【PS3】HITMAN ABSOLUTION(ヒットマン アブソリューション) レビュー
発売元 | スクウェア・エニックス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2013-01-24 |
価格 | 7980円(税込) |
レーティング | 【Z】18才以上のみ対象 暴力 犯罪 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:ステルスアクション ■ プレイ人数:1人 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt |
75pt
GOOD!
・自由な暗殺が出来る
このゲームの売りでもあり、最大のメインだと思います。標的を様々な方法で暗殺する事が可能で、事故に見せかけた感電死、毒を入れての毒殺、薬品を入れ替えて・・・など本当に多彩です。もちろん普通に銃で倒すことも可能。
・グラフィックがとても綺麗
ここが最大の進化だと思います。本当に綺麗で、映画ばり。民衆の最大表示数も凄く多く、純粋に驚かされました。このグラで自由な暗殺が出来る。素晴らしいの一言です。
・ボリュームが盛りだくさん
全20ステージと歴代ヒットマンシリーズ最大の量であり、オンラインではコントラクトモードという自由にミッションを設定して、友達と遊べる機能があります。
BAD/REQUEST
・自由度の低下
歴代ヒットマンシリーズに比べて、暗殺方法がだいぶ減りました。減った理由として、MAPの細分化と演出過多があると思います。歴代ヒットマンは、依頼されてそれを自由に攻略していく感じでしたが、今回は最初から決まった状況下から始まる場合が多いです。それによってMAP攻略の自由度が大きく減らされてしまっています。次回作の構想がすでにある様なので、是非この点は直して貰いたいと思いました。
COMMENT
インスティンクト機能については今回のシステム、MAP構成を考えると正直必要だったのでは無いかなと思います。変装についてはバレるようになって、面白く無くなったと良く聞きますが、良く良く考えると普通、さっきまで居た同僚がツルピカの男性に変わっていたら間違いなく気付くと思います。敵の場所判断についても、敵の数が非常に増えている&民衆(NPC)も非常に多くなっているので必要だった様に思います。が、最初から決められた状況による一本道化だけは頂けません。次回作はこの点だけは気を付けて欲しいです。
個人的にはヒットマンの新作が最新のグラフィックで久々に出来て、とても満足です。自由度があるステルスアクションというのはほとんど無いと思うので、是非今後も定期的にヒットマンシリーズを出して欲しいと思います。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt | 2pt | 3pt |
52pt
GOOD!
■ボリュームが多い。
オフラインで20ミッション、オンラインなら+αでたくさん遊べます。
アイテム収集等、やり込み要素が豊富です。
■オンラインモード(コントラクト)が面白い。
世界中のユーザが作成したミッションをプレイすることができます。
もちろん、自分でマップとターゲットを選んでミッションを作成し、オンライン上に公開できます。
世界中のユーザと得点を競い合ったりできるのが斬新で楽しいです。
中には(失礼ですが)しょうもないミッションや激ムズミッションもあり、オフラインよりこちらの方が楽しいです。
■投擲できるようになった。
物を投擲して敵をおびき寄せたり、気をそらしたり、殺害できるようになりました。
より攻略の幅が広がったと思います。
BAD/REQUEST
■変装が台無し。
「ヒットマン」シリーズの醍醐味である「変装」が台無し。
従来までは、同じ服装に変装して近づいても、バレるかバレないか際どくてハラハラしたものですが、今作はすぐバレます。
今作から「ブレンディング」(顔がバレないような仕草をしてやり過ごす)という機能が搭載されているんですが、使用回数に制限があり、すぐ無くなってしまうので、ほとんど使い道がありません。
物陰にコソコソと隠れながら進むステルスゲーム(「メタルギアソリッド」や「スプリンターセル」のようなゲーム)と化しています。
■洗練されていないマップ。
従来の箱庭型のマップを想像していましたが、大変残念な出来です。
従来よりも明らかに自由度が低いです。
敵の配置も問題あります。敵大すぎ。
オフラインなんて一本道のステージがざらにあります。
上記の変装の改悪と相まって、マップをあちこち散策できません。
散策するころには敵を皆殺しにしているでしょう(笑)
「インスティンクト」(敵の動きや操作アイテムの位置が強調表示される)という機能が搭載されましたが、これのおかげで、攻略方法がネタバレしたようなもので、何でも分かってしまい、面白みがなくなってしまいます。
かと言って使わなければ敵の位置を把握しづらく、すぐバレます。
使わずにゲームをするにはエラー&トライしかないでしょう。
非常にゲームバランスが悪いです。
■武器が少ない。
従来よりも武器が減りました。
ドンパチ戦の武器ばかり勢ぞろいです。
COMMENT
65インチ液晶テレビ 7.1chサラウンド環境でプレイしています。
「ヒットマン」シリーズは全てプレイ済みです。
正直、今作は微妙でした。
シリーズ中で比較すれば最悪の出来ですね。
今作は番外編として、正当な「ヒットマン」シリーズの続編を出してほしいです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt |
78pt
GOOD!
