【PS4】Everybody’s Gone to the Rapture ー幸福な消失ー レビュー
発売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2015-08-11 |
価格 | 2160円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 恋愛 セクシャル 暴力 (CERO について) |
ショップ/リンク | |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ オンライン配信専用 ■ ジャンル:アドベンチャー ■ プレイ人数:1人 |
- 総合ポイント
- 28
- (難易度)
- 0.60
- レビュー数
- 5
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 5pt | 2pt | 1pt | 0pt | 0pt | 0pt |
21pt
GOOD!
グラフィック
すごく綺麗。多分制作側もここが一番の見せ所と思ってることだろう。けっこう手抜きなく細かいとこまでリアルに書き込まれている。また黄昏時の町全部が濃いオレンジとなるとこやら、雨に濡れた地面とか実写と見間違えるほどのクオリティ。脱帽です。
舞台
そんな広いわけじゃないが、住宅、工場、駅、鉄道、サイクリングコースみたいな森林、キャンプ場、小麦畑、風車、etcと、向こうの田舎町をうまく表現している。一部の家や施設は中に入れるが、鉄道模型があったりとか、元住民の生活模様がうかがわれるとこも良い感じ。
雰囲気
誰一人いない静まり返った田舎をとぼとぼ歩いて行くのは不気味で寂しいが、美しい景色に癒されてみたり独特な気分になれる。
ロード
起動時に長めのロードがあるが、ゲーム始まれば一切なし。
トロフィー
収集がメイン。攻略動画を見れば誰でもコンプ可能なほど簡単です。安価ゲーながらプラチナ付き。
BAD/REQUEST
移動速度
遅いんじゃなく遅すぎる速度。シャレにならんほど遅い。いちおうR2ホールドでちょっと速くなるがそれでも遅い。ぶっちゃけ歩くだけのお散歩ゲーでこの移動速度はほんと致命傷。これに耐えれず序盤でやめてしまう人もすくなからずいるのでは?
手持ちのマップがない
現在地はここ!というマップは何箇所か街中に設置されているが、手持ちのマップがなく、画面斜め下に常時表示されるミニマップもないので、最初は方向を見失いがち。自分も来た道戻ってしまっていた。
オートセーブ
メインストーリーを進めるための玉に触れてイベント完了したとき(いきなり夜になるイベント)のみしかセーブされないので不便。
上記の3点、特に致命的な移動速度ゆえに快適さは0点とします。
カクカクすることが多い
一定距離歩くと定期的に一瞬カクッと止まることが多い。それゆえにヌルヌル感は特にない。天気が移り変わるとき、森林の影が動くのだが、その動きもいかにもゲーム的なカクカクなものになる時が多く興醒め。
ストーリー
なーんか結局よく分からんw
COMMENT
バッドで挙げた致命的な歩行速度ゆえに、仮にフリプで来たんなら絶対最初で止めているであろうゲームw 2000円分取り戻す意気込みでプラチナゲットまでやったけど、達成感どころか疲労感だけが残りました。。。。
この速度さえマトモなら英国ローカルお散歩ゲー、雰囲気ゲーとしてそこそこの評価にはなっていたかもしれないけど惜しすぎる。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 5pt | 4pt | 1pt | 1pt | 1pt | 0pt |
36pt
GOOD!
DL専用タイトルでたかをくくってましたが、
グラフィックがかなり作りこまれており綺麗です。
家具や屋外部分の仕上げがきちんと出来て居ります。
また、降雨時の地面に当たる表現など凄いなと感じました。
BGM演出は基本自然音ですが、
イベント毎に哀愁漂う曲が入り込んで良く演出できてると思います。
BAD/REQUEST
終始ストーリー断片を延々と見せられるのでいまいち掴みきれません。
起承転結が把握し辛い感じになってます。
かと言って周回楽しもうと思える中毒性は皆無です。
一度だけエラーによる強制終了がありました。
オートセーブがあるので救いはありましたが。。
あと任意のタイミングでセーブさせて欲しかったです。
PS4の中断機能に対応してますがエラーしないか心配なので。。
歩く速度が変速一応ある様ですが遅すぎます。
ダッシュは無くて良いですが気持ちもう少し早ければテンポが良かったと思います。
何度か街なかを往復する機会があるので気になりました。
COMMENT
REGZA(26C3700 26V型)HDMI接続でプレイ。
ハードは500GB:CUHJ-10001にてプレイ。
只々探索して究明していくアドベンチャーゲームです。
ゲームに対してフラットな気分で楽しめます。
世界観のふわっとした把握は出来るのですが、
その要因がいまいち掴みきれませんでした。。
分かりづらく楽しくプレイ出来ませんでした。。
グラフィックが良くて雰囲気はあるのに色々と惜しい作品でした。
少しお値段に相当しないかなと感じました。
独りよがりに近い作品にも感じました。
これだけではゲームは売れません。。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 5pt | 3pt | 2pt | 2pt | 1pt | 0pt |
45pt
GOOD!
