラフィック
ToVからさほど変わっていません
キャラの表情などは豊かになった気もしますが、変にグラフィックに凝ってロードが遅くなったりするよりは遥かにマシ

BAD/REQUEST

・戦闘バランス
戦闘システムは非常に優れていますが戦闘バランスは崩壊していると感じます
まず第一にフリーランが事実上ないに等しいこと
今作はアラウンドステップを導入しているためか、フリーランは使用するだけデメリットしかない状態にされており、戦闘フィールドを自由に移動することが困難です
従って敵に囲まれた不利な状態から有利にするためにフリーランで移動することができないため、不利な状況での戦闘をアラウンドステップで回転してるしかありません

次に暴星バリア
特に後半暴星バリアを使用する敵が多いのに、「1度発動モーションに入ったら潰せない」「バリア展開時に攻撃判定がガードブレイク＆吹き飛ばし属性」「バリア中は暴星属性攻撃以外は1ダメージで仰け反らない」という凶悪性能の上、連続使用もできるため
バリア展開→割る→即バリア展開→割る→更にバリア展開
などという状態になった日にはため息しかでません

第三に攻撃は回避することが前提のバランスになっているため、一部ボス戦では防御力が蔑ろにされています
難易度ノーマル、防御力1000オーバーの状態にしてみましたが、某火龍の通常攻撃でガード失敗すると即死します

最後に、プレイヤー側に妙なハンディを背負わせていること
　攻撃を受けると不思議なぐらいにピヨる
　エレスブレイク中でもないのにやたらと敵が攻撃を受け流す
　プレイヤー側の仰け反りの硬直時間が不自然に長い
　ボスでもない普通の雑魚がワープで逃げまくる、そしてなかなか追いつけないプレイヤー陣
気のせいではないはず・・・

COMMENT

戦闘システムがいいとの評判で買ってしましたが、確かにシステムはいいものの
その割と複雑なシステムを使いこなせることを前提にしたバランスなのか
CC制の爽快感を求めて何も考えずに術技を振るってると、爽快感よりイライラが積もるかも

このシステムでToVぐらいのバランスでも良かったと思うんですが・・・

プレイ時間：30時間以上60時間未満(クリア済)
ねこたねこまるさん [2011/10/08 掲載]

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　495人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	1pt	3pt	3pt	4pt	2pt	2pt

総合点
59pt

GOOD!

序盤の物語がとても良かった。具体的には、主人公たち一行が他国へ出発する前までは面白かった。
メインキャラクターも皆がそれなりに魅力的で、シナリオイベントやチャットによってキャラクターたちの魅力を見ることができる。特に、主人公が目上に礼儀正しく接することが出来る青年なのは好印象。

戦闘はあまり関心がないのだが、適当にやっていても勝てる。技が多く派手なので、適当にやってもなんとなくそれっぽく戦えるのは良い。

BAD/REQUEST

中盤の他国への出発以降の物語はあまり良くない。メインキャラクターの魅力と惰性で続けたが、物語としての魅力や盛り上がりには欠ける。中盤以降出てくるシナリオキャラは、ぽっと出で役割を終えるとすぐいなくなって、存在感がない。
主人公たちの問題解決策が、案はないけどとりあえず乗り込んでその場でなんとかするという猪突猛進が目立つ。大した伏線もないのに話をまとめるためだけに上手く一件落着させる展開、いわゆるご都合主義な展開が目立つ。

本編では仲間キャラ同士の恋愛描写はほとんどなく軽い描写だったのに、PS3版で追加されたというクリア後の新シナリオは、やたらと仲間キャラ同士の恋愛を強調していて鼻につき、面白いとは思わなかった。

チャットが起きる場所が限定されているので、チャットを見るためにダンジョン探索をしなければならないのは非常に面倒。ダンジョンはさっさと抜けてボスの待つ最奥へ行きたい。快適さを2点にした理由。

グラフィックはPS3としてはかなり出来が悪い。手の指が分かれておらず素手なのに手袋みたいに見える。

COMMENT

wii版は未プレイで、隠しダンジョンは敵のレベルが高すぎるので未クリア。
全体の物語を見るとあまり質は良くないのだが、序盤がとても良質だったので高評価をあげたい。物語重視で遊ぶといまいちかもしれない。キャラクターが魅力的だと思えるなら充分楽しめる。

プレイ時間：60時間以上100時間未満(クリア済)
愛媛みかんさん [2011/08/07 掲載]

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　453人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	2pt	3pt	4pt	5pt	4pt	3pt

総合点
79pt

GOOD!

