【PS3】無双OROCHI Z
発売元 | コーエー (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2009-03-12 |
価格 | 7560円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon(廉価版) |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:タクティカルアクション ■ プレイ人数:1〜2人 【廉価版】 ■ 発売日:2011/11/02 ■ 価格:3,990円 |
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発売元 | コーエー (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2009-03-12 |
価格 | 7560円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon(廉価版) |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:タクティカルアクション ■ プレイ人数:1〜2人 【廉価版】 ■ 発売日:2011/11/02 ■ 価格:3,990円 |
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GOOD!
実はこのシリーズ、真三國無双1だけしかプレイしておりません。
〆オリジナリティ
スピード感とか爽快感は凄く上がってるけど、全体のゲーム性は殆ど変えてないんだなあという印象。
良くも悪くも安心感のあるゲームだなと感じました。
雑魚敵が殺してくださいと言わんばかりにわらわらと来るので、それを豪快にばったばったとなぎ倒す楽しさがあります。
大口を叩いて突っ込んでくる敵武将を、台詞が終わる前に秒殺したりするのもなかなかに楽しく、このシリーズ独特の雰囲気のものだと思いました。
〆グラフィック
びっくりするほど綺麗とは言いませんが、不満に思うこともないです。
とにかく扱えるキャラがメチャクチャ多いのが特徴です。
コーエーらしい変な解釈のキャラが一杯居るのも楽しいです。見た目イロモノなキャラも結構多いし。
蹴鞠の御仁や攻撃手段が極端に潔いにも程があるガラシャが大好きです(笑)
〆熱中度・満足度
シナリオモード+ドラマチックモード、更に個人戦のサバイバルモードと遊ぶ為に用意されたボリュウムはもの凄くあります。
キャラクターを強化しながら、全キャラ使用可能にしていくのは、それほど苦痛ではなかったです。
武器強化素材獲得では力押しだけでなく頭を捻る部分もあって、そこは良いアクセントになってます。
時間と共に体力が徐々に減っていく火計は、私は緊張感があってむしろ面白かったです。もっと容赦なくやれと言いたいぐらい。
BAD/REQUEST
〆どの辺が「タクティカル」なのか?
以前PS3で出ていたブレイドストームでは、兵科の強い弱いが割とハッキリでてたので、無双ならではの戦略性もあるのかなと思ってましたが、なんかその辺は思ってた以上に期待はずれでした。
計略や戦術を駆使して勝つ事は殆ど出来ず、計略を力でぶち壊して勝つしか出来ない。難易度を「激難」にすれば、多少戦術を考慮せざるを得ない部分もでてきますが、精々が「最初にどこから切り込んで行くか」ぐらいしか思考で迷う場面がありません。
素材が欲しいときだけ、一生懸命戦略MAPとにらめっこをしますけど、それ以外では全然見る機会がないのが現実。勝利条件すら知らなくても、近場の武将を片っ端から倒していけば大体は勝てちゃうし。
「武器を全部取れないから、ラスボスの名前だけは確認しておこう」
大量のステージをそんな感じで延々と掛け合い漫才を楽しみながらクリアしていくゲームが『タクティカルアクション』とは片腹痛い。
敵の軍師が諸葛亮や武田信玄なのに、敵の配置がそこらへんのへなちょこ武将となんら変わらないってのには、やはり幻滅します。鉄砲や弓はこちらの武器が届く範囲で5人10人がまばらに構えるものなの? 大砲ですら自キャラにとっては殆ど実害が無いってのはどういう訳か。
ブレイドストームでは容赦なく普通にやってたことを、この無双では一切無視してお子様がストレスなく遊べる様にチューニングしている。遠距離射撃等の支援攻撃はPS2の性能では確かに無理だったかも知れないが、PS3で出来ないとは言わせない。
とりあえず開発者には言っておく。
なめんなよ。
それとも、これは唯のPS2からの移植ゲームなのか?
それなら、申し訳ない。開発にお金を掛ける気が無かったなら、それは仕方がない事です。やれることには限界があるでしょうし。
移動力の遅い「力」タイプの武将が蜂の巣になる場面で、ダッシュ回避や転がり無敵等を装備した「速」や、背後への確率回避が可能な「技」が加わればそこに単純で0マンネリな力押しとはひと味違う多数のキャラの組み合わせバリエーションの面白さが出るんじゃないかなと思う。
そういう戦術上の有利不利を「力」「技」「速」は一切考慮していないのは、どういう訳か。
〆馬は止まらずに乗れて、落馬耐久度をキャラ毎に設定した方が良い。
「力」(というか重い武将)は落馬し易く、「技」は落馬しにくく馬上攻撃にダメージボーナスが乗り、「速」は馬に体当たりさえすれば馬を走らせたままそのまま乗れる。みたいなタイプ毎の馬乗時の有利不利があっても良いと思います。
〆雑魚戦同士は本気モードで
主人公キャラが見える範囲に居ない所で、敵味方の雑魚キャラ同士が鼻くそをほじりながらやる気のない拮抗しただらだらした戦いを繰り広げるのが無双の世界だというなら、改善した方が良いと思と思います。
というか、武将の連合とかのシステムがあるんだから、それを他の敵味方の雑魚武将にも適用して軍団の強弱を決定すれば、良くも悪くもあっという間に決着する筈では?
何故そういう味付けにしないのだろうか。
謎であります。
COMMENT
プレイ環境:PS3(60GB)+松下Viera(TH-26XL70)26インチ+パイオニアサラウンドヘッドホン(SE-DRS3000C)
プレイ時間は現在65時間。
面白いとは思うけど、マンネリ気味で、思ってた以上にお世辞にもタクティカルとは言えない出来だなあ。というのが正直な感想です。
頭をからっぽにして、暇つぶしには良いゲームかも知れないけど、それ以上の要求に応えられる懐の深いゲームかといえば、その点ではちょっと物足りないかなあと思います。