オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 5pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
76pt
GOOD!
・音楽
ファルコムの作品の中でも特に良い音楽が揃っていると思う。
ダンジョンの音楽は総じて良かったし、特定場面は音楽のおかげでしっかり盛り上がるのはさすがだと感じた。
これまでやってきたゲームの中でも音楽はかなり上位クラスじゃない?とまで感じるので5点を付けます。
・操作キャラの性能差
各キャラ毎に長所があって、状況による向き不向きはあれど明らかな強キャラ弱キャラというものは余り無い。
慣れて行くと各キャラ活躍できて、なかなかに良いバランスだと思います。
・ストーリー(GOOD項目)
ラノベっぽかったり一昔前の少年誌の漫画の様なノリを感じますが、それ故に分かり易く楽しめる人は素直に楽しめる。
何だかんだで、一部のストーリーでは「先が気になる!」「早く先に進めたい!」と思った。
ただし……ストーリーはBAD要素も多く含むのでそれはBAD欄に後述。
・サブキャラ
主人公達だけでなくサブキャラ達も個性的で、細かく状況が変化していくので会話するのが若干ですが楽しい。
最終局面で主人公たちが盛り上がる中、そういえばあのキャラは何してるんだろうと探し回ったりした。
・快適さ
操作性はスムーズで良好。
ロード時間も短く快適でクリアまでバグ発生も無し。
宝箱の取りこぼしをステージ評価が終わった後に、サクッと回収に行けるワープシステムもありがたい。
マップを見ると、イベント発生ポイントが分かるのもありがたい。なお、一応隠しもある。
敵とのレベル差によってレベルが上がり易くなるので、使用頻度の低いキャラのレベルアップが楽(ただし、それ故に必要以上にレベル上げるのは難しい)
お金は必要ですが、多くの素材を購入できるのでお金に余裕があればわざわざ再探索しなくて良い。
その他、早送りや演出スキップなども搭載でストレスが非常に少ない。
快適さという点においては良好な作品であり、ゲームを楽しみやすいです。
5点でも良かったが一応BAD側もある為ー1。
・ファンサービス
ファルコム作品の小ネタがあり、クスりどころか結構笑ったものも。
BAD/REQUEST
・閃の軌跡と酷似
システムだけでなく、見た目までまんまです。
似たシステムだろうと見た目は変えようよ……
ミニゲームとかそっくりそのまま持ってきている物もある。
・操作ミスしやすい部分
同じR1ボタンを使うので、狭い足場からダッシュジャンプしようとしたら回避行動を取り落下するという事が時々発生。
また、空中で剛撃と飛翔を出し間違えやすい。私だけかもしれないが。
・ダンジョンで出る素材が分かりにくい
再探索する理由は評価の向上か素材集めがほとんどだと思うので、その片方が不便なのは残念。
・ストーリー(BAD項目)
GOODで書いた通りラノベっぽく漫画っぽくあるので、合わない人にはとことん合わないと思われる。
何度もタイミングよく助けが来たり(一部のキャラにはそう出来る理由があるにはある)、現実的では無い選択や行動でも誰も疑問を持たないなど、都合の良い展開が多々見受けられます。
緻密に練られた深いストーリーが好みの人には合わないかも。
それでも、ラノベとか漫画とか昔よく読んでたし少々は大丈夫と思ってプレイしていましたし、実際楽しんでいましたが……
ネタバレなので詳しくは書きませんが、本編の最終局面的な箇所の極めて重要な部分において超絶ご都合主義が炸裂する。
確かにその着地点は欲しいと思ったけども。もっとこう、過程を上手く出来なかったのかとつくづく思う。
ああいうのをやるくらいなら想いや絆の力でゴリ押しする、とかの方が何倍もマシ。
・サブキャラも強いんです、と言う演出
ファルコムはこういう演出が極めて下手。
主人公達が相応に苦労して倒した敵と同じ敵をサブキャラが一瞬で倒してしまうならば、その人を重要な決戦に連れていこうよと思う。
周りの人にも強い人が居るのはいいですが、きちんとフォローするなり演出の仕方を変えてみるなりして欲しい。
COMMENT
ノーマルでクリア。
ノーマルでも最初はそこそこ苦戦。
序盤はチキンに射撃ばかり使って消極的に戦ってたが、慣れて来ると隙を狙って叩きに行けるようになったりと上達が感じられた。
