オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 1pt | 3pt | 4pt | 3pt | 2pt |
66pt
GOOD!
●北斗の拳を題材にしたアクションゲーム
人気漫画だが、最近はアクションゲーム化されていなかった。次世代機の3DCGで北斗の拳が遊べるのは、ファンとして嬉しい。
コーエーが作ると聞いて、血も出ない、破裂もしない物になりそうで不安だったが、秘功突いて破裂や、南斗の切断も再現されていて一安心。
北斗、南斗、有情の死に方パターンも、なかなかに開発者の拘りを感じた。
●原作が再現されているグラフィック
主人公のケンシロウは違和感があったが、それ以外は中々に際限度が高いキャラクター。筋肉も北斗の拳っぽく再現されている。
背景も綺麗で、敵がぶつかると壁が壊れたりと、反応が返ってくる。無双らしい、そして北斗の拳らしいパワフルな爽快感があった。
●動きが重々しくなった
今までの無双のような、チャカチャカ動く早回しのようなモーションは、北斗の拳のイメージとはかけ離れているので不安だった。それが一撃一撃をしっかり決める、重々しい動きになった事は非常に好印象。
そのぶんスピード感や、大量の敵を吹き飛ばす爽快感が減ってはいるが、カメラカットの演出が入ったり、スローがかかってメリハリが付いたりと、別方向の爽快感が追求されていて、無双シリーズが売りにしている爽快感は健在だった。
雑魚敵も、操作キャラを馬鹿にしたような間抜けな攻撃をしてきて、いかにも北斗の雑魚っぽい。
BAD/REQUEST
●いつも無双であるダメな点
中ボスが固い。弓兵が鬱陶しい。移動が面倒。
この辺りは今作も健在。毎回言われている爽快感を減らす要素を、なぜ修正も調整もせず、毎回同じ状態で使うのか不思議。
●サウンド関係が最低
ゲームの随所から製作者の北斗愛を感じたが、サウンド関係からは全く感じなかった。
・発売前から問題になっていた声優。別に声優に拘りは無いのだが、ああも原作とイメージの違う声質だと、さすがに違和感がある。
すでに故人の方もいらっしゃるし、若い世代に活躍の場を譲ると公言している方も居る。なので声優を一新するのは構わないのだが、せめてキャラに合った人選をして欲しい。
全員良い声なのだが、声が1つ高音で、ドスの効いた声の人が居ない。
・愛を取り戻せの劣化アレンジ
酷い。思い出補正はあるにしても、原曲そのままの方が断然良い。
ロックさもハードさも全く足りず、全然テンションが上がらなかった。
・効果音が酷い
キャラの動きは重々しくなったのに、効果音が軽すぎて、爽快感が激減している。
腰の入った重いパンチを当てたのに、ポスンポスンという風船を叩いたかのような軽い効果音。これじゃ動きや演出を強化しても爽快な感じはしない。
●ボスに止めを刺す時のボタン入力が鬱陶しい
面白みも爽快感も何も無い。失敗するとボスの体力が回復して戦闘し直し。入力に成功するまで無限に続く。
非常につまらないし、爽快感の欠片も無い。ただ面倒で鬱陶しいだけ。
●原作を省略し過ぎ
原作では名シーンのイベントも、尺の都合なのか、台詞に演出にと、色々と省略されていて、非常に残念な出来。
原作がある物をゲーム化する以上、原作はきっちりと再現して欲しい。
COMMENT
不安とは裏腹に、アクションゲームとしても北斗の拳としても、それなりに楽しめた。
一作目はハズレで、二作目で面白くなるのがコーエーのイメージだったので、少し驚いた。
個人的に感心した点は、コーエーがきっちり残虐描写を再現して、雑魚敵の無駄と思える動きまで入れて、北斗の拳らしいボケとツッコミの爽快感を追及した事。動きを重々しくして演出を強化し、北斗らしい重量感のある爽快感を追求した事。など。コーエーにしては珍しく冒険したな、と思った。
北斗の拳を再現する事を重視して、その中で爽快感を追求し、無双らしさを出そうとした試みは良いと思う。北斗無双はハードさや、重量感のある、この路線で進化して欲しい。
無双らしく難易度も幅広く選べ、誰でも簡単に北斗の拳の世界で一騎当千を味わえる。
手放しで大絶賛できるような名作ではないが、ライトユーザーにも北斗の拳ファンにも、お勧めできる出来にはなっている。
ただ今までの無双と違い、わらわら群がる大量の雑魚を、一撃で吹き飛ばす爽快感ではない事は注意して欲しい。
動きの重さがレスポンスの悪さ、テンポの悪さに感じてしまうかもしれない。
今作は、スローやカメラカットなどの演出に拘った、北斗の拳らしい重々しいメリハリの効いた爽快感。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 2pt | 3pt |
71pt
GOOD!