【戦闘】
みなさんがおっしゃっているように戦闘に関してはテイルズ至上過去最高傑作ではないかと思います。
特にデスティニーチーム（テイルズは開発チームが大きく分けて二つあります）が作るゲームは毎回新しい戦闘システムを取り入れてくるので、戦闘に面白みがあります。
あたりはずれが大きくもありますが少なくとも近作TOGに関してはあたりではないでしょうか。
「キャラを動かしてる！」感が強く今までのテイルズはオートでも手動でもあまり変わらない感じがありましたが今作に関しては自分で動かすのとオートではまったく違います。
AIがいかに馬鹿かわかってしまうほどです。
自分の操作技術がダイレクトに反映されます。
テイルズに戦闘の楽しみを求めてる方は是非お勧めです。
どのキャラを使っても個性があり、魔法職でもコンボをすることができますので爽快感があります。

【システム】
良くも悪くもといった感じではありますが、称号システムに関しては個人的にはGOODでした。
集めるのが若干めんどくさいという人もいるかもしれませんがクリアするだけであれば必要な称号は自然と集まりますのでご心配なく。

【キャラクター】
デスティニーチームが作るテイルズはキャラクターにあまり個性がありません。
個性がないといったら御幣がありますがシンフォニアチーム（キャラデザ藤島チーム）ほどではありません。
なので今作もあまりキャラ全員に特別個性を感じませんでした。
性格的な意味でですが。
しかしながらやはりいのまたさんを起用しているだけありキャラの作画自体はとてもクオリティーが高く、面白かったです。

BAD/REQUEST

【シナリオ】
個人的に過去最低レベルではないかと思います。
ご都合主義のご都合展開です。
はっきりいって出来合いレースのシナリオでまったく面白みがありませんでした。

【サブイベント】
デスティニーチームに多いことですが、ゲーム登場人物をぼんぼん殺していきます。
サブシナリオにでてくる子ですら殺します。
シナリオ自体が暗い内容ということもあるのかもしれませんが、一生懸命生きようとする病気の子を殺す、実は死んでた展開はちょっと個人的に悲しくなりました。

【戦闘】
いいところでも書きましたがここでは悪いところを記載します。
まず戦闘バランスが若干壊れています。
ダメージを食らうたびに2秒ほど動けなくなります。
コンボを食らうと死ぬまで動けません。
敵からのダメージが以上に高いです。
その割りに回復術がやたらと詠唱が長いです。
のけぞり無効スキルが今回ないので回復職がおっかけられてたり、敵の数が多いと回復がまったく発動せずただ死ぬだけのゲームになっています。

【アニメーション】
TOG評価をみるとほとんどの方が悪評をつけていますが過去最低レベルのアニメーションではないでしょうか。
キャラクターの原型をとどめていません。
次のTOXではIGは切られたみたいですし、さすがにTOGのアニメーションの悪評がダイレクトに反映された結果だと思います。
昔はテイルズ＝アニメーションといわれるほど綺麗なアニメーションを提供してきたテイルズですが今作ではまったくの駄作アニメです。
期待しないほうがいいと思います。

【2週目以降の引継ぎ】
はっきりいって条件がだるいです。
今までの中で一番きびしいんじゃないかな？？っておもいます。
攻略サイトで引継ぎポイントをあげるイベントや要素をやっていかないととてもじゃないですがやってられません。