もっと慣れて来ると、空中で剛撃→浮いたまま通常攻撃→敵の攻撃が来るのでそのまま飛翔で攻撃しながら避け→回り込んでいる位置関係で着地しさらに攻撃。
というような、凄い上手に戦えている感が出せるようになったりも。
たくさんの事を出来る訳では無いですが、アクション部分は悪くないと思う。
このゲームを短く言ってしまうなら「現代風の軌跡アクションver」だが、意外にも好印象と思える点が多く良い意味でビックリ。
特に、やはり快適にプレイできるというのはやはり大切な事。
ストーリーがイマイチでなければ神作品だったかもしれない。とても惜しい。
しかし、何だかんだでラストまで飽きずに楽しめただけでなく次回作に期待してしまう程であり、個人的には良い作品だった。
むしろ軌跡シリーズよりも期待します。ファルコムさん頑張って下さいお願いします。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 2pt |
88pt
GOOD!
■ゲームバランス
成長システム、装備、アイテムなどがとてもバランスが良く最後まで作業感無く楽しむ事が出来ました。
■戦闘
キャラクター毎に戦い方に特徴があり、キャラ切り替えも早いため、とても爽快感のある戦闘を楽しめます。
■快適性
ロードが短く、全体的にテンポよく楽しめてストレスが無いです。
■息抜き感
話も簡単、ダンジョンも丁度良い長さで、ちょっとした時間に軽く楽しめるゲームだと思います。
BAD/REQUEST
■学園システム
ペルソナ5の劣化版のような学園生活パートでした。それなりに楽しめますが、やはり比べてしまうと見劣りします。
■セリフ
ストーリー自体は普通で悪くは無いのですが、序盤のチュートリアル感や所々に出てくる前向き発言が使い古されたベタ物ばかりで非常に陳腐だなと感じました。
COMMENT
バランス良く作られている普通のRPGという感じでした。大作のような感動や満足感はありませんが、普通に楽しめる良いゲームだと思います。
テンポの良さやゲームバランス重視な所が好みが合いそうなので、ファルコムさんの別作を買ってみようかなと思いました。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
74pt
GOOD!
・ファルコムの3本柱の一つ
なので軌跡シリーズみたいな、壮大な続きモノになる・・・気がする。
・PS4版ならではの追加要素
章と章の間にいくつか追加されていてお得。
・ロードが短い
VITA版では長かったそうな。
BAD/REQUEST
・まんま閃の軌跡
ゲームの流れや効果音、モデリングがほとんど閃の軌跡で、閃の軌跡をアクションにしてみましたと言われても違和感ないレベル。
イース軌跡ザナドゥを3本柱にするというのなら、こんな使い回しはすべきではない。
・プレイアブルキャラが揃うのが最終盤
キャラの登場に時間掛けすぎる。プレイアブルキャラは半分程度にしてでも、もっと主人公以外のキャラ同士のエピソードが見たかった。
・幼馴染の乱発
主人公に二人、主人公の友人に一人。女の子と仲良い=幼馴染っていう単純な発想。
しかも主人公の両親は海外に行ってるから、隣に住んでる幼馴染が朝起こしに来て、朝食を作るっていう使い古された設定。
こんなベタな設定、食傷気味っていうか見飽きたんだよね。
空手少女の幼馴染設定も必要ない感じ。
・ラストダンジョンに行くときのやり取り
ネタバレになるので詳しくは書かないが・・・・子供に行かせる理由がない。
・アクションについて
遠距離攻撃で撃破するほうが楽すぎて、近接はほとんどしなかった。
遠距離攻撃はもうちょっと制限いれたほうがいいと思う。
・セリフのボキャブラリーのなさ
腹を括るってフレーズが何度も出て来る。
COMMENT
VITA版未プレイ。
グラフィックでは勝負できない分、キャラとストーリーで魅せてほしかったが、ちょっと残念な出来。
なにより閃の軌跡の素材を流用しすぎて、オリジナリティがゼロ。
おもいっきり風呂敷を広げたので次回作も発売されるんだろうけど、
次こそはファンを納得させるよう作らないとそっぽ向かれると思う。
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-07-21
最後まで遊んだのは、本当にもう「白き魔女」以来なので、20年ぶり?ぐらいのファルコム作品のプレイになります。
ファルコムで学園モノ?
