PlayStation mk2 :: PS4評価レビューサイト

GOOD!

◆ オリジナリティ
シリーズ作品なので目新しいものはないが、今作は特に戦闘が秀逸。
サイトアウトやラッシュなど、メリハリのきかせたシステムはどんどん戦闘しようと思える。またサイトアウト等は演出も良いので余計に決めたくなる。

とはいえ、それをカウンターで返してくる敵や、効かない敵などもいて、そればっかりをしていればいいわけでもない。その辺の調整が絶妙。

前作で不満のあったGutsゲージはRashゲージに変更。これによって、戦闘の幅が広がった。

後は、ボーナスボードも前作よりも良い。
経験値を割り増してもらえるようになったり、リザルトでHPとMPが回復するようになったりと、有用な効果が付くので、どれをつけるか迷ったりも…。
しかも、敵からの攻撃で壊されたりすることもあって、通常戦闘でも緊張感が生まれました。

アイテムクリエーションは3よりも改善されました。
3のシステムはややこしく、理解するまでに時間がかかり、それから実行するのにも時間がかかっていたので、今回の方がいいと思います。


◆ グラフィックス
これは、十分に綺麗なレベルではないでしょうか。
これで汚いって人はどのレベルのグラフィックスを求めているのでしょう？
HD機だからこそ、そういう人がいるのだと思いますが…。

SF要素があるので、どうしても機械やメカメカしいイメージを浮かべてしまいますが、自然の風景なんかは細かくてかなり綺麗だと思います。


◆ サウンド
相変わらずの桜庭節。
好き嫌いは分かれると思いますが個人的には好きです。
過去の曲のリメイクも良い感じですね。


◆ 熱中度
アイテムクリエーション、プライベートアクション、闘技場、EXダンジョン、ガブリエ・セレスタやイセリア・クイーンといったEXボスなどのような、シリーズ恒例となった要素の他に、今作ではクエストや、各種コレクション（「アーツ」や「モンスター」）等、やり込み要素は豊富にあります。

レベルもLvキャップを外せば、従来通り255まで上がりますので、戦闘が楽しい分、レベル上げにも精が出て気づいたらかなり熱中してたりも…。（笑）


◆ 快適さ
比較的ロードは快適な部類。
キーレスポンス等も悪くないです。

BAD/REQUEST

◆ グラフィックス
一部キャラクターがドールっぽい。
個人的には、別に気にはならないんですが、人によっては無理って方もいるかと思います。


◆ 快適さ
これはHD機全体の問題なのかもしれないけれど、旧式TV（ブラウン管など）でゲームをすると、文字が小さくなりすぎて読めない。また、画面がちらついて目を悪くしそう。この辺はちょっとマイナス。

カメラワークが全体的に酷い。
特にフィールドは非常に見づらくて、酔ってしまいそうになる。

COMMENT

32型液晶TV（居間）＆14型ブラウン管TV（自室）使用。
PS3本体付属AVケーブル使用。

XBOX 360版は未プレイ。


一応、スターオーシャンシリーズは

・2nd Story（2）
・ブルースフィア（BS）
・Till the End of Time（3）
・Till the End of Time -DIRECTOR’S CUT-（3DC）

とクリアしてきましたが、今作は全体的に良作だと思います。

よく言われているストーリーについても、私はそれほど嫌悪感等は抱きませんでした。確かに中盤のストーリーは重いですが、逆にあの場面で落ち込まない方がおかしいと思いますし…。

とにかく戦闘が楽しいです。
前作は戦闘に制約が多くていまいち楽しめなかったのですが、今作ではその辺も解消されていますね。

「RPGでは戦闘を重視する」という人や、「リアルタイムアクションバトルが好き」という方は、戦闘を目当てに買ってみても良いかなと思います。