オリジナリティー | グラフィック | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
78pt
GOOD!
まず単純にやれることが増えました。前作にもあった夢幻演舞はもちろん、ムネチカの試練と紅白試合が増えて遊びごたえアップ。
またクリアにせいぜい30~40時間そこそこだった前作と比べてボリュームも格段にアップ。今作は早い人なら50時間切れるかもしれませんが自分はクリアに67時間かかりました、前作比1.5~2倍くらいのボリュームです。
あと中盤くらいから敵の火力が高すぎてやるかやられるかの先手必勝ゲーだった前作と比べてバランスが改善されています。逆に前作くらいの緊張感が欲しい方は初見で難易度難しいでプレイするのをオススメします。
前作は序盤から中盤くらいがほぼ日常パートで占められておりあまりにもストーリーが進行が遅かった事が減点ポイントのひとつになっていましたが今作は序盤からストーリーの本筋も進めつつ合間にちょこちょこ日常パート挟む形なので前作よりは幾分ダレにくいかと。(それでもやはり後半と比べると前半の方が日常ギャグパート多いですが)
相変わらずBPは出撃メンバーにしか入りませんが初回クリア経験値は今回は控えメンバーにも入るためレベル差が開きにくく永年ベンチキャラが発生しにくい。最初前全然使ってなかったキャラを途中からでも運用していけます。
良くも悪くも初代のキャラがあまり出しゃばり過ぎていません。ただ全く見せ場がないわけではなくあくまでもヤマト勢を中心にストーリーが進み終盤にトゥスクル勢も少し出番がある感じ。
BAD/REQUEST
BADというか続き物ゆえ本作から始めるのは完全にNG。本作に興味を持ってもまず前作偽りの仮面をプレイしましょう。今なら未完結でいろいろ叩かれた前作も1年待たずともすぐに続きができるためよいかと。
また前作は原作とアニメでやや展開が異なるらしい(自分はアニメ見てないので詳細はわかりまけんが)ので前作アニメ→本作の順で始めるとやや「?」となるところがあるかもしれません。
あまり目に見えたBADは無いのですがやはり読み物のADVパート主体のためガッツリ戦闘したい人には不向きなこと。ストーリー先がきになるからこそストーリーの本筋とはあまり関係の無い日常パートが面白いといえば面白いんだけど正直だるく感じること。上でも挙げましたが良くも悪くもトゥスクル勢があまり出しゃばってこなかったこと。ファンサービスで1人くらい無印キャラ勢の参戦あってもよかったかなー。
COMMENT
115時間 プラチナトロフィー取得済み
うたわれシリーズ最終章。
前作のラストが賛否はあれどすごく衝撃的で続きが気になる感じで終わったけど次が出るまで最低1年半くらいは間開いちゃうかなと覚悟していたのですが予想より短い1年という期間でしかも発売日延期が当然のようになりつつあるこの業界で発売日守ってしっかり出したのにすごく好感持てました、ありがとうございます。
総合的に見れば大いに満足していますし1年待ったかいもありましたが元々期待が高かっただけにストーリー的にはそれ以上でも以下でもなかったかなという感じも正直な所あります。ただ全体的に遊びやすくなっているため前作好きな方にはオススメできる作品です。
あともう1度補足ですがストーリー的に前作のほぼ直後からの話なので前作のプレイは必須です。評判いいからといって間違っても本作から手を出さないようにしましょう。前々作はプレイ必須ではなく推奨レベルなのでご自由に。
オリジナリティー | グラフィック | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 2pt |
71pt
GOOD!
