【PS4】HEAVY RAIN -心の軋むとき- レビュー
発売元 | ソニー・インタラクティブエンタテインメント (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2016-06-01 |
価格 | 3400円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象 暴力 犯罪 言葉・その他 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ オンライン配信専用 ■ ジャンル:サイコ・サスペンス ■ プレイ人数:1人 |
- 総合ポイント
- 58
- (難易度)
- 2.25
- レビュー数
- 8
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 3pt | 2pt | 2pt |
65pt
GOOD!
4人視点で連続殺人鬼を追っていく、サスペンスアドベンチャーです。
ところどころにアクションが多く、行動するまでに時間制限があったりしてなかなか刺激的なゲームです。
ストーリーが面白く、犯人がご登場の時はこいつだったのか・・・!と驚かされました。
高グラフィックに描かれた3Dキャラ+リアルさがあるミステリー物というのは ゲーム作品として世に多いわけではなく
とても貴重に感じられます。
マルチエンディングでそれなりのエンディング分岐があるのも評価できます。
BAD/REQUEST
自分は推理することが結構好きで推理ゲームとかよくやるのですが、一番嫌なのは自分が推理する前に急に犯人がでてきてネタバレ公開されてしまうことです。 自分で推理できる様な選択肢などを置いて欲しかったです。 こういう選択肢がないと、まだヒントがあるのかもしれない思って適当に物語り進めてしまい、いきなり犯人登場、ネタバレ公開されてしまうので割りとへこむんですよね。
ミステリー映画とかならそれで仕方ないと思います、ゲームなんだからプレイヤーに思考させ、選ばせる場をちゃんと作って欲しい。
あとはアクションが結構大変な部分が多いところが難点でしょうか、急にやってくるボタン連打などは面倒に感じられた。
こればかりは人によるかもしれません。
エンディングの分岐は4人それぞれ行動で変わってきますが、無意味な分岐点もかなり多く、物語後半での生存と死亡での分岐が基本的に多いです。違う部分の分岐 序盤での行動の分岐がもうちょっとあってもよかったかなと。あとは主役4人中1人のノーマンのエンディングがどれもこれもイマイチに感じた。
◎会社事情があるらしく? 話の複線が補完できてない部分や ストーリー上の矛盾点もありますので買う人は注意が必要です。
PS3版でのDLCコンテンツ(サイドストーリー)もPS4版には含まれていません。
COMMENT
不満も多いですけど、ストーリー部分だけ見ればかなり面白かったです。
逆転裁判、ダンガンロンパなどぶっ飛んだ話の推理ゲーが嫌いというわけではないですが、
もっとこういうリアルを大事にしたミステリーゲーム増えて欲しいです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 2pt | 3pt | 1pt | 1pt |
54pt
GOOD!
ストーリーが序盤から終盤までしっかり構成されていて、海外ミステリードラマのように先がどんどん気になり引き込まれていきます。
登場人物も主役から犯罪者までそれぞれ味があっていいですね。変質的な奴とか凄いリアルで気持ち悪いです。(いい意味で)
画像が綺麗で、登場人物のモデル本人達がキャプチャーしてるためか、実写みたいで表情や肌や唇の質感などがめちゃめちゃリアルです。
Bgmはどれもミステリアスな感じでこのゲームの雰囲気にぴったりです。キャラクターそれぞれのテーマ曲も雰囲気に合っていて素晴らしい。例えばイーサンは悩める悲劇の父親ってのがよく曲に現れている。
選択肢やQTEをミスってもチャップターセレクトやロードですぐやり直せるのでいいですね。後は分岐を変えたい時なども気軽に変えられるのも便利でいいです。
日本語吹き替えが脇役まで中々豪華でいいです。特にシェルビーはグッド!
BAD/REQUEST
バグが致命的に多く、フリーズはもちろんのこと、キャラが壁抜け・選択肢消失・キャラの顔面硬直・ボタンによるバグなど他にも多々あり、ストーリーで必ず一回はバグに遭遇します。まともに進めれたことがありません。
こんな作りで製品化したこのゲーム会社は失格だと思います。
QTEアクションで一見自由度が高く見えるが、失敗してもあまり状況が変わらないことが多く(QTEの意味がない)、ほとんど強引に進んで一本道です。
あくまで一つの映画を観る感覚でプレイしたほうがいいです。映画の中で少しだけ操作が出来て少しだけ展開が変えられるという感じ。
もう少し分岐が欲しかったですね。
選択肢も悪い選択をすると結局いい選択を選ばされるまで進めないのでほとんど意味ないです。キャラクターの人物像もほぼ統一されているので、イーサンとかだと選択肢によって駄目な父親に変わって結末も変わるとかだったらもっと面白かったです。
操作性が悪くQTEは非常に分かりづらいです。移動は細かい方向転換が難しく、QTEは連打と押しっぱなしとか非常に分かりづらいです。そのくせ入力タイミングがシビアなので何回も見間違えて失敗しました。
COMMENT
バグが多いのが痛手ですが、ストーリーは映画のように引き込まれて非常に楽しめました。QTEも中々斬新で楽しかったです。
ただほぼ一本道でリプレイ性も薄いので、2を出すならもっと分岐させて欲しいですね。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 1pt | 2pt |
62pt
GOOD!
