【PS4】Salt and Sanctuary (ソルト アンド サンクチュアリ) レビュー
発売元 | Ska Studios (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2016-08-18 |
価格 | 1780円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象 暴力 (CERO について) |
ショップ/リンク | |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ オンライン配信専用 ■ ジャンル:アクションRPG ■ プレイ人数:1~2人(オンライン:1人) |
- 総合ポイント
- 67
- (難易度)
- 3.40
- レビュー数
- 5
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 4pt | 2pt | 4pt |
62pt
GOOD!
グラフィックはきれいでオブジェクト、キャラクター、アイテムのディテールはかなり凝っています。個人的には好きです。
よくリトライさせられるのでそのロード時間、配置位置は快適でした。
アクションについては火力がない間はつらいですが、両手武器で雑魚を一掃できるようになるとキャラクター育成が楽しくなってきます。基本先手必勝なので1,2発で倒せる攻撃力があった方が、というかないと理不尽さが露呈します。
マップの構造、各エリアの相対位置を把握しながら、次攻略できそうなところはどこだろう?と探したり、拡張アクションを駆使してアイテムや隠し扉を見つけたときはアクションRPGの醍醐味を感じます。
インディーズゲームのクオリティとは思えないので、そして安いので興味があればやって欲しいです。
BAD/REQUEST
最初に感じたのは全体的な暗さです。攻撃が見えないってことはないですが、一部その見えにくさを利用した敵、アクションがあり、初見時は苦労すると思います。怖いとかではなく、あるとき気怠さを覚えます。
火力がない間は雑魚を倒すのに時間がかかり、敵はひるみにくく攻撃モーションが一瞬のためごり押しできません。それは戦い方でどうにでもなり、そういうコンセプトなので悪い点とは言いにくいですかね。
これだけはいただけない、という事は雑魚もボス(一部)もプレイヤーが視認できない、または侵入できないところから攻撃することです。ただ通り抜けたいステージでそれに遭遇したときは何度投げようかと思いました。結局レベルを上げ火力を増して全滅させてから通ることにしました。空を飛ぶボスの場合、画面外から予備動作の見えない遠距離攻撃をしてくるのでたまに運ゲーになります。
COMMENT
PS4でトロコンをして40時間ほどプレイしたのですが、ここまでやれたということは良いゲームだったのでしょう。2Dダークソウルと話題ですが、本家とは雲泥の差で、不親切(心折)さ、死の理不尽さが際立ちます。敵の攻撃のノックバック、吹っ飛びでの落下死や起き上がりの無敵時間が短い(無い?)ための起き攻め、魔法の当てにくさなど。
レベルリングは個人的には楽しかったです。後半はソルト(経験値)が貯まりやすいのでどんどん上げられてスキルも自由度があるのでいろんな武器、魔法、防具が使えます。エンチャントやバフの使い勝手が良く、ボスの属性耐性に合わせて装備を考えるのも楽しかったです。
ちなみに攻略情報ですが、ソードフィップ(ウィップ)は剣と鞭のスキルを同じレベル分まで上げないと使えないので注意してください。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 2pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt |
67pt
GOOD!
序盤を乗り越えれば豊富な移動手段(ショトカ、案内人)で快適に移動できる
ボスに関しては理不尽な攻撃などもなく、回避やジャンプなど試行錯誤すれば乗り越えられるいい難易度だと思った。
ソウルシリーズのソウルと異なり、アイテムの購入はお金・レベル上げ、武器強化はお塩と別れているのでどうしようか悩むことが少ないかも
スキルの強化は比較的楽にできるので、一点強化もできるし魔法+ハンマーみたいな多彩なプレイスタイルが可能なのは面白いと感じた。
あちらこちらで言われているが、ソウルシリーズを意識しているということであちらこちらでおや!?って敵がいておもしろかったです。特に嵐の城というエリアの騎士はソウルシリーズ経験者なら「久しぶり!こんなとこでなにしてんの?」と思うことまちがいなしです
BAD/REQUEST
アイテムと魔法について:アイテム・魔法が同じ項目で並んでいるので選択に煩わしさを感じた。十字キー↑を魔法、↓をアイテムとし、たいまつはアイテムあつかいでも良かったのかなと思う。
装備品について:指輪・アミュレットといったアタッチメント、エンチャントアイテムが非常に強力で属性武器をわざわざ作る意味が少ないと感じた。
最序盤のボスについて:弱点属性を広げた方が良いのではないかと感じた。斬撃に耐性があるため、初心者が剣装備のキャラクターで始めるといきなりつまるかも。ネタ職業っぽい料理人の方が楽できるというのもなんだか・・・
ボスの弱点について:炎が弱点の敵が多すぎると感じました。炎のブレスをはくボスまで炎が弱点というのはどうかと。
拘束技について:一部の敵は拘束技・連続ヒット攻撃をつかってきますがダメージが半端じゃないです。1周目でも一度食らうと死亡といった敵もおり、ちょっと驚きました。
魔法系の契約について:配置的にクリア目前でないと契約できないのはちょっとヒドいと感じた。さらにサンクチュアリに到達するまでがどのエリアよりも難しい。悪魔城シリーズというよりロックマンシリーズに近い難易度。
エリアの繋がりについて:いわゆるショートカットが非常に多く、便利ではあるがかなり迷う。簡易的なマップは欲しかったと感じた。
ステージの見た目について:陰鬱な雰囲気のエリアが多い。ソウルシリーズでいう結晶洞穴やアマナのような幻想的で美しいエリアがあってもよかったかなと思いました(森のステージは温かみがあってよかった)
bgmについて:ソウルシリーズでは個性的で壮大なボス戦のBGMも評価される一因だと思いますが、ソルトでは同じ曲だったのは少し残念でした。
COMMENT
全体的には非常によくできており、一部を除き理不尽さを感じさせることもなくストレスとは異なった良い難しさで没頭することができた。
細かい改善点はあるものの十分楽しめるし、今度はオリジナリティーを多く盛り込んでの続編も期待したい内容だった。
バッド/リクエストでも書きましたが、ゲームプレイとは別の風景やBGMにはもう少し力を入れることができれば、よりソルトアンドサンクチュアリの世界が脳裏に深く刻み込まれるかなと感じました。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt |
76pt
GOOD!