「風ノ旅ビト」のような、ゲームであってゲームでない、不思議な作品です。
オープンワールドになっている「村」を探索し、ストーリー断片を集めて、ここで何が起こったかを探っていきます。エリア(=章)が分かれており、各エリアで特定の人物のサブストーリーを集め、その人物固有の「章エンディング」を見ることも目的です。
グラフィックスが非常に美しいです。しかもほぼひとつながりの広大なマップをシームレスに移動できます。「移動速度に制限を設ければPS4のオープンワールドはここまでいけるのだ!」という手本のようなものですね。テクスチャのきめこまやかさ、色彩バランス、明暗バランスもとてもよく、エリアごとに天候・時刻・地形・用途が異なることでの絵変わりも考えられています。
ストーリーや人物描写がいいです(※BADに挙げるように、一部は気に入りませんでした)。人物の3Dモデルはなく表情も見れないため、数少ないセリフと字幕だけで楽しむことになりますが、それでも背景にある悩みや葛藤が感じ取れました。
操作が簡単です。老若男女どんな方でもできるでしょう。
BAD/REQUEST
・イベント分岐がありません。章クリア必須のストーリー断片と、そうでないおまけの断片がある、というだけです。で、断片を全部拾う、というのが収集要素の一つなのですが、簡単すぎてあっさり全部見れます。
・アクションやパズルの要素はありませんので、ストーリーを見て、考察・咀嚼がすんでしまうと景色以外に楽しむものがなくなってしまいます。
・「光を操作する」場面のチュートリアルが文章解説一切無しです。要はロックピックのミニゲームみたいなものなのですが、難易度0もはなはだしく「1秒で解除」というレベル。なので難易度1になってチュートリアルが消えると、何をすべきかしばらく分かりませんでした。
・ニュース記事では「光を追っていけばストーリーも追える」という触れ込みだったのですが、この光がしょっちゅうバグって停滞したり行方不明になったりします。プレイヤーの思うがまま自由探索してると、余計にそうなるでしょう。
・第一章のエンディングを飛ばして第二章にいけてしまいます。この手のゲームでプレイヤーにモヤっとさせてはいけないと思うのですが、まんまとモヤっとしてしまう方も多いことでしょう。
・ワープがありません。ショトカはあるにはありますが、あってよさげなところになく、収集コンプをする際に障害になります。
・任意セーブがありません。なお、前記の「章クリア必須のストーリー断片」がセーブポイントで、「おまけの断片」は見てもセーブされない模様。
・サブタイトルの「幸福」(または原題の rapture=歓喜)というのは、説得力が足りないように思います。製作者の強弁ではないでしょうか。俺個人は登場人物それぞれのストーリーにずーっとウルウル来てたのですが、最後だけ腹が立ちました。「お前!!お前が言うか!!」(ただし、今後の再プレイで俺の人物考察は変わるかもしれませんが・・・)
・トロフィーに関してはあくまでおまけだと考えていますので、通常BADに挙げません。これは俺個人が決めている原則です。が、このゲームは本編におまけ要素がなさすぎるので、結果的にその分トロフィーで楽しむしかない。ところがちょっといくらなんでもこのゲームのトロフィー設定はひどすぎる。まず、トロフィー一覧にウソや紛らわしい説明(その半分は多分日本語訳のせい)が多い。それがなかったとしても、ある隠し要素の収集が困難すぎて、ネタバレ無しでかつ偶然に頼らずコンプするには100時間でも足らない。んなくらいならとっとと別のゲームをやりましょう。
COMMENT
根本のストーリーはよくある感じ、個々の主人公たちのサブストーリーもただただ普通で、オリジナリティというものは特にありません。3点。
グラフィックスは最高品質じゃないでしょうか。5点。リアル系にこれ以上何を望むか。
