【PS2】機動戦士ガンダム ギレンの野望 アクシズの脅威V
発売元 | バンダイナムコゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2009-02-12 |
価格 | 6800円(税込) |
レーティング | 【A】全年齢対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:戦略級シミュレーション ■ プレイ人数:1人 |
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発売元 | バンダイナムコゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2009-02-12 |
価格 | 6800円(税込) |
レーティング | 【A】全年齢対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:戦略級シミュレーション ■ プレイ人数:1人 |
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GOOD!
●オリジナリティ
「ガンダム」という原作を活かしつつここまで密度の高いゲームに仕立て上げたものは他に類を見ない。基本的にユニット毎に射撃と格闘でそれぞれ異なる攻撃力の設定がある他、変形機体は撃墜されやすいリスクと引き換えに移動距離に大きなボーナスがあるなど、MSの特性がきちんと反映されている。パイロット特性やニュータイプ能力が反映されている点も秀逸。
●熱中度
寝食を忘れるほどハマる。ユニットの行動決定を行う1ターンだけで、30分以上費やすこともしばしば。
理由は、ユニット固有の性能値だけでなく、パイロットや指揮官の能力、地形やミノフスキー粒子濃度など、戦果を左右する非常に多くの変数が存在することによって正確な予想が難しく、実戦のような緊張感があるため。一筋縄ではいかない楽しさがある。PS1ギレンに対する補正も良好で、例えば、全体的に索敵性能が弱体化したせいで予想外のエースパイロット機との遭遇も多く、気を抜けない。敵のAIも以前より向上、押したり引いたりするので深追いすると囲まれるし、母艦の被撃墜率も高まった。不意に母艦や主力が撃墜された時など、リセットしたくなる気持ちを我慢して残存部隊で盛り返しに成功すると、とても爽快で止め時を失う。だから5点。
●満足度
上記の理由から満点に近いが、後述のグラフィックの酷さが理由で4点。メンタル的にはグラフィックだけは許せないが、シミュレーションゲームとしての出来が良すぎて楽しめてしまう。
●快適さ
システムの快適性はPS1ギレンと変わらず良い。さらに、無駄な戦闘や、ユニット特性の違いが原因の(対潜水艦などの)膠着状態が無くなったので全体の快適さは増している。
BAD/REQUEST
●グラフィック
この作品唯一且つ最大の欠点。PS2どころかPS1基準で見てもキツイ。泣きそうである。PS1ギレンに対してアニメが一切無くなったこともあるが、静止画として評価しても、作画レベルがマチマチで酷いものが多い。解像度が低いだけでなく、デッサンがなってないもの多し。誰コレ?みたいな絵がチョイスされている。原作を知らない人がキャラクター名を頼りにストックから適当に拾ってきた、という以外の原因が見つからない。その他、通常の戦闘シーンは我慢どころだが、最高の攻撃力であるはずの砲撃はチャチすぎて笑い泣きするレベル。
又、宇宙のマップ、いくらシミュレーションとは言え、30年前のスゴロクと変わらないレベルはいかがなものか。以上、強く怒りを込めて0点。
●サウンド
単調さがちょっとつらい。
COMMENT
もしも この内容でグラフィックがもうちょっと現代的だったなら・・・
「if」を売りにしているゲームに対し、ユーザーが望む最大の「if」がこれのハズ。
大画面液晶TVの性能を完全に殺してしまうグラフィックのカオス・パワーは連邦高官ゴップ並みである。