・ストーリーの出来が良い
前作では中盤までの日常パートが冗長で、終盤における急展開からのストーリー未完結という形式に不満感が残ったが、今作においては若干日常パートの多さは感じるものの、一貫してシリアスなストーリー展開がなされており、最後までモチベーションを維持したままプレイできた。
・BGMが素晴らしい
今作では、過去の作品(PC/PS2/前作/アニメ)で使用されたBGMがストーリーの要所要所で用いられるため、うたわれファンにとってはかなり嬉しい演出だと感じた。また、前作同様に特典メニューで好きなだけ音楽鑑賞できる点も素晴らしい。
・声優の演技レベルが高い
前作同様に声優陣の演技レベルが高い為、各キャラクターの個性が際立ち、キャラ&ストーリーの魅力を高めている。
・レベル上げが容易になった
前作と異なり、戦闘に参加していないキャラにも経験値&BPが入るようになったため、レベル上げがしやすくなり、戦闘メンバーが固定してしまうということがなくなった。
BAD/REQUEST
・装備品が余る
各ステージの戦利品ドロップが確定ではなく、欲しい戦利品がドロップするまで周回するとアイテムの廃棄・交換システムが実装されていないため不要な戦利品が溢れてしまう。できれば全ての戦利品を確定ドロップ、若しくは特定条件達成で確定ドロップにしてもらいたかった。
・DLCキャラは不要
本編ストーリーの世界観に合わないため、DLCキャラは不要だと感じた。出すなら夢幻演武でのスポット参戦等で良かったと思う。
また、ゲスト参戦キャラの一人は強すぎて戦闘バランスが崩れてしまうため、パーティメンバーではなくスポット参戦扱いで良かったと思う。
COMMENT
うたわれるもの三部作の完結編。
前作ではストーリーの構成・展開に不満を感じたが、今作は若干気になった点はあるものの、完結編だけあってストーリー&BGM共に完結編にふさわしい出来となっている。
グラフィックの観点からみるとPS4の作品としては平均以下のレベルではあるが、それを補って余りある程の満足感を得ることができる作品だと思う。
欲を言えば、前作と今作の日常パートを必要最小限に削減してでも、うたわれるもの第二部作として一本のソフトで発売してほしかった。
クリアまでに100時間を超えるボリュームになってしまうと思うが、もし一本のソフトで前半の偽りの仮面と、後半の二人の白皇の収録を実現できていたら、間違いなくPS4史上最高のSRPGの一つになっていたと思う。それでも、今作は傑作であることには間違いないと思うので、プレイしたことのない方は是非、第一作&前作と併せてプレイしてみて下さい。
このシリーズが終了してしまうのは大変惜しいので、外伝等の続編が発表されることを期待したいです。
40時間程度でクリア。 70時間程度でプラチナ取得。
オリジナリティー | グラフィック | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 2pt |
71pt
GOOD!
シリーズ完結編、伏線がぼほ全部回収した。
第一作がPSPで、三作全部クリア。
CGが綺麗。
音楽が相変わらず優秀。
肝心な物語部分三作同様、最後が泣ける。
前作偽りの仮面かなりダラダラだったが、今作が中盤以後スラスラ進んでる。
SLG部分がギャルゲーとしてかなり力が入ってる。前編同様、ぬるいと思う方に、クリアした後の「夢」にどうぞ、ちょっと頭使われる。
新しい要素として協撃が入ってる。
声優さんの熱演。
BAD/REQUEST
CG確か綺麗だが、立ち絵と別人になってることがある。僕の場合、ネコネとアトゥイのCGを見て、誰?って感じが出る。
そもそも全般が使い回しが多い。例えば終盤のあるシーンでクオンが王女の服装で支援したのに(CG)、上から降りるだけで薬師の服装になってた。このぐらい新しく作ればいいのに。
前半部分のどうでもいい話が長すぎる、話自体が笑えるが、度が過ぎてる気がする。こればから前作とあまり変わらない、憶測であるが、前作の評判を受ける前にすでに作ったものでは?漫才並みな話前半に集中したせいか、後半一気にシリアスになった、もう少しバランスを考えた方がいいかもしれない。
SLG部分の難易度についでギャルゲーだし文句がないが、せめて必殺技ぐらい、新しい作ってほしいな。
COMMENT
偽りの仮面が発表した時かなり期待して嬉しかった。期待した分だけ前作に失望した。食わば皿までの気持ちで今作をプレイして、どうせ完結編でこれ以上失望されないだろうと思って、いい意味で裏切りを受けた。
点数がどう付けばかなり迷ってた。いい点数つけたいが、BADの所も書いてる通り、使い回しがかなり多い。CGの質がいいが、立ち絵自体がふつうな感じ。それでもシリーズ作の締めとして、いい作品だと思う。使い回しを考慮せず点数をつけておこう。
物語自体完結したが、細かいところもう少し説明があった方がいいと思うが、例えば
何故クオンが偶然発見した古代人に自分の親父の名前を付くのか、またわからない、気まぐれ?何の理由がないとふつうないだろう。
ハクがハクオロになってたのは、あくまで死後の世界で出来たこと、生きてる人たちが知るすべがない。後日談と矛盾(二人の白皇イベント)が生じる。
余談であるが、主演声優の藤原さんと種田さん最近全部病気休養となって、これのせいで過労じゃないよね、アフターボイスを聞く限り「疲れた」感じが何人もいた気が、お疲れ様でした。藤原さんほぼ全編実質二役で、声優ファンの方もぜひ。
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-01-30
もうね。鳥肌もの。何回でも感動できる作品。
久しぶりに名作ゲームと呼べます。
買うか悩まれている方。
偽りの仮面をプレイしてからをおすすめします。
本当に、隅々まで楽しみたい方は初代うたわれるものをプレイしてからをおすすめします。ただ、プレイしてからでも問題ないとも思います。(個人的意見)
偽りの仮面をプレイして買うか迷っている方。悩み無用。面白さは、レビューだけじゃあ語れない。是非買ってプレイしてください。
最高のゲームも出会えたことに、感謝!!