よく言われるように2D版のダークソウルです。昔の悪魔城ドラキュラ月下の夜想曲にも似てます。
PSアワード取ったそうですが、面白いし安いです。死にゲーですが覚えゲーという程でもないです。
オリジナリティ 4点 2D版ダークソウルというのがオリジナリティとも言える。忠実に再現したなぁという感想。
グラフィックス 4点 特筆するほど華麗でも何でもないですが、2Dということで不思議と斬新に感じます。
音楽 4点 特筆するほどでもないんですけどね、雰囲気は作ってくれてます。
熱中度 4点 いやぁ、死にまくるので嫌になるのですが、達成感もダークソウル並みです。ついついプレイ再開してしまう。
満足感 4点 この値段ですから5点にしてもいいくらいです。インディーズらしいですが期待してます。
快適さ 3点 さほど問題もないのですが、可もなく不可もなく
BAD/REQUEST
知名度低いのが残念!もっと皆さんに知ってほしい。
アイテムソートが無いのが残念。ダークソウルのおどろおどろしさといかな、独特の雰囲気の再現までには至りませんでしたかね。
でもダークソウルへのリスペクトは感じました。
各ジョブというかそういうバランスがもう少しでした。悪くはないんだけど。信仰脳筋が強い。
対戦系はそんなに期待しないで。
COMMENT
まったく期待してませんでしたが、良いゲームです。もっと皆さんに遊んでほしいです。安いし。
続編でないかなぁ。
GOOD!
序盤は楽しかったです。
難易度が普通だったから。
片手武器のコンボを楽しめる余裕があったから。
鈍器で殴る効果音が良くて、攻撃している感触を味わえたから。
でも、それくらい。
良い点よりも悪い点の方がはるかに多いです。
BAD/REQUEST
ダークソウルシリーズと比較される本作ですが、その出来や満足度は天と地ほどの差があります。
不満点は山のようにありますが、その中でも最大の不満は「死因」。
まず、ダークソウルシリーズでは、
一部のステージを除いて、落下死することはほとんどありません。
ところが、ソルトでは死因のほとんどが落下死です。
ラスボスなんかよりも地形の方がはるかにやっかい。
そんなアクションゲーム、面白いわけないでしょう。
雑魚敵もダークソウルシリーズより理不尽です。
即死級の攻撃をしてくる雑魚が同時に、左右を囲むように現れたりします。
ある雑魚敵の1発の攻撃で、体力がフルでも即死することもあります。
しかも、1周目から。
肝心のボス戦はと言うと、これがもう簡単。
盾チクか、遅効性のポーションをがぶ飲みしながら両手武器のゴリ押しでOK。
強いボスでも数回チャレンジすれば勝てます。
ボスの攻撃力は高いですが、それは雑魚も同じこと。
即死攻撃をしてこないだけ、ボスの方が優しいとすら言えます。
ダークソウル3のゲール爺との戦いが楽しいと思う方は多いはず。
それは、相手の攻撃を見切って、避けて、防いで、叩いて、回復して・・・の攻防が手に汗握るから。
盾チクとゴリ押しで全てのボスに勝ててしまうソルトのどこがダークソウルに似ているのか。
COMMENT
きっと、製作者は「ダークソウルのように難しくすれば面白くなるだろう」と思って作ったのでしょうね。
でも、ダークソウルの難しさは親切な難しさ。
きちんと対策を講じることができる難しさ。
一方、ソルトの難しさはただただ理不尽なだけ。
どんなにステータスを上げても、装備を着込んでも、無駄に終わる瞬間が多々あります。
ダークソウルは終盤で「終わらないで・・・クリアしたくない」と思いましたが、
ソルトは「さっさと終わってくれ」と思いました。