とちょっと抵抗感があったのですが、やってみると色々と学生時代を思い出す様なシナリオもあって懐かしくなりました。
難易度については、ゲームがあまり上手くない私でも楽しめる難易度を選べて助かりました(Beginnerでプレイ)
移動する床などを飛び越えていくようなダンジョンはちょっと苦戦しましたが…
このゲームで最も斬新だったのは、各章に移る際にプレイすることになる「サイドストーリー」です。これがなかなかおもしろかった。
最初は、おまけ要素でプレイしたい人だけプレイする要素かな?と思ったのですが、実際にはプレイしないと次に進めません。
ちょっとかったるい?と最初はイライラする(笑)事もあったのですが、このサイドストーリーが後々の物語の伏線になるという仕掛けというのには驚きました。
アクション・戦闘については、元々アクションゲームが得意でないというのもありますが、
自キャラクターの数もかなりあるため、操作方法と特性を覚えるのがなかなか難しくて、ついつい操作に慣れたキャラクターばかりを強化してしまいました。
結果・・・あまり使っていないキャラクターのみで行うミッションで大苦戦(笑)
この手のゲームではよくあることみたいで、バランス良くキャラクターは強化しないと色々と大変みたいです。
とは言え、過去のダンジョンで再強化したりしてレベルアップできたりと言った救済処置も工夫されていて『詰む』ような事はありませんでした。
サクッとクリアして終わるつもりだったのが…エンディングもやりこみによって変化する物で(全く違うエンディングになるというよりは、より深度があって、真相が明らかになるパターン)何度もチャレンジしちゃいました。
やっと終わったか…と思ったら、ex+の要素はまだ別にあるんだよ・・・というシナリオがスタートしてそこからまた再スタート。
非常に長い時間楽しめる作品でした。
音楽も良い感じで、長い時間聞いていても聴き疲れしない曲で素晴らしかったです。
これでザナドゥ?みたいな先入観で食わず嫌いしてる方は、とりあえず、遊んでみることをオススメします。
次回作はどんなものが出てくるのか?楽しみです。
GOOD!