ヒットマンシリーズ初プレイですが・・・普通にステルスゲーとして楽しめました。
・敵の目をかいくぐりどう移動するか、どうターゲットを始末するか、ルートも倒し方も
自分で決められるのが楽しかったです。
・マップはミッションごとに違いますが、広いマップもしっかりあります。(過去作は知らない
ので比較できませんが)
・システム周りも特に大きな不便なく、ストーリー性も高いです。映画をプレイする感じかな。
・メタルギア好きな自分としてはまりました。
BAD/REQUEST
・不満はあるとすればオートセーブです。自分でセーブは出来ません。チェックポイントで簡易
セーブはできますが、リスタートすると倒した敵(暗殺ターゲット意外)がリスボンします。
このリスボンはなくても良かったなと思いました。
・あとオンラインは・・・・人によって評価変わるかな?
COMMENT
ボリュームはミッション数が20くらいあり、結構しっかりしてます。
過去シリーズのファンの方はいろいろ思うところあるでしょうが、一つのゲームとしてなら
十分佳作以上とっていいと思います。
メタルギアのようなステージ性でストーリーに沿って進んでいき、各ステージに暗殺対象が
いたりする・・・って感じです。(ターゲットがいなステージもあります)
とにかく、メタルギア好きなら買ってみましょう。はまれますよ。
Amazonレビュー
レビュー日: 2016-09-08
自由度が落ちてるけどそう悪くもなかったかな
安いと思ったらダメ元で遊んでみるのもいいかもしれない
以下惜しいと感じた部分
・起動のたびにOP見せられる…OPなんて一回見たら十分だからNEW GAME選んだあとにのみOP流れるようにしてメーカーロゴのあとはさっさとメインメニュー選べるようにしてほしい
・場合によって行動しづらくなる…オブジェクトが近くに増えると狙った行動が取れなくなる。あとカメラワークによってボタンによる行動のガイドが見えなくなるのでちょっと困る
・効果がわかりづらいパワーアップ…設定されたチャレンジをクリアするとその評価によって色々能力が上がるけど、上がるのが微妙すぎてよくわからん。もっと劇的に歩く速度が早くなったりとか、倒した敵を引きずるのが早くなるとかなってくれてればよかった
・どう考えてもばれない状況でバレる…3Dゲームじゃたまにある
・銃が落とせない…銃が落ちてると警戒されるステージがあって銃の処理ができなかった(自分が同じ銃を持っていると交換すらできない)
結構難点はあったけど安かったし結構楽しめた
しかし、こんな古いゲームを今さら参考にする人いるのかな…
GOOD!
