・破壊 前作同様、「破壊」というコンセプトが生き残っている。大きな路線変更をしたものの、「破壊」は爽快感が抜群。また、「破壊」に加え「修復」というのもまた斬新でよい。「破壊」→「修復」を何度繰り返したことか。 ・武器 武器の種類が豊富である。前作は少々武器が少なかったため、戦闘パターンが限られてしまっていたが、近作では一変。ハンマーからブラックホール発生装置、物質を分解する武器なども追加された。また、マグネットガンという、ファーストターゲットをセカンドターゲットへ引き寄せるという武器が、斬新かつ楽しい。武器の選択の幅が増えることで、より大胆かつ思考的に戦闘を展開できる。 ・ナノフォージ 「ナノフォージ」という新たな能力の追加。「火星」という近未来的な舞台において、この「ナノフォージ」はプレイヤーをSFチックな世界へと引き込んでくれるであろう。敵を吹き飛ばしたり、パワーアップしたり、バリアーを張ったりと、いわゆる「特殊能力」というやつである。周囲の物を壊しながら敵を吹き飛ばすそれは、まさに「必殺技」である。 ・スクラップモード 大きな路線変更により、一本道TPSと化した今作。もう単純に「破壊」を楽しめないのかという意見に対し、安心安全のスクラップモードというモードがある。これは、時間制限内に建造物を壊しまくり、ポイントに応じて新しいステージがアンロックされるというものだが、「フリープレイ」といい、時間無制限で建造物を壊しまくることができるモードも存在する。巨大な建造物が倒壊する様を自分の目で確かめよ。 ・アップグレード 多彩なアップグレードが存在する。サルベージを消費して主人公をどんどん強化していくわけだが、このアップグレードの種類もまた豊富である。たくさんのサルベージを収集し、パワーアップさせよう。エイリアンでさえ恐れる究極の主人公の誕生だ。
・破壊 確かに「破壊」というコンセプトは残っているのだが、一本道TPSである今作はどうしてもエイリアンとの戦闘が中心となってしまい、ストーリーを攻略するのに「破壊」というものがあまり関わり無くなってしまっている。「破壊」と「修復」は確かに楽しいと書いたが、それを活かせるステージを用意しても良かったかと思う。 ・武器のカスタマイズ アップグレードはできるものの、その武器その武器でカスタマイズできないのが惜しい。そうするだけでかなり戦略性というものは変わってくると思う。次回作に期待。 ・チェックポイント チェックポイントの配置が、曖昧かつ適当。よほどのライトゲーマーでなければ大して問題ないと思うが、敵もかなりの数が存在するため、敵をなぎ倒しながら進んでやられてまたなぎ倒す前から、では、さすがにプレイヤーは脱力感を感じるであろう。難易度に応じて配置位置を変えるなどすればよかったのではないだろうか。 ・敵の数 上記の通り、エイリアンは大群で襲ってくる。それは別にいいのだが、ステージ終盤になると敵の数が理不尽なほど多い。ただでさえ狭いマップの多い今作で、敵が集中砲火してきてはさすがに死ぬ。四畳半の部屋で四方からガトリングガンを撃たれればだれでも生き残る術はない。また、前作でも指摘された「作業間」だが、今作は敵を倒すことにそれを感じる。もっと敵の種類を増やし、それに比例して武器を増やせば、多彩な戦闘と破壊を楽しめたのではないだろうか。 ・サウンド 単純に、「BGM」が頭に残るものが全く無い。場の雰囲気を出すものとしてこれは重要な役割を果たすため、もっと臨場感溢れるサウンドを起用しても良かったのではないだろうか。 ・ハンマー 「破壊」するさいに前作では英雄並みに活躍したハンマーだが、今作では全く必要なくなってしまった。マグネットガンは、既述したように、物と物を引き寄せることができる。これはエイリアンだけでなく、建造物に対しても有効だ。つまり、ハンマーを使わなくてもより派手な「破壊」が楽しめてしまうのだ。それに、無数のエイリアンにハンマーで対抗していては意味がない。チャバネゴキブリにハエ叩きで挑むより、殺虫剤を使ったほうが早いように、エイリアンにもハンマーよりレーザービームを使ったほうが効果的に決まっているのだ。※しかしハンマーの威力は絶大で、雑魚なら一撃だ。どんどん使っていけ・・・・・・近寄れるならばの話だが。 ・グラフィック 解像度は1080pのはずだが、少々悪い気がする。ゲームエンジンなどの関係もあって仕方ないのだろうか。
悪いところも目立つが、全体的には好印象。TPSと「破壊」を混ぜ、「破壊系TPS」という新しいジャンルを作り上げた今作。しかし、私はどちらかというと前作のほうが好きだ。広いマップの中、自由に破壊しまくるあれが楽しかったのだ。恐らく、前作の自由度と、今作の戦略の幅を混ぜれば、「破壊の極み」が誕生するのであろう。次は「レッドファクション エクストリーム」だな。センスなくて悪い。とにかく、破壊が好きな諸君、プレイしたまえ。今なら安い。私も500円で購入した。ワンコインだ。ワンコインで楽しめるのだ。プレイしたまえ。
GOOD!
