龍が如く1,2,3,4,OTE、クロヒョウ1 プレイ済み ナンバリング5作目ということですが、シリーズをプレイしてきて龍が如くというゲームは私の中では大分方向性が変わってきました。 1の頃はストーリーをなるべくヤクザっぽく仕上げる為に苦心していましたが、シリーズが進むにつれトンでも設定やシナリオブレイク、お前の理屈はおかしい!ばりの不可解なシーンが段々比重を増し、極道というツールを使ったゲームという、当初の物からは地球と月くらいまでぶっとんだゲームになりつつあります。どうやら5をやってもその路線での進化を続けるようなので全体としてそれがうまく言ってるかどうかという視点でレビューを書かせていただきます。 ---------------------------------------------------------------------------------- まず全体の方針として龍が如くシリーズとして目指してあるだろう事は、寄り道の強化にあります。メインストーリーが前述のとおり既にまともに組める力が無い以上、短編的なストーリーや異質なゲームを挟む事でゲームのおもちゃ箱的な位置づけ+おまけでメインストーリーという形を目指しているように思えます。 龍が如く5では、今までのサブストーリーに比べアナザードラマというのが追加されました。 これは各主人公ごとにドライブゲーや狩りゲー、ダンスゲーなど毛並みの違うゲームを中心としたストーリーとなっております。 本編とはほぼ無関係ですが、その中でも1本通したストーリーがあるなど、こちらに大分比重を裂いたつくりになっており、難易度に対しても救済措置が多く、多少覚えることを覚えればクリアできるようになっています。 これは好みは分かれますが、この方針を続けていき、さらに様々なゲームを取り込み、某メイドインワ○オをハイクオリティでやるというなら、それはそれで一つのやり方だと思います。 また、それぞれのアナザードラマにも独自の強化項目がある事で、やっていればやってる分だけ楽にうまくなれる感が出るのも軽くゲームをつまみにするという方針としては合致しており。 この方針は支持します。 また、内容はともかくアナザーやサブを含めたボリュームはかなりあり、それなりに長く楽しめる仕様になっています。 今回は一部戦闘中に歌が色々流れたりして少しテンションが上がったりします。 それ以外の基礎部分は良くも悪くも今までのシリーズに準じた作りになっており、取っ掛かりやすいといえます。
端的に シナリオ 上記に上げたとおりメインシナリオは目も当てられません。死んだ?やっぱり生きてた!!!を延々と繰り返すだけです。風呂敷を広げる段階ではそこそこいい感じですが、閉じ方が下手すぎます。 ボス戦QTE多目 もう、殴ってる時間よりQTEとムービーの時間のほうが長いんじゃないだろうか… 顔 あのゲームってなんであんなに女子がかわいく見えないのか… 一部道が通れそうなのに通れない 特に北海道のイラつき感は異常、目の前の車道で通れるところと通れないところがあるなんて 通行人 常時、名も無き通行人を引き倒しながら走ることになります。
今回ほど、何故ナンバリングタイトルにしたと首をかしげるものは無いでしょう。 極道でなくても成り立つ要素をどんどん増やして言ってるにもかかわらず、キャラだけは以前のものを使い続けているため消化不良を起こしているゲームだと思います。 かといって全編を通して駄作というわけではなく、ただひたすらキャラとシステムが噛み合ってないと思う構成になっています。 主人公の代替わり出来なさ、そもそもシリーズの呪縛というものが強く、桐生さんの物語は1で、引き伸ばしたとしても3で終わっており、もう終わってる物語を無理やりに続けなくちゃいけないという某ジャンプ漫画みたいな背後の意思というものを感じずにはいられません。 逆にそれらを抜いてこのゲームを見た際、これほど様々なゲームを手軽に詰め込んだものは無い為、方向性的には良い進化を遂げていると思います。 龍が如くというシリーズの呪縛を脱してこれらのごった煮おもちゃ箱ゲームが花開く事を願ってやみません。
GOOD!