GOOD!
【音楽】
初代から音楽面での顔になっているSUARAさんの主題歌・挿入歌は秀逸。盛り上がる場面で使用されるので印象に残る(ちょっと回数多め)。
BGMも場面や世界観に合っていると思う。
音つながりでは、声優の熱演も高評価ポイント。特に、ハク役の藤原啓治さんは、1作目の主人公ハクオロの存在感に対抗できる存在感をハクに与えている。主要メンバーも若手から中堅まで素晴らしい貢献をしていると思う。
【オリジナリティ】
ADV+SLGはありきたりだが、SLGパートでの一工夫は高評価で4以上は付けたいところだけど、後述のBAD要素があるので3点。
【シナリオ】
良い意味で、意表を突いてやろうというような変なこだわりがなく、展開も演出も王道で期待通りの満足感あり。日常コメディパートからシリアスシーンへの移行が急に感じることもあるが、過去作をプレイしたユーザーにとってはそれも「うたわれるもの」のカラーと思えてくる。
BAD/REQUEST
【ADVパートとSLGパートの矛盾】
ADVパートでは、仲間たちは一般兵からみると化物的な身体能力・戦闘能力を有するように描かれているが、SLGパートではその一般兵たちに苦戦させられる。弓矢でチクチク刺されたり、近接戦闘でも連続攻撃を食らえば簡単に倒れる。
ゲームバランスとしてはそれが正しいのだろうが、「さっきADVパートで一般人には見えない動きしたり、矢を簡単に打ち払うシーンあったやんけ!」と興ざめしてしまう。
この手の「少数精鋭だが一騎当千の力で逆転する」シナリオなら、無双系のアクションが合っているのでは。……と、それが「うたわれるもの斬」になるのか?
【キャラの「信念」】
ライコウ(前半部分のボス)の目的・信念はなかなかに面白いと感じたが、最後の最後でその信念を捨てるかのような行動に疑問を感じた。
後半部分の中ボスも、改心したような描写の直後に何故か闇落ち。裏設定や隠された理由があるのかもしれないが、本編をプレイし目にしたテキスト情報だけ見た者からすると、どちらも唐突な印象がぬぐえない。
【キャラクターの過剰な記号性】
特徴的なキャラクターを作るため、語尾や変なクセを付与するのはありふれた手法だが、一部キャラはそれが行き過ぎて、寧ろウザく感じる。許容範囲は人それぞれだが、自分には過剰と感じた。そんな「わかり易さ」がなくとも十分個性的なキャラばかりだと思うが……。
【ゲームとしての快適性】
演出優先やシステム練り込みの甘さで、以下のようなプレイアビリティの低さが気になった。
①会心システム(タイミングよくボタンを押す)は、SLGにアクション的な緊張感をもたらしている点を評価しているが、エフェクトが重なりボタンを押す(離す)タイミングがわかり辛いことが結構ある。
②中ボスが喋るシーンでは、ボイスにエフェクトがかかって聞き取りにくく、表示されるテキストはゲーム内の古代文字なので、何を話しているのかさっぱりわからなかった。
③SLGのバランスに余程自信があるのか、難易度「易しい」が無い。「SLGパートはさらっと流して、シナリオに没頭したい」というユーザーのため、ボタン連打でもクリアできるような難易度もあった方がいい。実際、SLGパートはよく作り込まれていると思うが、「SLGも楽しんでほしい」というのは作り手の願望であって、それを全員に強要すべきでない。逆に、SLGパートで嫌気してクリアを断念するユーザーが出るのはもったいない。
④SLGパートの回想はあるが、もらえる経験値は非常に少なく入手できるアイテムもごく一部なので、やりこみプレイするには周回プレイが前提となるが、ADVパートを丸々スキップする機能がなく、メッセージスキップ機能しかないため、スキップボタン押しっぱなしでもバカにならない無駄な時間がかかる。
COMMENT
1作目はPS2版をクリア済、「偽りの仮面」は未プレイでアニメ視聴のみ。
価格に見合うだけの満足感はあり、特にシナリオ、演出(音楽含む)の水準は高いと思う。
しかし、物語、それも一つのシリーズのしめくくりとして期待していたところが大きく、それだけに不満点が気になってしまった。
コメント量としては不満点の方が多くなってしまったが、「うたわれるもの」の完結作として、一つのゲームとして、総合的には十分良作といえる内容であると思う。