・破壊
前作同様、「破壊」というコンセプトが生き残っている。大きな路線変更をしたものの、「破壊」は爽快感が抜群。また、「破壊」に加え「修復」というのもまた斬新でよい。「破壊」→「修復」を何度繰り返したことか。
・武器
武器の種類が豊富である。前作は少々武器が少なかったため、戦闘パターンが限られてしまっていたが、近作では一変。ハンマーからブラックホール発生装置、物質を分解する武器なども追加された。また、マグネットガンという、ファーストターゲットをセカンドターゲットへ引き寄せるという武器が、斬新かつ楽しい。武器の選択の幅が増えることで、より大胆かつ思考的に戦闘を展開できる。
・ナノフォージ
「ナノフォージ」という新たな能力の追加。「火星」という近未来的な舞台において、この「ナノフォージ」はプレイヤーをSFチックな世界へと引き込んでくれるであろう。敵を吹き飛ばしたり、パワーアップしたり、バリアーを張ったりと、いわゆる「特殊能力」というやつである。周囲の物を壊しながら敵を吹き飛ばすそれは、まさに「必殺技」である。
・スクラップモード
大きな路線変更により、一本道TPSと化した今作。もう単純に「破壊」を楽しめないのかという意見に対し、安心安全のスクラップモードというモードがある。これは、時間制限内に建造物を壊しまくり、ポイントに応じて新しいステージがアンロックされるというものだが、「フリープレイ」といい、時間無制限で建造物を壊しまくることができるモードも存在する。巨大な建造物が倒壊する様を自分の目で確かめよ。
・アップグレード
多彩なアップグレードが存在する。サルベージを消費して主人公をどんどん強化していくわけだが、このアップグレードの種類もまた豊富である。たくさんのサルベージを収集し、パワーアップさせよう。エイリアンでさえ恐れる究極の主人公の誕生だ。
BAD/REQUEST
・破壊
確かに「破壊」というコンセプトは残っているのだが、一本道TPSである今作はどうしてもエイリアンとの戦闘が中心となってしまい、ストーリーを攻略するのに「破壊」というものがあまり関わり無くなってしまっている。「破壊」と「修復」は確かに楽しいと書いたが、それを活かせるステージを用意しても良かったかと思う。
・武器のカスタマイズ
アップグレードはできるものの、その武器その武器でカスタマイズできないのが惜しい。そうするだけでかなり戦略性というものは変わってくると思う。次回作に期待。
・チェックポイント
チェックポイントの配置が、曖昧かつ適当。よほどのライトゲーマーでなければ大して問題ないと思うが、敵もかなりの数が存在するため、敵をなぎ倒しながら進んでやられてまたなぎ倒す前から、では、さすがにプレイヤーは脱力感を感じるであろう。難易度に応じて配置位置を変えるなどすればよかったのではないだろうか。
・敵の数
上記の通り、エイリアンは大群で襲ってくる。それは別にいいのだが、ステージ終盤になると敵の数が理不尽なほど多い。ただでさえ狭いマップの多い今作で、敵が集中砲火してきてはさすがに死ぬ。四畳半の部屋で四方からガトリングガンを撃たれればだれでも生き残る術はない。また、前作でも指摘された「作業間」だが、今作は敵を倒すことにそれを感じる。もっと敵の種類を増やし、それに比例して武器を増やせば、多彩な戦闘と破壊を楽しめたのではないだろうか。
・サウンド
単純に、「BGM」が頭に残るものが全く無い。場の雰囲気を出すものとしてこれは重要な役割を果たすため、もっと臨場感溢れるサウンドを起用しても良かったのではないだろうか。
・ハンマー
「破壊」するさいに前作では英雄並みに活躍したハンマーだが、今作では全く必要なくなってしまった。マグネットガンは、既述したように、物と物を引き寄せることができる。これはエイリアンだけでなく、建造物に対しても有効だ。つまり、ハンマーを使わなくてもより派手な「破壊」が楽しめてしまうのだ。それに、無数のエイリアンにハンマーで対抗していては意味がない。チャバネゴキブリにハエ叩きで挑むより、殺虫剤を使ったほうが早いように、エイリアンにもハンマーよりレーザービームを使ったほうが効果的に決まっているのだ。※しかしハンマーの威力は絶大で、雑魚なら一撃だ。どんどん使っていけ・・・・・・近寄れるならばの話だが。
・グラフィック
解像度は1080pのはずだが、少々悪い気がする。ゲームエンジンなどの関係もあって仕方ないのだろうか。
COMMENT
悪いところも目立つが、全体的には好印象。TPSと「破壊」を混ぜ、「破壊系TPS」という新しいジャンルを作り上げた今作。しかし、私はどちらかというと前作のほうが好きだ。広いマップの中、自由に破壊しまくるあれが楽しかったのだ。恐らく、前作の自由度と、今作の戦略の幅を混ぜれば、「破壊の極み」が誕生するのであろう。次は「レッドファクション エクストリーム」だな。センスなくて悪い。とにかく、破壊が好きな諸君、プレイしたまえ。今なら安い。私も500円で購入した。ワンコインだ。ワンコインで楽しめるのだ。プレイしたまえ。