音楽は、5章の始まりが絶妙!と思いましたが、それ以外はあまり印象なし。悪くもないです。3点。
熱中度は完全に人を選びます。特に、「探索好き」「散歩好き」以外のプレイヤーは、ストーリーを全部見たら完全におしまいでしょう。2点。
これで風ノ旅ビトの倍の値段すると言うのは納得できない人が多いと思います。客は開発費用でなく満足度に対してお金を払うわけですから・・・。2点。
快適さ:早歩きでもなお遅いのは、緻密なグラフィックスをロードするためのトレードだと思いますので、俺はあえてBADには挙げません。その代わり、任意セーブと章スタートへのワープくらいあっていいと思います。どう考えたって実装するのは簡単なんですから。サボんな。1点。
難易度:クリアする前に飽きるかどうかだけの問題です。風ノ旅ビトよりさらに簡単です。
オープンワールドはアクション性のあるゲームなら無限の可能性があるけど、この作品では無理。おまけ要素をもっと入れればいいのに。クリア後天候を操れるようになるとかだけでも、風景の楽しみが数倍になると思うんだけど。
GOOD!
住民が消失した田舎町を散策し、消失の原因や最後の時を迎える住民たちの人間ドラマを追体験する主観視点型アドベンチャー。
舞台となる田舎町がかなり作り込まれており、生活感のある和かな風景を堪能できます。また進むにつれて天候の変化があったり、農場、工場、駅やキャンプ場など色々な施設を訪れるなど環境の変化を付けて飽きさせないような配慮もあります。
BGMは基本環境音ですがイベント時に流れる音楽は登場する人物の心情とも合ってて良かったです。
ロードはゲーム開始時に長めのがありますが始まってしまえばロードを挟むことなく進められます。
BAD/REQUEST
○移動速度
他でも言われていますが移動が尋常でなく遅いです。これだけでゲームの評価が地に落ちると言っていいレベル。R2押っぱで移動速度が上がるそうですが本当に上がってるか疑問符が付くほどわずかしか速くなりません。風景をよく見てほしいとか、ローディングの都合とか色々理由はあるんでしょうがさすがにこの速度は論外です。
○ストーリー
クリアしたときの率直な感想は「結局何が原因で住民は消えたの?」でした。冒頭部分では動物の大量死や住民の謎の体調不良などかなり不穏な雰囲気で先が気になる感じだったんですが、途中から只の近隣住民トラブルや痴話喧嘩が多くなり原因が何なのかよく分からないまま終了。プレイヤーに考察させるにしてももっと開示すべき情報があったのでは?
○現在位置が分からない
一応あちこちに街の地図が設置されているのですがミニマップも無く、あまつさえ方角を示す物さえないのですぐ迷子になります。
○オートセーブ
任意セーブが無くオートセーブのみですが、セーブされるのが重要イベント発生後のみという仕様。この仕様に気付かずにゲーム終了すると最後にどこでセーブされたか、どのイベントを消化したかが完全に分からなくなってしまう。
○バグ
山の中を散策しているときにいつの間にか本来入れないはずの所に入り込んでしまったらしく閉じ込められて進行不可になるという事態になりました。
COMMENT
◆トロフィー関連◆
攻略動画ありきでおよそ5時間ほどでトロコン。収集要素がキツイ上に収集状況を確認できないので素直に動画を参照することを推奨。トロフィーの自力コンプは割と無理ゲー。
◆総評・感想など◆
PS+のフリープレイで入手。
雰囲気ゲーというやつですが移動が遅すぎてストレスマッハだし、ストーリーもよく分からないし、サブタイに幸福な消失とあるけどどの辺が幸福だったのかもよく分からんとか、本気で意味不明なゲームだった。はっきり言ってトロフィー目的以外で買うゲームじゃないです。
トロコンが楽だったので満足感に1点はつけます。熱中度と快適さは0点にしようかと思いましたがロードの事を加味して快適さも1点残しました。