COMMENT

いろいろ書きましたが大のテイルズ好きです。
過去テイルズ作品ほぼすべてプレイ＆サブイベント等コンプリートしています。

アニメとシナリオ以外はそれなりにいい作品だと思います。
特に戦闘は皆さんおっしゃってるとおりかなりのものです。
テイルズ好きの方は是非プレイして頂きたい一本です。
TOVやTOGの結果を見る感じ中古になってもまったく安くなる兆しがないので現状の値段で買っても損はないと思います。

プレイ時間：100時間以上(クリア済)
ぼん太君さん [2011/08/07 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

　481人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	3pt	3pt	4pt	3pt	3pt	2pt

総合点
65pt

GOOD!

■ 戦闘　

前作に比べてテンポ良くスピーディな展開の戦闘で気持ち良いです。特に綺麗にコンボが決まった時など、爽快感がありGOODです！術技のエフェクトもシンプルながら、見栄えするものが多く、気軽に派手な戦闘が楽しめます。ただ、戦闘のバランスはもう少し改善の必要があると思います。（詳しくはBADの項にて）

■ 称号

集めていく楽しさや、地道に育成していく楽しみがあり、意外にもハマリます。

■ 全体的なクオリティ

前作のヴェスペリアに比べて、作りこみや全体的な出来は劣ると思います。しかし戦闘や称号システムなど楽しめる部分も多く、RPGのソフトとしても纏まっていて、トータルで見ればそれなりに楽しめる安心感のある作品です。

BAD/REQUEST

■ ストーリー

王道なのですが、全体的にメリハリに欠けており、印象的なシーンが少なかったように感じました。砂漠、雪原、王都のような普遍的な街をぐるぐると廻り、前作に比べて、旅している感じというのは少なかったかもしれません。それぞれの街に彩りを加え、もう少し個性を持たせて欲しかったと感じました。

■ キャラクター

前作に比べ、魅力的に感じるキャラクターが少なかったです。キャラ立ちが少し弱く、それぞれのキャラクター自身にバックボーンや信条までは感じられませんでした。旅の動機や仲間たちのつながりも少し弱く、終盤の主人公の行動はある種、盲目的で独善的だとも感じられました。理想主義だけでなく、ベタな展開の中にもう少し、苦味や痛みがあったほうが良いなと思いました。(テイルズの作風や趣旨にはそぐわないかもしれませんが)

■ 戦闘

CCの回復速度が遅かったり、長時間のひるみなど、せっかくのテンポの良さを悪くしてしまう要素をもう少し調整して欲しかったです。特に強敵との対戦では顕著になり、駆け引きというよりも、『攻撃する→敵は中々ひるまない→攻撃受ける→プレイヤーひるむ→数秒操作不可→追撃受ける→戦闘不能』という少し理不尽なシーンが多く、不満を感じました。

■ グラフィック

元がWii用のソフトということがあるのかもしれないですが、キャラクターが少しデフォルメされ過ぎていて、少し残念に感じました。服やキャラクターのデザインも前作のほうがセンスがあり自然なように感じました。

■ ダンジョン

いくつかのダンジョンは同じパーツを組み合わせて作られた感じで〔多分、全体のボリュームを減らすことなく、労力を圧縮するため〕、エリアを進んで行っても同じ景色っぽく、現在地が分かり難いのと、若干手抜きっぽくも感じられました。

■ やりこみ

２週目以降の特典ややりこみのハードルが高く、気力が続きませんでした。テイルズに限ったことではないですが、ゲームのやりこみ要素は、もう少し気軽にチャレンジ出来る物であって欲しいです。

COMMENT

全体的にまとまった良作とも言えますが、よくある王道RPGの要素を集めて、テイルズ風に味付けした作品とも感じました。なので正直物足りなかったり、もっとこうして欲しいという部分はありますが、戦闘をはじめ、称号などのシステムは本当に面白かったです。

なので次回作は骨太なストーリーと魅力的なキャラクター、それに加え今作のような、爽快感のある戦闘や称号など、良い部分をミックスして、ぜひ楽しい作品が出来る事を期待して待ってます！