・オリジナリティー
「殺人」が目的というインモラルなゲームです。
今作は「殺人」そのものが目的のストーリーではなく、
そのストーリー上、やむをえず殺さざるを得ない敵や、
まったく同情に値しない悪役な敵も多いですが、
いつのまにか「こいつ、どうやって殺せばいいだろうか。」とか
「殺した後、どうすればうまく逃げおおせるだろうか。」と、
復讐心や敵対心でもなく冷静に考えている自分が、
ちょっと恐ろしくなります(笑)
暗殺方法・進行方法も相変わらず多彩で、何度もリプレイ
したくなります。初見だとどうしようもなさそうな状況を、
リトライを繰り返してクリアしたときの爽快感は格別です。
リトライ時のロードが短めなのも○。
・初心者救済要素
ライトゲーマー向けに、各種ヒントが強化されました。
暗殺方法のヒントや、進行ルートをいつでも表示することができ、
「何をすればキレイに暗殺できるのかまったくわからない」という状況は、
ほとんどありません。前作までのシリーズで、どうにも進めなくなり
銃撃戦に持ち込むことが多かった人(私のような人)にも、
「サイレントアサシン」プレイがしやすくなりました。
ただし、バッド項目に書きますが、このことで自由度が犠牲になっています。
・二ヶ国語対応
日英両言語音声+日本語字幕対応。声も翻訳もほぼソツなく
まとめられています。
ローカライゼーションに関しては一流の出来かと。
某FPSシリーズも音声言語で分割なんてしないで見習ってほしい…
…あ、同じ会社か。
BAD/REQUEST
・やらされてる感
今作は暗殺のヒントや、敵の進行ルートが確認できるようになりました。
このため、さほど考えなくても、暗殺方法の察しがついてしまいます。
また、達成することでスコアの上がる「チャレンジ」の達成条件にも、
暗殺方法のヒント(もしくはほぼズバリの解答)がたくさんあります。
これらは「暗殺方法そのものを考えるのが楽しい人」にとっては、致命的な
レベルの自由度の低下となってしまうでしょう。一定の目標や暗殺方法に
誘導されてる感が強いです。
・ステージのバリエーション
今回は、基本的にアメリカ国内がメインの舞台なので、雪のロシアやエセ日本は
出てきません。広いアメリカですから、市街地、チャイナタウン、南部の荒野等と、
風景はいろいろ変わるのですが、異国情緒(カンチガイ異国でも(笑))があまり
感じられないのは残念です。
・チェックポイントの仕様
チェックポイントから復活すると倒した敵も復活します。
要所にいる敵を排除したのに、チェックポイントを使うとまた一手間です。
ハマり防止のためかと思いますが、この仕様のためにハマりそうになることも
たまにあります。
COMMENT
今作はオンラインもありますが、今のところオフラインのみの感想です。
シリーズは「サイレントアサシン」と「コントラクト」をプレイしたことが
あります。
…が、なにぶん昔のことで、ほとんど忘れてしまっております。
それでも、「今回は、親切な仕様だなあ」とは思いました。
敵の進行ルートが表示されるだけでもかなり親切だと思います。
この仕様がなかったらアウトもしくは銃撃戦直行だった状況は
無数にありました。
逆に、箱庭ステージへ放りだされるあてどもない自由度は、今作では
あまり感じませんでした。
洋ゲーらしい自由度(これも死語になりつつありますが)や、
それに裏打ちされたシビアな作風が好きだった人は、ガッカリするかも
しれません。
「何をすべきか、一から考えて実行するのが好き」という人より、
「提示されたヒントから察して、そのとおりにハマったときが楽しい」という
人に向いていると思います。
「今までのヒットマンは、自由度が高過ぎて難しかった」という人にも
オススメです。
自由度は減殺されていますが、「殺しの楽しさ」まで殺したわけではありません。
全体的に、ライト向け・新規取り込みを目指した作品に思えました。
いろいろ言いましたが、個人的にはかなり楽しかった作品です。
このグラフィックやシステムの続編が出たら、また買うと思います。