【PS3】ワールドサッカー ウイニングイレブン 2012
発売元 | コナミデジタルエンタテインメント (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2011-10-06 |
価格 | 7980円(税込) |
レーティング | 【A】全年齢対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:サッカー ■ プレイ人数:1〜7人(オンライン対応人数2〜8人) |
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発売元 | コナミデジタルエンタテインメント (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2011-10-06 |
価格 | 7980円(税込) |
レーティング | 【A】全年齢対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:サッカー ■ プレイ人数:1〜7人(オンライン対応人数2〜8人) |
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GOOD!
前作に比べてAIの強化が図られた。
ただし前作の大改修に比べるとちょっと手を加えただけに思われる。
ロングパスの通りがよくなった(受け手のポジショニングの修正か?)。
オフザボールは攻撃時にスペースへ味方AI選手が前作よりは入ってくるようになった。
守備時にマーカーの受け渡しが止まっている相手に対しては行われるようになった。
浮き球の落下点の取り合いが前作より多少は改善された。
COMのDFの守備AIも向上したため前作で通り過ぎた単調なスルーパスが通らなくなった。
超反応でボールを止めたGKの力が下がって適度に点が入る。
その他試合内容の改善点
ドリブル関係が能力により強調して反映され、パスオンリーの前作から脱却を図った。
特にR2ドリブルと切り返しでボールキープが容易となった。
ディレイ操作が変更となりディレイとプレスの移行が容易となり使い勝手が上がった。
能力のボディバランスによって競り合いなどがより左右されるようになった。
使いこなせればチームムーブで2人同時に操作が可能となった。
私は使いこなせていないのでストレート使用。
PKの仕様が変更されやりやすくなった。
前作はFK並の微妙なタッチでないと隅に蹴る事が出来なかった。
が、今回はゲージに余裕がある。
マスターリーグにて日にち単位の進行となりリアルさが増した。
試合開始前の演出がより増えた。
リーガBBVAのライセンス獲得。
BAD/REQUEST
文字
大型化かつ鮮明化するTV事情に合わせた縮小化で見づらい。
UI
選手のパラメータ表示の大幅な改修が能力比較をしづらくさせた。
害にはならないが試合前に用意できる4つのシステムプランは必要があったのかどうか。
AI
プレスで相手の軸足に足を引っ掛け過ぎる。
↑のせいで相手選手が転び過ぎる。
↑のせいですぐに笛がなり試合が中断、FKとなる。
ドリブルの切り返しが速過ぎでディレイしていても抜かれる。
操作選手の重心移動が遅すぎてついていけない。
一度ボールを失うと接触していなくても移動スピードが一定時間落ちる。
球離れして相手のボール保持判定になった瞬間などが顕著。
オフザボールの改善点はまだまだ不満点が多い。
攻撃時のスペースへの上がりもリアルより出足が数テンポ遅い。
SHを追い抜くSBという場面はSHがインサイドに入らないと起こらない。
SBが少しドリブルで上がってCHにパスをするとSHが下がってしまう。
守備時のマーカー受け渡しはラインブレイクをフォローできない。
相手の中央縦スルーが簡単に通る。
守備時CBよりも味方AIのSBが下がっていてオフサイドを取れない事が多い。
これまた相手の中央縦スルーの源泉。
チームムーブ(ストレート)について。
サイドでSHとSBに使っても上がりが遅く操作選手が一定時間キープしないと使えない。
スペースフォローのAIと相まって速攻が台無しとなる。
中央の選手に使って、そこにセンタリングを送ると移動前の場所にパスが出る。
GKがボタン操作しなくても勝手にペナルティエリアいっぱいに飛び出す事が多々ある。
GKが体で止められそうなゴロをよく決められる(バランスが難しいだろうけど)。
マスターリーグ(オフライン)
トレーニングが個人ごとに選択できなくなった(それぞれの特徴を生かす事が出来ない)。
トレーニングはどれかを上げると他が下がる仕様でやりづらい。
進行を止めるたびに必ずイベントが入り面倒。
リーガ・ゾン・サグレスの追加と追加されないブンデス・リーガ
前者は害はないがライセンス3チームしかなく需要もそこまであったのか疑問。
後者は日本選手が多数在籍しているが前者のようなリーグ枠すら追加されていない。
(制作会社との間に過去になにかしらあったような噂は聞いたが)
グラフィックス
顔は09辺りから、その他は前作よりほとんど進化していない。
サウンド
収録数の大幅な減少。
いつも1曲はある耳に残る曲がない。
熱中度
一番の問題点。
フットボールライフ(マスターリーグやビカムアレジェントなど)がやりこみ、熱中度を上げる要素なのだが阻害要因が存在する。
コ○ミ・エフ○クトと言われても仕方がない。
劇的感を上げる為か一定時間味方や相手の能力やAIが劇的に上昇または下降する。
明らかに優勢で圧してようやく点を取ったと思ったら、直後相手の動きが急激に上がる。
開始直後及びロスタイム終了ぎりぎりの得点失点が明らかに多い。
などなど。
COMMENT
HDMI不使用(三色端子にアナログモニタ)
プレー時間50時間程度
ネット環境が自部屋は無線オンリーなのでシステムアップデートのほかはオンライン自粛。
サッカーゲームは過去ほぼウイイレのみ。
総括としてはいつもながらのウイイレ。
良い点も悪い点も結構ある。
ただし少々借りてプレイしたFIFA11に対してあきらかなAIの技術力不足、その背後に感じられるリアルな試合の戦術分析の不足感は否めない。
FIFAと連携しそこにに大きな力とお金をかけているであろう某外国会社に対して、日本代表公認ながらそこの戦術スタッフらとの連携はおそらくされていないんじゃないかとおもわれるウイイレの制作会社との差は残念ながら大きい。
そこのリアルさ足らずを劇的演出で補おうとしてエフ○クトと呼ばれてしまうような不自然な挙動を発生させたり、今回はチームムーブというプレイヤー操作でごまかしているように感じてしまう。
ま、それでもFIFAサッカーが難しかった私はまたウイイレを買ってぶつくさ言いながらプレイしてしまうのだろうけれど。