映画を見ながらQTE操作をするゲームです。
その映画の中身は、それなりに面白かったかなとは思います。基本シリアスですが、クスッとしたり和むシーンもあります。
プレイヤーにお子さんがいれば、感情移入し易いと思います。
大人向けゲームですね。
BAD/REQUEST
とにかく操作性が最悪です。
ボタンを押すだけならいいのですが、モーションセンサーでバランスをとる場面や、コントローラーを特定方向に振らせる操作は最悪でした。
また、向かいたい方向に歩くのもそれなりに大変なのに、カメラがクソなのも相まって少しイラッとするかもしれません。
COMMENT
仕方がないことなのですが、映画ゲーなので、結末を知ってしまっての2周めは本当に作業になってしまうのは残念でした。せっかくマルチエンドですが…
また、独特の操作性が楽しいのは中盤までです。それ以降は、そんなことまでも操作させるの?と思うこともちらほらありました。
とまぁ、一周のんびりやるならいいゲームだとはおもいます。
Amazonレビュー
レビュー日: 2016-09-09
GOOD!
・顔の造形、モデリングがとても繊細
本当に人が演技してるかのようなリアルな作りには脱帽する。
・アメリカのサスペンスドラマさながらの本格的なミステリーストーリー。
向こうでは探偵モノは鉄板の人気ジャンルらしいが
確かに物語の完成度は素晴らしいものがある。
BAD/REQUEST
・快適さは無いに等しい。
R2で歩く、左スティックで見る方向を変えるという操作配置だが
これがとんでもないぐらい不便。
まず歩きながらの方向転換はやたら操作感度が高く、すぐに狙いの角度が外れる上に
曲がり角や階段付近等では自動方向転換が有効になるので思う通りに操作できず
ストレスしか溜まらない。
・QET
快適さをさらに減衰させる要素。
高難易度アクションゲーですら見られないような複雑怪奇な強制ボタン押しイベントが非常に多い上に
ボタン連打なのか長押しなのか、判別がつきにくい表示となっているため、頻繁にミスする。
その上、モーションセンサーを使ったQETでは反応性が悪い為、指示通りの操作を実行しても
画面上に反映されていないこともある。
例
R1長押し後にL2長押ししつつ、コントローラー自体を右から左へ180度回転させる
右スティック↑を長押ししつつ、R2も長押し、その後△と〇を長押ししつつ、L1連打
左スティックを傾けながらR1とL2を交互に連打、等々。
・イベントスキップ不可
何度かプレイ自体をあきらめようかと思った程の仕様。
というかゲーム時間のほとんどはイベントシーンなので上記のストレスマッハQETに失敗すると
また七面倒なイベントを最初から見なければならない。
リプレイ性の為、適所でリトライポイントが挟まれているが
それなら最初からQETなんぞ廃止か簡単にすれば良いのではないだろうか。
・音楽の種類も少なく、同じ様な曲を何度も使いまわしている為
まったく盛り上がりに欠ける。
COMMENT
2018年現在、PSplusにてフリープレイでの評価。
発売当時は画期的だったかも知れないが、現在では正直に言って面白くない。
あらゆる演出と操作が快適性を損なわせており、
数々のバグも含めると、もしフルプライスで購入してた場合ディスクを割っていたかも知れない。
PS3時代のゲームは今やっても面白いモノが沢山あるが
本作は私には致命的に合わなかった。
恐らくはキャラの挙動一つ一つにQETを盛り込むことにより、
よりリアルな没入感を体験させようとしていたのだろうが
面倒くささが、圧倒的に勝ってしまっている。
マルチエンディングとのことだが、申し訳ないがもう一周する気にはなれなかった。
あくまでグラフィックの技術進化も含めての楽しみ方や
「操作するドラマ」等を期待する人でなければストレスしか溜まらないのでは、と感じる。
フリープレイなのであまり文句も言えない上にゲーム自体もそんなに期待していなかったが
それらを突き抜けるほどの「面倒くさい」ゲームだった。