◆システム
日常パートも含めて80%くらい閃の軌跡で、敵の本拠地に乗り込むパートがイースになった感じ。とはいえファルコムの定番シリーズと同じということですから安定して面白く、本作も丁寧に作られているため両者が楽しめる人であれば毛色の違う新たなファルコムRPGとして凄く楽しめます。
◆世界観
軌跡やイースは王道ファンタジーだったので東京は新鮮。スマホ、SNS、アイドル、学校、商店街など、現代日本に近い世界でこれまでになかったファルコムワールドが展開されます。キャラ付けも上手くいっており、仲間だけでなく、住民なども個性的に味付けされているのは流石ファルコム。ストーリーも日常に潜む非日常が上手く描かれており東京以外でも発展させやすそう。VITA版のときは続編を考えていなかったのか、狭い範囲でいろんなことが集中していたことと、大量に用意できる武器で一般人がかなり上位の敵を一撃で倒してしまったことは懸念ですね。
◆音楽
相変わらずのファルコムクオリティ。グラフィックとは対象的に音楽は素晴らしいの一言。アイドルソングはそれっぽく仕上がってますし、タイトル画面等で流れる音楽は、ストーリーの最後で歌詞が付くととても切なくなります。今作はインストを先に出しておいてからのボーカル付きの曲が場面に合っていて上手い使い方をしていますね。
◆爽快なアクション
手軽に色んな技が出せるので1章が終わる頃には自在に操れるようになります。敵の技も予備動作が大きめでゆっくりなのでイースに比べて難易度は低く、ノーマルまでであればある程度爽快に倒していけるはず。難易度をビギナーに落とすとジャンプアクション部分で補助床が出たりと、苦手な人への配慮もバッチリ。
◆エンディング
お話が展開してきちんと完結するのはやっぱりいいですね。ノーマルエンドはあからさますぎだけど、そこからいつもの曲に入って歌詞で追い討ち。でももっとさりげなくでもよかったなぁ。ボス戦の歌が入るところは最高の盛り上がり。トゥルーエンドの仲間との「縁」を前面に出したこの構成大好き。
BAD/REQUEST
◆グラフィック
VITAからの移植なので仕方ないですが、口パクも開閉2パターンくらいですし、最初の桜とか初代PSかと思うくらい残念な出来。
◆オリジナリティ
一言で言えば、閃の軌跡のシステムで舞台を東京にして戦闘はイースを持ってきたゲーム。日付がスクロールしていって日常フェーズ。クエストしたり、ポイントが2~3もらえて、それを使って仲間と一緒に過ごし縁の経験値がたまってレベルが上がると戦闘スキルが強化されたり。2日目に事件が起こって敵の拠点へ乗り込み、3日目にその後のお話…そのまんまですよね。
その他使いまわし(パロディは除く)
・指を鳴らすと色々起こせる宙に浮く見届け役、結社の執行者、教会の騎士
・効果音、水泳ミニゲーム
・マスターコア(マスタークオーツ)、エレメント(クオーツ)、スロット、導力ネット
・アクション部分(ほぼイース)
全部自社作品ではありますが、使いまわすにしてももうちょっとオリジナル部分を入れて欲しかったです。
◆アフターの最後
一人選んで一緒に過ごせるんですが、ほぼ同じ内容にガッカリ。Extraを埋めるには全員分見る必要があり、飛ばせないエンディングを見終わるまでセーブできず恐ろしく時間がかかるのに…
◆自虐、自己矛盾
異界に迷い込んだ人間は怪異に襲われるという設定を説明したのに、軒並み最奥のボスの後ろに安置されるという謎。門から入るとみんな入り口に出るのに、迷い込んだ人は同時でも既に居ないとか。門は見えないけどヒビは見えるとか。
「薫陶」を口にする人がいないのは安心しました。「とっとと」が少し多かった気がしますけど。あとセリフを言うときに「クサかった」「ラノベみたい」「アニメかよ」というようなことをよく言いますがわざわざ言わなくても…ファルコムのシナリオは全編そうですから!
◆毎回流れるオープニングアニメ
章開始時に毎回流れるのですが必要ないような…。内容が変わるとか伏線が見えるとかでもないし。タイトルを出すときの感じといい、アニメを意識しているんでしょうか?
COMMENT
VITA版未プレイ。ノーマルで2周しました。聞き慣れないタイトルでしたが調べてみると33年前に出たゲームの名前なんですね。アフターのエンディングでも続編を出すと書いてありますし、軌跡シリーズは次で一区切りと言っていたので次はこのシリーズに注力するのかも? 自社の使いまわしですがファルコムのゲームが楽しめる人だったら是非オススメします。
個人的に残念だったのは、PS4を買ったのが最近なのでDLCのカードが付いてきたのですが期限きれてました…