【PS3】ENSLAVED ODYSSEY TO THE WEST(エンスレイブド)
発売元 | バンダイナムコゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2010-10-07 |
価格 | 7329円(税込) |
レーティング | 【C】15才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:西遊記アクションアドベンチャー ■ プレイ人数:1人 |
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発売元 | バンダイナムコゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2010-10-07 |
価格 | 7329円(税込) |
レーティング | 【C】15才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:西遊記アクションアドベンチャー ■ プレイ人数:1人 |
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GOOD!
なにより人物三人がよい。登場人物は主役の猿(孫悟空)、女の子のトリップ(三蔵)、デブゴン(猪八戒)だけで、デブゴンは後半に登場なのだが、とにかく三人のキャラクターがとてもよく、かつお話もなかなか面白いので、続きが気になったくらい。とくにデブゴンのキャラクターは素晴らしいですねぇ。もうちょいしたらデブゴン主役のDLCが販売されるようで、非常に楽しみにしております!(追加分もトロフィーあり) しかも三人ともポリゴンが恐ろしく作りこまれてて、猿のマッチョムキムキ感、トリップのお尻とか、妥協ないほどの芸術的書き込み。デブゴンの匂ってきそうなほどの贅肉感、顔のシワ、イボまでもがリアルでビックリ。
全体的に程よい難易度(結構簡単なほう) ハードモードでやってちょうどいいかなという感じのレベルで、つまるとこもなくサクサクプレイ出来てよかった。
基本落下死なし。アンチャのように出っ張りや鉄柱を伝って先に進んで行く展開だが、この部分は基本オートなので、どんな飛び方しようが絶対に落ちることなし(出っ張り自体が崩れるとこでは堕ちるけど) なので、安心安全。緊張感がないって人もいるでしょうけど、自分はジャンプのタイミングや向きが悪くて落下死するのがイライラする性質なので、これはGOODにしておきます。
世界もいい。舞台は荒廃した近未来のNYなのだが、たとえばFOみたいにどんより陰湿な感じは微塵もなし。青空と緑があふれる非常に健康で明るい世界が広がる。敵もロボット系なのでグロ要素とかもなく、万人に薦めやすい。
トリップとの連携がイイ。猿はトリップを護衛するという役目なので、彼女を背負って地雷原を抜けたり、上に投げてやったり、敵を挑発して彼女に道を作ってやったりと、バイオ4のアシュリーのように保護欲をかき立てられるんですねぇ。おんぶしてやるときに一瞬見せるか弱い表情がたまりませんわ。しかも助けるだけではなく、ときにはトリップに囮になってもらい、その間に行動するとか、協力しあってすすんでいくというのが気に入った。
プレイ中に本体に保存してる音楽をかけれるところ。暇なシーンが多かったので、オーブ集めのときなどコレは助かった。
BAD/REQUEST
操作性がよろしくない。
操作は全体にボタンのレスポンスがチョット悪い。走るにしてもスティックたおして、モサっと引っかかったような動きを見せてから駆け出すし、ジャンプや回避も同様。なんか妙にイライラしてくる動き。 また落下死はなく、崖であるとか本来落下死するとこは行き止まり扱いで、そこに走りこむと、キキキっとこれまた引っかかったような仕草をするので、ムカムカしてきた。
また、上から下段に飛んで降りるようなときも、特定の箇所からしか飛べなく、飛べそうなほかの部分では上記のような仕草を取るので、とてもじれったく感じる。
カメラもダメ。 オーソドックスなTPS視点なのだが、壁際になるとカメラは不安定になる。またボス戦では、カメラが絶対にボスのほうを向こう向こうするので、とてもやりにくく人によっては酔ってしまうかもしれない。
バトルに迫力も爽快感も足りない。あまりバトル重視の作りではないようで、敵の数も少なく、敵の種類も動く奴3種ほどと固定機銃のみ。おまけにみんなロボットで同じような動きをするので、爽快感とかほとんどなし。
道中も暇。じゃ、道中のギミックが凝っているかというとそうでもない。たまに橋を動かすとかあるけど、ほとんどがなにがあるわけでもない、平坦な一本道を進んでいくだけで、なんかとても暇。
飛ばせないムービー、イベント多い。ステージ始めのムービーは飛ばせるが、道中のは飛ばせない奴が多く。トリップを放り投げたあと、デブゴンの移動とかどうでもいいイベントシーンがけっこう鬱陶しい。リスタートするとまたイベントムービーから始まる場合もありウザイ。
オートセーブしかできないところ。ただクリアするだけなら問題ないのだが、やりこむ(トロフィー制覇)を目指すぶんには、あるシーンでちょっとめんどくさいことに。手動セーブも出来て欲しかった。
オーブ集めが大変。オーブを集めて武器や能力をパワーアップしていくシステムで、敵倒しても出るが、端からステージに配置されてるオーブも1000個以上あって、これを見つける手段がステージをくまなく探し回るしかなので、もうちょいなんとかしてほしかった。ラスト1個とか見つけんのに胃がいたくなる。
COMMENT
総じて、悪くはないけど、特に面白いってほどでもない、なんか全体に凄く中途半端な印象。アンチャのような映画的なゲームを狙ったのかもしれないけど、アクションにしろ謎解きにしろ少ないので、移動ばっかしてる印象だった。もうちょいアクション重視で作るなりしたほうがよかったのではないかな。パンチ力不足。
ただキャラクターはほんと良かったので、そこは満足している。猿カッチョエ〜、トリップかわいい〜、デブゴンさいこ〜ってな感想です。