オリジナリティー
原作どおりのストーリーを再現した「伝説編」に加え、ifのストーリーを「幻闘編」として入れたことはナイスだと思います。 このifのストーリーがなかなか面白いです。
グラフィックス
文句のないクオリティで登場人物たちが描かれ、歴代のアニメ作品よりも原作に近い感じが出ていると思います。
熱中度
BADのほうで記述する「快適さ」に難を抱えつつも、雑魚敵をボコボコにする爽快感は十分にあります。
また、「経路究明図」という成長システムは、隠れた部分が気になって、少なくとも全キャラの経路究明図が”全て見える”状態まではやめられないという気になってしまいます。
BAD/REQUEST
サウンド
他の方も仰っているように、「愛をとりもどせ!!」(instrumental)以外の曲は記憶に残らないこと、障害物の破壊音だけが特に目立つことなど、サウンド面では好評価できる点が少ないです。 しかし、「愛をとりもどせ!!」が入っていたことは素直に嬉しかったですね。
快適さ
・移動速度が、従来の無双シリーズと比べて遅い
・ボスにとどめを刺すときの○×△□入力が、イージーモードでも難しすぎる
(イージーモードなら3個までにしてほしい。5個はちょっと難しい・・・)
この2点が、このゲームの大きな不満点です。
COMMENT
満足感
原作が週刊少年ジャンプに連載している頃から読んでいた「北斗の拳」ファンとしては文句のない仕上がりですが、「無双シリーズ」のファンとしては、移動速度の遅さが爽快感を若干下げている点は否めません。
あと、○×△□入力については、このシステム自体が失敗とは思いませんが、イージーモードのときは省略もしくは超簡単にしてほしかったですね。
それら部分的な問題はあるものの、全体としては”北斗ファンなら”まずまず満足できる作品だと思います。
しかし、「北斗の拳」を全く知らない人が遊んだら、本来の面白さがわからないかもしれません。
あと、これは「2」もしくは「猛将伝」を見越して敢えてそうしたのかもしれませんが、操作キャラが8人というのは物足りないかも。
操作キャラが3人以上増えて、BGMに「TOUGH BOY」が入るなら、次も買いますので頑張って下さい。楽しみにしています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 5pt | 4pt | 5pt | 5pt | 4pt | 4pt |
95pt
GOOD!
北斗シリーズのゲームはすべて所持しています。
原作は完全に把握している状態でのプレイです。
まず、映像が当然ながら今までの北斗シリーズとは段違い!ムービーはもちろん
ゲーム画面もかなり良好、大好きな北斗キャラを自分で操作している感は
これまでにないレベルです。
動きの速さがあまりない感じがしますが、キャラによっては動きが早かったり遅かったりがあるので問題ないと感じました。ドシン!っていうパンチがかなり好印象!
パンチを当ててもあたってるのかあたってないのかわからないような、ダンボールの張りぼてを殴り飛ばしているというような感じは全くしません。ぶちあたって吹っ飛んでます。
無双の他のシリーズに比べて無茶な育成要素はないように感じましたが、それでも熱中度はかなり高いです。ファンなら間違いなく買いです!
原作を知らないような方には、まず原作を読んでから・・・が理想ですね。
こういう原作を再現したようなゲームの楽しみは、あぁ、こういうシーンがあったなぁと
感じる点がかなりの大部分を占めていると思います。
BAD/REQUEST
アニメ版の印象がかなり強い年齢層なので、若干違和感があった。
原作のBGMを使ってほしかったのですが、新しい音も悪くはないですね。
でも原作に忠実にしてくれたら・・・
COMMENT
42型ハイビジョンテレビでのプレイです。
北斗マニアなため当然即時購入しました。
技術の進化を感じますね。
ファミコン時代から北斗シリーズをやっていますが、部屋に並べてみるとなんというか・・・感慨も一塩です。
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-06-18
幻闘編でシンを使いたかったので格安で購入しました。
真・北斗無双よりこちらのほうが面白いです。
ヒマな時に息抜き程度でプレイするのが良いでしょう。
PS3を起動する機会も減りましたが、買って損はないと思います。
GOOD!
【満足度】
いろいろなキャラクターを使えて、いろんな北斗、南斗の技を使えます。マミアやジャギも特殊として使えます。ファンにとってはこれにつきるでしょう。それにキャラクターがかっこよくなってコスチュームもかっこいいです。
最初はもっさり感(重量感)が気になっておもしろくないとかんじるかもしれません。
が、やるにつれいろいろな技が増えていきますから、それらを組み合わせて敵を倒していくのが楽しいです。キャラの違いでいろんな攻め方があります。レイなどを使えば爽快感も上がるでしょう。
【グラフィック】
よく作りこまれていると思います。筋肉などは作りこみすぎて気持ち悪いくらいです。
先ほども書きましたがコスチュームのかっこよさがよいです。
【快適さ】
ロードがかなり早いです。スキップ機能もついていて快適だと思えました。
BAD/REQUEST
特にこれはひどいと思うところもないのですがいくつか気になる点があります。
もっさり感。
なんとなくもっさりしています。悪く言えば、爽快感がなくストレスがたまります
それでもよく言えば、重量感があり原作のイメージを忠実に再現しようとした結果だと思います。このことはGOODと表裏一体なのですが、ケンなど最初使ったときはもっさりしててなんじゃこれって思うでしょう。
声優。
別に前作と違ったからといっていいとは思ったのですが、サウザーの声が平安時代のまろ?みたいな声で、私はサウザーを使ってみたかったけどこれは萎えました。
爽快感。
従来の無双のような爽快感はないです。もう少しだけスピードを上げてくれたらよかったかもしれません。爽快感を求める人にはオススメしません。
COMMENT
北斗の拳はアニメ、漫画すべて何度か見ました。プロモーションを見て以来、ずっと楽しみにしていたタイトルです。あの北斗の拳がこんな風にゲームになるなんてやってみてとても感激です。
良くも悪くもファン向けかもしれません。他の方はもっさり感を気にしたレビューが見られますが、従来の無双のようにばったばったさくさくと紙のように敵を倒したのでは、北斗の拳ぽくないんじゃないかなあと思いますが、もう少し爽快感があってもいいんじゃないかと思います。それでも広範囲奥義を覚えればまとめて何人か倒せるようにはなります。
無双っぽくない点、北斗を題材にした点、皮肉にも無双シリーズも含め最近買った中で一番買ってよかったと思えるタイトルでした。