龍が如く1,2,3,4,OTE、クロヒョウ1 プレイ済み
ナンバリング5作目ということですが、シリーズをプレイしてきて龍が如くというゲームは私の中では大分方向性が変わってきました。
1の頃はストーリーをなるべくヤクザっぽく仕上げる為に苦心していましたが、シリーズが進むにつれトンでも設定やシナリオブレイク、お前の理屈はおかしい!ばりの不可解なシーンが段々比重を増し、極道というツールを使ったゲームという、当初の物からは地球と月くらいまでぶっとんだゲームになりつつあります。どうやら5をやってもその路線での進化を続けるようなので全体としてそれがうまく言ってるかどうかという視点でレビューを書かせていただきます。
----------------------------------------------------------------------------------
まず全体の方針として龍が如くシリーズとして目指してあるだろう事は、寄り道の強化にあります。メインストーリーが前述のとおり既にまともに組める力が無い以上、短編的なストーリーや異質なゲームを挟む事でゲームのおもちゃ箱的な位置づけ+おまけでメインストーリーという形を目指しているように思えます。
龍が如く5では、今までのサブストーリーに比べアナザードラマというのが追加されました。
これは各主人公ごとにドライブゲーや狩りゲー、ダンスゲーなど毛並みの違うゲームを中心としたストーリーとなっております。
本編とはほぼ無関係ですが、その中でも1本通したストーリーがあるなど、こちらに大分比重を裂いたつくりになっており、難易度に対しても救済措置が多く、多少覚えることを覚えればクリアできるようになっています。
これは好みは分かれますが、この方針を続けていき、さらに様々なゲームを取り込み、某メイドインワ○オをハイクオリティでやるというなら、それはそれで一つのやり方だと思います。
また、それぞれのアナザードラマにも独自の強化項目がある事で、やっていればやってる分だけ楽にうまくなれる感が出るのも軽くゲームをつまみにするという方針としては合致しており。
この方針は支持します。
また、内容はともかくアナザーやサブを含めたボリュームはかなりあり、それなりに長く楽しめる仕様になっています。
今回は一部戦闘中に歌が色々流れたりして少しテンションが上がったりします。
それ以外の基礎部分は良くも悪くも今までのシリーズに準じた作りになっており、取っ掛かりやすいといえます。
BAD/REQUEST
端的に
シナリオ
上記に上げたとおりメインシナリオは目も当てられません。死んだ?やっぱり生きてた!!!を延々と繰り返すだけです。風呂敷を広げる段階ではそこそこいい感じですが、閉じ方が下手すぎます。
ボス戦QTE多目
もう、殴ってる時間よりQTEとムービーの時間のほうが長いんじゃないだろうか…
顔
あのゲームってなんであんなに女子がかわいく見えないのか…
一部道が通れそうなのに通れない
特に北海道のイラつき感は異常、目の前の車道で通れるところと通れないところがあるなんて
通行人
常時、名も無き通行人を引き倒しながら走ることになります。
COMMENT
今回ほど、何故ナンバリングタイトルにしたと首をかしげるものは無いでしょう。
極道でなくても成り立つ要素をどんどん増やして言ってるにもかかわらず、キャラだけは以前のものを使い続けているため消化不良を起こしているゲームだと思います。
かといって全編を通して駄作というわけではなく、ただひたすらキャラとシステムが噛み合ってないと思う構成になっています。
主人公の代替わり出来なさ、そもそもシリーズの呪縛というものが強く、桐生さんの物語は1で、引き伸ばしたとしても3で終わっており、もう終わってる物語を無理やりに続けなくちゃいけないという某ジャンプ漫画みたいな背後の意思というものを感じずにはいられません。
逆にそれらを抜いてこのゲームを見た際、これほど様々なゲームを手軽に詰め込んだものは無い為、方向性的には良い進化を遂げていると思います。
龍が如くというシリーズの呪縛を脱してこれらのごった煮おもちゃ箱ゲームが花開く事を願ってやみません。